40k 25周年記念キャプテン by Rman
Rmanのコメン
1987年に初代40Kが登場してから今年で25年目。
40K生誕25周年を記念して発売されたのがこのスペースマリーン・キャプテン。
「ウォーハンマー40Kローグトレーダー」の初版カバーアートで主役だったクリムゾンフィストキャプテンをモチーフにデザインされたモデルです。

FBの25周年記念の際は同じく初版ボックスセットのアートからケイオスウォーリアーが現代風にアレンジされハリー・ザ・ハンマーが登場しまして、
多くのFBファンから熱烈な歓迎を受けたのもまだ記憶に新しかったので、40Kはどんな記念モデルが出るのだろう?と非常に楽しみにしていました。

モデル発表まで期待は高まり続け、エンペラーやプライマークがモデル化したら熱い!とか勝手に盛り上がってましたが、
まさか、初版ローグトレーダーのクリムゾンフィストが立体化されるという想像を大きく下回る(笑)展開に正直なところ肩透かしを食らったような気分にもなりました(笑)。

とはいえ、スペースマリーンを作っている者としてはもちろん嬉しいリリースですし、あの初版ルールブックのアートが大好きだった僕としては発売までに段々と期待値が上がってきました。

40K25周年の記念日であり、この限定モデルの発売日であった平成24年2月25日、店頭で入手された方も多くいらっしゃたかと思いますが、僕は通販の到着待ちでした。
配送屋さんの手違いで記念日に入手することは叶いませんでしたが、翌日の夕方何とか無事に入手。
いつものボックスよりもずっと立派で記念モデルに相応しい装丁にワクワクしつつ開封!

今回のキットは例によってファインキャスト製なので、中身を見るまで安心できないのがミソです(笑)。
結果としてはかなり綺麗にカチっと抜けており、非常に良い状態でした。パワーフィストの指1本とプラズマピストルの上部がゴソっと欠けておりましたが、
パテで修正できるレベルでしたので、一安心しました。
他のファインキャスト製品を同時に購入してましたが、それも概ね良い状態でしたので、ファインキャストも精度がだんだん良くなってきていることを実感しました。


僕はこのクリムゾンフィスト・キャプテンを2つほど注文していましたので、ひとつは記念モデルらしくクリムゾンフィストで「飾り」として作るのと、
もう一つはもちろん黄色く塗ってインペリアルフィストの人としてゲームで使ってやろうと決めていました。

それで、やっぱり我がアーミーの戦力増強が何よりの優先事項なので、
とりあえず1個目はインペリアルフィストの第三中隊6番目のタクティカルスカッドのサージェントとして使うためにペイントをしました。

元々キャプテンとしてリリースされたモデルですが、最近の諸キャプテンに比べると何となく地味じゃありませんか?このお方は。
「だが、この地味さがたまらん!」という人の意見には大賛成なんです、僕も。実際、装飾はかなりの武勲を上げてきたことが判る立派な物を多数装着されています。
でも、僕も色々とキャプテンを作ってきている経緯があり、いまさらキャプテンを作ってもゲームで出番無さそうなので、
地味なことを逆手にとって普段からゲームに投入しやすいサージェントとしてペイントしようと思ったのでした。

このキャプテンはさすがGWが25周年を記念して本気でデザインしたモデルだけあって、今までのモデルとは1段か2段くらい出来が良いことが塗っていてよくわかりました。
具体的に何がどうというのもわかりませんが、よくありがちな四肢のご都合主義的な収縮や拡幅などが見当たらず、
それぞれカチっとした大きさで破綻無くまとまっているという感じなのです。
マリーンを沢山塗ってきた僕としてはこの絶妙なバランスにひたすら感心しながらペイントも大いに楽しむことが出来ました
。単純に出来の良いモデルのペイントは楽しいですよね。

今回はサージェントとして目立たせたいという意図もあり、背中に個人旗を背負わせましたが、結論から言うとこれはちょっと失敗でした。
気合入れてペイントしたオルクの顔が隠れてしまったからで、最後にバックパックを装着させてから気付きました・・・(笑)。
まぁ、今度クリムゾンフィストの飾り用をペイントする時には25周年記念モデルに敬意を払って無改造でペイントしたいと思います。

ところで、この方は強化型のプラズマピストルを装備しておられますが、元絵の方はガントレット型の射撃武器を装備していますよね。
「これはプラズマピストルでした」っていうのはいかにも安直だなぁ〜って感じで、どうせならクリムゾンフィストのスペキャラとして専用ルールを付けてくれたら良かったのにな〜
(このキャプテンはレリックウェポンであるプラズマブラスターを装備している!とか)と思ってましたが・・・・、
早々に予約完売したようなので余計なお世話でした(笑)。

完成させてみると、小粒ながらやっぱりカッコイイキャラクターなので、こいつは我がインペリアルフィストの中でもかなりのお気に入りになってくれそうな気がします。
彼が率いる第六分隊もはやく仕上げたいですね!