ドリームブレイドの終焉(mixi内 平成19年10月の日記より転載)
Written by Rman
このコラムはメーカーから正式にドリームブレイドの販売を終了する旨の告知があった時に、僕が書いた日記を再掲載したものです。
ドリームブレイドの運命を決定付けた歴史的な瞬間だったわけですが(笑)、その時に世界中のファンがきっと僕と同じように寂しい思いをしたのではないかと思います。
まぁ、たいしたことは書いてないのですが、歴史的瞬間に末端の1ファンが思ったことは、という事で改めてここに残しておこうと思います。(H22.1.18)

僕の大好きなミニチュアゲーム「ドリームブレイド」。僕の日記でも何度か紹介したこともありましたが、
発売元のウィザーズから「新製品の発売は先日発売のNightFusionで終了する」とアナウンスがありました。

やっぱ売れなかったんでしょうね〜。何がダメだったんでしょう?やっぱりデザインでしょうか。それともゲームに時間がかかりすぎるとか?
個人的にはミニチュアもすごくツボにハマったし、プレイヤーが「夢使い」になるという設定もよかったし、ゲームは頭使って楽しめるんで気に入っていたんですが。

一応来年内はまだ販売を続けるとのことですが、ドリームブレイドもここで一応終了ということのようです。
やっぱり一ファンとしてはこれで終わりっていうのは残念ではあります。
いずれ絶版にでもなれば新規プレイヤーが増えるって見込みも無くなりそうですし。
ただ、バンバン新作を発表されて追いかけるのも(おサイフ的に)大変だったので、 ここで終了ってのに正直ホッとしたというところでもあります。

トレーディング・ゲームと思うと、新製品が出なかったらオシマイってイメージがありますが、
そこはあえて考えを変えてみて、 「DBは今ある駒だけで完結したボードゲームなんだ」と考えれば
(今まで出た計5つのセットで合計)336種類の駒から自由自在にウォーバンドを組んで対戦するボードゲーム、
という感じなわけで、一般のボードゲームに比べてもすごくボリュームあって豪華なゲームですよね。
まぁ、自由自在に選べるほどの駒をそろえるにはかなりの出費を強いられるわけなんですが(笑)。僕はもう買ってしまっているので....。

ナイトフュージョンも買ってしまったし、また気が向いたらウォーバンドを組んでみようと思います。
たまに遊べたらいいなぁ〜くらいの気持ちで。

で、集めたものは大事にのけといて、何十年後とかに倉庫からひっぱり出してきて
「そういえば爺ちゃんはこんなゲームも持っててナァ〜、そうそうコイツが伝説のレイジドレイクじゃよ...」とかって言いながら孫に遊ばせたりして。
なんちゃって(笑)。マジで気がはやすぎますね。

最後になりましたが、新エキスパンションで僕が気に入ったモデルを紹介します。
1枚目がOne-Man Army(1人の軍隊)。
名前がウケました。単独で軍隊かよ!みたいな。マッドネス&ボーラーのコンビにふさわしいミニチュアです。
タンクに生身の上半身にドリルアーム。もう何か、なげやりな感じですよね。非常に好きです!こういうの。

2枚目がTriskelion(トリスケリオン)。
これぞドリームブレイド!って感じの悪趣味なミニチュアです。マジックをやってた人間からすると名前がまた懐かしい響きがあって心地よいんです。
見た目は全然共通点ないんですけどね。こういうキモいのを格好つけて捻出(召還)してみたいですよね。
「そうか!この手があったか....よし、オマエにかけたぞ!! いでよ、トリスケリオン!!」とかいってコイツが出てきたら笑えます。
そんなこと言わないんですけどね、誰も。

3枚目がZungar Winddancer(ザンガーの風舞い)
最初のベースセットから居た謎の種族ザンガー。見た目も能力もパっとしなかったんで、ハッキリ言ってザンガーのミニチュアが被ってくるとかなりウザかったんですが、
後半になってくるにつれザンガーの新ミニチュアは段々格好よくなってきました。前作Anvilbornのスタンダードベアラーなんかはボリュームもあってバッチリ。
そして最後になってコイツが出てきました。これは素直に格好よいと思いました。顔も小さいし。
何より「チャージ5」という能力がインパクト大です。ザンガーもここまで来たか〜みたいな。
コイツがいるならザンガーだけのウォーバンドなんかもファンデッキみたいに遊べるかもって感じです。