Imperial Fists Captain by Rman
Rmanのコメン
我がインペリアルフィスト第三中隊の現キャプテンというと「ラインヴァルト中隊長」というキャラクターで、こいつは僕にとって「アーミーの顔」とも言っても過言ではないほどお気に入りのモデルとなっています。

とはいえ、この方は基本的にスペシャルキャラクターのシカリウス中隊長のルールを当てはめているので毎度毎度このラインヴァルト一本というのもワンパターンかな〜という気もしており、以前からベーシックなキャプテンを作りたいなぁ〜と思ってました。前に作ったパワーフィストのサンドロス中隊長のモデルは「殿堂入りさせた」と公言してしまっていることもあって、これを使うのも気が引けるんですよね(笑)。無駄なコダワリかもですが・・・。

ところでスペースマリーン・キャプテンほどモデルの種類が豊富なキャラクターも珍しいですよね。6版発売間近の現在では最も馴染み深くなったブラックリーチ強襲に附属のキャプテンと、マルチパーツプラボックスの人がダブルスタンダードといったところでしょうか。それに加え現行のチャプターマスターの4人セットや、過去のメタルなども含めるとそれこそ膨大な種類のモデルが発売されてきました。
スペースマリーンはGWが最も気合をいれているアーミーの一つであり現行のキットはもちろん、
過去のメタルなどを見ても、キャプテンのモデルはその時代その時代で各デザイナーが最高の仕事をしているようで、実際良いモデルが揃っています。

僕も過去のメタルを色々とコレクションしてはいるのですが、今回はどのモデルを選ぼうかなぁ〜と悩みに悩んだあげく、40Kが3版だった頃に最もポピュラーだったコマンドボックスのキャプテンをチョイスしました。このキャプテン、当時マリーンをやってた人はすべからく皆使ってたと言い切れるほど、ほんとにスタンダードだったので、僕は例え自分がマリーンをやるにしても絶対こいつだけは使わねぇ!とか思ってました(笑)。当時はコンバージョンが命で、人と同じ=カッコワルイみたいに考えていたんですよね・・・。

改めてこの3版キャプテンを手にとって見てみて、今時のマリーンと比べると背が低く全体的に小ぶりなものの、実にバランスのとれたプロポーションを誇っており、装飾も必要にして十分なもので、細部の造形もカッチリ、そして超イケ面なんですね(笑)。さすがジェス・グッドウィンの仕事は何年経っても色褪せないな〜と改めて魅力を実感するに至り、このモデルを塗りたくなったのでした。

モデリングに関しては、背の低さはベースデコレートでカバーしつつ、武装を変更することにしました。
というのもこのキャプテン、右手はストームボルターを装備していたんですよね。玄人好みなところだな〜とは思いましたが、せっかくBS5もあってストームボルターは無いか〜って感じですから(笑)、プラズマピストルに換装。この旧型プラズマピストルはフォージの30Kラインのキャラクターコンバージョンセットの中に入っていたものです。このピストル、2版の頃のデザインを踏襲しながら現代の技術でシャープに仕上げてあり、とても気に入ったんですよね。キャプテンともなれば、代々伝わるレリック武器を持っていても似合いますよね、たぶん。

ペイントについては特にこだわったポイントはありませんが、3版時にベーシックなキャプテンだったこともあり、改めて素のよさを引き出したいという気持ちもあって、気をてらわず丁寧にペイントしました。当時から40Kをやってた人に「お!このキャプテン懐かしいな〜」なんて思ってもらえたら僕としては嬉しいところです!
逆に最近ではこのキャプテンもほとんど見なくなってきた感もあるので、これはこれで個性を主張できそうでもありますね(笑)。

完成させて見ると、思いのほか気に入りました。白髪にしたこともあって、それなりに貫禄が出てサイズの小ささを感じさせない存在感があります。
と自分で言いつつ、他のマリーンを横に並べてみると「あ、やっぱ小さいな・・」と思いました(笑)。
でも、顔を出してる人はやっぱりよく目立っていいですね。

完成させてみたのはいいものの、このキャプテンを我がチャプターにおいてどういう扱いにするかは悩ましいところです。
ま、深く考えずにラインヴァルト中隊長の別バリエーション版ってことにしておきましょうか。
なにせオフィシャルの方でも、シカリウス中隊長は専用モデルに留まらず、第二中隊キャプテンの見本としては(つまりシカリウス)は無数に存在するのですからね!
なんとか戦役バージョン、みたいな感じで。

6版の新ルールになって、パワーウェポン&プラズマピストルの組み合わせがどの程度やれる性能になるのか、そこがまた今から楽しみです!