アーミー概要
制作者 鉄さん(広島ミニチュアゲームの会所属)
アーミー名 クリムゾンフィスト戦団・タスクフォース「絶え間なき打撃」
ジェネラル名 強襲揚陸艦「永劫なる忠誠」武具庫筆頭技術官ガルシア・フェルナンデス
製作期間 2010年10月頃〜2011年4月
アーミーの規模 約2000ポイント

広島会の協力

かりびあんさんのケイオスタイタンもそうですが、実はこのクリムゾンフィストも様々な方の支援を受けてここまで完成しました。
まず、「イイアイディアがアリマース」とこれまた安価でサフ吹き済みの戦力を譲っていただいたかりびあんさんとダニエルさん、今このように公開する場と貴重な戦力をくださったRman先輩。
ペイント指導をされている有機溶剤さん、そして修行の場を開いてくださっているホビーショップK2Mさん。
まず始めに何か語るよりも先に、皆様に感謝したいと思います。ありがとうございます。

アーミー製作に至るまでの経緯

一応IGとしてジェニス2号星をめぐる戦いに参加していた俺ですが、アポカリプス後にIG以外のアーミーやりてえ!となって居ました。
そのときはまあ、デーモンハンター・ネクロン・アイアンウォーリア・ダークエンジェルと非常に悩んだものの・・・・とりかかったものはなんとクリムゾンフィストだった!
と、よくわからないことになっていました(笑)。
趣味人としては基本の「ブレ」がなせる業ですね(皆さんもそういう経験があるのではないでしょうか)。
そんな流れで始まったクリムゾンフィストですが、最初はほぼ我流で挑みました。
するとどうもしっくりこないな、と思ったので広島会でも有数のペインターである有機溶剤さんに相談してみると、

「イイネタあるよ、修行するかい?」

と誘われるがままにホイホイついて行くことに。
すると、まあなんということでしょう。
今までのアーミー勢作よりもおそらく3倍のスピードかつ自信作だった「ウィリアム・クラウザー閣下」とほぼ同じようなクオリティでできていくのです!
(おそらく技量据え置きで!)。
その秘密は後述します。


なぜクリムゾンフィストなのか?!

クリムゾンフィストと言えば「ベテラン・新兵ばかり」「兵の損耗率が凄まじい」「大した装備が無い。」と言うイメージが強く、
「かっこいいけど装備弱いし設定的に制限あるよなぁ・・・・」と考える場合があるが故に少し難易度が高いアーミーだと思います。
だが、俺は実にそれが良いアーミーだと思うんですよね〜。
「五体すでに満身創痍、体力も既に疲弊し装備も脆弱。されど彼らは戦いを続ける。生存と言う名の闘争を。」などと考えるだけでブチくそ燃えませんか(笑)。
それの代償にターミネーター・ランドレイダーを失ったとしても、この時勢ではそれを別のアーミーで補えばいい、そう考えてしまうのです。
あと、些細な事ですが世界史で最も好きな「レコンキスタ」から名前をバンバンとれるのもいいですね。
知ってる人はニヤニヤしてくれるのではないでしょうか。

広島会の面々及びよくRoRをチェックされてる方にはお馴染ですが、有機溶剤さんやRman先輩、RSさんのアーミーは全て同じプライムアークの血を受け継ぎし兄弟!
言わばドルンの血族なのです。
当初クリムゾンフィストを選んだ時はあまり調査してませんでしたが、どうやら自分もドルンの血族の仲間入りをしてしまったようですね。
いつか4人でアポカリプスのチームを組めたらな・・・・と思いますが、4チャプターもドルンの血族が集結する戦場ってどんなんだよ(笑)ってカンジではあります。
「我らドルンの血統の元に!」などとバカ騒ぎ…ダメ(笑)?

機械腕を蜘蛛のように蠢かせるガルシア・フェルナンデス師。前線にて彼は何を成すのか。

ペイントの話
スプレー&ウォッシュ


ペイントの匠である有機溶剤さんがまず取り掛かった事は、ベタ塗りの時間の短縮でした。
それをスプレーによって短縮し、それをウォッシュで染め付ける方法、それこそがスプレー&ウォッシュと呼んでいます。
このクリムゾンフィストはそれを最大限生かすことにより、ズブの素人な俺ですらこのマリーンを完成させることが可能となりました。
ではそのおおまかな行程は…というと。

1.クレ○スのGブルー3をサフとして吹きかける。
2.ボルトガン(メックライトレッド)や金属部分(ボルトガンメタル)のベタ塗り。
3.全体をバダブブラックでウォッシュ。
4.パワーアーマー(ブルー系塗料)、ボルトガン(レッド系)などのハイライト。
5.仕上げ

となってまして、非常にシステマティックで合理的なペイントになっています。
これは他のチャプターにも応用可能だと思いますので、是非試してみてください。
何故こう説明したのか、それは広島のみならず今こうしてこのページを見ているみなさんのアーミーを見たいからです(笑)。


アサルトスカッドを束ねるは古参軍曹アロンソ。猛烈なフレイマーの炎が吹き上がる!

アーミー勢作への障害「ブレ」


よく、趣味人はブレる生き物だと感じることがあります。
特にRman先輩のアーミー勢作宣言などもその一つとも挙げられると思いますが(笑)、それは誰しも備えているものだと自分は考えています。
しかし、今回のアーミー勢作は「俺の中で未だかつてないスゲェアーミー」を造るという側面もあるので、射撃部に所属するスナイパーらしく一つのルールを決めました。
それは、
ブレを無くすということです。
狙撃手たる者がブレにブレていればとうてい目標に命中できない、それはアーミーとて同じではないだろうか。
ブレてだらだらする事もアーミー勢作という長い旅の中では楽しいものではありますが、今回はやはり数々の人の支援も頂いてますので、
だらだらとつき合わせずにツアー旅行ばりにキッチリとした旅をしていく必要があるなぁと思っています。


アーミーを見る喜び、見せる喜び


アーミーとはその人の人となりを表すモノである、と思っています。
戦闘思想やこだわりなども、すべて見えてしまうのがアーミーではないかと。
となると、用意されたアーミーを見せるというのは一種の表現ではないでしょうか。
さて、ここまで言えば俺の言いたいことがお分かりでしょう。
アーミーを見たいんです、すごく(笑)。

かなりモチベーションと勢作において参考にできるのは生のアーミーだと思っています。
それだけでなく、自己主張が多くなりがちな趣味ですから、負けじとアーミーで自己主張するライバルがほしいな、なんて思ってたりもするのです。
昔なつかし少年誌にも定番の、ライバルキャラってほしいですよね(笑)。
俺こそは!と言う猛者がいらっしゃいましたら見せ合いましょう!

スターンガードのメタルを流用した軍曹ラミレス。彼のたくましきパワーフィストあってこそ、彼のスカッドは常に逆境の中でも活路を見出してきました。

TacticSpam


さて、唐突ですが俺はタクティカルマリーンが好きです。
全員がS4AP5と言う及第点な威力を誇るボルトガンを持ち、アーマーセーブ3の屈強な鎧をリーズナブルな値段で手に入る。
ラスキャノンやミサイルランチャーがたいへんお安く求めやすくなっております。
更に全員BSが4!
そこで俺は考えました。
「こいつら大量に入れればいいんじゃね?」と。
そこで様々な筋からタクティカルマリーンを集め、トループ枠を実は在庫もあわせるとオーバーしています。
おそらくマリーンを使う人にとっては中々見ないというかやろうとも思わないだろう戦術だと思いますので、カッコつけて「TacticSpam」と名づけようと思います。
読み方はタクティクスパム。
スパムってなんぞや?と言う人の為に解説すると、WH40kのPC版「ドーンオブウォー」などのRTSでよく言われる「同一ユニットを大量配備する戦術」の事です。
皆さんもスパム、してみませんか(笑)?

ではそんな大層な戦術と言うのであれば肝心の勝率は…といいますと、現在全戦全勝の快挙を見せています。
これに関してはドヤ顔してもいいかなと思ってます。ドヤッ!(笑)。
やはり最近の流れからしてもどっちかと言うとジミなイメージをもたれやすいタクティカルですが、やはりジミだけに使いやすい印象がありました。

ある意味主役とも言える初作品「同胞ロドリゴ」。彼の今後の活躍に期待します。

これからの増強!


男は夢をでっかくといいます。
つまり男たるものアーミー増強の夢もでっかく言うべきではなかろうかと。
と言う事で、当初からの目標であるアポカリプス編制「戦闘中隊」完全再現と、第一中隊分遣隊の製作をでっかく宣言します!。

具体的な数字を述べますと、
・タクティカルマリーン×3及びそれのトランスポート(もう買ってあるんですけどね 笑。)
・デヴァステイター×2及びアサルトマリーン×1
・ベテランまたはそれに類するもの3スカッド
・コマンドスカッド及び全HQエントリー
・ペドロ・カントール

となっていますが、ドレッドノートをはじめとするビークルも一通りは作りたいなと思ってます。
つまり、まだまだこのアーミー勢作と言う長い旅は終りを迎える事はありません。
しかしその道のりは決して険しいモノではなく、誰にでも踏破しえる道だと考えて歩き続けていこうかと思います。

これぞ「TacticSpam」、タクティカルマリーンほどアーミー制作の強い味方(おもにコスト面)は他にありません!
稲穂を刈り取るがごとく歩兵を焼くランドスピーダー。

追申:追加戦力


凝り性な自分と言うか字を書くことが苦手な自分の失態でもありますが、実は撮影当時よりもかなりの戦力が増えてしまいました。
それは機甲部隊、ドレッドノート2体とライノ一台、プレデター1台、そしてテックマリーンです。



クリムゾンフィストだってのにドレッド多いじゃねえかと言われれば何も返しようがありませんが、仕様です(笑)。
スペースマリーンアーミーをされている方なら誰でも思うかもしれませんが、強い弱いに関係なく、ドレッドノートはブチクソカッコイイので組みたくなるのです!

戻る