Powermon
迫りくる外敵勢力に対抗する為には、自国で開発される兵器だけでは駄目である。
時には、海外の「進んだ」技術を取り入れることも必要だ。
今回から、秘密兵器工廠もインターナショナルな展開をしていこうと思う。

今回のターゲットはお隣の韓国。
このテの怪しいブツにかけては、他の追随を許さない最強の国だ。
不思議ハンター卵帝の血が騒ぐというものよ!


自分は、2001年のGWに韓国へ家族旅行に行った。
当初は、Rman氏と東京へ繰り出してWHを遊びまくる予定だったのだが、
何時の間にやら旅行が決まっていたのだ。


当初はかなり鬱だったのだが、
韓国で怪しいアーティファクトを発掘するという新たな目的を得て、
俄然やる気が出てきたのである。
免税店や韓国エステに御執心の親を尻目に、ホテルのフロントで情報収集。
すると、
「Yongsang エレクトリックアーケード」という場所が挙がってきた。

流石に現地の交通機関を利用するのは苦しかった
(ハングル文字だから何書いてあるか分かんない)ので、
タクシーをかっ飛ばして現地に到着。時間にして20分ぐらいだった。


そこはかなり広大で、両脇に家電製品の店が並ぶ通りが、
何本も横に並んでいるといった感じの場所だった。
本当に、洗濯機や掃除機などの家電製品から、
PC関連のパーツまで何でも揃っていた。
どちらかと言うと問屋街といった感じ。

また、デオデオやヨドバシみたいな大きな電気屋のビルも沢山建ってた。
あまりの広さに面食らいながらも、弟と二人で不思議ハント開始。


目に付くのは露店で沢山売ってるパチモンソフト。
日本のアニメをCDRに焼いたものとか普通に売っててかなりキてた。
後、日本のゲームが100本ぐらい入ってるゲームボーイソフトとか。



今回取り上げた「Powermon」は、それらの中でも特にパンチ力が高かったものである。




さて、パッケージを見ていただこう。
ピカチュウモドキに加えて、ニャースモドキヤドンモドキナゾノクサモドキなど
沢山の
「パワーモン」達が載っている。



やはり、突っ込み所満載なのはピカチュウモドキだろう。
今からはコイツの事を便宜的に
「パクチュウ(パクりピカチュウ)」と呼称する事にする。
ちなみに命名者は有機溶剤氏だ。




パクチュウは中々可愛いと思うが、
まず気になるのは
耳毛が生えている事だろう。
キモイ。



後、ピカチュウのトレードマークとも言える、頬の「電気袋」が無いのも気になる。
これでは
電気攻撃を行うことが出来ない筈だ。
パクチュウの攻撃手段は何なのだろう?




見逃せないポイントとして、
これまたピカチュウのトレードマークとも言えるジグザグの尻尾が、
パクチュウではアライグマの様な尻尾に換装されている。



もはや
ネズミパワーモンなのかどうかも怪しいね。
背中にシマシマがあるのかどうかについては、角度的に確かめることは出来ない。



この様に個性的なパッケージが、この不思議ハンター卵帝の食指を
動かしたわけだが、残念ながらまだプレイはしていない。
何か、
怪しいウィルスが入ってそうで怖いんだよ・・・



しかし、有機溶剤氏が勇猛果敢にもプレイされたので、その感想を書くことにしよう。



まず、ロールプレイングではなく、マリオの様な
アクションゲームだったらしい。
あと、音楽と効果音が
何かデロデロしててキモかったみたいだ。


これ以上の情報を得ることは出来なかった。



コレははっきり言って問題なので、近々実家に封印してあるのを解除して、
自分でプレイ、もしくは誰か生贄になってもらおうと思う。
プレイレポートは改めて掲載したい。








誰か遊んでみたい人(笑)???