アーミー概要
制作者名 天久
アーミー名 集合艦隊ゴリアテ
ジェネラル名 ペリシテの巨人(帝国行政府による呼称)
製作期間 2012年7月〜2013年7月
アーミーの規模 約4.000ポイント

「べっ、別にNewアーミーじゃないんだからネ!」

ティラニッドと言うアーミーを最初に作ろうと考えたのは日本語版「マグラークの攻防」が発売された頃デシタ。
当時、仲間と共同主催していた地元イベントはFBのみで日本語版4版の発売を機に40Kも遊べるようにしよう!と言う事になり、
その頃は2つしかない日本語テキストのアーミーからティラニッドを選んだのですが
共同主催の友人から「日本語版に拘るより本当に遊びたいアーミーを選ぶべきです!」と諭されて購入直前にウィッチハンター(現在のシスター・オヴ・バトル)に変更!
髭親父にとってティラニッドは40K幻のファーストアーミーとなりましたが実はノリノリでテーマカラーや編成まで決めてたりしたのデス^^;

時は流れて昨年の初夏の頃、自らが立ち上げた地元チームの活動日で白と黒を基調にしたトッテモ格好いいナイスな集合艦隊を見せてくれた仲間に刺激を受けて
息子が小学生の頃に購入してマリーンだけ作った後に長年眠らせていたマグラークのティラニッドを譲って貰い、自分が塗ってみたかったテーマカラーで試し塗り開始。

まだアーミーとして作り出そうなんて考えていなかったので仲間達から「Newアーミー開始ですね!」と声を掛けられても「べっ、別にNewアーミーじゃないんだからネ!」と
ネタにして盛り上がってましたが、実のところ本当に日本語版「マグラークの攻防」にノスタルジーを感じつつペイントを愉しんでいただけなのデスヨ^^

そして集合艦隊として製作開始した後でもヤッパリ「べっ、別にNewアーミーじゃないんだからネ!」って言い続けたのは昔の忘れ物を取りに行っただけだからカナ?
何はともあれ、髭親父「幻のファーストアーミー」ティラニッドをガッツリ作り出す格好の口実が去年の夏にあったのも幸運でしたヨ♪

「趣味人歴満10周年の記念」として

2002年の8月に趣味人への道を歩み出した髭親父にとって去年は趣味人ライフ満10周年となる記念の年デシタ。そこで!今まで色んな兼ね合いで出来なかった事やら
自粛してきた事やらホントやってみたかった事やらを遠慮なくエンジョイしながらアーミーを作ってみようとスタートしたのが「集合艦隊ゴリアテ」の製作デス。

髭親父が約7年前に四十の手習いで始めたブログでも「10th anniv Road to Hive Fleet Golyat」と銘打って連載を始めたのですが
「やってみたい事リスト」を作って着々と実行していった中でも最大の挑戦は初心の頃から「御禁制の品」として全く手を出さなかったフォージワールドのミニチュアをアーミーに迎える事デス。

理由は色々あるんだけど主な2つはフォージ製のウイング・ハイヴタイラントが超カッコイイ!と思ったのと、
RoRで拝見したインペリアルフィスト戦団「Spirits of Dorn」のアーミー写真に刺激を受けて
「こんな画像を自分のアーミーでも撮ってみたいナァ^^」と意欲を掻き立てられ集合艦隊のシンボリックな存在としてハリダン購入を決意!
元々ティラニッドではガーゴイルのミニチュアが好きだったのもあるけど超デカチュアのハリダンはサンダーホークに負けないインパクトをもたらしてくれるはずデショ^^

やるとなったら絵に描いた餅にしない為にも色々と創意工夫して問題点をクリアにしていかなきゃが続かないのがホビーの常で、まず最初の難関はモデルの大きさ故の運搬および収納の方法を考える事。
これが解決しないとロールアウトしてもイベント会場に持っていけないし、片付けられなきゃカミさんに怒られるデショ^^;
この難題を解決する方法として考えたのは磁力を使った分割モデリング!趣味人仲間に協力して貰いつつネオジム磁石を仕込んだり真鍮棒を差し込んだり、
昨年暮れの歓喜天お泊りモデリング会はトッテモ楽しい思い出になったと伴に厄介な問題を一気に解決する事が出来て集合艦隊の製作ペースも加速デス^^

気に入ったモデルを作る!好きな数だけ作る!

集合艦隊ゴリアテの名前の由来は旧約聖書の「サムエル記」に登場するチョットお馬鹿な巨人兵士から頂戴したのですが、
これって4版当時の帝国行政局が呼称を決める法則からするとチョイと違うらしいのですが(神話に登場する海棲魔獣などから命名してたノネ)
5版以降は作法も緩くなったらしいので神話や聖書から巨大なイメージを連想させて響きのいい名前を探したのデスヨ(そりゃラピュタは好きだしドイツ軍のラジコン戦車?も知ってたケドネ)
そして髭親父自身のプレイスタイルも重ねてみると名前の由来となるペリシテ人の巨人兵士に倣い、愚かなまでに愚直に前進して白兵戦に持ち込み敵を一気に飲み込んじゃう戦い方をしてみたいと思ってたのデスヨ^^

そこでコンセプトはモブアーミーらしく髭親父が好きなジーンスティーラーやホーマゴーントにガーゴイルを納得いく数だけ作って射撃を掻い潜り猪突猛進出来る数を作る事。
制作中には90体の量産塗りとかしてヘロヘロにもなったけど、ズラリと並ぶ自分色に染まったマイアーミーを想像しながらワクワク気分だったので楽しかったデスヨ^^

量産向きのペイント工程?

初手から数を塗るのが確定している集合艦隊ゴリアテなので量産塗りが確定してるからには工程をシッカリ考えとかなきゃデス。
マグラーク発売当時に考えてたテーマカラーは金属光沢のある黒い身体にレンガ色の外骨格なんだけど、使い慣れてるシタデルカラーが全てリニューアルして
これから作り始めるアーミーで数を塗るのには旧シタデルカラーを使うのは在庫的にも問題がありそうなので基本的には全て新シタデルカラーを使う事に決定したけど
昔からティラニッド塗るなら必ず使うと決めてた髭親父お気に入りの「テラコッタ」だけは節約しながらもメインで使用するのは確定事項。

ペイントの段取りは黒サフの上からアバドンブラックとリードベルチャーを2:1で混色したモノをドライブラシ。
目や舌とか緑に塗る所はカバライトグリーン、爪はホワイトスカー、外骨格はベースカラーにコーンレッド、その上にテラコッタを塗りブロンズドフレッシュでドライブラシ。
赤い部分にはレイクランドフレッシュシェイド、その他の部分はナルンオイルでバシャバシャ塗ったら最後に3倍希釈したアドコートで半光沢くらいに仕上げマス。
ベースデコレートにはモーンファングブラウンのベタ塗りにホワイトスカーでドライブラシしてシェイドにフューガンオレンジ。ベースのフチはスティールレギオンドラブ。

お手軽に量産塗りをしようと考えたはずが次々と工程が増えて手間を掛けちゃうのは自分自身の満足度の問題だからネ^^
最近は寄る年波でチョイと老眼気味の髭親父なのでミニチュアの量産塗りでは細かい部分のペイントに悪戦苦闘の連続だったけど、意外とデカチュアの方が
面積が広くて眼に負担がかからない分だけ気分的にはサクサク塗り進める事が出来て楽だったカモネ^^

今後の展開?

この「集合艦隊ゴリアテ」制作は10周年記念の企画モノとして開始した訳ですが現在の総モデル数が212体で4.000ポイントを超えちゃってマス。
「まずミニチュアありき」でゲームする事を急がず納得するまで数を作ったので数回しか遊んでいないけど、もちろん今後の対戦の中で色んな戦いを経験するだろうし
かなり好み優先で偏った編成しか組めないので(エリート枠がイムガールジーンスティーラーのみとかネ^^;)増員ではなく新戦力は考えるカモ?
でも今回の10周年企画でロールアウトした集合艦隊ゴリアテのモデル達は自分自身の中で末永く記憶に残る記念となるのは間違いないと思ってマスヨ♪


いやはや、ギャラリー向けの画像が少なく背景設定的なものも大して書き綴ることが出来なくって恐縮デス^^;
ブログでの企画ネタ「ゴリアテへの道」でも書いてますが「やりたい事リスト」の最後を飾るのは完成した集合艦隊の画像をRoRに投稿する事だったので
念願叶って10周年記念のファイナルミッションを無事に完了する事が出来てホントひと安心だし達成感に浸る事が出来ますヨ^^
さてさて、最後まで読んで下さった方々に感謝!いつかイベント会場でハイブフリート・ゴリアテを見掛ける事があったらヒゲのオジサンに気軽に声掛けて下さいネ!

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