兵器図鑑
ノース「ギア、ストライダー」
 by 粥
<ハンター>


【製造】:ノースCo
【種別】:トルーパーギア
【全高】:4.3m 【本体重量】:6.627kg

【解説】:
 ハンターは、テラ・ノヴァの最初の歩行式戦闘機械であり、後続のすべてのノース同盟国ギア設計の先駆けとなったモデルだ。
このギアの最大の強みは、本体のシンプルさと堅牢性であり、
競争力を維持するために数回の改装を経て未だに現役なギアとして生産ラインに残っている。
<ハンターXMG>


【製造】:ノースCo
【種別】:ストライクギア
【全高】:4.3m 【本体重量】:7,122 kg

【解説】:
 ハンターの成功は、最も成功する未来のギアを生み出すよい土壌となる。
このためハンターXMGの開発は必然とも言える。XMGは、火器管制と操作性の能力向上を目指して開発が進んだ。
XMGの燃費は非常に悪いが、今のところ指揮官専用機として配属されているのみで、司令官の悩みのタネにはなっていないようだ。
<ジャガー>


【製造】:ノースCo
【種別】:ストライクギア
【全高】:4.6m 【本体重量】:7,123 kg

【解説】:
 ノース軍で最も先進的なギア、ジャガーは、ハンターの後継機としてテラ・ノヴァ歴1900年代初頭にノースCoによって開発されたモデルだ。
ジャガーは、速度、火力と俊敏性の非常に優れたバランスを備えているが、高価な生産コストがその配備を遅らせている。
<タイガー>


【製造】:ノースCo
【種別】:ヘヴィトルーパーギア
【全高】:4.6m 【本体重量】:7,320 kg

【解説】:
タイガーは、AST(サウス軍)のイェーガー配備の対応策として、
ハンターより優れた火器管制技術と装甲化を目標に、UMFの支援を受けたノースCoにより開発された。
ノース軍では突撃や、遮断部隊として使用されており、前線に投入されたことにより多くの技術的フィードバックをもたらした。
<チーター>


【製造】:シャイアン・メカニクス
【種別】:レコンギア
【全高】:4.1m 【本体重量】:5,230 kg

【解説】:
 チーターは偵察や電子戦のために開発されたギアだ。利用可能な最善の電子機器が搭載され電子戦に最適化されている。
また、チーターの敏捷性は、ほとんどの攻撃を回避することができるためパイロットの人気が高い。
司令官には、巡回用にメタルキャット、追加の火力としてストライク仕様の選択肢などが与えられている。
<レオパルド>


【製造】:シャイアン・メカニクス
【種別】:山岳戦ギア
【全高】:4.2m 【本体重量】:5,425 kg

【解説】:
 レオパルドはラリー/アリーナギアとして開発された。
その軽量性は空挺利用可能なほどであり、登攀装備を追加装備したことであらゆる地形をものともしない踏破性能をそなえた偉大な山岳用ギアを産んだ。
空挺も高地でも運用可能なレオパルドは様々な脅威への対応能力を備えている。
<フェレット>


【製造】:ケイムリ・ギア
【種別】:レコンギア
【全高】:3.2m 【本体重量】:4,210 kg

【解説】:
 フェレットは、効果的な偵察ギアとしてノース軍を支えている。
旧式化した設計ではあるものの、その低コストと優れた運用実績によって現役である。
フェレットのパイロットは、そのSMSの走行性能を活かし、戦場を横断しながらも、直接戦闘を回避して偵察任務に集中する傾向がある。
<ウィーゼル>


【製造】:ケイムリ・ギア
【種別】:電子戦ギア
【全高】:3.4m 【本体重量】:6,457 kg

【解説】:
 この電子戦専門ギアは、実績のあるフェレットを元に再設計されている。
フェレットの基本的な胴体フィレームを保持するが、より標準的な脚部機構と組み合わせた駆動系を採用している。
フェレットに搭載されている電子装備は、ノースのギアの中で最も強力であると言われている。
パイロットには後衛からの支援に徹し、直接戦闘を回避するような運用を奨励されている。
<ブラックキャット>


【製造】:シャイアン・メカニクス/ハイペリオン/レイステック
【種別】:ステルスギア
【全高】:4.1m 【本体重量】:4,930 kg

【解説】:
 ブラックキャットは、コマンドー隊や秘密工作運用を目的としたステルス専用機として0から設計されたモデルである。
このモデルの存在は最も厳重に管理され秘匿されており、その存在は都市伝説のようなものとして扱われている。
ブラックキャットはパンサーの支援機として運用されている。
<パンサー>


【製造】:ノースCo
【種別】:コマンドーギア
【全高】:4.6m 【本体重量】:7,123 kg

【解説】:
 このステルスギアはごく少数のみ生産されている。
電波吸収性の高いゴムでコーティングされた装甲や、電池式の静音電力タービン、隠密性の高い駆動部分に、静音式40mmライフルなど、
高度なレイステック社のシステムによって構築されている。パンサーの精密な動作は、敵に静かな死をもたらすだろう。
<ワイルドキャット>


【製造】:ケイムリ・ギア/ニール・モーターワークス
【種別】:ストライクギア
【全高】:4.3m 【本体重量】:6,580 kg

【解説】:
 このモデルはハンターの随伴ギアとして設計されたが、装甲性能や火器管制性能がハンターに劣る本機はパイロットには不評であった。
ケイムリ・ギアによって、より安価で耐久性の高いギアを好むWPF地域への市場が見出されて放出されている。
今日ではワイルドキャットはバッドランド地方や辺境地域で運用されているようだ。
<ボブキャット>


【製造】:ノースCo
【種別】:レコンギア
【全高】:4.3m 【本体重量】:5,689 kg

【解説】:
 ボブキャットに代表される初期型偵察ギアのSMS(第二駆動装備)設計は個性的で、
ひざまずくような形で膝部の車輪駆動装置が利用される。この形態は比較的運用がしやすく、また適度に脚部を守れるようだ。
ボブキャットはその貧弱なセンサー性能にもかかわらず、WPF地域ではワイルドキャットとともに上手く運用されているようだ。
<ハンターパラトルーパー>


【製造】:ノースCo
【種別】:空挺ギア
【全高】:4.3m 【本体重量】:6,520 kg

【解説】:
 ノーザンガードからの要望で開発されたハンターの派生機体。
ハンターの基礎設計が優秀であったため空挺用への改修も容易であった。
安価で運用しやすいハンターに、空挺降下能力がもたらす戦場対応能力は十分脅威になり得る。
<チーターパラトルーパー>


【製造】:シャイアン・メカニクス
【種別】:空挺ギア
【全高】:4.1m 【本体重量】:5,010 kg

【解説】:
 広大な戦場と迅速な対応力を考慮すれば、この機体の登場は必然であった。
その小柄な機体にもかかわらず、十分な搭載能力を有し、必要な対応火力と軽量性を活かした戦場離脱能力を併せ持っている。
<コアラ>


【製造】:ノースCo/リレィ・ウエポン・システム
【種別】:空挺ギア
【全高】:4.8m 【本体重量】:8,020 kg

【解説】:
 コアラは旧式化した支援ギア「ベア」の改良を目指して開発された。
パイロットたちからは「ドロップベア」の愛称で呼ばれており、重火力支援が必要な広い戦場での空挺作戦の選択肢を提供している。
<ディンゴ>


【製造】:ウエスタン・アーモリー
【種別】:空挺ギア
【全高】:5.1m 【本体重量】:8,390 kg

【解説】:
 ハンターパラトルーパーを追加購入する予算がないWFPによって、既にあるマッドドッグを空挺改装したモデルである。
ディンゴはそのサイズを活かして十分な火力を有している。
WFP以外では見かけることのない機体であるため、一部の者達はWFPの誇れる点であるという認識のようだ。
<グリズリー>


【製造】:ノースCo/シャイアン・メカニクス
【種別】:ファイアサポートギア
【全高】:5.1m 【本体重量】:9,210 kg

【解説】:
 グリズリーは同盟戦争以降、最も一般的なノースの火力支援ギアである。
グリズリーはその名に恥じぬ大きさ、残忍さを持ち、長距離火力支援と重突撃の両方の運用が可能である。
もし軽量級のギアに囲まれるようなことがあっても、装備された対ギア用の重火器が猛威をふるうだろう。
<ラビィドグリズリー>


【製造】:ノースCo/シャイアン・メカニクス
【種別】:アサルトギア
【全高】:5.1m 【本体重量】:9,450 kg

【解説】:
 ラビィドグリズリーは、今日では一般的な知名度を持つグリズリー派生機である。
グリズリーに増加装甲を施し、高性能爆薬を使用したグレネードランチャーで武装させた厄介な相手である。
高い近接支援火力と十分な装甲を持つこの機体は、最前線部隊で非常に有効な戦力として人気がある。  
<コディアック>


【製造】:ノースCo/シャイアン・メカニクス
【種別】:ヘヴィアサルトギア
【全高】:5.2m 【本体重量】:10,485 kg

【解説】:
 コディアックはCEFの軽量ホバータンクに対抗するために、同盟戦争中に開発された機体である。
グリズリーより優れた直接火力と重装甲化を目標に設計されている。
コディアックは優秀なギア操縦者にのみ与えられる、名誉の勲章のような存在である。
<レイザーバック>


【製造】:ノースCo
【種別】:アサルトギア
【全高】:4.7m 【本体重量】:8,134 kg

【解説】:
 レイザーバックは近距離対戦車戦闘での運用を想定して開発された機体である。
スナブキャノンによる重火力を活かすために、危険を犯して目標に接近するので、頑強な機体構造を有している。
ハンター同様に古い機体ではあるものの、UMFやWFPでは未だに対戦車攻撃作戦で運用され続けている。
<ベア>


【製造】:ノースCo
【種別】:ファイアサポートギア
【全高】:4.8m 【本体重量】:8,456 kg

【解説】:
 ベアは長距離火力支援を目標に開発された初のギアである。
装備されたガイデッドモーターは長い射程と十分な火力を有し、両肩に装備された連装中型ロケットパックは突撃時に十分な効果を発揮する。
ベアの成功は、より強力な火力支援ギア「グリズリー」を開発するきっかけとなった。
<マッドドッグR>


【製造】:ノースCo
【種別】:ヘヴィトルーパーギア
【全高】:4.8m 【本体重量】:8,690 kg

【解説】:
 マッドドッグRはベアの駆動システムを流用した機体だ。
ハンターよりいくつか劣る点を持つ本機だが、コストが重要なWFPに於いては現役で運用されている。
過小評価されがちな点を上手く活用し、多くの有名なパイロットがアリーナでこの機体を選択している。
<ライオン>


【製造】:ノースCo
【種別】:ヘヴィストライクギア
【全高】:4.8m 【本体重量】:8,500 kg

【解説】:
 ライオンは、ノースCoによって設計された重量級の機体であり、性能的にはジャガーとコディアックの中間に位置する存在だ。
運動性を重視した設計と、最新式のジャイロが採用され、重量級では前例のない高い運動性能を有している。
現在ライオンの受注は少ないが、ノースCoは将来的に高い需要があると見込んでいる。
<シミター>

【製造】:ノースCo
【種別】:ギアストライダー
【全高】:9.2m 【本体重量】:49,450 kg

【解説】:
 修正主義協会の支援によって開発された本機は、ノースにおいて開発された初のギアストライダーである。
ノースの山岳地帯での接近戦運用を重視されており、登攀能力を有している。
強力な近接武器と強固な装甲は、近接戦において非常に恐ろしい性能を持つ存在だろう。
<マンモス>


【製造】:ハートモア・モーターカンパニー
【種別】:アサルトストライダー
【全高】:7.2m 【本体重量】:36,550 kg

【解説】:
 本機は基本設計から1世紀経過しているノースの一般的なストライダーである。
すべてのマンモスの派生機体は様々な重装火器を有しており、
自動化された火器管制システムを持つ機関砲を、制圧用のロケットパックに換装可能である。
<リンクス>


【製造】:ウエスタン・アーモリー
【種別】:インファントリーサポートギア
【全高】:4.1m 【本体重量】:4,510 kg

【解説】:
 本機はギアとして運用されているが、実質的には可変システムを搭載したパワーアーマーに近い装備だ。
もともとは都市巡回用の装備として運用されていた本機だが、近年ではノーザンガードで歩兵部隊の支援装備として需要が増加している。 
<サンダーハンマー>


【製造】:ノースCo/他
【種別】:ストライダー
【全高】:7.8m 【本体重量】:53,550 kg

【解説】:
 野砲の近接支援運用を目的として使用される、4脚の重砲支援機。
その駆動方式は従来の支援車輌では通行不能である山岳地帯での運用を容易にした。
本機はその驚異的な火力で、ノースの軍隊を支援している。

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