Imperial Fists Devastator Squad by Rman
Rmanのコメン

実は白状しますと、このディヴァステーターを組み立てのは1年以上前にさかのぼり、
組み立ててすぐ黄色ベタ塗りまではしたものの、そこからは中々筆が進まなくて1年以上放置してしまいました。
実際のところ、僕が一旦塗りはじめたものを途中で放置することは結構珍しいことなのです。(組み立て後、放置するのはよくあるんですけどね笑)。
何でそこまで放置できたかというと、たぶん、あんまりゲームで使いたいって思ったことが無いのが一番の要因でしょうかね〜。
昔ケイオスマリーン時代にハボックを使ってイマイチ活躍させられなかったというトラウマがあるのかもしれません。

とはいえ、僕の1大目標である「第三中隊完全再現」には当然ディヴァステイターも2スカッド必要なわけです。
なので覚悟を決めてペイントを再開したところ、あれだけ「もうマリーン塗るの飽きたわ〜」と頭で思ってたのに、何だか妙に楽しくなってきて、
シェイドを入れて、ハイライトを入れる工程なんかはもうルンルン気分で筆が進みました。
そうそう、これこれ、この感覚!!ってな感じで、ベーシックなマリーン塗装をすっかり楽しんでしまいました。

今回はヘビーウェポンの塗装はもちろん、ヘビーウェポン専用のバックパックやサージェントのバックパックを塗るのがとても楽しかったです。
昔、ケイオスマリーンのハボックを作った時も(当時すでに旧版だった)専用バックパックにこだわっていたことを思い出しました。
いつもと違うバックパックに黄色グラデをかけて立体感を強調していく作業はとても楽しい時間になりましたね〜。

それにしても、このたび、昔作ったハボックを見て見たら自分でもビックリするくらいイっちゃってる感じでちょっとウケました(笑)。
今と昔のじゃ同じ人間が塗ったとは思えないですよね・・・。

ヘビーウェポン持ちの人とサージェントはディヴァステイターボックスから素直に組みました。
このキットはヘビーウェポンの数も十分過ぎるくらい詰まってるし、何気に嬉しいのが備品の数々。
念板やサーボスカルなどの装飾品や、サージェントに装備させているオプション武装などもヘビーウェポンにも並ぶ非常に嬉しいオマケです。
後方支援スカッドなのに、ついついサージェントに指を差したカッコイイ力拳を装備させてしまいました(笑)。
まぁ、威嚇用として見ると決して無しではないと思うんですよ・・・。
このプラ製ヘビーウェポンは無印肩パッドが強制装備になってしまうので、チャプターマークはデカールを貼りました。
マリーンの丸い肩パッドにデカールを張るのは皆さん苦労されているのではないかと思います。
そこで、ひとつ僕のやり方を紹介します。といっても基本は模型本で学んだやり方そのまんまなんですけどね。

デカール貼り方講座!

@デカールを水につけて、台紙に水がよく染みたら肩パッド上で台紙からシールをスライドさせて乗せます。

A筆などでやさしく触りながら位置を決めたら、上からデカール軟化剤(Mrマークソフターの接着剤が入ってないやつ)をベシャーっと塗ります。
しばらく経つとデカールが軟化してくるのでそうなったら一切触ってはいけません。その後完全乾燥するまで(数時間)放置。
完全乾燥したらシワや気泡もかなり無くなり、それなりに肩パッドの曲面にフィットしています。

Bどうしてもシワが寄ってしまったところ(主にデカールの端っこ部分です)は軽くデザインナイフを当てて削ります。

C削った部分が目立たなくなるようにシタデルカラーで補正します。

Dデカール部分だけ艶があって違和感あるので、つや消しクリアーをデカールの上から筆塗りします。これはデカールの保護を兼ねています。



これだけやれば、いかにもデカールって感じではなく、まるで手で描いたかのように自然な仕上がりになります。
とにかく重要なのがデカール軟化剤です。
使ったこと無い人は乾くまでにデカールがシワシワになるのでビビるかもしれませんが、どうか我慢して乾燥を待ってみてください。
ちゃんとシワは伸びてキレイになります。ちなみにデカールと下地の間に薄い空気の膜が入ってしまい、デカールが白っぽくなる現象、通称「シルバーリング」も
デカール軟化剤を使うことでほとんど防ぐことができますので、曲面だけでなく平面にデカールを張る時もデカール軟化剤は非常に有用です。
ちょっと大きめの模型店ならたいてい売ってますので、オススメのツールです。

以上がデカール貼り方講座でした!

そうそう、このディヴァステイター・スカッドのチャーミング・ポイントはボルトガン持ちのスペースマリーンです。
現行コーデックスを読むまでは全く知らなかった事実、それがディヴァステーターは新米兵士から構成されているということです。
え〜〜〜?逆にエリートかと思ってたよ!って感じでしたが、そこで閃いたのがスターターの一発成型プラマリーン。
現行のブラックリーチ附属のマリーンはかなり歴戦の兵士っぽさがアーマーのチョイスなどからもうかがえますが、
旧スターター「マクラーグの攻防」附属のマリーンは完全にMk7アーマーで統一されており、
このベーシックさがある意味新米っぽいな〜と思ってこちらのほうをチョイスしました。
ちなみにマクラーグ版は肩パッドにタクティカルスカッドの↑マークが無いのも都合が良いんですよね。

ペイントの方は奥まった部分なども無くとても塗りやすかったです。一発成型の都合上造形がハショられている部分もありますが、
塗ったらあんまり目立たない部分で、完成後は普通のマリーンモデルと比べても遜色無い雰囲気があると思います。

塗り始めると早かったですし、最後まで楽しくてしょうがなかったので、
この調子ならあと2タクティカルスカッド、1アサルト、1ディヴァステーターを作るのも夢じゃなくなってきましたね!