ケイオス ヘルブルート モルディナス 『将軍』 -Helbrute-y by石造 | ||||
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石造さんのコメント
ドレッドノートは40Kの中でも一番好きな設定なのですが、いざ実物を手にすると、期待より微妙に小さかったのです。
どうしようかと思案したところ、当時所属していたサークルの標語『無いなら作れ』に乗っ取り、デッカく改造することに決めました。 足を延ばし、エンブレムを浮き彫りに、オートキャノンは銃身を伸ばし、ライノを叩き斬れるような銃剣を付け、 左手用の接近戦の装備が少なかったので、鉤爪状のマグナ・グラップルならぬ、チェーン・グラップルに、 どうせならホルスの大逆以前から居るケイオス版ヴェネラブルにしようと画策中、大逆式ドレッドノートが発表されてしまいした…。 ならば元々は大逆式だったということにし、名前負けしないように更なる改造を続けた結果…、 可動部分が首、腰、腕の付け根、両肩、左肘、五指の爪、左腕が鎖で伸びる!!という、モルディナス将軍の完成となりました。 名前はスターウォーズのグリーヴァス将軍に因んでいます。改造やペイントに関しては、手持ちの技術の全部をつぎ込み、やりたかったことをやりきりました。 ゲーム中、到底使えない機能もありますが、そこは、それです。 以下キャラクター設定です
ムッチーのコメント レギオンに備わるケイオスドレッドノート、モルディナス将軍の威容! 旧ドレッドノートのシルエットを残しながらも、パッと見た程度ではどう手を付けたのか分からない程の大改造は、 フレーバーにもあるモルディナス将軍の破壊と修繕を繰り返してきた永年の戦闘の歴史とリンクするようでもありますね。 よく見るとベースはフォージのアイアン・ウォリアードレッドノートでしょうか。派手すぎないフラットさとヒロイックな顔、エッジの効いた造形ががベースにピッタリだと思います。 これを四肢延長する事で当初の狙いのヴェネラブルはもちろん、大逆時代のコンテンプターのシルエットに似通った所に着地していて見事だなぁと感じました。 幅増しした肩のロールするブロックはディファイラーでしょうか? スパイクを植えられてて間延び防止にもなっている上に、可動の基部にもなってるんですね! 個人的には魔神英雄伝ワタルのゴーストンを思わせます(分かりづらい) オートキャノンの備え付けられた巨大な銃剣もケイオスには伝来しなかったアイアンクラッドのチェーンフィストのようで 技術に貪欲なモルディナス将軍のキャラクターを表してるようでもありますね。 背中の棘のトロフィーラックも増量してたり、確執ある石造さんのティラニッドのハイヴフリートの色合いになっていたりと芸が細かいと感じます。 そして最後に回しましたが思わず目を引く巨大なチェーングラップル! 程良くオーバースケールな腕を自作しつつ、ケイオスのビークルのビッツでデザインラインを整えていて馴染んでいながらすごい主張と言う絶妙なバランスの作業だと思います。 しかも爪可動はショベルカーのクレーンみたいに複数支点があって可動してるんですかね!? すごい加工技術だと思います。 左手を射出して捕まえてる図はゲーム云々の理屈抜きにロボット好きが心躍らせる画ヅラですね! ペイントはアルマリック同様、丁寧な仕事のブルーが美しいですし、今回はトレードマークの蜘蛛の巣に薔薇も大きく見えててビークルに実に映えてますね! グラップルの爪の赤が思わず目を引く効果を補強してるようですし、全面プレートの虎縞が元のミニチュアがアイアン・ウォリアーなのをさりげに主張していたり、 その延長で機械に並々ならぬ執着がある事を想起させて良いチョイスだと思います。 自分はドレッドノート1台しか塗ってないので豪奢な装飾でのヴェネラブルやコンテンプターに挑みたくなる、そんな刺激を受ける作品でした。 盤面でも目立つ事、間違いなしのユニットなので活躍に期待しています! 2015.8.21 |