Written by Rman


イベント日
 2009年9月19日〜20日
場所
 大阪のウォーハンマー専門店「アイコノクラズム

イントロ
アイコノクラズム行きたいなぁ
大阪のウォーハンマー専門店「アイコノクラズム」に遊びに行ってみたい、これは僕の密かな願いでした。
山口県に住んでいる僕のような地方人にとってウォーハンマーとはすなわち「通販」。
ホビーセンターにも未だ行ったことが無い僕は、ウォーハンマーの専門店というのがどれほど素晴らしいものなのか1度行ってみたいと思っていたのです。
お店に行ったら新たな趣味人との出会いが!なんて状況も僕にとっては非常に想像し難い状況なわけです(笑)。マジでそんなことがあるのかと。

実は、広島会の有機溶剤さんからも「アイコノはホンマええ店じゃけぇ、ワシとしてもぜひ連れていきたいねぇ」といつも言われておりました。
それじゃあ9月の連休に大阪旅行に行きましょうか!という話を2人で計画していました。
日程を決めようかという頃に丁度アイコノのホームページでWorld Wide War 2(以下WWW)開催の告知が。

WWWとは40K RADIOという団体が主催する世界各地同時開催の40K1750ポイント大会です。その大会の日本での開催場所がアイコノだったというわけです。
丁度40Kのスペースマリーンを製作中の僕にとってはこれ以上無いタイミングでの告知!もうこの日に合わせてアイコノに行くしかない!って気になりました。

そこで友人の卵帝さんに連絡。
「今度アイコノでやる世界大会に参加しようとおもっちょるんじゃけど」
「ほぉ〜、何か面白そうだねぇ。オレも行こうかな」ということに(笑)。

しかし僕は勢いだけでエントリーしてしまったものの、実戦経験がかなり不足しているので、
広島会のベテラン趣味人ダニエルさんに連絡。
「今度、大阪のトーナメントに出ますので、ぜひ僕をトレーニングしてください!」
「Wow!面白そうだね!もちろんトレーニングはOKだ。そして、私もそのトーナメントに参加したい!」ということに(笑)。

結局、僕と卵帝さんは19日にエントリー。ダニエルさんは20日にエントリーされました。
有機溶剤さんからは「広島会のメンツをかけた戦いじゃけぇ負けたら許さんけんねぇ」と言われつつ(笑)。

僕の場合、アイコノに行くこと自体が目的だったりしましたので、WWW開催は思いがけないイベントでしたが、その分楽しみも2倍になりました。

イベントパワー炸裂!
8月29日、30日にダニエルさん宅に遊びに行き、みっちり4回1750P戦をやってみて分かったことは、
「ヤベッ!この編成じゃ勝てないかも・・・。」

そこで更に大幅にミニチュアを作り足す必要が出てきました。
WWWではアーミーのペイントも採点対象になっていますので、未完成のミニチュアを投入することは出来れば避けたいところ。
とりあえず約3週間で完成させなければいけないブツは
ドロップポッド3台、アイアンクラッドドレッドノート1台、スカウト5体、ランドスピーダーストーム1台ということに。
・・・普通に考えればムリ!って感じではありますがイベント前のパワーというのは凄いものです。
受験生のごとく朝早く起きてコツコツペイント、RoRの更新作業もかえり見ず(笑)寝る前もコツコツと頑張りました。
そして何とか大会直前にスカウトを塗りきって何とかほぼ理想通りの1750Pが完成!一人、大会前に達成感で一杯でした(笑)。

インペリアルフィスト戦団 選抜部隊「鉄拳」の紹介
今回の大会はミッションが当日のゲーム直前まで不明ということで、ベーシックな編成を心掛けよう!ということでしたので、
タクティカルスカッドを中心にしたかなりベーシックな編成にしました(というかそれしか手持ちが無いんですけどね笑)。
ダニエルさんとの修行で学んだことはトランスポート無しのタクティカルスカッドは生存率&応用力がかなり低くなるので、コストは高くなりますが、全部トランスポートを付けました。
レイザーバックはキャプテン合流かつコンバットスカッドにして分割乗車をすることを念頭に置いてのチョイス。

そしてキモはやはり2台のドレッドノートでしょうか。2台とも専用ドロップポッドから降りたちます。
「うわ!ドレッドノート・ドロップポッドが2台かよ!」みたいな(笑)見た目のウケ狙いというのもあったのですが、
実際攻撃力もかなり高いので、これをいかに上手い場所に落とせるかがこのアーミーの超重要ポイントです。
両ドレッドともにヘビーフレイマー&メルタということで、対戦相手によって歩兵キラーになるか戦車キラーになるか、選べるようにしました。

ランドスピーダーストームは目標確保するためのスカウト輸送機として非常に有用だろうと思って、必死に塗りました(笑)。
ほんと、クルーを塗るのはしんどかったです。でも、大会でも大人気でしたね。マリーン使いのほとんどが使ってましたよね。

HQはキャプテンとライブラリアン。ほんとはライブラリアンじゃなくてヴィンディケーターをもう1台投入したかったのですが、ペイントが間に合いませんでした(笑)。
ライブラリアンにはドロップポッド降下を果たした直後の火力底上げということでアヴェンジャー。
キャプテンはパワーフィスト装備で、言わば僕の心の支えです。何かこう、いざって時に頼りになるじゃないですか(笑)。そんな感じで。

そんな感じのベーシックな編成ですが、見た目だけにはこだわろうと思ってロスターシートの製作を頑張りました。ロスターの内容ではなく記録用紙の方です(笑)。
とりあえずこの無駄に格好良いロスター(シート)はアイコノ・スタッフの小林さんをはじめ、対戦相手みなさんがウケてくれたので良かったです。

新幹線こだま号で出発!
今回の移動手段、さすがに高速道路を車とかバスってのは秋の5連休なのでヤバイでしょうってことで、新幹線こだま号の早予約割引を利用しました。
新幹線もこだま号ではありますが、東広島から往復11500円ということでかなり安いプランです。
前日は有機溶剤さん宅に泊めていただき、19日早朝に出発!こだま号だと3時間くらいかかるのでキツいかな〜と思ってましたが、
有機溶剤さんと2人、楽しく話をしていたらあっという間の到着でしたね〜。むしろ仮眠をとる時間すらありませんでした(笑)。指定席ってのも静かでいいですね。
新幹線を降りてからは、まるで迷宮のごとき地下鉄を潜り抜けて、難波駅までは有機溶剤さんの慣れたガイドのおかげで難なく到着。
そこからは若干迷いつつも、地図を片手に2人であっちでもない、こっちでもないと迷いつつも、何とかアイコノクラズムに辿りつくことができました。
しかし僕一人だったら辿りつけなかっただろうな〜と思います(笑)。田舎生まれの田舎暮らしにはとてもとても覚えきれない道でしたが、
有機溶剤さん、改めてありがとうございました。
アイコノクラズムに到着!
そしてアイコノクラズム。
入った瞬間に僕の想像を超える光景が広がっていました。広い!広大なゲームボード!
そして壁一面の商品群。凄まじい光景に圧倒されてしまいました。いや、おおげさじゃなくて(笑)、本当に感動したんですよ。
ほんと、こんな沢山のGW製品に囲まれて、ここはまるで酒池肉林か桃源郷かという気がしました(大げさですか?笑)。

そして、僕が夢にまで見たシチュエーションが現実に。次々とお店に集まる趣味人達。もちろんみんな初めて会う人ばかりです!
いや〜素晴らしいですね、ウォーハンマー専門店。「RoR見てますよ!」なんて言ってくださる方もいらっしゃって嬉し恥ずかしでした。

皆が集まったところで、スタッフの小林さんから説明が始まって、それからお店の外で記念撮影!
いかにもイベントに参加したって気になって気分もいよいよ盛り上がってきました。
そしてここで重大発表が。
「大会は世界共通ルールなので、距離の単位はインチです!」
えぇぇ〜この日のために普段インチで遊んでるのをわざわざセンチで猛特訓してきたのにッ(笑)!
同じような叫びが外人さんの方からも聞こえてきました(笑)。

それでは、ここからは対戦させていただいたゲームの簡単なレポートをしていきたいと思います。
19日の参加者は10人中6人がスペースマリーン、2人がケイオスマリーン、後の2人がタウとエルダーということで、パワーアーマーばっかりでした(笑)。
僕もスペースマリーンなので人の事言えないんですけどね(笑)。しかしやっぱりスペースマリーンは人気ですねぇ。
1戦目
ミッション:撃滅命令(アナイアレーション)
配置:戦場の曙(ドーンオブウォー)
特殊ルール:HQはキルポイント3点、エリート、ファスト、ヘビーは2点、枠を全滅させるとさらにボーナス1点。専用トランスポートはキルポイント無し。
対戦相手
ゲンキさんのスペースマリーン(グレイガーズ・チャプター)
一戦目は大阪が誇るパワーゲーマー、ゲンキさんとのバトル。
彼の編成は大量のバイクを主力に置いた高機動型。ランドスピーダースカドロンやスカウトストームも。
そして僕と同じくアイアンクラッドがドロップポッドアサルトを狙っています。見るからに強力そうな隙の無い編成でした。
僕はいつもゲンキさんのブログ「くえすたー」を拝見させて頂いてましたので、「今日はクリムゾンフィストじゃないんですね?」とお聞きしたところ、
「いや、今日はマジなんでこっちです」と仰られました(笑)。グレイガーズ、恐るべし!
先行はゲンキさん。
さっそくアイアンクラッドがドロップポッドで我が軍の陣地に降り立ち、バイクも一気に攻めてきました。
いきなりその勢いに圧倒されて、いきなりやらかしてしまったのが右の写真。
「アイアンクラッドといえどパワーフィストは防ぎきれまい!」
とキャプテン&サージェント(両方パワーフィスト)がアサルト!たぶん、ゲンキさんも驚きの展開。
いや〜(笑)結果はご想像通り、アイアンヘイローによるセーブの甲斐なくキャプテン瞬殺(笑)。
僕はやる気満々だったんですが、後で冷静に考察してみると(笑)、すごいバカでしたね....。

次の僕のターンではキャプテン合流バイク部隊の側面にドロップポッド降下、
ライブラリアンのアヴェンジャーを浴びせるという熱いシーンもありましたが、
バイクの耐5はやはり強い!それほどダメージを与えることなく逆にアサルトされて虐殺の憂き目に。
早々にHQ6点+枠全滅1点献上(涙)。

その後の展開はスカウト・バイクの爆走止まらず!って感じで、
我が軍は側面からスカウトバイクにがんがん攻められ、かなりの損害を被ってしまいました。
僕のほうもドレッドノートでキャプテン合流のバイク部隊に一矢報いたいところでしたが、上手に戦術的撤退を使われ、
最後はその後ろに控えていたプレデターデストラクターで逆にやられてしまいました。侮りがたしオートキャノン。
ちなみにこのグレイガーズ・チャプターのプレデターデストラクターは今まで破壊されたことが無いそうです。
そしてこのバトルでも!悔しいですね〜。
結果は僕の大虐殺負けでした。
ゲンキさんの編成の強さもあったとは思いますが、やはり経験値の差も圧倒的に差があったように感じました。
噂にたがわぬ実力、しかし決して気取らない紳士的プレイスタイルは対戦相手としてはとても心地よく、僕も見習いたいなぁと思いました。
あと、上の写真のようにハイクオリティーなバイク大部隊など、アーミーのペイント完成度も素晴らしく、視覚的にも楽しいゲームでした。
1回目のゲームとあって時間配分に余裕がなく、写真がほとんど撮れなかったのは残念でしたが、スカウトバイクをばっちり撮影できて良かったです。
これだけ格好良く塗りあがったバイク連隊に爆走された日には文句のひとつも言えません!(笑)。
対戦、ありがとうございました!!

昼食
1戦目のゲーム途中にはRoR掲示板でもお馴染み(?)の聖さんがいらっしゃったので、お昼ご飯は近くのコンビニに一緒にご飯を買いに行きました。
聖さんと言えばRoR掲示板でチャプレインの製作過程についてかなりの長い期間、ネタを提供してくださったことからも(笑)、
その完成したチャプレインを拝見させていただくのも今回の旅の楽しみの一つでありました。
そしてこれがその自信作、ウルトラマリーン・チャプレインwithジャンプパックです!
「いつになったら完成するんだよ!」と言いたいのをグっと堪えてきた甲斐あって(笑)、とても完成度の高い作品でした。いや〜格好良い!
写真では写っていませんが、ウルトラマリーンのチャプターマークもデカールに頼ることなくしっかり手描きでしたし、
黒のパワーアーマーも自然な仕上がり!金色の発色もお見事です。細かいパーツもきっちり塗り分けられてました。
後はやっぱり、アーミーの製作を目指している以上はスピードアップが必須でしょうか(笑)。
でもキャラクターはとことん気合入れて塗るのもアリだな〜と、これを見て思いました。聖さん、これからもウルトラマリーン製作頑張ってくださいね。

2戦目
ミッション:敵心臓部を突け(キャプチャー&コントロール)
配置:槍の穂先たれ(スピアヘッド)
特殊ルール:各ターンの移動フェイズの開始時にビークル以外のユニットは1ユニットのみスカイリープというワープができる。
これを使った場合ただちにそのユニットをディープストライクの要領で戦場に再配置できるが、ゾロ目が出たら消滅。
対戦相手
ジョンさんのスペースマリーン(見た目サラマンダーな中身クリムゾンフィスト)

ジョンさんは南アフリカ出身というナイスガイ。
サラマンダーチャプターなのでファーストファンディングつながりで親近感を覚えた僕は「サラマンダー格好良いですね〜」と言うと、
「ううん、僕のはインペリアルフィストのサクセッサーチャプターさ、これはペドロ・カントールだよ!」と自作のサラマンダーキャプテン。
ジョンさんの編成は怒涛のターミネーター20体を中心に据え、あとはラスキャノン持ちのコンバットスカッド2スカッド、ラスキャノン装備レイザーバック2台、
そしてトループの中心になるのはグレイナイト2スカッドという非常に威圧感たっぷりの編成です。
いや〜1750Pでここまで尖った編成ができるとは考え及びませんでした。
序盤は歩いてくるアサルトターミネーターをひたすら撃ちまくって、かなりの数を減らす事に成功しました。
ジョンさんの初期配置エリアに落としたドレッドノートも次々とスペースマリーンやレイザーバックを屠っていきました。
正直、最初の3ターン目くらいまでは「この勝負、もらった!」とか思ってたんですが、ここからジョンさんの反撃が始まりました。
残り3体になったターミネーターがこちらのオブジェクトを確保していたタクティカルスカッドを瞬殺!
両手ライトニングクロウとペドロカントールの支援もあって、1人5回とか殴ってくりゃ、そりゃダメだって感じですね(笑)。
その後もアイアンクラッドが1人奮闘を続けるものの、ドロップポッドから降り立った我が第三分隊はグレイナイトにカウンターチャージされ、
ターミネーターにMK4ドレッドノートも破壊されてしまいました。ターミネーターは勢いづくと止められません!
我が軍側のオブジェクトのすぐ近くではサラマンダーのキャプテン(ペドロ・カントール)と我がサンドロス中隊長の戦いに!
この戦いはサンドロス中隊長の勝利でしたが、戦局に影響を与える事無く最後のターンが近づいていきました。

ここで頼りになるのがランドスピーダーストーム!!ジョンさん側のオブジェクトはアイアンクラッドが確保妨害できそうだし、
最後の最後にスカイリープを使って、我が軍のオブジェクト確保を阻止しにいけば何とか引き分けに持ち込める!
と思っていましたが、スカウトストーム撃沈&そして乗車していたスカウトが痛恨の足止め判定失敗!
これでスカイリープを使うこと叶わず、またアイアンクラッドもオブジェクト妨害をターミネーター&グレイナイトに阻まれ、
結果2対0で僕の大敗
でした。
やはりターミネーター20体の壁は厚かったですね〜。でもジョンさんの明るくフレンドリーな性格のおかげもあって非常に楽しい戦いでした。
ちなみにジョンさんはミニチュア塗装にエアブラシを導入されているとのことです。
超自然なグラデーションのかかったパワーウェポン、フィストは非常に迫力があって格好良かったです。

3戦目
ミッション:目標を確保せよ(シーズ・グラウンド)
配置:正面決戦(ピッチバトル)
特殊ルール:オブジェクトマーカーは5個で固定。2個はそれぞれの配置エリア内に配置。
1個は戦場中央に配置。この1個はビクトリーポイント計算時に確保ユニットのポイントが2倍になる。それ以外は普通扱い。
対戦相手
ハラダさんのケイオスマリーン(ブラックレギオン)

ハラダさんは朝、アイコノに到着時、「おぉ!チャンプ登場!」と皆さんから声をかけられていたので、
おお〜この人が大阪の強い人なのか〜とドキドキしてましたが、2敗した僕と対戦ということは、これいかに(笑)。
ハラダさんの編成はブラックレギオンだけに何とアバドン閣下が投入されていました。
しかし先の2戦では徒歩で出撃したため、あまり戦果をあげられなかったとかで、今回は信念を曲げてリザーブ出撃を選択されました。
そして、これが運命の分かれ目となりました(笑)。
3戦目ともなると、僕も自分のアーミーの運用方法が段々と飲み込めてきたこともあり、
とりあえずは絶対に勝てるところにドレッドノートを落とそうと思い、
アイアンクラッドはケイオスマリーンに、Mk4はディファイラーを狙います。
まずは順当にケイオスマリーンをアイアンクラッドで屠り、
凶悪なるディファイラーを3ターン目には2台のドレッドノートで挟み撃ち&爆散!

僕の方は順調そのものだったのですが、ヤバかったのがハラダさんの陣営。
ハラダさん他、ギャラリーの皆さんの推測によると、
アバドン閣下はワイン片手にくつろぎ過ぎて、出撃を忘れていらっしゃるようでした。

結局、僕の方は順調にリザーブからの出撃も出揃い、マーカーを確保していきましたが、
ハラダさんの主力アバドン閣下とその配下、そして切り札のラプターが出現したのは、
なんと5ターン目!(自動出撃)

しかし、こんな不幸な状況をむしろ積極的に楽しもうというハラダさんの姿勢には感心しきりでした。

5ターン目に出現したアバドン閣下とラプターの2大スカッドは、どちらも我が陣営のマーカーをピンポイントで狙ってきましたので、
マーカーを確保している僕のマリーンは一転、窮地に立たされました。
次のターンにアサルトされたら必ず殺られる!そうすれば、一気に同点かもしくは逆転されるかも!?という危機的状況で5ターン目が終了!

そしてやってきました運命のダイスロール。1か2が出ればゲーム終了。中心のマーカーとハラダさん陣営のマーカーを1つ確保している僕の勝利です。
このダイスロールは責任重大ですので、ギャラリーまかせにするのではなく、じゃんけんで勝った方がロールしましょう!ということになりました。

ここで笑激の瞬間が訪れました(笑)。
じゃんけんぽん、あいこでしょ、あいこでしょ、あいこでしょ、あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!!ッ!
もう勘弁してください!(笑)。あいこしまくりで笑いがとまらず、しばし、じゃんけん中止。
もうハラダさんと僕の頭の中身はそっくりでしたね、この瞬間。

それから気を取り直して、ダイスロールで僕が勝利し、運命のダイスロール!コロコロコロ...2!ゲーム終了です。
結果2対0で僕の勝利となりました。

ハラダさんにとってはひたすら運命に翻弄されたゲームということで、実力を十分に発揮できずムズかゆい戦いだったと思いますが、
それは置いておいても、終始笑いが絶えず非常に楽しい時間を過ごすことが出来きました。
ギャラリーも交えての爆笑続きの展開で、これがトーナメントのゲームであることをすっかり忘れてしまったほどです。
どんな不利な展開もエンターテイメントに変えてしまうハラダさんの立ち振る舞いに関西人の真髄を見た!という気持です。
いや〜本当に楽しかったです。ありがとうございました。

戦い終わって
3戦全てが終わったのは夜の7時30分。
いやはや3戦もみっちり遊ぶと非常に体力を使いましたが、何とも言えない心地よい疲れを感じました。
参加された皆さんが同じ気持ちだったのではないでしょうか。
3回の戦いを振り返ってみると、どのゲームも非常に熱く盛り上がった良いゲームだったと思います。
WWWではスポーツマンシップについても評価の対象となっているのですが、これについては文句無しで皆さん満点でしたね。
大会前に友人のダニエルさんからは「アメリカじゃ自分が負けたら対戦相手にはスポーツマンシップあげない人もいるよ」と聞いていたのですが、
さすが日本の大会はそこんとろ平和主義、じゃないですが(笑)、今回アイコノクラズムに集った戦士は皆ジェントルだったと思います。

ちなみに終わってみて気が付いたのですが、友人の卵帝さんと僕が対戦した3人は同じで、しかも勝敗まで同じだったことが判明(笑)。
いや〜これはこれで運命のいたずらでしたね。卵帝さんもお疲れ様でした!

そして19日の暫定ベストジェネラルの発表!1位ゲンキさん、2位ジョンさん!おめでとうございました!
いや〜僕としてはこのお二人と対戦できてとても良かったです。
お二人ともゲームのレベルといいスポーツマンシップといいまさしくジェネラルに相応しいお方でした。
ちなみに僕の方といえば、広島会のドン有機溶剤さんに対して
「いや〜僕が負けたのは1位と2位の人なんだからしょうがないですよ」という丁度いい言い訳が出来ました(笑)。

それから19日暫定のベストアーミーアピアランスの発表!・・・僕のインペリアルフィストでした(笑)。ありがとうございました。
改めて拍手なんかされると非常に恥ずかしかったわけですが、この大会の為に日夜ペイントに励んできて良かった〜と思いました。

晩御飯とホテル
3戦目の中盤に有機溶剤さんのアシストで何とか広島から到着したダニエルさん、有機溶剤さん、卵帝さんと僕の4人でとりあえず荷物をホテルに預けにいきました。
ホテルは僕がアイコノの近くで予約していたホテル菊栄
有機溶剤さんが日中にホテルの場所を見つけてくださっていたので、すんなりホテルに到着することができました。色々とご面倒かけまして誠にありがとうございました。
アイコノから徒歩約5分の菊栄。シングルルームで一泊5400円。ビジネスホテルとしての設備は完璧に整っていて、非常に良いホテルでした。
今度からここを拠点にアイコノに遊びにいこうと思います(笑)。

晩御飯はダニエルさん起っての希望で「串カツ」。この希望に応えて下さったのはアイコノ店長!。
初めてお会いした某Nさんの道案内で連れていっていただいた串カツ屋さん(名前忘れました・・)でお腹一杯美味しい串カツを頂きました。
カツに限らず色んな変わりダネがあって、飽きなかったですね〜。
店長さんと某Nさん、広島の3人とワイワイ話しながらの食事はとても楽しくて、これもまた良い思い出になりました。

2日目
20日は僕ら広島組からはダニエルさんが出場。
ダニエルさんと朝話していると「ボクがもし優勝して1000ドルもらったらオークを買いますネ〜」と採らぬ狸の皮算用をされていました(笑)。

開店と同時にお店で買い物をして待っていると次々と出場者の面々が来店されてきました。
20日は外人さんばかりとは聞いていましたが、この日ばっかりはアイコノクラズムのお店の中だけ外国になってましたね〜(笑)。
外人さんのアーミーもどれもこれも(見た目的に)非常に完成度が高く、格好良かったのでアーミーを展開されている皆さんのミニチュアをイロイロ見せていただきました。
僕と同じくビーキーマリーン(初代マリーン)を使われているナイスガイに「これ良いですね!」と声をかけると
「これは僕が10歳の時に作ったヤツですエヘヘ」というお返事が。いや〜凄い年季の入ったアーミーですね〜。
ウォーハンマーって趣味はほんと永く遊べて素晴らしいなぁと外人さんを見て感じました。

2日目も1日目に負けず劣らずの凄まじい白熱したバトルがおこなわれているようでした。
店長さんも出場されて頑張ってらっしゃいましたね。
ちなみに広島ミニチュアゲームの会から参加のダニエルさんの戦績は1勝0敗2引き分けということでした。
この戦績は20日のみでは2番目の成績で、19日、20日合わせて全体の四位という好成績を収められました。
猛者が揃ったこの大会でこの成績、素晴らしいです!
しかもアーミーアピアランス・ポイントは20日の参加者の中では第一位!
ベストアーミーアピアランス賞は2日間合わせると僕が第一位(笑)、ダニエルさんが第二位という結果でした。いや〜嬉しいですね。
ダニエルさん、おめでとうございました!そして、お疲れ様でした。

野原さんとバトル
僕と言えばこの大阪旅行の一大目的であった野原さんのスカットIGと対戦を朝から楽しんでいました。
フリープレイ卓を使わさせていただき、誠にありがとうございました皆さん。
野原さんとの熾烈なバトルはぜひバトルレポートをご覧ください!

イズミさんとバトル
19日のトーナメントにも出場されていたアイコノクラズム若手の先鋒イズミさん。昨日はすれ違うたびに次は対戦できるといいね〜と話していましたが、トーナメントでは当たることはありませんでした。
そのイズミさんが朝、悩みに悩んでケイオスマリーンのスペキャラ「アバドン」を購入されていました。
そして彼の方から「野原さんと対戦が終わったら次はぜひ対戦しませんか?アバドンも使いたいし」と挑戦状を頂きましたので、
僕としては「アバドンはやべぇ」という打算も働き(笑)、「時間があったらぜひ対戦しましょう!でも塗ってないアバドンを使うのはどうかね〜?」とちょっと意地悪を言ってみたのでした。
するとどうでしょうか!野原さんとの対戦が終わった時に、彼の手元には完成したアバドンが!!僕の言葉を真剣に受けて必死に塗ってくれていたのです。
僕としてはここはもう泣けてくるシーンですよね。これはもう戦うしかないだろう兄弟!っていう展開(笑)。
ミッション:敵心臓部を突け(キャプチャー&コントロール)
配置:正面決戦(ピッチバトル)
僕のロスターは野原さんと全く同じものです。1500P。イズミさんはHQアバドン、あとはトループのみの超漢編成。
何とイズミさんは自分のオブジェクトをほぼ戦場中央に配置!どうせ攻め込んだら主戦場は中央になるんだから!という、ある意味理にかなった戦法のようですが、
この時点でイズミさんからにじみ出る若さ故の勢いにかなり圧倒されっぱなしでした。いや〜熱い!
アバドンを筆頭にがんがん津波のごとく攻めてくるケイオスマリーンの大群。
こちらはヴィンディケーターの火力とドレッドノートアサルトで何とか対処していきました。
最初は勢いよく攻めまくっていたイズミさんもヴィンディケーターから受ける被害があまりにも大きく、進軍スピードが段々衰えてきました。
そして2台のドレッドノートのまさに鉄壁のごとき堅さ。それでも必死になって戦うイズミさんの姿勢は非常に心熱くさせられるものを感じました。

ドロップポッドから降り立ったサンドロス中隊長と第三分隊に襲いかかるケイオスマリーン15体(しかもスラーネッシュマーク!)。
こちらのマリーンが次々と倒れる中、サンドロス中隊長は最後の最後までパワーフィストを振るい続け、この熾烈な接近戦を制したのでした。
この接近戦は熱かったですね〜。
肝心のアバドンはというと、アイアンクラッドドレッドノートの眼前まで迫りつつも、ランダムゲームの運命に翻弄され、接近戦は叶いませんでした。
これはちょっと残念でしたね〜。というか接近戦をやられると僕が超ヤバかったんですけどね(笑)。
最終的には僕が自軍側マーカーを確保しての勝利。
それにしても終始熱い接近戦の連続で、息つく暇のない白熱したゲームになりました。

イズミさんもさすがアイコノで鍛えられているだけあって(?)、不利な展開になっても機嫌を損なわれることもなく、オールウェイズ・スマイルで遊んでくれました。
そして悔しがるシーンは本当に悔しそうで、そこがまた楽しかったです(笑)!ありがとうございました!!
最後にイズミさんの力作ティファウスを拝見させていただきました。
これを見た時に僕「おぉ〜タイラス格好良い!あれ、タイラスじゃなかった、タイフスだっけ?」
「・・・ティファウスです」
というツッコミが一人かなりウケました(笑)。
ナーグル感漂う腐ったパワーアーマーのペイントもばっちりキマッてとても格好良かったです。地面のナーグリングまで手抜かり無しですね!

アイコノクラズムに行って驚いたのはその客層の幅広さ。中学生もすごく大勢来店されてたんですよね。
イズミさんを始めその仲間が次々とウォーハンマーの魅力にとりつかれているようでしたが、素晴らしいですね〜。
僕が感動したのはその中学生のお客さんが友人に対して、
「このスタートセットには〇〇円のターミネーターと〇〇円のタクティカルスカッドっていうのが入ってて、それだけでもバラで買うより安いから超オススメだよ!」
なんて店員さんみたいなオススメの仕方をしてたことですね(笑)。この熱意、大阪の中学生は本気ですね。
僕も自分が中学生の時にMTGにドハマりしてたことを思い出しながら、彼らが永くウォーハンマーを楽しんでくれたら嬉しいなぁ〜と思いました。

イズミさんとのゲームが終わった時点でもう7時前だったのでいよいよ撤収の時になりました。
本当に楽しかった2日間。
これほど多くの趣味人と出会えて、沢山話しが出来て、沢山ゲームが出来て、ついでに言うなら品揃えもよくて何て素晴らしいんだアイコノクラズム!
と心の中で叫びつつ、皆さんとお別れをしていきました。
スタッフの小林さんも気さくでかつ、突っ込み鋭く楽しい方でした。お会いできて良かったです。
最後に皆さんとがっしり握手をしつつ、別れました。

アイコノクラズムの店長さん、小林さん、対戦してくださった皆さん、そしてお会いした皆さん、本当にありがとうございました!

最後にアイコノクラズムで拝見した印象深いミニチュアをパシャリ!
ロベルトさんのディファイラー。実物を見るのは実は初めてでしたが、非常にグロテスクな肉色がナイスです。めちゃ格好良いですね〜これは。
そして右側のスゴイやつもロベルトさんのナーグルディファイラー。もの凄いことになってます。
ロベルトさんのクレイジーマインドから生まれた悪夢。実はもう1台すごいヤツがいましたが、いやはや超迫力です。3台の悪夢のごときディファイラー、対戦したくないですね〜(笑)。
ちなみにロベルトさんは19日のトーナメントではスペースマリーンを使用されていました。
そのチャプターがフォージワールドで今が旬のレッドスコーピオン!うぉ〜レッドスコーピオンきたか〜!ってマジびっくりしました。
このアーミーも非常に完成度高く格好良かったことを添えておきます。
この非常にヤバイ紋様が描きこまれまくったケイオスライノはアイコノクラズムのレンタカー(笑)。対戦する際に借りることができるとのことです。
それにしてもこの模様の細かさは尋常じゃありません。これはもうアートの世界ですよね。
あまりに細かく描かれ過ぎているため、じっくり見ていると目眩がしてくるほどでした。こういう模様って描こうと思っても描けないんですよね。描ける人にしか。
ちなみに僕にはとても真似は出来ません...。
上のシンプル構造なツインリンクボルターも面白いですよね。
このレンタライノを製作されたのはアイコノスタッフの小林さん。これは普通の作品とは比較できない芸術品でした。素晴らしい作品を見せてくださってありがとうございました!

熱すぎるぜアイコノクラズム!また遊びに行きますのでよろしくお願いします!

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