by Rman |
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クルセイドキャンペーン始めました。 ウォーハンマー40Kの第9版が発売され、個人的に注目したのはナラティブプレイの新しい形、クルセイドキャンペーンです。 バトルとバトルの間にユニットやキャラクターの成長があり、連続したゲームの中で軍拡する楽しみを物語の進行と共に楽しめる、というのがおおまかなコンセプト。 元々僕のプレイスタイルがカツカツにデータ上の強さを追い求める競技よりのものではなく、ゆるく雰囲気を楽しみたいって感じだったこともあり、 クルセイドのコンセプトにはRPG的な魅力も感じ、グッとくるものがありました。 今回のクルセイドキャンペーンの実装が新版(9版)40Kの魅力の一つと言える!と断言したいくらい。 もちろん、競技的な遊び方もより洗練されて面白くなっているのだろうとは思いますが、それだけでここまでワクワクしなかっただろうなと。 クルセイドやってみたい!って強く思いました。 さて、僕ことRmanは2年前にウォーハンマー部屋を作りました。 が、しかしこの部屋で遊ぶのは僕と2人の息子だけ。 何と言ってもウォーハンマー的には辺境の土地である山口県ではなかなか仲間に巡り合うこともできず(僕が出無精というのもありますが)、 休日は家族との時間を最優先しなくてはならない身故に、遠方の友人を気軽に招いてゲームを楽しむこともなかなか叶いませんでした。 しかし、昨年とても素敵な出会いがありました。それが隣町のはたさんです。 はたさんと初めてお会いしたのは1年前。ツイッターで近くにウォーハンマーをやってる人やお店はないかと探しておられました。 我が家にてお会いした際に色々と話が盛り上がる中ではたさんが「ティラニッドやってみようかな〜」と決まってからは、 はたさん曰く、ほぼ毎日ペイントを続け試行錯誤しながらアーミー制作を続けてこられたとのことです。 そして今年はコロナ禍です。隣町とも言えど中々気軽に遊べる空気ではありませんでしたが、 そんな中にあってなお真摯にアーミー制作を続けられた彼は今や大規模なハイブフリートベヒモスを所持する趣味人になられました。 熱い、熱過ぎる男と出会ってしまいました。 偶然なのかあるいは必然の出会いだったのか、これほどアーミー制作へのモチベーションが強い人と出会えたことは僕にとって奇跡としか言いようがありません。 はたさんのティラニッドがしっかりアーミーとして成長し、新版も出てゲームをするにはタイミングも良い、こうなればもう遊ぶしかありませんよね。 新版40Kにおいては僕はネクロンがかつてないほどマイブームになっていることもあり、 ネクロンとティラニッドの異色の組み合わせによるクルセイドキャンペーンを行うことをはたさんに相談してみたところ、 快諾頂けたのでいよいよルールブックの読み込みにも気合いが入りました。 僕の準備はルールブックの読み込みとクルセイドカードの準備といったところでしたが、 はたさんは英語版しかないティラニッドコデックスのルールパートをがっつり翻訳してエクセルに打ち直してくるという途方も無い努力をされてゲームに臨まれました。 このウォーハンマーの様々な要素に対する真摯な取り組みとその真面目過ぎるとも言える姿勢は驚嘆すべきものがあります。本当に、感動しました。 僕も全力で応えたい!そう思いましたよ! さぁ、そんなわけで、第1回クルセイドキャンペーンがいよいよ始まります! |
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ストーリー1((画像の著作権はGames Workshop Ltdにあります))
極限の宙域内に在りし惑星ギドリムの、荘厳なる異様を誇る墳墓都市の中枢、 ソーテク王朝の中心地たる玉座の間にて沈黙の王・スザーレクフは深い瞑想の中にあった。 この瞑想の中で彼はこの銀河に潜む危機について、ありとあらゆる可能性を排除せずに想いを巡らせていた。 彼が想うは、ネクロンという種がこの銀河で再び覇権を取り戻すための方策などではない。ネクロン種の存続そのものである。 ネクロン人にとって、最大の脅威でなるであろう存在は矮小なる人類の築きし〈帝国〉などではないのだ。 然るべき刻、然るべき手段によって全ネクロンが再起動すれば、〈帝国〉などあっという間に壊滅させることができる。 本当の脅威は銀河のはるか深淵の闇より迫る捕食者ティラニッドであろう・・・。 沈黙の王にとって、今やティラニッドは彼らが眠りにつく前に知っていた「制御可能な力」ではなくなっていた。 すでにかの種は我らが銀河の外側で独自に成長を続け、独自の思考により、この銀河を飲みこもうとしている。 ネクロン人が再びありし日の肉体と、この銀河の覇権を取り戻すための遠大な計画の成就にとって、ティラニッドが致命傷となることを彼は予てより危惧してきた。 そのティラニッドによる侵攻の第一波がカラノヴォク王朝を突破し、我が領土に迫りつつある。 これが瞑想の中で沈黙の王が見い出した現在の危機的状況であった。 時は帝国歴999.M41。 沈黙の王は瞑想から目覚めると同時に彼の臣下である第四兵団の司令官ザラスザールに命じた。 惑星ギドリムの衛星アヴァーリスへ出撃し、 この地に眠りし墳墓を目覚めさせ、浸食を始めつつあるティラニッド種を殲滅せよ、と。 |
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Rmanのアーミー紹介 ネクロンアーミーでゲームするのっていつ以来?って感じです。 おそらく2011年のバトルレポートのバトルが最後です。ゲームは5版だったけど、フェイズアウトって単語も出てるので3版後期に出た最初期のコデックス時代です。 5版後期に発売されたネクロンのリニューアル以降は一度も遊ばなかったですね、そういえば・・・。 だからこそ、今回の編成は50ポイントという規模感、アーミーとしての勘所がつかめないままに編成を考え始めました。 例によって最新作を使いたい!というのが僕のゲームへの欲求となってることから、まずはインドミトゥス封入のオーヴァーロードを採用! そして苦労して塗りあげたゴーストアークも必ず使いたいところ。後はまぁ、トループマシマシでいっとくか〜!的な雰囲気編成ですが、 クルセイドの展開や各ユニット成長の様子を見つつ、敵性に合わせて適宜相性のいいやつを編入していければいいかな、とかそんな感じで気軽にユニットをチョイスしました。
はたさんのアーミー紹介 昨年からウォーハンマーを始められ1年間アーミー制作に傾注されてきた はたさんの戦力は凄まじい厚みを持っているのは冒頭ご紹介したとおりですが、 ほとんど実戦経験が無い中でもアーミーとして見た時に非常のバランスが良く、トループのボリュームを中心にエリートやHQ,へヴィが華を添えるアーミーです。 だからこそ、この中から50パワーを選ぶというのもなかなか難しい判断があったことと思います。 半分どころか1/3も入りませんものね。 しかし、僕のネクロンも同様、いきなりゲームに不慣れな中で大規模戦を演じるというのも中々現実的ではないものですから、 50パワースタートでゲームに慣れつつ遊ぼうというクルセイド式は僕達にとってはやはりべストな選択肢のような気もしています。
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戦場のセットアップ
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成長記録 クルセイドキャンペーンの醍醐味と言えばやはりこの成長システムでしょう! 二人でクルセイド・カード更新の項目を読み合わせながら手探り状態でカード更新の時間を楽しみました。 お互い戦闘不能判定で大きな事故は無く、戦闘経験、最高勲章、死をもたらす者、思惑達成のポイントを積み上げていきました。
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戦い終わって・・・ いや〜めちゃくちゃ面白かったですね!クルセイドキャンペーンという遊び方も初めて、そもそも9版ゲームも初めて、 そして僕のウォーハンマールームでちゃんとしたゲームを遊ぶことも初めて!!という初めて尽くしながら、 非常に楽しい時間を過ごせて、改めてはたさんに感謝です。 このウォーハンマーテーブルの特徴でもあるダイスプールにダイスをジャララとストックされてる光景、やっと見れた〜って凄く嬉しかったんですよ! ほんと。 はたさんがこのゲームを遊べるようになるまで1年間アーミーを作ってこられ、 そしてルール翻訳に務められた努力のおかげで(お互い初めてにしては)スムーズなゲームができました!大変お疲れ様でした! 次回のバトルも楽しみです!次は補給ポイントを消費して兵力供給上限を上げていくことも検討したいところですね! というわけで、 我が青きザラスザール率いる征戦軍のこれからの活躍とハイヴフリート・ベヒモスの奮闘を祈念して第一回のレポートを終わります。 読んで下さった皆さんも、どうもありがとうございました! |