小道具紹介
Written by Rman
人気のあるミニチュアゲームは発売元のメーカーはもちろん、サードパーティーからも多種多様な関連商品が発売されるものです。
では、ドリームブレイドはというと、販売期間が短命だったこともあり、ほとんど関連商品というものが出なかったんですよね。
GaleForce9がビニール製マットを発売したぐらいしか記憶がありません。さみしィ〜

本家のWotC社はミニチュア以外の関連商品を色々と発表していたのですが、それらはすべてトーナメントなどのイベントで限定配布したり、
トーナメントの勝利者への景品としていたことから、それらを日本で手に入れることは出来ませんでした。正直欲しかったんですけどね〜、
ドリームブレイドのロゴが刻まれた専用ミニチュアケースや色違いのゲームマット、ライフカウンターなどなど、けっこう魅力的なラインナップでした。

ウォーバンド収納箱
さて、ドリームブレイドを遊んでいればウォーバンドを収納する言わばデッキケースというものが、遅かれ早かれ必要になってきます。
デッキケースといっても、カードのようにコンパクトに収めることは出来ないわけです。
かといって、ウォーハンマーのように1つ1つのミニチュアをスポンジにはさむ程、神経質になることもないので、
僕はとりあえず100円ショップに売っている紙箱を買ってきました。
これにガチャっと入れてしまおうというわけです。ミニチュアは軟質素材で壊れにくく、
塗装は相当強いのでガチャガチャやったって壊れたり色が剥げたりするようなもんじゃありません。

この箱は100円といっても侮れず、紙はけっこう厚くて丈夫。そっけない見た目ではありますが、
ある意味一番大事な必要強度は十分ですし、底も深いのでピッタリのサイズです。
ウォーバンドは基本16体なので、ある程度のサイズは必要なんですよね。これを8個くらい買いました(笑)。

しばらくこれに入れてはいたのですが、やはりそっけなさ過ぎる箱ではありますので、色を塗ることにしました。
とりあえず筆で塗るのも面倒臭かったので、ちょうど物置から
大昔(15年くらい前)にミニ四駆を買ってた頃に使いきらずに残してあった缶スプレーをまとめていれてある箱
が発掘されましたので、この缶スプレーを恐る恐る、かつ大胆に手当たり次第吹きまくってみました。
意外や意外、15年くらい前のものなのに、噴出し口が詰まっていることもなく、一応吹けてしまいました。
さすがに塗料がほとんどアレな感じになっていまして、ドババっと吹きこぼれたり大変なことにはなりましたが、
全部吹ききってみれば、そこにはえもいわれぬ夢次元のごとき色が広がっていたのでした。我ながら感心(笑)。
そんなこんなで、奇妙な色で派手派手になった上からさらに絵まで描いてしまいました。僕も暇人ですね〜(笑)。

最初に描いたのがカンニバルパーリア、ドリームブレイドで一番基本(?)なミニチュアです。
この箱は緑っぽい色合いになったので、これはFearだな〜と思いつつ、ミニチュアを見ながら描きました。
しかしコイツはホント馬鹿っぽいデザインですよね〜。このミニチュアは使い勝手もいいし大好きです。

このカンニバルはアクリル絵の具とかを使ってちょっと凝りすぎたので、次からは割りと気軽に使えるサインペンで描きました。
スカラベの絵もミニチュアそのまんまですが、アホっぽくてお気に入りです。

ただの100円ショップの紙箱がここまでやったことで、いかにもドリームブレイドのウォーバンド・ボックスっぽくなったので大満足です。
箱を開けてみるとこんな感じです。横寸法はちょうどミニチュアのベース4枚分。モノによっては超特大のヤツも居るので、
これぐらい余裕があってちょうど良い感じです。実際持ち運びの際はガチャガチャとうるさいでしょうから、
軽くプチプチ梱包剤などを入れて隙間をなくしておくことになりそうです。
まぁ、そもそもがドリームブレイドのウォーバンドを持ち歩くということ自体、相当レアなシチュエーションだとは思います(笑)。


ビクトリーポイントのカウントマーカー
ドリームブレイドを遊ぶ時はご存知ドリームスケープ・マップを広げるわけですが、
このマップの端にビクトリーポイントをカウントする場所があります。
通常はコインやサイコロやら、何かを置いてカウントをするようになっています。

僕も最初の時はガラス玉を使っていたのですが、ついついゲームがエキサイトしてダイスが当たったりすると動いてしまうことも。
これではいけないと思い、何か無いかな〜と部屋を漁ってみれば、出てきました。
何年か前に輸入雑貨屋さんで買った真鍮製ミニチュア。
だいたい1.5cmくらいなのでかなり小さいですが、造形が良いのでいくつか買ってみたのはいいものの、使い道があるわけでもなく放置されていたものでした。
ちなみに1個300円だったと思います。
そしてこれをドリームスケープマップに置いてみると、何とも似合うんですよ。まぁ、僕の主観ですけどね(笑)。
真鍮製なだけに重さもしっかりあって、ダイスが軽く当たったくらいではビクともしません。ほんと、これは思いがけぬ活用法でした。
今後も使い込めば使い込むほど渋い色合いになって、手にも馴染んでいきそうです(笑)。


とまぁ、そんな感じでドリームブレード的小道具の紹介でした。
また何か新しいものを製作なり入手なりした時は改めて紹介したいと思います。