WARHAMMER Gallery RoR イントロダクション

RoRで扱うミニチュアとは何か? WARHAMMER(ウォーハンマー)とは何か?

WARHAMMER Gallery RoR(以下RoR)へようこそ!

このホームページでは主にウォーハンマーで使用されるミニチュアを扱っています。
このページに辿り着いたあなたはきっと熱心なウォーハンマーファンだと思いますが、ひょっとしたらそうではないかもしれませんね。
そんなあなたの為に僕ことRmanがミニチュアって何か、ウォーハンマーって何か?について説明しましょう!
ベテランの趣味人にとっては目新しいことはありませんので、ココはサラっと流しておいて下さいね。

ミニチュア

今の世の中、世界中に沢山のミニチュアが溢れています。最近では食玩ブームというのもありましたね。
一括りでミニチュアといっても、アニメやゲームのキャラクターから動物、はたまた仏像まで、様々なミニチュアで世の中溢れかえっています。

では、RoR内でのミニチュアというと、ズバリ言って「ゲーム用」のとっても小さなミニチュアの事を指します。
鑑賞用ではなく、ゲーム用?何だそれ?っていぶかってらっしゃるあなた。
がっかりするのはまだ早いです!せっかくなので説明させてください。

ゲーム用ミニチュア、日本ではまだまだマイナーなジャンルですが、海外では昔からホビーの一ジャンルとして定着しているそうです。
歴史が長いだけに、ミニチュアのデザインや出来栄えも非常に洗練されています。
百聞は一見にしかず、本当にそのサイズが信じられないほどに素晴らしい造形をしているのです!
実は右側の500円玉は普通のより3倍大きい特注製だったりします。

ウソです

ごめんなさい。でも、ひょっとしたら「それなら納得!」と思われた方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。
この500円玉は本物の500円玉です。そしてその上で改めて比較してもらえれば、
「ゲーム用」ミニチュアがもつ恐ろしいまでの密度の濃さを実感していただけると思います。

なぜこれほどにミニチュアが小さいかと言われれば、もともと「ゲーム用」として生まれたものだからなのです。
小さければ沢山のミニチュアを使って遊ぶことができますが、
大きなミニチュアを使って(例えば)大きな戦争ゲームを再現しようと思うと想像するだけで大変ですよね。

しかしながらゲーム用だからといって、単なる記号的なものではなく、
ともすれば鑑賞にさえ堪えられるほどの素晴らしいミニチュアであることは分かっていただけましたでしょうか?

それではここからはミニチュアの魅力を僕なりに語っていきたいと思います。
もし良かったら、もうちょっと付き合ってくださいね。

ミニチュア、その魅力とは?

何はともあれ、「塗装を施し自分だけのミニチュアに仕立て上げる」という楽しみがあります。
上のミニチュアやこの下の写真のミニチュア達は、実は僕が自分で色を塗ったものなのです!
最近の食玩は最初から綺麗な色が塗ってあることも多く、はじめから完成品であることもしばしばです。
しかしながら、多くのゲーム用ミニチュアは金属製であれば金属だけに銀色そのままで売られています。
プラスチック製のミニチュアもあり、これらはいわゆるプラモデルと同じのようですが、
日本のガンダムなどのプラモデルのように最初から成型色がついていて、組み立てただけで良い感じに出来上がるということは、
このゲーム用ミニチュアの世界では皆無です。

ですから、その素材が何であれ、色を塗ることによって初めて完成させることができるのです。
自分だけのオンリーワンを作り上げる喜び。ここらへんは多くの模型製作でお馴染みの楽しみかたですよね。
自分が色まで塗って仕上げたミニチュアは世界に1つだけの大切なコレクションになっていくのです。

コレクションって言葉が出ましたので、このミニチュアのコレクション性がどんなものかも説明しましょう。
一言で言うと、とにかく数が多いんです!
代表的な西洋風ファンタジー物からSFまで、世界中の色んな会社がほんとに沢山のミニチュアを製作・販売しています。
映画などで有名な所ではスターウォーズやロードオブザリングのゲーム用サイズのミニチュアなんかもあったりするんです。
いらぬお世話ですが、全部集めようなんて思わないことです。こればっかりはホントにキリがありません。
多くの愛好家は、自分の好きなデザイナー(造形師)やメーカーの作風などがあり、そういったものを指標に集めています。

僕はと言えば、GamesWorkshopという会社から発売されているミニチュアを主に集めています。
何故かといえば、この会社のゲーム「WARHAMMER」に夢中だからなのです!
WARHAMMERとは?
先ほどから盛んに「ゲーム用」を連呼してきたわけですが、ゲームにミニチュアを使う?ミニチュアで遊ぶ?それってどういうこと?
と思われた方もいらっしゃると思います。僕も初めて遊ぶまで、実感がありませんでしたから!
今更ですが、ゲームだからといっても、TVゲームではありませんよ!

そうですね、簡単に説明させてください。
チェスの駒を精密なミニチュアに置き換えて遊ぶ感じを想像してもらえれば分かりやすいかもしれません。
そしてチェス盤の代わりに使うのは戦場を模した大きなテーブル。華を添えるのは立体的な家屋や丘や森などの情景モデルの数々。
この戦場で戦う駒こそが、ゲーム用のミニチュアなのです!
こういった2つの軍隊による戦争を再現するゲームがWARHAMMER(ウォーハンマー)なのです。

このゲームの光景はさながら動くジオラマ模型とでも言うほどの迫力と華やかさがあります。
どうでしょうか?「何だか楽しそうだな〜」と思われたあなた。
しかしあなたは薄々気がついているかもしれません。「なんか面倒臭さそうな感じじゃないか」と。
正直に言いますと、僕もこのゲームを初めて知った時には同じように感じました。
「ゲームを遊ぶまでにミニチュアの色塗りまでやって、こりゃめちゃくちゃ大事(おおごと)なんじゃなかろうか!?」

確かに、今の世の中、ゲームを遊びたいなら幾らでも選択肢はあります。
そうですね、WARHAMMERのようなウォーシミュレーションというジャンルのゲームだけでも、もっと気楽に遊べるTVゲームやボードゲームだってあるわけです。
そんな世の中で、あえてWARHAMMERを選択する理由とは何でしょうか?

WARHAMMERのゲームを遊ぼうと思えば、まずはミニチュアを集めて、それを組み立てて色を塗って、軍隊を編成して、戦場を準備して、
そこまでしてやっと遊ぶ為の土台が揃うというわけで、気が遠くなるほどの時間と手間と金さえもかかるのです。

では何故?

いまWARHAMMERを遊んでいる人は皆さんきっと即答でこう答えるでしょう。
「だからこそ、楽しいじゃん」

そりゃまぁ、時間も手間も金もかからないお手軽な趣味だってあります。でもお手軽なものに本当のやり甲斐や達成感は感じられるでしょうか。

まぁ、実のところ、やることが多すぎて飽きる暇が無いというのが真実だったりします。
とても長く楽しめる趣味であることは多くのWARHAMMER愛好家を見れば一目瞭然かもしれません!

WARHAMMERにおけるミニチュア・ペイント
ミニチュアのペイントはそれだけでも他の模型製作同様、1つの独立した趣味として成立しています。
しかし、WARHAMMERにおいては模型製作だけに留まらない特別な意味がミニチュア・ペイントにはあります。
それが「ミニチュアに魂を吹き込み、戦場で戦う戦士に仕立てる」ということです。

軍隊製作の為のミニチュア製作には、愛好家それぞれの趣味や考え方が如実に表れています。
とにかくゲームのルールをとことん追及し対戦相手に対して「勝利」することを最重視する人、
逆にゲームでの強さよりもミニチュアの見た目の格好良さや好みを大切にする人、
そのどちらにも偏ることなく程よいバランスを楽しむ人など、本当に様々な人がいらっしゃいます。
そして、各人それぞれの様々な思いが込められて、完成させられた軍隊が戦場という名のテーブルに集った時、
そこには決まって素晴らしい光景が広がっています!
これはWARHAMMER40,000というSFミニチュアゲームのスペースマリーンという軍隊です。

さて、それではとりあえずイントロは終わりにしましょう。

ここからは本当に広い世界が広がっています。
この広大な世界に飛び出す前にRoRのギャラリーにぜひお立ち寄りください。
ギャラリーには日本に住んでいる沢山の愛好家達が作り上げた戦士達がその製作に込められた思いと共に展示してあります。
あなたがミニチュア・ペイントの奥深さ、そしてWARHAMMERの楽しさを知ってくださればRoR管理人としてこれほどの喜びはありません!

それでは、お楽しみください!
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