Skarath pattern, MkUd Predator Annihilator by Rman
Rmanのコメン
このタンクの正式名称は「MkUd プレデターアニヒレイター」と言います。
分かりやすく言うと旧版のプレデターです(笑)。
旧版のクソ・ライノがベースなだけに、古臭さは否めないのですが、そこがまたお気に入りポイントです。
あばたもえくぼって言うじゃないですか(笑)。

僕が40Kを始めた時はこのクソ・ライノを始めとするマリーンのタンク群には心から「トホホ・・・」と思ったものです。
40kの諸先輩方が「このクソタンクが格好良く見えてきたら40Kにハマってきた証拠」なんて仰ってましたが、
これが心から格好良く見えるわけもなく、
ケイオスマリーン製作時はひたすらミューテーションさせたり装甲板を付けまくるなどの仮装で自分を誤魔化してきました。

そんなわけで僕は旧ライノ型タンクに特別な思い入れは無く、現行のタンクが普通に好きですし、
まぁ、旧型を作るとしてもネタとして作るくらいかな〜程度の気持ちでマリーン製作を始めたのでした。
僕の中で40Kは基本「新しいものの方が格好良い」って考えが強いんですよね。

ところが広島会のダニエルさん家に遊びに行った際に、その考えを覆しかねない事実を知ることになりました。
「この本は面白いよ〜」
とダニエルさんからフォージワールドが出版している「インペリアルアーマーVol.2スペースマリーン」を見せてもらい、
何の気無しにページをめくっていると衝撃の事実が飛び込んできたのです。
それがこの作品のタイトル「Skarath pattern, MkUd Predator Annihilator」という名称と旧版プレデターそのもののイラストでした。
僕は旧タンクは単なる旧版モデルっていう認識しか持っていませんでしたが、
設定でも旧版モデルは旧型式としてインペリウムの歴史上で存在しているという事実をこの時初めて知ったのでした。
ちなみに現行モデルの型式名は「Mars pattern MkW Predator」というので、
このMkU型と現行モデルの間にMkVというヤツがあるんでしょうかね。
どんなヤツなのか見て見たいものです。

この衝撃の事実に触れてからというものの、僕の中で旧型マリーンタンクはいっきに株を上げました。
まさしく「マリーン戦団の貴重なる古の兵器」だったというわけで、かなり本気で格好良く見えてきたのです。
今にして思えば前述した「このクソタンクが格好良く見えてきたら40Kにハマってきた証拠」
という言葉の意味が今更ながら分かってきた気がするのです。

しかし、残念なことに旧ライノ型タンクは最初に作ったライノ以外は持ってませんでしたので、
イーベイを通じて紺色でペイントされた完成品を入手してきました。
スプレーでベタ塗りしてあるだけで、キャタピラとラスキャノンが黒く塗ってあるだけという非常にシンプルな塗装でしたが、
さすがに紺色のヤツを我がインペリアルフィスト戦団に持ち込むのも気が引ける話ですので、イチから塗りなおすことにしました。

プレデターと言えばフロントのアーマーが強化されているという設定なのですが、
それを再現するパーツは(現在もですが)昔から無かったので、何か良いパーツが無いかな〜と探してみると、
ダニエルさんからもらっていたベインブレイドの余りパーツがピッタリハマることに気が付きました。
やたら多いリベットもこの旧型プレデターにはむしろピッタリな感じで、我ながら・・・というかダニエルさんに感謝感謝です(笑)。
昨年末に発売されたクリムゾンフィストコンバージョンパックから拳のアイコンも使ってみました。

ペイントに関しては今まで塗ってきたタンクと全く同じ工程でやりましたので特に言う事は無いのですが、
塗りが進めば進むほど格好良く見えてきて楽しみながらサクサク進みました。
そして完成してみると我ながら「ちょっとこれ、かなり格好良いんじゃない!?」と感動してしまいました。
いやぁ、これが現役選手だったころには全く気付きませんでしたが、
この旧型タンクはいかにもダサくて、怪しい40K世界に見事にマッチした戦車だなぁと思います(笑)。褒めすぎですね。

オチをつけるなら「よっしゃ完成!」と言いながら以前作った現行型プレデターの横に並べた時に
「あ、やっぱ新型の方がええわ」って普通に思ってしまったことですね(笑)。

旧型があるから新型がなお良く見えるし、新型があるから旧型も存在価値があるということで
僕のインペリアルフィスト戦団のアーモリーもだいぶ充実してきました。