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久しぶりの40K製作 40Kが4版になって待望の日本語版が発売されたのが2005年中旬。 今では日本国内でさえFBよりも40Kの方が人気あるのでは?と思わされるほど、40Kが浸透しているわけですが、僕はこの波にすっかり乗り遅れてしまったんですよね。 というのも、この日本語版発売の時もその前後も僕が製作していたアーミーはFBばかりで、遊びたいからこそモデルを作っている僕としては、つまりFBに夢中だったわけです(今もですよ!)。 そんなわけで、4版時代は日本語版発売以前に作ったケイオスマリーンやネクロンを細々と使い続けるだけで、あまり本気で40Kを遊んでいませんでした。 一瞬、ウィッチハンターを作りかけたこともありましたがこれも乗り切れず、マリーンを買ったりティラニッドを買ったり、色々と購入だけはしていたのですが、 いつの間にか、むしろもう40Kアーミーは作らなくてもいいかなぁ〜とさえ思っている自分に気付くこともありました。 日本語版になって一番嬉しかったのが、世界設定を日本語で読めてより世界観にハマれるようになったことでしたが、それより何よりFBに夢中だったということなんですよね。 転機 そんな僕に転機が訪れたのが40Kアポカリプスの発表。いや、実は発表時は別にそんな興奮はしなかったんですよ。やはりあまり関係ないかな〜と。 しかしながら、僕が所属する広島ミニチュアゲームの会では40K人気が真っ盛りとあって、年末にアポカリプスが企画され、僕も在り合わせのケイオスマリーンで参加することになりました。 そして、会場に着いて僕が一番衝撃だったのはダニエルさんが持ってきた英語版アポカリプス本の豪華さ。デカいサイズでしかもハードカバー。 この装丁を見た時に何だか胸が熱くなる思いがしました。この装丁、アポカリプスは単なるサブゲームやオマケじゃない、GWは本気だ!と。(そこかい)(笑)。 そしてそのアポカリプスが面白かった〜。卵帝君のコーン&僕のスラーネッシュマリーンの連合軍VSダニエルさんのブラッドエンジェル&有機溶剤さんのブラックテンプラー。 タッグマッチというのも面白かった要因だとは思いますが、久しぶりに40K面白れぇ〜〜と感動させられたのでした。 マリーンを一気買い 僕のミニチュア製作の動機ってやはりゲームなんですよね。 ゲームが楽しいからミニチュアを作りたくなるわけで、アポカリプスを楽しんで帰宅した直後、スペースマリーンの注文を出してしまったのでした。それもアポカリプス級の物量を(笑)。 マリーンを買う前にウィッチハンターとか作るもんが色々あるだろうとは思っていたのですが、実はマリーンはマリーンで以前にもかなり沢山購入していたり。 アポカリプスのゲームを遊んだことで、またアポカリプス本に載っていたメンターチャプターなどの格好良いアーミーの写真を見たことで、マリーンを作りたいという思いが再び蘇ってきたのでした。 そして40Kをいよいよ作るぞ〜!となるかと思いきや、買って一安心(笑)。 やはり相変わらずFBも楽しくてエンパイアなどを作っている間に40K熱もまた段々落ち着いてきて、気がついたら5版が発売ということになっていました。 というわけで4版はほとんど遊ばなかったですねぇ。 ブラックリーチの衝撃 5版が発表されて驚いたのがスタートセットの充実ぶり。 ミニチュアの出来が良いことはもちろん、ルールを読んでいると遊びたい気がムラムラと沸いて来ました。特に僕が気に入ったのがリアル射線システムとそれに伴って発売されたレーダースコープ。 こういう小物に弱いんですよ(笑)。 しかし僕はその時はやはりFBのハイエルフ製作に夢中!でも40Kも遊びたいしってことで、ティラニッドをやろうと思い立ち、開き直って早塗りに挑戦するも、これが何とも楽しくなかったのです。 ガガガっと完成させた後に漂う一末の虚しさ。こういうやり方は自分に向いてないことを痛感しました。 それで、やはりハイエルフ製作に専念することにして、年末になって製作がぼちぼち落ち着いてきたころに、いよいよ真剣に40Kゲームにカムバックしようという気になってきました。 そして僕が選んだのがエルダー。それも大好きな黄色のイアンデンをやろうと思っていました。 イアンデンといえばレイスガード。これをまたドカっと買いこんで準備万端! お正月休みにはウェーブサーペントも完成させて、勢い付くかと思いきや、黄色いレイスガードを塗ろうと思って黒サフを吹いていたのが裏目に出て悪戦苦闘。 ハイエルフでさえ黒下地で塗った僕に出来ないことは無い!と思っていたのですが、ホントに黄色が発色しない!(笑) 何とか1個完成したものの、思い描いていたような綺麗な完成品には程遠く、真黄色アーミーの難しさに挫折してしまいました。 やっぱ、40KアーミーじゃなくてFB作るかな〜でもせっかく5版が出たんだから、5版のゲームも遊んでみたいな〜と思っていて、色々考えました。 そして気がつきました。何時の間にかスペースマリーンが手元に揃っていたことに!(笑)。 むしろこのタイミングで作らないと何時になるかわからんということも思いつつ、コーデックスを熟読し始めるとダメですね(笑)。 一気に製作熱が出てきて、ガガガガガガーと組み立てを始めてしまいました。ま、やはり最後は衝動ですかね(笑)。 インペリアルフィストチャプターをチョイス RoRを見て下さっている皆さんはすでにご存知かと思いますが、僕は何より黄色が大好きなので、やはりスペースマリーンをやるならインペリアルフィストしかないと思っていたんですよね。 (詳しい経緯はタクティカルスカッドのコメントも併せてご覧下さい。) そして僕はこのアーミーを製作する前にある重大な決断をしました。 僕がウォーハンマーを始めてから約9年、その間に完成させたほぼ全て(99.99%)のモデルを黒下地から塗ってきたわけですが、 今回のインペリアルフィストは黄色の発色を最優先に考え、白下地から塗ることに決めたのです。これは実際、勇気のいる決断でした。 僕自身どのような仕上がりになるのか、白下地にありがちな妙に軽すぎる感じになりはしないか、今まで培ってきた技術を活かせるのか、などなど色々不安もあったのですが、 案ずるより産むが易し、自分が想定していた以上にタクティカルスカッドを格好良く塗ることができましたので、これで真黄色パワーアーマーのペイント法が確立できました。 お約束なんですけど、タクティカルスカッドが完成した時には我ながら「やべぇ〜〜〜〜〜コレぶちくそ格好良過ぎるわぁぁ〜〜〜あああああ」と悶絶しておりました(笑)。バカですね |
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アーミー製作の方向性 普通、アーミーを作る時って1000Pなり1500Pなりロスターを組んでみて、それを指針に製作順位を決めていくものだと思いますが、 今回僕はとにかく40K製作が久しぶりなことと、これ以前に散々他アーミーを挫折していたことから自分自身、半信半疑なところがあって、 あんまり肩肘張らずに何となしアーミー製作を始めました。 そんな感じだったので、特にロスターを組むでもなく、「まぁとりあえず作りたいもん作って、ロスターはあとで調整するかね。」といういい加減さでした。 でも、今にして思えばこれが逆に序盤は良かったかもしれません。 何せ下手にロスターを組んでいたら「うわ〜まだまだこんなに作らにゃならんのかぁ〜」と思って挫折した可能性も無きにしもあらずですからねぇ。 まぁ、そんなことだから、ドレッドノートばっかり作ったりして、アーミー製作の道を外れかねない危機もあったわけですが(笑)。 スペースマリーンで一番基本と言えばやはりタクティカルスカッドだろうということで、タクティカルスカッドを中心に据えたベーシックな編成になるようにイメージしつつの製作でしたが、 物量的には1000Pを超えた辺りから、ロスターを組み始めました。 この時点ですでにドレッドノートの製作が先行していましたので、ドレッドノートを中核に据えた編成にしようと思い、何か良いアイデアが無いかな〜と思っていると、フォージワールドのアレを思い出しました。 ドレッドノート専用ドロップポッド! 5版マリーンの嬉しい所と言えばドロップポッド待望の発売ということでしたが、だからこそ今このドレッド専用を投入すれば熱い!と思いたち、財布の中身を顧みず購入! 友人の卵帝さんに電話 R「いいもん買ったよ〜」 卵「何?」 R「ドレッド専用ドロップポッド〜♪」 卵「おお〜!それは熱いね。でも真面目に考えるなら一つじゃあまり強くないかもねぇ。どうせやるなら2つくらいは一気に落とさないと」 R「実はねぇそう言うと思って、2個買いました!」 卵「ほぉぉ〜そりゃぁ〜、アホじゃねぇ」 そんな感じで割りと自由気ままに作っていましたが、大阪のホビーショップ・アイコノクラズムでワールドワイドウォーU(世界大会、以下WWWU)が行われるということが決まり、 これに参加しよう!と決めてからはやっと本来のアーミー製作の形、つまりロスターを組んで必要なものを作るという方向にシフトしていったのでした。 |
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戦歴 40Kのゲームそのものが久しぶり、しかも初5版ゲームがいきなりスパルタで有名な広島会のダニエルさんによる世界大会予行練習とあって、いきなり負け続けました。 しかし、確かな手ごたえはありました。「40Kはやっぱり面白い!」という。 これが僕にとっては一番大事なファクターで、「ゲームが面白い」→「アーミーを増強したい」という流れが出てきました。 猛者が全国から集ったWWWUでは僕はまだまだ練習不足ということもあり戦績は決して褒められたものではありませんでしたが、 もうこの大会が終わった時には頭の上から足の指先まで40Kおもしれぇぇ〜ってなってました(笑)。 ちなみに自慢なんですが(笑)、WWWU(inアイコノクラズム)のペイント部門ではこのインペリアルフィストが優勝でした!これがですねぇ〜嬉しかったです(笑)。 その後も広島ミニチュアゲームの会で数回と福岡の2500Pフリープレイ・イベントで戦ってきましたが、なかなかこれぞ!という勝ち星をあげていません。 1500P〜2000Pのロスターは主にドレッドノート2機によるドロップポッド強襲を主軸に置いた編成にしています。 この2機のドレッドを1ターン目に同時に落として、敵主力に対してメルタガンやヘビーフレイマーで一撃粉砕を狙います。 これが刺さるかどうかで流れが一気に傾くという、なかなかギャンブルな編成であることが遊んでみて分かりました(笑)。ディープストライク失敗、とかね(笑)。 まぁ、5版になってからトループ枠のバイク強ぇ〜〜ってことで、猫も杓子もバイク、バイクって感じのようですが、だからって僕はバイクは使いたくないんですよねぇ。 人と同じことやってもしょうがないでしょ!なんてエラソーに言うわけではなく、単にバイクを塗るのがしんどそうだからです(笑)。 まぁ、40Kはかなりブランクがあったわけですし、焦らずゲーム回数をこなしていくことが一番肝心かなと思っています。 |
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お気に入りのモデル 全部が全部、真黄色だけに、全部お気に入りなんです! でも、あえて挙げるならサンドロス中隊長とマークW型ドレッドノートとレイザーバックでしょうか。 サンドロス中隊長は限定マリーンキャプテンをイメージして作ったのですが、見た目の格好良さに我ながら惚れ惚れ(笑)。 そしてコイツがまたゲームでも凄く活躍してくれるのです。何だかんだ言ってもパワーフィストは頼りになりますね。 あと一発しか撃てないコンビメルタもBSが5もあるので、まず外すことがありません!ホントによく刺さります。 最近はゲームのポイントが大きい時は迷わずアーティファイサーアーマーも装備させていますので、アイアンヘイローと合わせて防御力もばっちりです。 マークWドレッドノート(同胞ラザル)は製作時に一番の目立ち所である頭を無くすというアクシデントに見舞われたのですが、 代わりに使ったカンパニーチャンピオンの頭がピッタリ似合ってて、怪我の功名というかお気に入りポイントになりました。 何気にゲームの方では皆勤賞だったりしますが、 ドロップポッドから登場とあって、敵主力を派手にぶっ壊して、すぐに自分もぶっ壊されるという熱いヤツです。 レイザーバック(ドルンの勇士)は旧版と新版良いとこ取りのカスタム仕様です。現行レイザーバックはどうもシンプル過ぎて、寂しい気がしていたので、 この旧型レイザーバックを流用しようとずっと前から考えていて、そのアイデアをやっと形にすることが出来ました。 しかし、いかんせんヘビーボルターというのがイマイチ、インパクトが薄くてゲームではそれほどの活躍を見せてくれていません。 いずれはコマンドスカッド載せて派手にアサルトをしかけてみたいものです。 ちなみに外国人のベテラン趣味人がこのアーミーを見た時に一番ウケたのがビーキーこと初代プラ・スペースマリーン。 「オォ!ビーキーマリーンかわいいネ!」みたいな。これを発売当時に買って今もずっと使っているとい年季の入った方ともお会いしました。 このぬいぐるみのようなもっさりとした造形。この愛くるしさが殺伐とした40K世界に一時の和みを与えてくれています。(笑) そして意外や意外、アーミーに混ぜて使っている分にはそれほど違和感が無いことに驚きました。 |
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今後の拡張方針 このインペリアルフィスト戦団は製作開始からわずか1年。まだまだ製作途中です。 最終目標はやはり第三中隊の完全再現(6タクティカル、2アサルト、2デバステーター)なのですが、これは大変な道のりになりそうです。 現実的な増強プランとしては、第一中隊からスターンガードベテランとヴァンガードベテラン、そしてアサルトターミネーターを迎えたいと思っています。 それから更なるヘビータンク。中でもランドレイダーは早く作りたくてウズウズしているぐらいです。 おっと、忘れてはいけません!レギオンオブダムドも早く欲しいですね〜! あと、アポカリプスに憧れて40Kを再開したわけですから、アポカリプスフォーメーションは色々と狙っていきたいと思います。 そして、アポカリプス専用のスーパーヘビータンク、インペリアルフィスト戦団所属のベインブレイド「フェルブレイド」も作りますよ〜! そんなわけで、まだまだインペリアルフィストの製作は続けていきたいと思います! |