兵器図鑑 サウス編 by 粥
<イェーガー>


【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:トルーパーギア
【全高】:4.3m 【本体重量】:6,637 kg

【解説】:
 サウスの基本的なギアであるイェーガーは、ノースのハンターを恥知らずにも堂々とコピーして生産された。
サウスのコマンドー部隊によって強奪されたハンタープロトタイプはエンジニアによって解析され、
南部戦争の終局頃には、ほぼ正確に近い性能を持つ模倣に成功した。
<サイドワインダー>


【製造】:テリトリアル・アームズ/ダイナミック・システムズ
【種別】:ヘヴィトルーパーギア
【全高】:4.4m 【本体重量】:6,950 kg

【解説】:
 本機は訓練に時間のかかるギアパイロットの生存性を高めるべく設計された。
操縦士の保護を目的としたボックス状のコクピットと、胴および頭部を重点的に装甲化した設計は、パイロットに人気が高い。
<ブラックマンバ>


【製造】:テリトリアル・アームズ/ダイナミック・システムズ
【種別】:ストライクギア
【全高】:4.6m 【本体重量】:6,500 kg

【解説】:
 ブラックマンバは近年のテラ・ノヴァにおいて現在大きな影響を与えている最先端のギアである。
本機は同盟戦争によってもたらされたサウス軍の近代化が生み出した傑作機と言える。
<ダイアモンドバック>

【製造】:マンディアーズ・ヘビー・インダストリー/ダイナミック・システムズ
【種別】:ストライクギア
【全高】:4.6m 【本体重量】:6,575 kg

【解説】:
 本機はマンディアーズ重工業とダイナミック・システムズの抱える熟練技術者によって二年の歳月をかけて開発された最新技術の集大成である。
その成果は、武装搭載性能を犠牲にする事無く、同形式のギアより高い生存性能をもつ機体の開発に成功した。
<アスプ>


【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:ライトトルーパーギア
【全高】:4.4m 【本体重量】:5,440 kg

【解説】:
 本機は非常に低コストな守備隊用ギアとして開発され、その役割において十分な性能を有している。
その性能は歩兵の携行重火器から身を守り、非武装の民間用ギアを制圧可能である。
パイロットより長生きするギアのことを、パイロット達の間では”アスプなような匂い”と言うらしい。
<サラマンダー>


【製造】:マンディアーズ・ヘビー・インダストリー
【種別】:ライトトルーパーギア
【全高】:4.4m 【本体重量】:5,095 kg

【解説】:
 本機はサウス全体の都市国家において、警察組織用のギアとして広く配備されている。
軍用のサラマンダーは、オートキャノンに副兵装が装備される。本機の火力とスピードはラリーギアとしての地位を確立している。
<ストリート・ヴァイパー>


【製造】:マンディアーズ・ヘビー・インダストリー/ダイナミック・システムズ
【種別】:ライトトルーパーギア
【全高】:4.4m 【本体重量】:5,100 kg

【解説】:
 安価な本機は、人間工学に基づいて設計された大きなコクピットにより拡張性に優れ、警察組織での運用オプションを持っている。
本機は民兵組織にも多く見られ、交通規制部隊として都市警察にも広く愛用されている。
<バットランド・パイソン>


【製造】:マンディアーズ・ヘビー・インダストリー
【種別】:ファイアサポートギア
【全高】:4.8m 【本体重量】:8,345 kg

【解説】:
 バッドランドパイソンは、後継機であるスピッティング・コブラに置き換わるとき、本機の多くが行方不明になった”サウスで最大の闇市場流出事件”で有名だ。
旧世代機ではあるものの、サウスの闇市場で手に入る強力な火力支援機であり、盗賊が横行するような地帯でよく見受けられる。
<デザート・ヴァイパー>


【製造】:マンディアーズ・ヘビー・インダストリー
【種別】:トルーパーギア
【全高】:4.7m 【本体重量】:7,120 kg

【解説】:
 本機はノースのレイザーバックと同様に一般的な運用を想定して設計された機体である。
この旧式ギアはその安価さから起伏の激しい地域で運用され続けている。
安価で汎用性に優れたヴァイパーのフレームは、未だにサウス軍の試験運用器としての地位を確立している。
<ブラック・アダー>


【製造】:ダイナミック・システムズ
【種別】:アサルトギア
【全高】:4.5m 【本体重量】:7,600 kg

【解説】:
 前線のパイロットの生存性を重視して設計された本機は、サウスにおいて最も成功した火力支援ギアである。
頑強な構造と強力な火器構成は、敵の重装甲目標に対して十分な脅威を有しているといえよう。
<イグアナ>


【製造】:テリトリアル・アームズ/スカベラ・ヘビー・インダストリー
【種別】:レコンギア
【全高】:4.1m 【本体重量】:5,100 kg

【解説】:
 導入されて依頼、本機はその優秀性を数々の実績で証明している。
同盟戦争時、本機は偵察やコマンドー部隊として、軽量を活かした大きな戦果を残している。
本機が持つ設計の柔軟性は、指揮官用モデルとしても優秀な成績を残していることで証明されているであろう。
<シルバースケイル>


【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:レコンギア
【全高】:4.2m 【本体重量】:4,890 kg

【解説】:
 バシリスク系のギアを元に、通信機能と電子戦を強化され、
ターゲットデザイネーターを搭載して軍事目標への誘導能力も備えたギアとして再設計されている。
テリトリアル・アームズ社は本機こそがテラ・ノヴァ随一の偵察機であると喧伝している。
<イェーガー・パラトルーパー>

【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:空挺ギア
【全高】:4.3m 【本体重量】:6,700 kg

【解説】:
 通常、空挺運用される兵器には重火力を期待できないが、本機は空挺性能を低下させること無く有用な火力装備の選択が可能である。
この火力の優位性は、多くの実践局面で本機を助けている。
<イグアナ・パラトルーパー>


【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:空挺ギア
【全高】:4.1m 【本体重量】:5,310 kg

【解説】:
 TN1894年に導入されて以来、軽量級ギアでも危険な任務やコマンドー部隊としての運用が可能である事を本機は証明している。
オートキャノンとグレネードランチャーを標準装備し、直接攻撃だけでなく、火力支援部隊のための観測要員としても重要な役割を担うであろう。
<スピッティング・コブラ>


【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:ファイアサポートギア
【全高】:5.0m 【本体重量】:8,990 kg

【解説】:
 戦闘だけでなく、スポーツ競技でも見られる本機はサウス軍の主力火力支援ギアである。
本機は高度にモジュール化されており、任務にあわせた柔軟な装備換装を可能としている。
ノースのパイロット達の評判では、本機を目撃した場合、サウス軍進攻の先触れであるとされるほどである。
<パイソン>


【製造】:マンディアーズ・ヘビー・インダストリー
【種別】:ファイアサポートギア
【全高】:4.8m 【本体重量】:8,356 kg

【解説】:
 闇市で流通している姉妹機とは違い、本機は、スピッティング・コブラが配備されていない現場で運用され続けている。
設計された年代を考えると、現在にも通じるその性能は偉大な成果と言えよう。
<キングコブラ>


【製造】:テリトリアル・アームズ/スカンクワークス
【種別】:ヘヴィアサルトギア
【全高】:5.2m 【本体重量】:10,120 kg

【解説】:
 本機はサウス最高の火力で武装した、最も強力なギアの1つであると考えられている。
重装甲と戦術的柔軟性を有しており、火力支援や突撃ユニットとして十分にその威力を発揮するだろう。
<カメレオン>


【製造】:テリトリアル・アームズ/スカンクワークス
【種別】:ステルスギア
【全高】:3.9m 【本体重量】:5,010 kg

【解説】:
 本機はその任務の性質上、一般には高度に秘匿されている存在だ。
武装は非常に軽装であるが、高度な技術によってもたらされる電子戦性能と隠密性は戦場において絶対的な支配権を確立するであろう。
<スネークアイ・ブラックマンバ>


【製造】:テリトリアル・アームズ/スカンクワークス
【種別】:ステルスギア
【全高】:4.6m 【本体重量】:6,170 kg
【解説】:
 TN1920年代にカメレオンとほぼ同時期に開発された本機は、高性能なステルスギアである。
技術の結晶である本機は、恐ろしいほどの正確性を持つTU-16レーザーライフルで武装しており、与えられた任務を達成するであろう。
<グリーンマンバ>


【製造】:テリトリアル・アームズ/スカンクワークス
【種別】:ステルスギア
【全高】:4.6m 【本体重量】:5,960 kg
【解説】:
 本機はコストがかかる最新兵器の代わりに、オートキャノンやバズーカなど、従来の武装運用を前提として設計された妥協点上にあるステルスギアである。
<フェル・デ・ランス>


【製造】:SRWI/ダイナミック・システムズ
【種別】:クロースアサルトギア
【全高】:4.8m 【本体重量】:7,220 kg
【解説】:
 本機はサイドワインダーのフレームに、ダイアモンドバックの駆動系と電装系を移植した機体である。
幅広い運用性と致命的な威力を持つ最新兵器で武装した本機は、最もエレガントな戦闘マシーンと言えよう。
<ギラ>


【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:クロースアサルトギア
【全高】:3.9m 【本体重量】:6,125 kg
【解説】:
 本機は傑作機イグアナをベースに、電子戦能力を排除する代わりに、戦闘力の向上を目指した戦闘用軽量ギアとして再設計されている。
ヘビーオートキャノンと副兵装のフラグキャノンは高度な状況対応能力を持っている。
<ブラックマンバ・MP>


【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:ミリタリーポリスギア
【全高】4.6m 【本体重量】:7,430 kg
【解説】: 
 憲兵用のギアの一般的な運用において、対人、軽装甲車両、ギアの暴動に対処することが求められている。
武装には、非殺傷能力用の催涙弾と、制圧用の散弾の使い分けが可能なフラグキャノンが好まれる傾向にあるようだ。
加えて、対ギア用の対物弾を装備し、重装甲目標に対応するためにパンツァーファウストを携行している。
<コブラ・MP>


【製造】:テリトリアル・アームズ
【種別】:ミリタリーポリスギア
【全高】5.0m 【本体重量】:8,750 kg
【解説】: 
 MPギアは、メコン・ドミニオンとミリシャで頻繁に運用されている。
メコン・ドミニオンにおいて、これらのギアは、平和維持軍や彼らの神話に合わせて運用されている。
MPギアは、暴動鎮圧だけでなく、盗賊団の撃退などにも活躍している。
<ドレイク>


【製造】:アベスター・グループ
【種別】:ギアストライダー
【全高】9.7m 【本体重量】:57,500 kg
【解説】: 
 歩く兵器庫とも言えるこの巨大兵器は、様々な目標の破壊が可能である。
AST(サウス軍)の他の兵器と同様に、本機は技術とデザインの脅威であると考えられている。
この恐ろしい攻撃力は、敵の防衛陣地を突破する火力支援や突撃任務の両方で使用されるであろう。
<ヒドラ>


【製造】:リパブリック・ヘビー・インダストリー
【種別】:湿地帯専用火力支援ストライダー
【全高】7.2m 【本体重量】:46,250 kg
【解説】: 
 本機はサウス地方で多く見られる湿地帯での運用を可能としたストライダーである。
ヒューマニスト・アライアンスやイースタン・サン・エリミネート、メコン・ドミニオンのジャングル地帯に展開され、待ち伏せ攻撃に使用される。
敵のパイロットにとって、沼地から現れたヒドラが最後に見る光景になるだろう。
<ナーガ>

【製造】:リパブリック・ヘビー・インダストリー
【種別】:アサルトストライダー
【全高】7.2m 【本体重量】:15,340 kg
【解説】: 
 本機はサウス軍で最高のストライダーであり、ほぼすべての軍事施設を防衛していると言われている。
同盟戦争では、CEFのホバータンクに対して、強力な誘導ミサイルが大きな戦果を上げており、本機の存在価値を証明している。
本機は比較的軽量なため、近接戦闘においては脆弱である点が目立つ。
派生機体が多く、ミッションごとに装備換装が可能な柔軟性を有しており、
ブラックタロンによって大気圏外で運用されたダーク・ナーガに代表されるような汎用性をも持ちえている。
<サジタリウス>


【製造】:アライド・ディフェンス・ワークス
【種別】:ファイアサポートストライダー
【全高】8.9m 【本体重量】:24,790 kg
【解説】: 
 本機はギアの近接支援も可能な重装甲の移動式砲支援機である。
対人、対ギア、大口径砲の運用など、様々な装備に対応可能で、幾つかの派生機はロケットやミサイル兵器の代わりに強力な最新兵器を装備している。
<ファイア・ドラゴン>


【製造】:ヒューマニスト・アライアンス・アーマー・ワークス
【種別】:ファイアサポートストライダー
【全高】4.8m 【本体重量】:38,900 kg
【解説】: 
 ドラゴンは、テラ・ノヴァで最も成功したストライダーのうちの1つだ。
非常に重装甲でありながら、ターゲットを殲滅するための恐ろしい兵器を運用できる。
ヒューマニスト・アライアンスが開発された本機は、すぐにASTの全ての軍隊によって採用された。

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