フレイド・ワン  by Betz
Betzさんのコメント
ク・タンの呪いに侵されし"皮剥ぐ者" フレイド・ワンです。
彼らはネクロンたちの間でも完全に狂っているとされ、多くのオーヴァーロードたちは戦闘後配下に対してにフレイド・ワンを破壊する命令を下すそうです。
確かに高貴なネクロン・ロードたちにとって、殺した相手の皮を剥いで身に付けるわ、死肉を貪ろうとするわ、血をとってタンクに貯めるわ、
このような下劣かつ不快なフレイド・ワンの奇行は許し難いものなんでしょうね。

新版になってからファインキャストにて新規造形されたのですが、従来の皮を被ったモデルも好きだったので
ファインキャストに移行する前に6体だけ揃えておきました。
新しいモデルのほうも塗ってみるとこれがまた楽しかったです。

フレイド・ワンたちは各王朝から発生するので、シルバーカラーやブロンズ、そして我が王朝の青を数体ずつペイントしました。
人間の皮膚だけでは飽きが来てしまうので、数体グリーンスキンを被った者も混ぜてみました。
本体そのものよりも剥いだ皮や”戦利品”のペイントの方がずっと大変でしたね。
特に”戦利品”は難儀しました・・・露出した筋肉や骨、内臓なんてペイントしたことありませんでしたから・・・
ゴアレッドからブレイジングオレンジまでレイヤリングしつつ、筋を強調するためにスカルホワイトを混ぜてハイライト
むき出しの骨はデネブストーンに新カラーのCARROBURG CRIMSONを使ってみるといい感じに。
最後にはアードコートを塗ってヌラヌラした質感を表現してみました。

先日、全く期待しないで実戦投入してみたのですが、IG相手に奇襲攻撃をかけ10体のフレイドワンがコミッサー指揮の30人歩兵小隊を切り刻み、
返す刃でカンパニーコマンドまで喰らい尽くす活躍を見せました。
きっと彼らは友軍に殺される前に、不快な戦利品を手に異次元へと帰っていったことでしょう。

Rmanのコメン

フレイド・ワン・・・忌避されるべき者たち。僕もフレイド・ワンだけはどうも苦手意識があって、我が軍に迎えていませんでした。
ネクロンのくせに皮膚のペイントとか面倒くさいという、何とも短絡的な理由からなのですが(笑)、
ゲーム的にも旧版では貴重なエリート枠を使うということで、なおのこと出番もなくペイントを後回しにしていました。
せめてトループ枠になってくれたらなぁ〜と思ってましたが、新版でもきっちりエリート。
あ〜もう、何でエリート枠なんだ〜今回もエリート枠は他が熱いというのに!と思いましたが、設定を読んでみて、なるほど納得しました。
彼らは非常に特殊な存在であって、正確には軍隊に所属していない存在ということで、そりゃ確かにトループ枠に入ってくるわけがありませんよね。

そして、新モデルがファインキャストで発売されて!これがまた超グロテスクでまさに下劣かつ不快極まるデザインに惚れ惚れしました。
Betzさんのフレイドワン・パックはそれぞれ個々が個性的な新版をきっちり塗りつつ、旧版のやつで人数を増やしてあって、
とても通好みな仕上がりだと思います。
こうして並んでいると旧版も新版もきっちりと馴染んでみえるのはBetzさんのリアリティー溢れるゴア表現の賜物でしょうか。
旧版モデルのほうは装甲にべったりとまとわりつくフレッシュな皮膚にビシャっとぶちまけられた血のりがなんとリアルなことでしょう。
血のりは、やり過ぎるとリアリティーを失うと言われがちですが、このフレイドワンに関してはむしろこれぐらい派手なほうが「らしい」と思います。
新版は皮だけではなく、中身までも装着していたり、血を溜めるタンクを背負っていたりと、悪趣味度や面白みがグンと増していますよね。
やったことがないという「戦利品」のペイントも実にリアルな仕上がりで、赤々ヌラヌラしていて実際18禁なレベルだと思います(笑)。

こうやってBetzさんの作品を見ていると、僕も思わず塗りかけで放置している旧フレイドワンに新版のやつを混ぜてペイントしてみたくなりました!
なんといっても、僕も昔は浴びるようにゾンビやらスプラッター映画をみまくってた時期がありますので、
このBetzさんの血肉にまみれたフレイドワン・パックを見ていると、なんとなく血が騒ぐ感じがしてきました。

え?なんかヤバイこと言ってますね(笑)
どうやら僕の体にも<皮剥ぐもの>ルルアンドゥ=ゴールの呪いがかけられていたようです・・・・。