ネクロン・ウォーリアー  by Betz
Betzさんのコメント
ネクロン諸軍の屋台骨である「ネクロン・ウォリアー」です。

元は民間人(下級官吏や農夫など)であり、ロードたちにとっては無尽蔵の戦力として扱われる半ば奴隷兵士のような設定です。
感情や記憶は殆ど残っておらず、実行される命令にのみ盲目的に従う鈍重な怪物(ゾンビ?)に成り下がってしまっています。
造形も他の上流階級のネクロン達に比べると貧弱な身体つきで、銃を構える姿も前かがみが基本と、
まさに奴隷兵士のような(良い意味で)貧相な雰囲気があります。

ネクロン・アーミーの基本中の基本ですので、特に細かい塗りわけはしておりません。
高貴なカラーとして設定しているゴールドは一切使わず、テーマカラーの青セラミックがメインです。

ちなみに彼らはほぼ全てネクロンを手放すことにした趣味人の方から譲り受けたものです。
設定でも王朝が滅亡する際、そこに奉仕していた各戦力は他の王朝に召し上げられるケースがあるそうなので、彼らもそんな感じでしょうか 笑

6版ではガウス・フレイヤーは大幅に強化されたので、彼らには我がアーミーの主力としてこれまで以上の活躍を期待しています。

Rmanのコメン

Betzさんのネクロン最大の特徴は青セラミックのボディーですよね。
最もシンプルなボディー構造のウォーリアー達をこの配色で見た時に、その色合いのセンスの良さを改めて実感できた気がします。
セラミックのペイントはすっかりお馴染みといった仕上がりですが、
やはりこのドライブラシ特有のカサカサ感が古代種族たるネクロンの「らしさ」にピッタリだと思いますし、
骨格部分の銀色もきっちり塗り分けられた上にシェイドを差して引き締めてあることもあり、非常に硬質感を感じさせてくれます。

また、特筆すべきは1体1体の表情です。ネクロンの目は非常に小さくて塗り難いのですが、これをきっちり塗って光らせているだけでなく、
ぼんやりとした不気味な照り返しで目の周りを光らせている表現を加えることで、無機質なネクロンに「不気味な」表情を感じさせてくれるのは凄いことです。
僕も自分で塗ったことがあるから、この手間隙はやはりBetzさんのネクロン愛の成せる技だなぁ・・と感心しきりです。
このネクロンを手放された趣味人の方も、Betzさんの手によってこれほどまでに格好良く塗りあがった作品を見られてきっと喜ばれているでしょうね!