その忌まわしき疫病の兵団は国境の湿原から突如湧き上がった。 腐敗の暗黒神の旗を掲げし兵団は、蝸牛の如き容姿にて我が母なる大地を這いまわった。 奴らが這ったその痕は豊かな農地は焦土と化し、青き森は汚された。奴らは湿気を好み、河川を遡るように進軍する。 一度奴らが足を踏み入れた河は、水は腐り、生命は死に絶える。 　巨大な殻を背負いし上級悪魔と、蝸牛の神輿に跨った悪魔貴族の兵団は、どこからともなく現れた腐敗の兵団が次々と合流し、瞬く間に膨れあがる。 我が州兵の防衛戦は各地で破られ、もはや我らの出来ることはシグマーの加護を仰ぐことのみとなりけり。

　ナーグル神に仕えしグレーターデーモン“腐敗を背負いし者”とスネイルディーモン達です。キットは主にシボル社の物を使っています。
シボル社のスネイルディーモンを見た時に「これはブレーグベアラーに違いない！」と確信し、
巨大カタツムリはこのスネールディーモンの象徴として最適だと思いました。
しかし、ナーグルには騎乗動物もチャリオットすら設定にありません。そこで無理矢理５０ｍｍベースに乗せてパランクインとして使いました。
パランクインの大カタツムリは本来は自然の生き物ですが、悪魔の寄生虫に取り付かれて・・・・と設定しています。
　ヘラルドやチャンピオンの殻は本物を使っています。本当はそれぞれの殻をもっと丁寧に塗るべきですが、心が折れてこの程度です。
いつか気が向いた時にリペイントしましょう。

Ｒｍａｎのコメント
いやはや、スネイル・ディーモンとは凄いものが出てきましたね〜。
確かに不浄の香りがプンプンと漂ってくるあたり、ナーグルと言えばナーグルなのでしょうか（笑）。
グレーターデーモンのお方は腐敗も激しく進んでおり、まさに偉大なる不浄物といった雰囲気です。
グレートアンクリーワンとしても通用しそうですし、表情の虚ろさが絶望感を感じさせてくれる良いモデルだと思います。
それにしても、背中に殻を背負っているのはインパクト大ですね〜。
腐ったぶ厚い肌の色味が妙にリアルな感じがして、素晴らしいと思います。毒々しい舌もたまらないものがあります。

カタツムリディーモンや、巨大カタツムリのパランクインの人も面白いですね〜。ナーグルのディーモンというより、
このメーカーオリジナルのデザインですよね。
あえてナーグルのディーモンとしてウォーハンマーに出てくると言うのが熱いですね〜。

巨大カタツムリの度迫力はもちろん、上のヘラルドもやけに強そうでカッコイイです。
命を刈り取る鎌を持っているのもナーグルらしい心憎い演出ですね。
カタツムリの表皮も非常に不気味な色味に仕上げられて、ナーグルらしさを一層増して見せてくれていますね。

殻のペイントもそれぞれリアルなのが印象的です。
それぞれ様々な配色をされているので、カネチャンさんが図鑑などを見ながら楽しくペイントされている姿が目に浮かんできました。
小さい奴も一匹一匹がなかなか愛嬌のある可愛い顔をしていて、なんとなくナーグリングの可愛さに通じるものがあるなぁ〜と思います。

この悪魔のカタツムリ達の粘液のおぞましさを想像すると、ほんと気分が滅入ってきますね〜（笑）。
沖縄の戦場はちょっと半端無いことになっているようです！！