渾沌の戦力 |
渾沌の神々の勢力を説明をしましょう。
四柱の邪悪なる神々自身が立ち上がる事はないですが、主の形質を色濃く受け継いだ眷属たちによる軍勢を手先として使い、
邪神同士の闘争や我々の物質世界への侵攻を行います。
眷属の悪魔達の種類も様々で最も多い下級悪魔(レッサーディーモン)や、それらを率いる邪神の使者(ヘラルド)、
さらに強力な、大きな功績を上げ力を得た上級悪魔(グレーターディーモン)などが居り、その他に渾沌の獣を率いたり、奇怪な戦車類を駆る事もあります。
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コーン神の勢力
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真紅の巨躯を真鍮の鎧に包んで雄叫びを上げる
コーン神のグレーターディーモン「血に餓えし者(ブラッドサースター)」
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闘争の神コーンの眷属たちは主に血と髑髏を捧げる為、激情につき動かされ戦い続ける生まれついての狂戦士たちです。
血を思わせる赤い体色、真鍮の武具、数え切れぬ髑髏で彩られた闘争の神の軍勢は、神が欲する闘争の為の闘争を繰り返します。
地獄の猟犬フレッシュハウンドや真鍮の魔獣ブラッドクラッシャーを駆る騎兵が敵陣を崩し、
下級悪魔ブラッドレターは物質世界の鎧では防げない地獄の剣を振るい、その名の通りに溢れるばかりの血を血の神に捧げていきます。
上級悪魔ブラッドサースターはけだもののような形相と巨人のごとき筋骨隆々の体躯、巨大な翼を備えた悪魔そのものの姿で顕現し、
戦場で憤怒の化身のごとく暴れまわり途方もない屍の山を築くでしょう。
相手が人類だろうが他の神だろうが、時に同じコーン神の眷属同士だとしても変わりません。
偉大なるコーン神の為に血と闘争を捧げる事だけが唯一の存在理由なのです。
ゲームでは
闘争の神コーンの眷属を表すように白兵戦に特化した能力値、装備、特殊能力を備えています。
コーン神の兵に白兵戦に持ち込まれて優位をとれる戦士は、銀河にもそうはいないでしょう。
その分、射撃は出来ない兵が多くその他の能力も平均的です。工夫するか、他の戦力で補うか、信念を貫く覚悟を決めましょう。
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ナーグル神の勢力
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様々な病を宿し腐敗した巨体で迫りくる
ナーグル神のグレーターディーモン「偉大なる不浄物(グレートアンクリーンワン)」
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腐敗の尊王ナーグル神は邪神と言うにはそぐわない程、生への賞賛、父性、情熱に溢れた朗らかな神です。
しかしナーグル神が司るのは疫病、腐敗、害毒などであり、死から生まれる細菌などの生、情熱を持って自ら生み出した新しい疫病や、
それを担う悪魔たちへの父性と言う方向性であり、命ある者からすると、相容れない性質での神聖さなのです。
ナーグル神の眷属は自らの領土から溢れた疫病が他神の領土まで浸食して敵対行為とみなされたり、
主の生み出した聖なる疫病の効能を試しに物質世界へ実験をしに来ると言う形で戦争になります。
下級悪魔プレーグベアラーはその名の通り疫病を敵陣に運び、その被害者の数やおぞましい効能を粛々と記録して行き、
上級悪魔グレートアンクリーンワンは、まるまると太った腐敗した巨大な身体に主の新たな病原菌を保有し、
指導者のようにナーグル神の眷属を叱咤激励して主の恩寵である疫病を広めて行くのです。
ナーグル神の眷属は不浄な生命力に溢れていてどんな攻撃を受けても新たな腐敗で覆い物ともせず進軍します。
ゲームでは
腐れ切って多少の攻撃は物ともしないナーグル神の眷属の特徴を反映して能力値も特殊能力も耐久力のあるものになっています。
また疫病、毒に溢れた攻撃を表すために、ポイズンなど耐久力を無視した攻撃を得意としています。
一方鈍重な者が多いので機動力、敏捷性に欠けます。工夫するか、他の戦力で補うか、信念を貫く覚悟を決めましょう。
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ティーンチ神の勢力 |
ティーンチ神のグレーターディーモンの一人「運命の紡ぎ手カイロス」
ティーンチ神の使命の果てに未来を見通す力を得たが、同時に逆の事を話す双頭の持ち主となった一際異形の存在
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変化の神ティーンチは虚偽と陰謀を司る偉大なる妖術師であり、武力より知力、戦略より策謀を良しとして他の邪神を策謀にけて翻弄したり、
神の視点からしたらあまりにもかよわい、命ある者の運命を弄んで楽しむ為に現実世界へ干渉したりします。
ティーンチ神はその宮殿に無限の知識の書庫を持ち、命ある者が探して止まない書物、秘術を隠しています。
その蔵書を恩寵として閲覧を許された眷属や、主の目を盗んだ眷属が閲覧すれば、魔術師として膨大な力を得るでしょう。
変化を司る神であるティーンチの眷属は悪魔の中でも一際奇怪な容貌をした者が多く、不定形な形をした極彩色の下級悪魔ピンクホラーは魔法の雷を浴びせかけ、
体中に口を持つフレイマ―は防ぐ事の出来ない地獄の炎を吐きかけるでしょう。
上級悪魔、「変化の主(ロードオブチェンジ)」となるとその性質は主が持つ妖術師、知識の恩寵を多いに受けて痩せ細った魔術師の姿を取りますが、
その頭は鳥をモチーフとしている事が多いです。見た目の奇怪さと裏腹に魔法への膨大な知識を持ち対峙した相手を翻弄し焼き尽くすでしょう。
ゲームでは
ティーンチ神の妖術師の要素を色濃く受け継ぐ為、攻撃魔法としての射撃、防御魔法としての守備の高さを備えています。
また未来予知の再現として自分や相手の出目を操る術を持つ者も居ます。
一方魔法使いタイプの弱点として、身体能力が平均して低いです。工夫するか、他の戦力で補うか、信念を貫く覚悟を決めましょう。
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スラーネッシュ神の勢力
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下級悪魔デモネットを率いる上級悪魔「秘密の番人(キーパー・オブ・シークレット)」
官能的なラインとグロテスクさの混じった奇怪な姿はスラーネッシュ神の気まぐれさと歪んだ美意識によるものでしょう。
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仄暗き皇子スラーネッシュ神は、永き寿命と高度な文明を持つ古の種族エルダーの種としての堕落と爛熟により生まれた邪神です。
快楽と堕落を司るスラーネッシュ神は邪神でありながら、神々しい美しさを備えていてその領土も優美極まりないと言われますが、
その反面、美しくない物を排斥せんと使者を送る事もあれば、悪魔のみならず命ある者を美しさや快楽で堕落させ、その魂を得ようと現実世界に干渉したりします。
スラーネッシュ神の眷属は皆美しく(見える幻覚を用い)、両腕にグロテスクな鋏を備え、舞踏をするように軽やかに動きます。
下級悪魔であり神の侍女でもあるデモネットはしなやかな肢体で俊敏に動いては鋏で敵を両断し、奇怪な馬に乗ったシーカーは敵陣深く切り込み血祭りに上げます。
爬虫類と昆虫の中間のような淫獣フィーンドは素早く敵に迫り切り刻み、上級悪魔キーパー・オブ・シークレットは主に堕落した魂と苦痛を捧げる為に屍の山を築きます。
スラーネッシュ神の眷属にとって戦場は殺人技術を披露する舞台のようでもあり、主にその美しさと悲鳴を捧げる場でもあるのです。
ゲームでは
スラーネッシュ神の眷属のしなやかさと俊敏さを表す為に移動、敏捷性にすぐれています。並の兵ではスラーネッシュ神の素早さに太刀打ちできないでしょう。
また鋏の切れ味を表すように一撃が強い能力も備えていて、敵の動きを操る、制限するサイキックなども備えています。
一方、スマートな体の為に身体能力は低く、長距離戦も不向きです。工夫するか、他の戦力で補うか、信念を貫く覚悟を決めましょう。
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ディーモン・オブ・ケイオス全体としてゲームでは
説明したように四柱の渾沌の邪神は特徴的であり、互いに反目しあっていますがゲームではひとつのアーミーとして扱われます。
ですので、ある神の眷属をメインに据えて弱点を補う為に、他神の眷属を導入しても何のデメリットもありません。
多少書いたように邪神たちも目的の為には一時的に手を組む事もあるからです。
しかしあなたが邪神に魅入られて、信仰する邪神の眷属以外使いたくない時もあるでしょう。
わざと繰り返しましたが、そのような時は工夫するか、信者などの他の戦力で補うか、信念を貫く覚悟を決めましょう。
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