Imperial Fists Chaplain Dreadnought by Rman
Rmanのコメン
チャプレイン・ヴェネラブル・ドレッドノート。
何でこんなの作ってんの!?って感じですね。いや〜こればっかりは「作りたかったから」としか答えられませんねぇ(笑)。

このモデルはフォージワールドから発売されたレジン製キットです。
フォージワールドの商品レンジには様々なチャプターに特化したヴェネラルブドレッドノートがあるのは有名な話ですが、これがどれもこれも凄まじく格好良いのです。
しかし残念ながらインペリアルフィストの専用モデルというのはまだありません。
まぁ、だいたいがですね、フォージワールドの製品は絶対的な価格として、決して安くありませんし(っていうか高ぇ)、
通常、アーミーを製作する上で必要不可欠なアイテムを扱っているわけでもありませんので、僕もよっぽどじゃないと手を出さないのです。
言わば贅沢品です。

ですが、このチャプレインドレッドノートにはノックアウトでした(笑)。
こんなぶち(山口弁=とても)クソ格好良いドレッドノート、もう買うしか無いって感じじゃないですか、皆さん?
いやいや、僕も初めてこいつがアドバンスドオーダーに載った時は、「げげー何これ、こんなん需要があるんかいな?」とか一瞬思ったんですけどね。
でも、僕の中でこれは買うしか選択肢がありませんでした。

そして、インペリアルフィストの製作にもようやく先が見えてきた今、魔が差して製作を始めてしまいました。
2000Pのロスターにヴェネラブルドレッドノートは入って無いんですけどね。

フォージといえばレジンキット。
以前エクストラアーマーをライノに装着した時は洗浄が足りなかったのか色弾きが凄かったんですよね。
なので今回は周到に作業を進めました。洗剤を溶いた水に1日漬けておいて、粉クレンザーを歯ブラシでガシガシやって離型剤を除去。
あとは普通に黒サフを吹いて、1週間くらい放置しておこうかと思いましたが・・・辛抱しきれずその日のうちにペイント開始(笑)。

今回は見本が無かったので苦労しました。
このチャプレインドレッドノートは売れてないのかどうか知りませんが、オフィシャル作例すら無いんですよねぇ。
最近は見本作例を意識したり参考にしてペイントすることが多くなってましたので、どうやって塗るか随分悩みました。
ま、とは言っても、チャプレインの配色パターンをそのまま持ってくれば、こういう配色にしかなりませんよね(笑)。
ちなみに、一番悩んだのが「どっちの肩を黄色に塗ろうか」ということでした。
普通のパワーアーマー装備のチャプレインは左肩がチャプター色になってることが多いのです。
でも、タクティカル・ドレッドノートたるターミネーターアーマー装備のチャプレインは右肩がチャプターカラー。
どっちでもいいんでしょうけど、ターミネーターに随って右肩を黄色く塗って、インペリアルフィストアイコンを描きました。

完成させてみると、いや〜気に入りましたね我ながら(笑)。
たぶん、このドレッドのいたるところに散りばめられた骸骨はこのドレッドに入ってきた歴代のチャプレイン達の遺物なのでしょう。
正面のぶら下げた頭蓋骨には]と刻印されているのもあることから、最低でも10代は続いているってことで、きっとこの中の人は11代目!?
このドレッドノート本体そのものは、あるいはホルスの大逆以前から1万年以上の永い時を刻んでいるに違いありません。

さて、肝心のゲーム面では、一応フォージワールドから「チャプレインドレッドノート」として使う為のルールが発表されています。
しかし、このルールが古い。4版コーデックス対応のものとなっているのです。
チャプレインらしく接近戦のヒットロールをリロールできるというなかなか熱いルールなのですが、
僕は現在のコーデックスにあるヴェネラブルドレッドノートのルールを使おうと思っています。

武装についてはツインリンクヘビーボルター(笑)とヘビーフレイマー。
僕自身、「ツインリンクヘビーボルターだけはねぇな、せめてアサルトキャノン」と思ってたんですが、
このマークW式ヘビーボルターがあまりに格好良く見えたので、一緒に買っておいたんです。
個人的にはこのチャプレインドレッドにはこの無骨なヘビーボルターが(絵的に)一番似合う気がします。
オークとかティラニッド相手にはこれでもそれなりにイケそうなんですけどね〜。
とは言え、さすがにアーマーが堅いアーミーに対しては微妙な気はしますので、プラズマキャノンも準備しています。
相手次第で使い分けたいと思って、今回だけは武装を付替えられるように接着しませんでした。
ポリキャップとかの高等マテリアルは持ち合わせておりませんので、練り消しゴムを詰めて固定させてます(笑)。
軽いレジンなので、これでも通常使用には支障は無さそうです。

ちなみにこのチャプレインはおそらく第三中隊所属ではなく、ドレッドが沢山スタンバってる第九中隊か、もしくはチャプターコマンドに所属している人だと思います。
第三中隊の人にすると(カンパニー中、チャプレインは一人なので)普通のチャプレインを入れられなくなって困りますので・・・。
名前はヴェネラブルチャプレイン・カイウスと命名しました。

戦場ではきっと多くの敵に畏怖の念を抱かれる存在になると思います。遠距離から一発でやられそうな気もしますが(笑)。