RoR Rman　オールド・スクール的ランドスピーダート -Land speeder Classic-

この見慣れないモデルは４０Ｋ初版の頃（１９８０年代）のランドスピーダーです。こんなんですけど純正品です（笑）。
昔はほんと４０Ｋのデザインというかミニチュアはとことんバタ臭いというか、洗練されてないですよね～。
このキットを僕が入手したのは１０年くらい前だと思うのですが、あまりにもイケてないホワイトメタルの塊に愕然としたことを記憶しています。
その後、インペリアルフィストを作り始めて、いつかこのランスピも「ネタ」として塗ってやろうと思ってたんですが、
こんなものを塗ってる心の余裕はなかなか生まれてこず、ずっと放置してきました。

ところがデスウォッチの制作を始めて、黒いアーマーのペイントをしていると心が「黄色塗りてぇ」と疼くのです（笑）。
そこで、ちょっと手軽かつ気負わずに塗れるちょうど良いモデルがないかな～と考えていたら、こいつが出てきました。
まぁ、このイケてないモデルをどこまで格好良く塗れるかわからないけど、やるだけやってみるか～と気軽に塗り始めたら思いのほか楽しく塗れてしまいました。
なんか塗ってて頑張り過ぎ無くていい感じ、ほのぼのテイストなんですよね、この２人のマリーン。
僕は４０ｋに関しては最新のモデルこそ最良という考えを強くもっていますが、まぁここまで差があると、これはこれで面白いもんだな～と思えました。

クルーよりもランスピ本体のペイントが複雑かつ有機的な造形で塗りづらかったです。
とりあえず謎の造形を丁寧にハイライトとシェイドを入れてやることで、それっぽく仕上げてみたつもりです。
武装はフロント部のへヴィボルターとサイドに装着させたへヴィーフレイマーのトルネード型にしています。
ヘヴィーフレイマーは他のキットから持ってきましたので、ここだけ妙に現代風になってしまい、せっかくならオールド装備でまとめた方が粋だったかな～と若干後悔する点です。

とは言え、完成させてみると、この手のひらに収まる可愛いサイズといい、むき出しのクルーのこじんまりとした佇まいが実に可愛い！
残念ながらカッコ良い！ってところまでは持っていけなかったように思いますが、これはこれで気に入りましたよ！
ちなみにスペースマリーンのコデックスでランドスピーダーについて「初期のランドスピーダーには装甲がほとんど存在しなかったが・・・」というくだりがあるんです。
その初期のランドレイダーこそ、このモデルのことを差すのではないかと思います。

まぁせっかく作ってやったのだからゲームで使ってやってもいいでしょうね！
他のランスピに混ぜたら違和感有り過ぎなので、単独で使ってやりたいですね～。

2016.9.29