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ウォーハンマーで主役のアーミーと言えば!? その答えはきっと人によって違うと思うんですよね〜。どんなアーミーもそれぞれに魅力的で、むしろ「オレが作ってるアーミーが主役だ」って勢いで(笑)。 でも、エンパイアがFB全アーミー中、特に人気の高いアーミーなのはこれはもう動かしようのない事実です。 ですが、ここで告白しておきますと、僕がウォーハンマーを始めた頃は「ただの人間なんか作って何が面白いんだろ」と思ってました(笑)。 その頃はケイオス命でしたからね〜、ライトサイド系のアーミーをやろうと思ったことも無かったのですが、 エンパイアのミニチュアそのものにもそれほど魅力を感じて無かったんですよね。「コイツラただの人間じゃん」って(笑)。 そんな僕の中でもいつしかエンパイアは「そのうち作りたい」というポジションに上がってきていました。 エンパイアが最初から直球ど真ん中な人もいらっしゃるとは思いますが、きっと、ウォーハンマーを知れば知るほど、エンパイアは魅力を増してくるアーミーなんですよね。 世界観の中でも、シグマーに直接通じるところで世界史(人間史)の中心にあるわけですし、 ゲーム的には特別に超強力なユニットやキャラクターが(他のアーミーに比べて)いないため、アーミー全体の動かし方をじっくり考える奥深いゲームを楽しむことができると思います。 ユニットやキャラに頼った勝利ではなく、運用面でいかに勝つか、ある意味プレイヤーの真の実力を試されるという気もします。 ま、「今日はキャノンゲーだった」ということもよくあるんですけどね(笑)。 以前は魅力薄と感じていたミニチュアも、これが噛めば噛むほど味が出てくるスルメじゃないですけど、表情豊かな人間の顔は新旧のミニチュア問わず、共通の素晴らしい魅力だと思います。 |
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きっかけ 6版の後半頃、7版が発売される前に、シグマー神のお告げがあったのがエンパイアを作る直接のきっかけでした。 お告げってのはだいたいアーミーブックをじっくり読んだ次の日くらいに来るんですけどね、どのアーミーでも(笑)。 実はエンパイアはそれ以前よりコツコツとミニチュアを集めていましたので、いつ作ろうかと好機をうかがっていたのでした。 そして割と最悪のタイミングで製作着手(笑)。 というのも、ある程度アーミーが形になってきたと思ったら、7版が発売されてランクのカウント数が4人から5人になり、大幅に歩兵を作り足す必要がでてきたり、 7版エンパイアの新ミニチュアが超格好良いのにあんまり入ってなかったり(笑)。 でも、アーミー製作を始める時って「打算よりも衝動」じゃないですか、皆さん。どうだか(笑)。 |
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オストマルク州 エンパイアは他のアーミーよりも配色パターンが厳格に決まってたりしますよね。州軍服の関係で。だから、エンパイアを選んだ上で、さらにどこの州軍を選ぶかが非常に大事な要素となってきます。 困った時は友人の卵帝さんに相談。 「アルトドルフはあの人がやってるし、ナルンはあの人が、ミッデンランドはあの人が、ノードランドが配色的に好きだけどあの人がやってるしな〜」(笑)等と話しているときに 「オストマルクはどう?ケイオス軍の侵略に備えて軍備を蓄えているっていうし、キスレフとの共同戦線もあるって」と卵帝さんから提案され、 「キスレフもいつか作りたいアーミーだし、オストマルク良いね!微妙にマニアックで知り合いにやってる人もいないし」って感じで決まりました(笑)。 オストマルクはキスレフとの共同戦線はもちろんオウガ傭兵なども沢山抱えているらしいので、アーミー増強の方向としても「傭兵」をキーポイントに作ってきました。 キスレフからはグリフォンリージョン、傭兵はジャイアントやハーフリング鍋投げ部隊などを製作しました。 こだわりの?ミニチュアチョイス 先にも書きましたが、僕が作りはじめた時はまだ7版の新ソルジャーなどは発表すらされていませんでした。 旧4版〜5版時代のメタルのハルバーディアーはバリエーションも多く、「エンパイアをやるときにゃこれは作るぞ〜」と思って集めていたものを最初に塗り始めました。 また、5版で発売されたプラのソルジャーも塗ってみればなかなかの男前!これは塗ってみて気に入ったミニチュアです。 グレートキャノンやアーチャーなども旧メタル製品を購入してました。僕はメタルのミニチュアに弱いんですよねぇ。 ウィザードやキャラクターも旧製品を「いつかエンパイアやるぞ!」と買うだけは買っていました(笑)。 そんなわけで、今にして見れば旧製品のかたまりみたいなアーミーですが、7版が出た後に始めたのであればもうすこし事情は変わっていたかもしれません。 7版の新ミニチュアはどれもこれも非常に素晴らしい出来栄えですからね〜。プラ製でも文句無しって感じです。 |
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ペイントについて ペイントについては何の迷いもなく黒下地から始めましたが、黄色の軍服部分だけはスカルホワイトを再度塗ってから、ゴールデンイエローのベースカラーを塗ることで発色させています。 エンパイアの製作において僕が一番楽しかったのはやはり「人間の顔」を塗るところですね〜。 今まで製作してきたアーミーが鎧とか獣とか骨ばっかりでしたので、あまり表情が無いミニチュアばかりだったわけです。 顔を塗ること自体は、このエンパイア製作以前にD&Dのプレイヤー用キャラクターなどを沢山塗ってきましたので、その辺で積み上げたスキルが役にたちました。 人間の顔は塗り方ひとつで同じミニチュアでも違った顔つきになりえますし、アーミー規模でのペイントは非常に面白くやりがいのある挑戦でした。 キャラクターは地味? アーミーそのものが地味なオストマルク州ですが、キャラクターも地味なところが揃っています(笑)。 我がオストマルク州軍のジェネラルを務めますのは、愛馬シルドラス(ペガサス)に騎乗したゴットハルト大佐。 このモデルもすごくお気に入りで、エンパイアやるならこれをジェネラルにしたいなぁ〜と憧れていました。 ですが、皆さんお察しの通り(笑)、ペガサス騎乗の「ジェネラル」ってのがゲーム的にはなかなかイケてません(笑)。 やはりこういうキャラクターはジェネラルとしてではなく、ヒーローとして自由に戦場を飛び廻ってこそ真価が発揮されるというものですので、現在、新たなるジェネラルが待望されているところです。 ウィザードについてはグレイとファイアを僕が作り、ライトの人は卵帝さんに塗っていただいたものです。 もう一人いるオッサンは某ゲームの有名人(笑)。青らしくカウンターもといディスペル要員としてオストマルク州に雇用されています。 また、我が軍の地味さに拍車をかけているのがスペシャルキャラクターの不在。6版時に作り始めた流れを引きずってしまい、何となくスペキャラの登場が先送りにされてきました。 バルタザールゲルトやヴォルクマール、ルーサーフスなんかは気軽に作ってみたいものです。 |
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今後について さて現状についてはそんなところで、今後の増強方針としてはやはり一大決戦に備えて、ナイトリーオーダーを迎えたいと思っています。 グリフォンリージョンだけでは心許無くて(笑)。実はすでにナイトパンサーとホワイトウルフをそれぞれ10騎ずつ組み立て済で待機させていたりします(笑)。 そして、エリート兵のグレイトソード部隊。我が軍の見た目の地味さを払拭させてくれることでしょう。 オウガの傭兵団も見た目的には欲しいところです。(これもミニチュアはスタンバってます)。 あとは、スチームタンク。7版の新プラスチックモデルが発売されたばかりですが、僕はメタルのクソ重たいヤツを持っていますので、きっとあれを作ることになると思います。 オストマルクのような田舎にスチームタンクがあるのかどうかはわかりませんが、何せ現在、キスレフを打ち破ったケイオスの津波がオストマルクに押し寄せているのです! スチームタンクが増援として他州から派遣されていても不思議ではありません!! ほんと言うと、レイクスガードナイトを2〜30騎作って、カールフランツ閣下やクルトヘルボルグを入れた最終決戦部隊も夢見ているのですが、それは上記のものをすっかり片付けてから考えようと思っています。 僕のエンパイア製作は時間がかなりかかっていますが、その実、まだまだ製作途上です。僕の中でセカンドウェーブが起こる時を待ちたいと思います。 |