<”欺瞞の刃”>カプライス 

カプライスは居住可能地域に欠いている惑星である。
惑星を縦断する大きな猫の目のような谷以外には住めない不毛土地が広がる。人類がこの星に定住するために長い年月を必要とした。
大きな溝の外で活動するには未だに酸素タンクと呼吸器機器が欠かせない。

カプライスはロキ星系に存在する無数のゲートを探索するために、企業主導で作られた世界であり、
労働者や科学者がこれらの過酷な探査作業に割り当てられている。
ロキ星系は地球と他コロニーを結ぶ星間航路であり、その性質上、地球最初の植民地域として星間貿易で栄え経済大国として成長した。

地表は見捨てられた不毛惑星だが、地質的には裕福だ。このため表層には何世紀にも渡って生まれた露天鉱床や鉱山キャンプ後が永遠と続いている。
表層世界には見捨てられたリビタリー達が孤独な生活を送っている。
放棄された施設やキャンプを転々と移動して短い一生を過ごしている。リビタリーは不屈な人々であり、望みのない世界で粘り強く生きる力を持っている。
投獄のため、この地表世界に労働者として送り込まれた人々は、鉱山での強制労働につかされるが、
これらの追放者はリビタリー達に友人や家族として受け入れられ取り込まれている。

火力:3
装甲:5
機動力:4
電子戦:3
物量:2


多少の差異こそあれ、大体似たり寄ったりな感じに出来るテラノヴァ側アーミーと異なり、新地球連邦側の勢力は、外見、性能ともにピーキーな連中が多いです。
このカプライスも見た目に驚きますよね。カプライスの主力は、万能兵器コンバットマウントです。
コンバットマウントは、重装甲、高機動、視界的に背面が存在しない、障害物をカサカサ登れる、電子戦機能も完備、
おまけに殴りもかなり強い、とまさに万能兵器の名に恥じぬ高性能ぶりです。ただし、コストは高いですよね。当然(笑)。

そして、1機毎の火力が意外と普通なので、同じコストで並べられる武器の数が、他のアーミーより少なくなりがちです。
用意するミニチュアが少ないエリートアーミーですので、ホビー面で楽というのは大きな利点ですね。
しかし、そんなことよりも何よりも、士郎正宗作品にビビっと来る方に一番オススメなのではないでしょうか(笑)。

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