ゲーム的にも歴史的にもウォーハンマー界最強クラスの魔法使いテクリス師です。
ご存知の通りウォーハンマーの世界でも歴史上非常に重要な人物で、
ゲームでもこいつを入れるか入れないかでハイエルフの魔法力は全く別物になります。
そんな最重要人物だけにおいそれと塗るわけにはいかないと思い、(ゲームではバンバン使いつつ笑）
塗り時をうかがっていましたが、ハイエルフも2000Ｐフルペイントが済み、
一番油が乗ってきた時にやっとこさペイントに着手しました。

僕はジェス・グッドウィン好きなので、テクリスと言ったらやっぱ旧版のゴツい奴でしょ～と思ってました。
あれって例のアメリカ地震バーゲンでかなりの数を入手していたのですが、いつの間にか手持ちはゼロに。
まぁ、そのうち買えばいいや～と思ってたらアーカイブ終了(笑）。そこで諦めました。
しょうがない、６版で新規造形されたヤツで我慢しようと思って買ってみると、
これはこれで相当素晴らしいミニチュアでしたね～。
腕がパーツ分割されているおかげで、平べったくなくポーズも立体的ですし、細かい装飾品もかなりの点数です。
ま、細かい造形がちょっと潰れかけ？で、そこはイケてないんですけどね～。（塗りにくい）
でも実際のとこ、ハイエルフ最強の駒としては十分納得の逸品です。

ペイントについては、配色は旧版の作例を参考にしつつ、
サーフェリーの戦冠とか、リリスの杖など、装備品や装飾品は思いつきで塗っていきました。
結果、細かい部分の配色はかなり違ってますが全体のイメージはテクリスそのものになったかな～と思います。
顔も耐2しかないテクリスらしくちょっと病的な白っぽい肌色にしてみました。
完成させてみると、あ～（僕の中では目新しい）この新型を塗って良かったな～って心底思いました。
マジで格好良い！（＜自分で言う）

このテクリス師はハイエルフアーミーの目玉として、だけではなく、
僕が今までペイントしたミニチュアの中でも最高傑作のひとつになったと思います（Ｈ20.11.9）！
ちなみに僕の中でこれ以前の最高傑作といえば、塗ったのはかなり前になりますが、
トゥームキングとかカスケットオブソウルかな～と思ってたんですが、
あれを作った頃から僕のペイントレベルは停滞気味なんですよね～。
まぁ、このテクリス師も新しい技術とかを試すでもなく、今までの延長線上で塗ったんですが、
やれることはやったぞ～という達成感を久々に味わいました。

テクリス師も塗りあがって、ハイエルフ製作もいよいよ大詰めといった感じですが、
何気に作りたいものはまだまだあります。
そうそう、ティリオンとかもいますしね～、まだまだ製作は終わりそうにありません！

卵帝のコメント
いや～・・・僕もこの作品を見た時は久しぶりに衝撃を受けまくりましたね～
ゲームでもクソみたいに強くて嫌な相手ですが、
これだけのペイントが施してあるならば文句はないって感じです。
流石は久々に最高傑作発言が出ただけの事はあると思います（笑）。

改めてシタデルの見本を見てみたんですが、
一見同じようでかなりオリジナル配色になっててカッコイイと思います。
ホントにこの作品に関しては幾らペイントの事を書いても書き足りないって感じですので、
ちょっと違う感想を書いてみたいと思います。

この作品って凄まじいインパクトなんですが、よく各部を見てみると、殆どが基本テクの集合体なんですよね。
宝石塗り、木目塗り、綺麗な顔塗り、丹念なグラデーション、ハイエルフマークの描き込み・・等々。
このクソ細かいモールドのモデルに真面目に向き合って、
ひたすら各部を塗り分けていくとこうなる！みたいな。一番必要なモノは根気だと思います。
その事に気がついた時に改めてこの作品は素晴らしいなーと思いました。
基本的なテクニックと根気があれば誰にでも作れると言っても過言ではないと思います。
いわば最強のお手本って感じですね。

勿論、実際はそんなに簡単にはいかないんでしょうが、ペイント仙人（GWJ語　笑）を目指している方なら、
ビビらずに是非ともこの作品に挑んで頂きたいと思います。

僕が思ったことはこのような感じですかね。
勿論、僕にとっても素晴らしいお手本だと思いますコレは。

しかし、これと並ぶティリオンが出てくると考えるとホントに楽しみですね。
HE増強頑張ってください。