・ヘヴィギアの魅力 by 卵帝 |
さて、このカナダ製ミニチュアゲーム、ヘヴィギアについて知って頂いたところで、僕の考えるこのゲームの魅力をお伝えしたいなと思います。 @ ロボット同士の戦闘を再現できる! ホバータンクの猛攻を受ける重量級ギア、コブラ 最初にも書きましたが、ミニチュアゲームは、ゲーム性云々より、まず!ミニチュアがカッコ良いかどうかが最重要だと思います。 要はプレイヤーがどれだけその世界に「浸れる」かどうかですね。 そういう意味で、このヘヴィギアは、ロボット同士のロングレンジ、クロスレンジでの撃ち合いから、殴り合い、電子戦に至るまで、 余すところなく楽しめる要素が詰まっています。 ロボを並べて作戦行動を行っていたら、突如敵の空挺降下で奇襲を受け、 「ブラボーチーム応答せよ!どうした!…畜生…通信障害が発生していやがる!」 みたいな事を言いながら遊んだりできるわけです。 「ロボット大国」の日本人には馴染みやすいミニチュア達に加え、これらの軍勢を指揮する司令官になる気分が存分に味わえます! A 豊富な戦力を使える! 拡張されたニュコールアーミー。多彩な戦力が迎えられている。 名前こそヘヴィギアですが、使用するのは別に4メートル級ロボットだけではありません。 大体戦争に登場しそうな兵器は網羅されていますので、敢えてロボを使わないプレイという事すら可能ですし、 勿論、ロボだけでプレイすることも可能です。 編成の自由度が非常に高いので、大体お!カッコイイ!と思ったミニチュアは普通に使えますね。 それでは、どんな戦力があるのか見ていきましょう。 ギア サウス軍エリートギア、ブラックマンバ 街路を疾駆する偵察ギア、ジャーボア このゲームに登場する4メートル級ロボの総称であり、ゲームの主力です。MS、AT、AC、ヴァンツァーなど、まぁ、そう言う感じです。 軽量級、中量級、重量級があり、それぞれ、索敵、主力、火力支援というような用途で使われます。 ギアとは、テラノヴァでのみ発展した兵器ですので、厳密には地球軍の使用するバトルフレームなどのロボはギアではないのですが、 ルール的にはギアとまとめられています。 ストライダー タンクモードで砲撃する可変ギアストライダー、ユサール サウス軍で最も重装甲を誇るストライダー、ファイアドラゴン ギアを上回る巨大兵器の総称です。ガンダムで言うとMAでしょう。 ギアをそのまま巨大化したようなギアストライダーと、人間型をしていない通常のストライダーがありますが、 どれをとっても火力と装甲及びコストがパネェというのは共通しています(笑)。 ヘヴィギアは編成の自由度が高いので、やりたいならばストライダーだけでアーミーを構成することも可能です! ビークル 堅牢極まりないヴォルティジュール級主力戦車 CEFは高機動ホバータンクを最大の主力と位置づけている 現代兵器の延長線上のやつら。強大な主力戦車から、自走砲、兵員輸送車、偵察用ジープに至るまで、ビークルの枠に入っている兵器は多いです。 基本的に性能が特化されていて、例えば主力戦車であれば、ストライダーをも上回る火力を持ちますが、 移動法に制限があって柔軟性は欠けるというような感じです。 フライヤー ノース軍、ドラゴンフライホッパー サウス軍、タイタン攻撃ヘリコプター ヘヴィギアでも、比較的新しいジャンルの兵器です。基本的に戦場をサッと通過して攻撃して去っていきますので、非常に落とし難い連中です。 また、フライヤーと通常のビークルルールを使い分けられる垂直離陸機タイプも存在します。 インファントリー サウス軍、主力歩兵部隊 CEFの誇る、フレイル小型バトルフレーム ヘヴィギア世界でも、歩兵は重要です。見た目通り火力はないので、索敵、拠点確保が主な使い道です。 歩兵は、散弾バラまくグレネードみたいな専用の対人兵器を使わないと効率良く倒せないため、そういうのがない状況だと非常に粘り強い戦力です。 マルチコンポーネントビークル HHT-90超重装ホバータンクはCEFの決戦兵器である 巨大な主力戦車の基準をも超えた超巨大兵器。それがマルチコンポーネントビークルです。 厳密にはビークルのカテゴリー内ですが、敢えて別に紹介させていただきます。 ミニチュアもデカくて凄いのですが、その巨大さゆえに砲塔と車体が別々の能力値を持っており、別々に攻撃したり倒したりしないといけないヤツです。 現在はただ1つのモデル専用のルールですが、2版でもっと追加されるといいですね。 如何でしょう。なんか、思ったより色々あるなって感じじゃないですか? これらを好きに組み合わせて、未来っぽい、あるいは現代戦っぽいアーミーを作り、戦うのです。 B 自分だけのエースパイロットが作れる! ロボものの「お約束」として重要なのは、やはり、特別にカスタムされた専用機を使用するエースパイロットの存在でしょう。 ガンダムならばシャア、ボトムズならばイプシロンみたいな感じですよね。 DP9社も、当然そのへんは「分かってる」メーカーですので、各アーミーに1機だけ、 豊富なオプションを選択してカスタムした専用機を使うパイロット「デュエリスト」を入れることが出来ます。 初版では、このルールは強すぎて逆に使用を躊躇われるレベルだったのですが、2版では全くそんなことはありませんので、 是非気合を入れたカスタム機を戦場で暴れさせて頂きたいと思います。 卵帝ニュコール軍 グラーフアイゼン 狂道化サウス軍 シルバーサーフ 別に必ず入れなければならないモノではありませんので、 「我が軍勢にエースパイロットなど不要!量産機魂見せてくれるわ!」 という派の方もロボ物には多数いらっしゃいますから(笑)、それでゲームに勝てないという事は全くないです。 何れにせよ、DP9社が「お約束」を分かっているなという重要なルールで、ヘヴィギアの魅力の1つに数えさせて頂きました。 C 今が始め時! 物事は常に、始めたい!と思った瞬間が始めどきではありますが(笑)、 この記事を書いている2016年10月現在、機は熟した感があります。 面白いけどルールが複雑すぎると言われていた初版から、 数年の期間を経てルールの大規模シェイプアップが行われた第2版のテストプレイが終了し、遂に本格発表になったのです。 それに伴って、キックスターターで行われていた各勢力の主力機体をプラ化しようという計画も遂に(13ヶ月程遅延の末 笑)完成し、 販売開始となりました。 広島では、初版の頃から、2版テストプレイ時もガッツリ遊ばれていたのですが、 ようやくここに来て人様に大手を振ってオススメできる状態になったなと感じています。 そう、まさにヘヴィギア新時代の波が到来していると言えるでしょう! |
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