兵器図鑑 CEF編 by 粥
<F6−16フレーム>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:トルーパーフレーム 
【標準装備】:携行式レーザーキャノン
【全高】:4.6m  【本体重量】:6,200 kg

【解説】:
 本機は、テラ・ノヴァへの第一次遠征時に鹵獲したヘビーギアを解析して設計されている。
また、本機は”人間”士官用のフレームであるという点が、CEFにおいて特徴的である。
ホバータンクの支援機として設計されており、高出力のホバー能力を有している。
<CF6−16フレーム>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:コマンドフレーム 
【標準装備】:携行式レーザーキャノン
【全高】:4.8m  【本体重量】:6,400 kg

【解説】:
 本機は、部隊指揮用に改修されたもので、強力なECCM(電子防護装置)と衛星測位装備により、
衛星軌道からの、実時間支援を可能としている。CEFは”人間”の操縦士の生還率を上げるための多大な労力を惜しまない姿勢だ。
<BF2−21フレーム>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:トルーパーフレーム 
【標準装備】:携行式レーザーキャノン
【全高】:4.6m  【本体重量】:5,950 kg

【解説】:
 重量級の本機の操縦士は、GREL(遺伝子操作兵)に違いないと誰もが噂している。
なぜこの様な噂があるかというと、本機は自爆装置を標準装備しており、
鹵獲される前に破壊措置が取られるため、その操縦席を覗いた者は居ないとされているのだ。
<BF2−25フレーム>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:リコンフレーム 
【標準装備】:携行式レーザーキャノン
【全高】:5.4m  【本体重量】:6,200 kg

【解説】:
 本機は、TN1946年のテラ・ノヴァの特殊任務チーム”ブラックタロン”による
 惑星アトランティスへの偵察によって初めて目撃された機体で、当初は
 特殊任務用の隠密機体と思われていた。
今日において、CEFで広く使われている偵察機として認識されている。本機は主に諜報活動や、指揮官暗殺の用途に使用されているようだ。
<BF2−19フレーム>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:サポートフレーム 
【標準装備】:携行式レーザーキャノン、対車輌ロケットパック、対戦車ミサイル
【全高】:6.1m  【本体重量】:10,100 kg

【解説】:
 既知のCEFフレームの中では重武装をした、最も重いバトルフレームである。
BF2-21フレームに関連する技術漏洩を防ぐためか、本機も自爆装置を装備しているようだ。
<LHT−67>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:ライトホバータンク 
【標準装備】:パーティクルアクセラレーター、エアバーストミサイル
【全高】:2.6m  【本体重量】:25,000 kg

【解説】:
 本機はテラ・ノヴァの軍勢が最初に遭遇した侵略軍のホバータンクである。
その高速かつ軽快な機動力は、側背攻撃を容易にし、また敵の反撃の体勢が整う前に離脱が可能だ。
<LHT−71>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:ライトホバータンク 
【標準装備】:パーティクルアクセラレーター、エアバーストミサイル
【全高】:2.8m  【本体重量】:26,000 kg

【解説】:
 本機はLTH−67の改修機で、最高速度を犠牲にする代わりに継続戦闘力を向上させた機体である。
ライトホバータンクは、作戦に合わせて武装モジュールの交換が可能で、テラ・ノヴァ軍が使用する様々なギアとの戦闘が可能である。 
<MHT−95>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:ミディアムホバータンク 
【標準装備】:レールガン、対車輌連装ロケットパック、対空レーザーキャノン
【全高】:3.1m  【本体重量】:33,000 kg

【解説】:
 本機は、他のCEFの高速ホバータンクから大きく変更がなされている。
他部隊の進軍や奇襲を支援するために必要な、確実な侵攻能力と敵部隊を足止する強力な重火力を備えている。
原則としてCEF軍でのみ運用されている車輌だが、何機かがテラ・ノヴァのポートアーサー兵団により強奪され、解析中であると言われている。
<MHT−68>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:ミディアムホバータンク 
【標準装備】:パーティクルアクセラレーター、対戦車ミサイル、エアバーストミサイル
【全高】:3.6m  【本体重量】:45,000 kg

【解説】:
 耐久力を第一に設計された本機であるが、CEF軍に重火力も提供する。
MTH−68ホバータンク部隊は、その重火器で敵部隊を包囲し、敵軍の失策に乗じた総攻撃の機会を伺うのだ。
<MHT−72>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:ミディアムホバータンク 
【標準装備】:パーティクルアクセラレーター、対戦車ミサイル、エアバーストミサイル
【全高】:3.7m  【本体重量】:47,000 kg

【解説】:
 本機は、敵戦線を崩すための奇襲突撃用に移動力を犠牲にして生存性能を高めた機体だ。
MHT−68より劣るとはいえ、側背攻撃を行うのに十分な移動速度を有していると言える。
重装甲、高機動、高火力を備えた本機はまさに戦場の支配者と言えるだろう。
<HPC−64>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:アーマードパーソナルキャリア 
【標準装備】:レーザーキャノン
【全高】:3.4m  【本体重量】:15,000 kg

【解説】:
 パシファイラー級 ホバー式装甲兵員輸送車は、ホバータンクの突撃を支援する、完全武装のGREL部隊を2分隊まで運搬できる輸送車輌だ。
また、対車輌レーザーキャノンかアーティラリーロケットパックを装備でき、戦場での直接支援も視野に置かれている。
<ペレグリン・ガンシップ>

【製造】:ガロ・エンタープライズ(カプライス製)
【兵種】:VTOL
【標準装備】:対空ロータリーレーザーキャノン、対車輌連装ロケットパック
【全高】:7.4m  【本体重量】:81,000 kg

【解説】:
 42式ペレグリン・ガンシップは、植民惑星の様々な悪天候状況に対応して開発され、CEF軍の圧倒的な空軍力の維持に利用されている。
<HC−3A>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:リコンホバーカー 
【標準装備】:レーザーキャノン
【全高】:2.4m  【本体重量】:7,850 kg

【解説】:
 本機は旧式ではあるが信頼性の高い設計のため、戦場の初期偵察や、ホバー化砲兵隊の観測車輌として、現役で運用されている。
テラ・ノヴァ軍では現在でもHC−3Aホバーカーを高位の優先目標として設定しており、鹵獲/破壊した場合に賞金が設定されているほどだ。
 
<GRELインファントリー>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:インファントリー 
【標準装備】:歩兵用重突撃銃、支援火器
【全高】:2.3m  【装備重量】:100 kg

【解説】:
 GRELとはGenetically Recombined Experimental Legionnaires
 (遺伝子操作実験兵団)の通称である。彼らはCEFの前線を支える部隊であり、主要な技術部隊である。
CEFは彼らを”装備”としてみなしており、酷使し虐待している。
彼らはあくまでも武器であり、他の武器と同様に慎重に”整備”つまり、催眠訓練や洗脳が施されている。
<GRELホバーバイク>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:インファントリー 
【標準装備】:歩兵用重突撃銃、支援火器
【全高】:1m  【装備重量】:500 kg

【解説】: 
 多くの場合GRELはAPCで輸送されるが、同時に、ホバーバイクで戦場を疾走し、CEFの敵へと突撃するGRELの姿も一般的である。
<FLAIL(フレイル)インファントリー>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:インファントリー 
【標準装備】:マシンガン、支援火器
【全高】:2.7m  【装備重量】:550 kg

【解説】:
 FLAIL(フレイル)とはFront-Line Augmented Infantry Legionnaires
 (前線用増幅歩兵団)の通称である。CEF軍において、彼らは”アップグレード”されたGRELとして認識されている。
機械と人体を有機結合した強化歩兵であり、戦場では恐怖の存在である。
彼らは痛みや恐怖を感じないため、対人掃射の嵐の中へと安々と進軍できる。
だからこそテラ・ノヴァ軍は彼らに対抗するためにギアに大きく頼っているのだ。
<HHT−90>

【製造】:コロニアル・エクスパンディショナリー・フォース 
【兵種】:ヘビーホバータンク
【標準装備】:タンクガン、砲撃ミサイル、対戦車ミサイル、対空ロータリーレーザー 他
【全高】:8.6m  【本体重量】:155,000 kg

【解説】:
 HHT−90”オーバーロード”はCEFのホバー技術の頂点の存在だ。
テラ・ノヴァのランドシップ(陸上戦艦)を破壊するために開発され、戦場の王として君臨している。
主砲であるマクロアクセラレーターキャノンは艦砲をスケールダウンしたものであり、
また、集中砲火にも耐える設計がなされた車体は安全にGREL部隊の運搬ができるのだ。

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