Kholek Suneater by Rman
Rmanのコメン
僕は知る人ぞ知るドラゴンオウガ大好き人なのですが、
僕のドラゴンオウガへの思い入れは下記の企画に詳しく書いてますのでここでは譲ります(笑)。

このモデルは海外のモデラー&ペインターのサークル(?)が太陽喰らいコレックをモチーフにして製作されたモデルで、要はパチもんです(笑)。
ですが、その風格はまさに王者の風格、これぞコレック!と唸らせられる迫力に満ちています。
僕はこのモデルの存在をダニエルさんに見せてもらって初めて知ったのですが、その時は非常に感動して、
ケイオスウォーリアーの増強云々じゃなくて、このコレックを塗ってみたい!と心から思ったのでした。

その思いも叶って、モデルを手に入れてじっくり眺めてみると、色々なことが判ってきました。
パっと見の印象は「スゲー」って感じなのですが、細かいところを見るとどうも素人っぽいんですよね。
主に口とか牙とか角とか毛の造形とか、割とテキトウかつ曖昧な造形だったりしてGWのミニチュアレベルには到底達してないな、
とちょっと気持が冷めてしまいました。

でもまぁコレックなのは間違いないですし、格好良いことは格好良いのです。
ダニエルさんと卵帝さんと同時製作ということに決めていたこともありましたので、「前向きに塗るぞ!」と気合を入れなおしました。
それにこの機会をもしも逸してしまったら、そのうち正規のコレックが発売されたりして目も当てられない状況になりかねないという計算もあり(笑)。

ペイントについて最も悩んだのはやはり配色です。見本が白黒のイラストということであとは設定から想像するしかありません。
設定を読むとどう考えても錆の浮いた真鍮鎧ということになりそうなのですが、ここで事件が起きました。
卵帝さんから「途中経過」と題して真鍮色のベースカラーで塗られた写真が送られてきたのです。
これが「同じ配色にするなよ」という牽制球だったのかどうかは分からないところなのですが(笑)、僕としては苦しい展開です。

そして、なかなか配色が決められず、締め切りの2週間前に卵帝さんに電話。

卵「オレは昨日、やっとコレック完成したよ」
R「おぉ〜やるねぇ。おつかれさま。ところでこっちはどうも2月の広島会には間に合わないかも、っていうか塗る気があまり起きないんだけど」
卵「えぇ?今更それはないだろ〜。まぁ頑張ってシャシャっと塗ってくださいよ」
R「まぁやる気さえあれば1日で軽く塗れるだろうと思ってたんですけどねぇ、今ケイオスって気分でもないしねぇ」
卵「今塗らんと、一生塗らんかもよ。こういうのを1日で塗るとかいうヤツは素人だから、気合入れてしっかり頼みますよ」
R「そうか、許してはくれませんか(笑)。よ〜し、んじゃやっぱりやるしかないね」

そんな感じで、その週末に近年稀に見る気合を発揮して、完成させました(笑)。
配色はおそらく卵帝君やダニエルさんがやってくるであろう設定に忠実な見本っぽい雰囲気に対して、
昔の僕が十八番としていた「奇をてらった配色」を敢行しました。
僕は最近といえば比較的GWの見本風なペイントを狙ってやってきましたが、今回あえてそれを外してみたくなったんですよね。
もっと言えば昔の僕を知っている方から「これぞRman!」と言わせたかったというのもあります(笑)。

しかし、この企画がなくて単にこのモデルを手に入れただけだったら、99%完成させられなかっただろうな〜と思います。
そういう意味でもこの企画を提案してくださったダニエルさんと励ましてくれた卵帝さんに感謝です。

こうして完成させてみると、やる気がなくなっていたのは何処へやら、お約束なんですがものすごく気に入りました(笑)。
というかこのコレックをゲームで使いたいから、ケイオスを再増強せねば!という気持にさえなってしまいました。
このコレックは僕のケイオス再開の記念すべき第一弾ということになりそうです。ゲームでもぜひ使ってみたいですね〜。

そうそう、GWから正規のコレックが発売されたらそれも買いますよッ!。その時の配色はやっぱりGW風の普通路線に戻りそうです(笑)。
こちらの企画もお楽しみください