Legio Metalica Warhound Scout Titan (Mars pattern) by Rman
Rmanのコメン
僕もついにアデプタス・メカニクスの一員になりましたよ〜!
これこそはマーズで製造されたスーパーヘビーウォーカーのウォーハウンド・タイタンです。
40Kスケールのタイタンはたぶん40Kを遊んでる全趣味人にとって憧れの存在だと思うんですよね。
昔はARMOURCASTというメーカーがエピック40Kのタイタンをそのまま大きくしたようなモデルを出してたみたいですが、
今はフォージワールドからレジン製のキットが購入できます。昔のとは違ってデザインといい造形といい凄まじく格好良いモデルです。
もちろんタイタンというだけに凄いサイズです。そしてリアルコストも超高額なのでなかなか手が出せるものではありません。
よしんば購入できたとしても実際のところ「こんなん作れるんかいな?」って感じでして、何でも欲しがり屋さんの僕もさすがに手を出しかねていました。

でもアポカリプスがかなり流行って、このタイタンシリーズ(というかフォージ製品全般)売れまくったみたいですね〜。
一時はメーカーの在庫切れ再生産待ちとか、欠品が多いとか色々大変だったみたいです。
僕の中でのアポカリプスブームは世間とはちょっとズレていたので、
ブームが落ち着いて供給安定期に入っていた一昨年(2008年)の年末にコレの購入に踏み切りました。
というのも、この時は例の世界的景気後退の影響で空前のポンド安。
こりゃ、こういう時にしか買えないものを何か買わねば!という感じで色々検討した結果、ウォーハウンドタイタンを買うことにしました。
もはや「買う」ことが目的になってますね(笑)。
いや、ぶっちゃけ今この値段で買えるのであれば、後に「やっぱ作れないわ、これ」って感じで転売することになったとしても、
損することは無いだろうという打算もあったわけです。

そして、到着したダンボール箱を開けてみてビックリ!綺麗な化粧箱にでも入ってるのかと思ったら、袋にバサっと入ってるだけなんですね。
超高額キットなのに(笑)。こういう辺り、作ってナンボって感じの製品なんだな〜って気もしました。
でも一応組み立て説明書も入ってて安心。パーツはレジンでバラバラに(しかも大量に!)入ってるだけですから説明書無しでは組み立て不可能です。
ちなみに、アデプタス・メカニクスの証明書みたいなのも入ってて笑えました。Mars Issue No.1294とあったので、1293個はすでに製造済なんでしょうね〜。
この証明書の発行年数が312M31ということでしたので、ホルスの大逆以前に製造されたものという設定のようです。

まぁ到着したブツを見ながら思ったことは「誰が作るんかいな?これ」(笑)。
というのも、これを買った2008年の年末はまだマリーンも作ってませんでしたし、
タイタン作っても実質アポカリプスで戦えるアーミーが無かったわけですので、なおさら製作の予定があろうはずもありません。

そんなわけですので、まずはインペリウム系のアーミーを作るのが先だろうってことで、2009年はこつこつとスペースマリーンの増強を進めてきました。
年末頃にはアーミーの規模もけっこうなサイズになってきまして、製作ペースにもかなり余裕ができてきましたので、
お正月休みの間にいよいよウォーハウンドの製作に着手をしました。
実はこの正月休みに一気に片付けてやろうと思ってましたが、そんら簡単なもんでは当然無く(笑)、下半身の組み立てのみでダウン。
下半身は特にパーツ数が多くて、しかも不慣れなレジンキットだしという感じで非常に苦労しました。
それからも気が向いてはチョロっとペイントしたり組み立てたりしてましたが、広島GWイベントに参加してかなり制作意欲を刺激されて、
イベントから帰ってきて一気に仕上げてしまいました(笑)。(余計なツッコミは不要ですよ)

モデルについては、フォージから販売されているのはルシウス型、ジャッカル型、マーズ型と3種類あるのですが、これはマーズ型というヤツです。
ルシウス型とジャッカル型がカクカクシカシカで似ているのに対して、マーズ型の特徴は丸みを帯びた装甲で全く違う形をしています。
僕はこのマーズ型のデザインが一番好きなので購入の際には迷いはありませんでした。
当時は武器もプラズマ・ブラストガンとバルカン・メガボルターが固定のセットしかありませんでしたので、そこがマイナス要因とも言われてましたが、
僕は深く悩むことなく購入しそのまま製作しました。
まぁガチなアポカリプスをやれる気力はおそらく無いので(笑)、「そこにタイタンがいる!」ってだけでも満足かなと思って、今回武装は固定にしました。
今度ルシウス型とかを作る時はターボレーザー・デストラクターとかインフェルノ・ガンもいいな〜とは思うのですが。(もちろん、2個も作れませんよ・・・)

ペイントについてはまず配色をどうしようか悩みました。タイタンに関する日本語の資料は全く無いといっても過言ではありませんので、
古いホワイトドワーフ誌を集めて昔のエピック40Kの写真を参考にしてみたり、色々研究した結果、フォージワールドの見本を踏襲しました(笑)。
この赤を基本に白黒のストライプを入れる配色はタイタンレギオンの中でも有名な「レギオ・メタリカ」の配色です。

こんなに大きくてペイントはさぞ大変だったろうと思われそうですが、意外にそうでもありませんでした。
なにかテレインを塗ってるのと同じような感覚で割りと大雑把にザクザク塗っていった感じです。
ただいつも塗ってるミニチュアとは同スケールとはいえ大きすぎるだけに、勝手がわからず勘所がなかなか掴めませんでした。
これで一旦完成というつもりではいるのですが、いつもやってる汚しやバトルダメージなんかは失敗が怖くてやっていませんので、
また今後も様子をみながらちょいちょい塗り足そうと思います。

あと、このタイタンの凄いところは内部の作りこみですね〜。
頭の中にはクルーもいますし、ガン・クルーもそれぞれの腕の付け根部分に入ってますし室内もしっかり造形されています。
これらをじっくり丁寧に塗ってこそ、この超高額モデルを楽しみ尽くす秘訣だとは思うのですが・・・・今回全てハショりました(笑)。
いやぁ、中まで塗ってたらいつまで経っても完成せんわね〜って感じもしまして、まずはゲームで使えるように完成させた次第です。
これらの内部構造がある部分についてはアーマーを接着してませんので万が一にも気が向くことがあれば塗るのも楽しそうです。

それにしてもウォーハウンド・タイタンを(とりあえずとは言え)完成させることができて感慨深いものがあります。
このウォーハウンドの活躍は広島の40Kキャンペーンのラストバトル(アポカリプス)に華を添えてくれることは間違いなさそうです!