Imperial Fists Rhino by Rman
Rmanのコメン
インペリアルフィスト第三中隊・第5スカッド専用のライノということで、ライノの製作も5台目です。
そこで振り返ってみると、普通のライノが1台も無いことに気が付きました(笑)。1台目は追加装甲付き、2台目は旧型、3台目は旧型追加装甲付き、4台目も追加装甲付き。
やはり特殊型は通常型が居てこそ価値もあがるものですし、コレクション的にもド・ノーマルが欲しくなってきましたので、
あえてド・ノーマルで作るということで、いつもと違うアプローチをしてみることにしました。

それが、ハッチ開閉可能で中もきっちり塗るというものです。

今まで僕はライノ型のハッチは全て接着しており、開閉出来ないようにしてきました。その理由は「中まで塗りたくない」、というシンプルかつ短絡的なものです(笑)。

しかし今回ばかりはド・ノーマルを追求するということで、内装を塗ってから組立て、繋ぎ目消しなどもいつも以上に丁寧にやりました。
あくまでノーマルな雰囲気にこだわりましたので、お楽しみにタンク・クルーも今回はお休みしました。
ただそんな中でも「インペリアルフィストらしさ」は強調したかったので、メタル製の専用アイコンなどは装備させて、ノーマルな佇まいの中で個性を演出してみたつもりです。

それにしてもハッチを開閉させるのはほんと、大変でした。というか、ムリでした(笑)。
後ろは当たり前に開閉できますが、上部とサイドのハッチはアタッチメント部分が小さくて自然に開閉できるようにするのは至難の技です。
ムッチーさんが自サイトの中で書かれた記事などを参考にしたりもしたのですが、単純に真似をするにもかなり難しい工作のようでしたので、
諦めて脱着式にしました(笑)。マグネットと真鍮線を仕込んでいますので、ゲーム中にポロリと落ちることはありませんし、開けようと思えば開けられるという仕様です。
まぁ、僕にしては上出来と思って満足しています(笑)。

ペイントについては基本的にいつも通りですが、丁寧にモデリングして繋ぎ目などをきれいに消していることで全くストレス無くペイントすることが出来ました。
やっぱり組立は大事だなぁ・・・と今更ながら実感。
内装は組立中に塗ったのですが、意外に塗るのが楽しくて、ついつい調子に乗って黄色のマリーン頭を置いてみたりして遊んでしまいました。
内装塗るのがこんなに楽しいのなら、作戦指令部がばっちり再現されているフォージのダモクレス型ライノ(でかいアンテナが付いたやつ)を塗るのも
かなり楽しいんじゃないかな〜と物欲を新たにしているところです(笑)。

せっかくなので、真面目なライノ作りをここで軽くレポートしておきたいと思います。

ライノ製作記録
ライノ購入〜!
最近のボックスはなかなかカッコイイですね。
今時のキットに比べるとシンプルな構成です。
改めての制作にやる気が湧いてきます。
とりあえず内装のペイントが必要なパーツを切り出します。 ハッチ開放型にする内側のドアが閉まってるのも面白く無いので
片方だけはドアをカットしました。、
ベージュ色の明るい内装色にするつもりで、内側に白サフを吹きました。 白サフと黒サフを使い分けて、とりあえず下地は完成。
ベタ塗り&ウォッシュ&ドライブラシでざっくり塗っていきます。 こんな感じで塗りあがりました。
内装で一番凝っている操作パネル部は丁寧にペイントしました。 キャタピラ部分は黒サフを吹きました。
サイドハッチを開閉できるようにするため、小さめの磁石を購入。 ドアに磁石を仕込みます。
本体側にも磁石を仕込んで、とりあえずドアは閉まるようになりました。 内装も塗り終わり、いよいよ組み立て。なんか蓋をするのが惜しい気も。
パチンっと小気味の良い音がして、天井がきっちりハマります。 流し込みタイプのプラセメントで天井と本体をがっちり接着します。
旧型ライノのドーザーブレードを組み立て。 といっても2枚を張り合わせるだけです。ほんとシンプル過ぎ。
セメントでがっちり組みあがりましたが、若干の段差があります。
いつもある程度は綺麗に慣らしてますが、今回は丁寧にやります。
背面にも合わせ目がくっきりと出ています。
タミヤの光硬化パテ。超便利です。 光に当てることで短時間で固まります。そしてヒケなどもほとんど出ません。
臭いのが一番の難点でしょうか。
合わせ目がある部分にはまんべんなく盛り付けました。 背面もたっぷりと。
固まったら荒削りは棒やすりでガリガリっと。 仕上げはサンドペーパーで丁寧に慣らしていき、合わせ目はほぼ消えました。
棺桶が完成。
本体が組みあがったら飾りを準備。ビークル用のアイコンパック。 シンプルな棺桶にデコレートを楽しみました。
フォージのエッチングパーツなども使ってます。これで、とりあえず完成。 黒サフ吹き済みのキャタピラ部分をマスキングテープで覆います。
全体にシタデルのスカルホワイト・アンダーコートスプレーを吹きます。 その上からタミヤのラッカースプレー、キャメルイエローを吹きます。
乾いたらつや消しトップコートを吹きます。
これで、絵具の食い付きががっちり良くなります。
さらに筆で全体にゴールデンイエローをベタ塗りして
完全フラットな黄色下地が完成です。
ここからはいつも通りのペイントをして完成です。

それにしても、ド・ノーマルのライノがこれほど美しくカチっとまとまっていることに今更ながら感心しきりです。
全体のフォルムが素晴らしく、細部のデザインも全く無駄が無い。
これぞまさに理想のタンクであると、スペースマリーンを13,000ポイント以上作ってやっと気が付きました(大げさ)。

あと、内装まで作ると自己満足度が半端じゃないですね〜。製作自体が楽しくって、それだけでも価格分の元は取った!って感じです(笑)。
今更ライノ作りがこんなに楽しくなるとは自分でも意外でした。

これで後はゲームでも役に立ってくれたら言うこと無いですね!