RoR Rman　サイファー

RoR掲示板の名コメンテイターとしてすっかり定着した感のあるムッチーさん。
RoR管理人の僕としても、大変心強いものを感じてきましたし、
僕自身もムッチーさんから作品に対していつも真剣なコメントを頂いており、とても励まされてきました。
何かの形で恩返しできれば、とは常々思っていましたが、普通に何かプレゼントをお贈りするのではきっと恐縮されてしまうと思いましたので、
RoR名コメンターとして何か企画に参加していただく形で、楽しんでもらえれば嬉しいなぁ～と思って、今回交換ペイントを持ちかけさせていただいたのでした。

もちろん、交換ペイントの常として「自分が塗りたくないものを塗ってもらえてハッピーになれる」という自分本位の考えも全く無かったと言えば嘘になりますが（笑）、
ムッチーさんがペイント上手なのも計算には入っていました（笑）。

ムッチーさんからふたつ返事で了解をいただき送られてきたミニチュアがこのサイファーでした。
サイファーといえば、謎めいたダークエンジェルの堕天使であり、全く謎めいた存在として伝説になっている男です。
ミニチュアの格好良さはさることながら、やはりその設定が非常に魅力的でファンも多いキャラクターだと思います。
ちなみに、昔のケイオスマリーン・コーデックスにはサイファーのルールが入ってましたので、僕もいつか使ってやろうとミニチュアは買ってました。
いつか塗ろうと思ってましたが、ルールが消えてしまい、塗りそびれてしまったんですよねぇ。

そんなわけで、ムッチーさんからサイファーが届いた時には、ついに来たかぁぁ！！！と超テンション上がりました（笑）。

ムッチーさんからは「オブジェクトマーカー」として使用するつもりなので、ある意味ゲームボード上でも超目立つことになるでしょう、というお話しがありましたので、
気合が入ったのは言うまでもありません。何せダークエンジェルにとっては最重要人物なのは間違い無いわけですから！

組み立てに関してはそのままオーソドックスに組みました。昔の作例でライオンソードを抜いて切りかかっているコンバージョン作品なども見た事があり、
非常に感動したのですが、やはりこのソードは抜かれない事に意味があるのではないかと思い、あくまで分かりやすいサイファーを目指しました。

ダークエンジェルの深緑のアーマーはもちろんペイントしたことがありませんでしたので、上手く塗れるかなぁと心配でしたが、
黒下地の上からダークエンジェルグリーンを何度も塗り重ね、ハイライトのエッジをキツメに入れることで、
暗さをある程度保ちつつ、アーマーのメリハリ感を強調してみたつもりです。
ローブの色合いも個性が出るポイントですが、デネブストーンをベースカラーにしてシェイドを差しつつ、丁寧にハイライトを入れていきました。
色味が少し柔らかくなりすぎて、何か良いヤツっぽい感じになってしまいましたので、ローブの内側に宇宙を描いて、サイファーの神出鬼没で謎めいた雰囲気を演出してみたつもりです。
あと悪者っぽさを強調するために、瞳は赤目が光っているように塗りました。
塗ってて思いましたが、これでこの人が超イケ面だったら、もう文句のつけようが無いですよね。
何かこの悪そうなツラこそが実は人気の秘訣なのでしょうか、ひょっとして。

背中のライオンソードも普通に塗るにはちょっと面白みの足りないデザインでしたので、ちょっとわざとらしくハイライトを描いて遊んでしまいました。
結果的には何となくアーティファクトっぽい雰囲気が出たかな～と自画自賛しております（笑）。

そんな感じで僕自身ペイントを楽しみつつ、いつになく丁寧に仕上げることが出来て、
そのうえムッチーさんにも大変喜んでいただけたので、本当に良かったです。

ちなみに、オブジェクトマーカーとして使われるということでしたので、専用のディスプレイベースも作りました。
広いゲームテーブルでオブジェクトとして使うのであれば、６０ミリくらいの大きさがあってもいいですよね。
狙いとしては見ての通りダークエンジェルに喧嘩売ってる風です（笑）。

ムッチーさんが撮影してくださった写真も打合せをしたわけでもないのに、
まさに僕が思い描いていた通りドンピシャで「サイファー絶対絶命！」な絵になってて、非常に胸が熱くなりました。
さすがムッチーさんです！

ムッチーさん、サイファーという絶妙過ぎるチョイス、ありがとうございました！
このサイファーをムッチーさんのダークエンジェル最大の作戦目標として、活用していただければ幸いです！