Lothan Seaguards by Rman
Rmanさんのコメン
WHを始めた頃の僕は何故かエルフ嫌い。そんな僕の考えに転機が訪れたのはいつぞやの北海道の戦鎚unGTイベント。
(RoRギャラリーにも一部掲載されてますが、)大野さんのハイエルフアーミーを生で見て、
「うぉ〜ハイエルフ格好良い〜」となり、憧れを抱いたのです。
そんなわけで同じ頃に、当時卵帝さんが集めていたハイエルフと僕のケイオスドワーフを交換するという契約が勢いで(笑)交わされました。

さっそくハイエルフの製作を始めたのですが、当時やたら凝っていた宝石塗りをシルバーヘルムの馬バーディングに連発して玉砕(笑)。
黒下地からハイエルフを塗ることにまだ自信が持てなかったこともあり、
しかも僕が40Kに度ハマりしたこともあって、ハイエルフ製作は完全に見送られたのでした。
んで、6版アーミーブックが出たら「ハイエルフは騎兵編成じゃないと勝てない」とか囁かれていたこともあって、
僕は騎兵を塗るのは嫌だったんで(笑)、益々やる気を無くしていきました。

でもまぁ人間の好みっていうのはわからないもので、僕も何時の間にかライト系アーミーも好きになってたし、
旧5版時代のハイエルフのメタルはかなり好みだったので、卵帝さんから譲ってもらった戦力とは別に、自分でもコツコツと買い貯めてきました。
そして7版ハイエルフの発表。この時はエンパイア製作がノリに乗ってた時だったので、スルーできたのですが、
5月頃にエンパイア製作に一息ついた(飽きた、とも言う笑)時に
(魔が差して)アーミーブックをプリントアウト....じっくり読み始めると、もうダメですね(笑)。

このローザンシーガードって凄く出来が良いというか、僕の中では勝手に「GaryMorleyハイエルフ黄金時代」って思ってるんです。
このメタルの(5版時代の)見本配色って金色アーマーだったんですが、今時のシーガードは銀色の普通アーマーなので、
金色はエリート部隊にとっておこうと思って、今時の配色にしてみました。
手描きのシールドは5枚ずつ書いたもので、見本のようにバシっとは決まらなかったんですが、けっこう楽しんで描けました。
ま、シーガードと言えばこの海蛇シールドなので、雰囲気は出たかな〜と思います。

「ハイエルフといえば白下地」っていうのがおそらく定説だと思うんですが、
僕は今更白下地のペイントは出来ないだろうと開き直って、黒下地からペイントしました。
今回初めてファンデーションペイントを導入。
白布部分にAstronomicon Greyを使ってみましたが、宣伝文句通りに1回のベタ塗りで下地はバッチリ。
他のカラーも今後試してみようと思いました。

ハイエルフは基本的に人間よりコストが高いので「レジメントは最低20体、まぁ25体基本でしょう」ってことは無さそうなので、
僕のように沢山塗りたがらない人間にとっては嬉しいアーミーです。
しかも!エンパイアの後にハイエルフだと、どのユニットでも十二分に華やかなので、塗ってて凄く満足感も高いです。

とりあえず1レジ目がローザンシーガードということで、マニアックなチョイスだったかもですが、
これから始まる永いアーミー製作のスタートとしては好きなメタルを塗れたので、景気付けになったかな〜と思います。


卵帝のコメント
この1例をとっても分かるように、人がアーミーを始めるのには長い歴史と葛藤があるわけですね。
最終的には衝動だと思いますけど(笑)。
しかし、冷静に考えてHEとケイドワトレードなんてあり得んと思いますが(笑)、当時はまだケイドワって普通に売ってたり、
バーゲンで安売りとかされたりしてましたので、今ほど特別視はされていなかったんでしょうね。ただの1アーミーという感じで。
そのケイドワも今や再びRmanさんの手元に舞い戻っていますので、ホントに何が起きるか分からないというものです。

しかしご自分でも書かれていますが、一発目がローザンシーガードってのは凄いチョイスですよね。
このモデルはホントにカッコイイと思います。
最近はスピアマンの色替えで再現してくれ!って感じですが、このモデルが絶版になったのは非常に残念です。
チャラスとかホエスは未だ現役なんだから、再販してくれても良いのにと思います。

ペイントは相変わらず素晴らしいですね。
ローザンシーガードがここまで塗りこまれているのを見たのは初めてかもしれません。
旧メタルらしく、紙バナーを製作しなければならなかったり、シールドの量産がうげーって感じですが、
そこはむしろ制作意欲が燃える要素なんでしょうね。
スピアやラッパにも白木の木目が描き込まれていて綺麗です。

一発目から入魂の作品でしたが、今後もアーミー増強がんばってくださいね。