兵器図鑑 カプライス編 by 粥
<アッコ>

【製造】:複合企業体
【兵種】:3.0式トルーパーマウント
【標準装備】:オートキャノン、マシンガン
【全高】:3.4m  【本体重量】:5,000 kg

【解説】:
 本機は、日常/戦場を問わず、カプライス人のいるあらゆる場所で活躍している。
カプライス人にとってのワークホースであり、市民、警察、軍用を問わず広く使われている。
本機はカプリス本土のキャッツアイ渓谷の入り組んだ地形において非常に有用であり、標準火器や火炎放射器での武装が可能だ。
<バシャン>

【製造】:複合企業体
【兵種】:リコンマウント
【標準装備】:オートキャノン、マシンガン、スパイクガン
【全高】:4.0m  【本体重量】:7,500 kg

【解説】:
 本機は、アッコ、アフェクの通信支援機としてよく使用されている。
大型機のカデシュと異なり、本機は小型機に随伴する近接での電子支援を想定し、遮蔽物間の柔軟な移動を実現する、
機動力重視の小ぶりな足回りを備えている。
<アフェク>

【製造】:複合企業体
【兵種】:リコンマウント
【標準装備】:ロータリーキャノン、対車輌ロケットパック、マシンガン、スパイクガン
【全高】:5.7m  【本体重量】:10,500 kg

【解説】:
 軽量級の支援機である本機は、主星のキャッアイ渓谷の入り組んだ地形での支援運用
 を想定した設計がなされている。そのサソリのような外観は自身を晒すこと無く、
安全な遮蔽物ごしから敵への攻撃を可能にしており、さらにECM装備を併用することでその守備能力を高める事ができるだろう。
<カデシュ>

【製造】:複合企業体
【兵種】:サポートマウント
【標準装備】:ロータリーキャノン、マシンガン、スパイクガン
【全高】:5.0m  【本体重量】:10,000 kg

【解説】:
 火力支援用のマウントとして設計された本機だが、しばしば、メギド・アサルトマウントの支援機としても運用さてる。
強力なジェットパックを装備しており、本機は重装甲と高速移動力を兼ね揃えた機体となっている。
操縦士たちの間で好まれて運用される低高度のジャンプ機動を見たテラ・ノヴァ人は、本機を”蚤(のみ)”と呼称しているようだ。
<メギド>

【製造】:複合企業体
【兵種】:サポートマウント
【標準装備】:ロータリーキャノン、グレネードランチャー、マシンガン、スパイクガン
【全高】:5.9m  【本体重量】:13,500 kg

【解説】:
 移動速度、装甲、火力の3要素を兼ね揃えた、残忍な戦争機械である本機は、テラ・ノヴァ製ヘヴィギアに対する、カプライス人の回答である。
本機は量産型の支援型だけではなく、狙撃型、近接支援型、ロケット支援型など多様な派生型を有している。
<アモン>

【製造】:複合企業体
【兵種】:ヘビーマウント
【標準装備】:対車輌ロケットパック、マシンガン、スパイクガン
【全高】:6.9m  【本体重量】:23,000 kg

【解説】:
 本機は重火力装備の歩行戦車である。
その武装は、遠隔飽和攻撃型、長距離狙撃型、対戦車ミサイル装備型などに別けられる。
2つの武装ポッドに装備される重火器は、敵の編隊を引き裂き、寸断するだろう。
<モアブ>

【製造】:複合企業体
【兵種】:ヘビーマウント
【標準装備】:ロータリーレーザーx2
【全高】:6.9m  【本体重量】:25,000 kg

【解説】:
 本機の巨大なフレームは、強力な破壊兵器を運搬可能だ。
2門のロータリーレーザーは、パーティクルアクセラレーター(粒子加速砲)対戦車ミサイルに換装可能であり、
カプライスに仇なす者へ、死の雨を降らせるだろう。本機は、非企業の軍でアモンより好まれて運用されているようだ。
<ハマス>

【製造】:複合企業体
【兵種】:APC(アームドパーソナルキャリア/装甲兵員輸送車輌)
【標準装備】:ロータリーレーザー
【全高】:5.5m  【本体重量】:12,500 kg

【解説】:
 カプリスに広がる広大な坑道内へ、武装要因を運送する場合は、本機より良い輸送手段は存在しないだろう。
この6脚の歩行車輌は、惑星カプライスに広がる荒れ果てた坑道内を、壁面、天井など場所を問わず横断が可能なのだ。

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