沈黙の王スザーレク、間違いなく９版で新生したネクロンの最大の目玉キットであり、ネクロン最重要人物のモデル化ということで、発表当時は全ネクロンティアが狂喜乱舞したものでした。
もちろん、僕もめちゃくちゃ嬉しくなっちゃって、比較的早い段階で組み立ててペイントするつもりでスタンバらせてましたが、まず配色をどうするかで悩みました。
僕のネクロンは３版当時の設定が曖昧な頃のネクロ時代に決めた青＋銀の配色で、なんとか王朝って設定も５版ネクロンからですので、全てが後付け設定みたいになっちゃってて、
スザーレクも設定尊重してスザーレカン王朝の見本に近い配色で塗るべきか、マイアーミーの青色基調で塗るか、その葛藤がありました。
スペシャルキャラクターへの思い入れが強過ぎて、オリジナル配色で塗ることで格好悪くなったらどうしようかな、みたいな不安感といいますか。

しかもコントラストカラーが発売される前に黒サフ吹いてたので、最近何かと使いこなせてきたコントラストも使いづらいとなって、ますますペイントが遠のいていました。

２０２２年年末、地元の友人はたさんとお会いした際、

はたさん「Rさんって一回増強やめて次のアーミー作り始めたら、前のアーミーに戻ってこなくなりますよね？」
Rman「確かにそういう傾向はあるんですよねぇ・・・でもスザーレクは塗ろうと思ってるんですよ、あれ塗らないとネクロンは終われないですから」
はたさん「じゃあさっさと塗って下さいよ〜！スーパーヘビーのやつとかも控えてるんですから」
Rman「ええ！ちょうど年末年始にやるつもりでしたから！」
はたさん「言いましたね！期待してますよ！」

とプレッシャーをかけられてしまい、後には引けない！となりました（笑）。

実際、年末年始のお休み期間は何かしらペイントプロジェクトを達成するのに絶好の機会、と思いきや、子供が出来てからはほとんど日中に自由時間は確保できないので、
それほど進みませんでしたが、何とか塗り始めることはできました。配色も思い切って青色に全振りしてみようと。変な仕上がりになったらもう１個買えばいい！くらいの勢いで。

前振りは長かったのですが、パーツは分割した状態でそれぞれ丁寧に仕上げていきました。廃盤になって久しいファンデーションカラーで黒下地から青色を発色させ、
コントラストの青色で陰影をつけたりして、新旧のシタデルペイントを活用して塗りました。面倒な青グラデーションも慣れてくれば完成のイメージも出来てきて、
後半はわりとノリノリで塗ることが出来ました。

完成させてみると、正直ここまで格好良くなるとは思わなかった！これは大傑作！！
いやもう格好良すぎるでしょう！！！！これはッ！！！沈黙の王は青い！と胸を張って言えます。
ペイントは楽しんだもの勝ちってことですね、ほんと（笑）。

さて、頑張って塗ったからにはゲームで使ってやりたいというのが親心であります。
９版も終わりが見えてきましたので、９版のうちに一度は出撃させたいものです。

2023.1.14