Written by Rman

対戦日 平成29年6月3日〜4日(土曜日、日曜日)  
対戦場所 RoR本部(Rmanの実家)
対戦者 Rman(スペースマリーン)、卵帝(タウ・エンパイア)
イントロダクション

2016年の暮れに廣島ミニチュアゲームの会で繰り広げた2対2の熱いバトル


振り返ってみれば2016年は僕にとっては中々のウォーハンマー当たり年でした。
遊べる回数こそ少なかったものの、その分一回一回のバトルをしっかり堪能できましたし、制作面ではウォーロードタイタンを作ることが出来たことも大きな達成感に繋がりました。
更に言うなれば数々の熱い新製品発売ラッシュ
財布がいくつあっても足りないってくらいに、出し惜しみ無し本気のGW製品群を目の当たりにして多くの趣味人が破産しかけたことでしょう(笑)。

そんな充実した2016年の暮れに廣島ミニチュアゲームの会でがっつり40Kを遊び、
スーパー銭湯に浸かりながらみんなで「ホルスヘレシーやりたいね〜いや〜まだまだ40Kも増強したいよねぇ、そろそろ新アーミーもいいんでは?」などなど、
熱く語り合った中で卵帝さんにタウ増強を超プッシュしたりして、

実際にタウの超兵器スプレマシ―アーマーを勢い注文されちゃったりと、2017年もきっと熱い1年になる予感しかしませんでした(笑)。

2017年も年が明け、卵帝さんと
「今年は必ずビックなバトルを1戦やろうぜ!」と約束をしました。
しかし現実には僕も2児の父となっており、週末まるまる使ってのビックなゲームなんて果たして現実的に可能なのであろうか(
妻から許しが出るだろうか?)と思案していました。
現実的には厳しいかもしれない・・・そんなことを考えていた最中、廣島ミニチュアゲームの会のメンバーが我が家の新築祝いに来てくださいました。

結婚式にも来て下さったメンバー達がわざわざ来てくださったこともあり、妻も大変喜んでくれました。
その際に有機溶剤さんからも「たまには遊ばせてあげてくださいな」とざっくばらんに声かけをしてもらったこともあり、
すっかり気が緩んでいる妻に
「それでね、6月の最初の週末に卵帝くんと遊びたいんだけど、良いかな?」と切り出してみたところ二つ返事でOK頂きました!
ありがたや、ありがたや・・
・夫のワガママを許してくれた妻に感謝するばかりです。ほんと、僕の妻は女神のような女性です。
決して遊ぶことを許してもらうための「お祝い作戦」とかではなく、成り行きだったんですよ・・・(笑)。


バトル出来ることが確約されたこともあり、卵帝さんはスプレマシ―アーマー完成を筆頭にタウ帝国軍を精力的に増強され、
僕も卵帝さんほどとはいきませんでしたが、わずかな時間をやりくりしてインぺリルナイト増強やサンダーファイヤーキャノンをペイントしてバトルの日を指折り数えて心待ちにしていました。

そんな時(2017年5月)、GWからまたも激熱過ぎるニュースが発表されました。

早い、早すぎるぞ!7版もまだそんなに遊んでないよ!!まだ7版出て3年しか経ってないよ・・・
まさかの新版発表でした。そろそろ来るかな早くて年末かな〜と思っていただけに、まさかこのタイミングとは!?
という感じでこの電撃ニュース直後、卵帝君と相談することになりました。

R「どうする、今度のバトル。8版発売ともろ被りなんだけど、延期して8版発売されてから遊ぶかね?」
卵帝「確かにね〜タイミングは悪かったけど、むしろ7版の遊び納めってことでもいいんじゃない?7版遊ぶなら最後の機会と言えなくもないし」
R「前向きな意見だね!確かにそういう考え方もあるよね。まぁ実際のところ延期したら次いつ遊べるか判ったもんじゃないし・・・」
卵「じゃあ予定通りやろうや」
R「よ〜し、やるぜ!!」


というような感じで急遽、
7版遊び納めの大規模バトルという名目になったのでした。
良くも悪くも6月第一週目の週末と決めておいて良かったのかもしれませんね。


そんなわけで、(例によって無駄に長いイントロでしたが)
2017年6月、ウォーハンマー40,000の第8版発売直前に、我が家に卵帝さんを招待し、
7版遊び納めの大規模バトルを敢行しました。

僕のインペリアルフィスト(6500P)VS卵帝さんのタウ・エンパイア(6500P)が真っ正面からぶつかり合う、
大規模バトルのレポートをぜひお楽しみください。


2017年6月3日(土)
RoR本部(Rmanの実家)にて戦場構築をしつつ、卵帝さんの到着を待ちました。
戦場の舞台となるのはRoR本部(僕の実家)です。
昨年末に実家から新居に引っ越しをしたため、空き部屋になった元リビングで、贅沢に床一面使ってバトルボードを展開しました。
妻と出会い結婚し、ミニチュアを片っぱしから物置に仕舞いこんだ4年前のあの日、あの時はもうこの家でバトルボードを展開することは無いかもしれないと覚悟したものでした。
そんなことを思い出しつつ、バトルボードを展開し作り溜めたテレインを配置して戦場を構築していく時の感慨深さ、人生は先が読めないものです。
今回は6500Pという巨大なバトルということもあり、バトルボードを通常の6枚(180センチ×120センチ)ではなく、2枚追加して220センチの横長の戦場にしました。
おそらく最低でもこれぐらいは無いとアーミーを並べきれないだろうという考えです。これでも従来のアポカリプス級バトルと比べると最低ラインだとは思いますけどね・・・

そして、この写真の左下の巨大兵器こそ、我が帝国軍の究極最強兵器ウォーロードタイタン!
我が家でのバトルということで、ウォーロードタイタンも特別参戦です!
と言っても戦場の外枠に鎮座するのみですが(笑)。
この一角はタイタンを宇宙へと搬送するために解体組立を行う工廠というような雰囲気を演出してみました。それにしてもこの存在感。最高じゃないですか。
まぁ戦力として使えるわけではないのですが、こうやって置くだけでも今回のゲームのエピック感が爆上がりするんじゃないかと思って、思いつきで置いてみた次第です。
やはり棚の中ではなく、戦場に置いてこそ僕のミニチュアは活きてくる感じがしますね、あ、もうこのサイズをミニチュアとは言わないかな・・・(笑)。
こういう楽しみ方が出来るのもお家ハンマーならではですね。
バトルボードの一角にはフォージワールド製の情景ボード
「墜落したサンダーホーク」も置いてみました。このボード、今回が初使用です。
非常にドラマチックなんですが、何か暗黒の遠未来を暗示しているようで嫌な気配が漂います(笑)。
こちらの掩蔽壕は1996年製のGW純正ペーパークラフトのテレインです。
昔ヤフオクでゲットしたものを今回のバトル用に制作しました。
紙製とはいえ、雰囲気は十分で発売から20年経ってる今でも悪く無い気がしますね?
こちらも僕の所有するテレインの中では最古の3版時代の帝国の要塞です。
ベースも作ってあるので丈夫さはしっかり担保されています。
この辺の紙製テレイン、雰囲気抜群なので再販して欲しいくらいです。
テレインのペイントするのが面倒な人には今でも選択肢になりそうなんですけどね〜
午後3時過ぎに卵帝さん一行が到着しました。
今回はゲームサポート役として廣島会の鉄さんも来てくれました。
さらに旧友のワイズメルさんも何年ぶりかで遊びに来てくれました。
再会の喜びもそこそこに、さっそくアーミーを展開される卵帝さんの図。


アーミー紹介
インペリアルフィスト戦団 タスクフォース「ラス・オブ・ゴッド」 6500ポイント
毎度おなじみの我が栄光のインペリアルフィストも今回は過去最大規模に匹敵する6500ポイントという巨大なアーミーになります。
7版で6500ポイントの編成をしたのは今回が初めて(最初で最後になっちゃった)でしたが、そもそも制作済みのアーミーが2万ポイントくらいはあるので、
あれも入れたい、これも入れたいってノートに躊躇なく書き込んでいったら、軽く8000Pとかになってて、そこから1500P削ることがどれだけ難しかったことか(笑)。
何とか6500Pきっちりのロスターを組み、それに沿って戦士達を棚から出して、こうして並べただけで満足度120%って感じです。
今回の編成でウォーロードを務めるのはもうこの人無くしてRoRのバトルレポートは語れないというほどに伝説を築きあげてきた「ダルナス・ライサンダー」閣下です。
ライサンダーを筆頭にサプリメント「エンジェル・オブ・デス」のインペリアルフィスト専用スペシャルデタッチメント「スターンハンマー・ストライクフォース」を組んでいます。
このデタッチメントに含まれるボルトガン系ウェポンはミスヒットを全て振り直せるという「トゥルーボルタードリル」という超絶スキルを習得しています。
今回の編成の副官的な役割を演じることになるのがバイク乗車の「ラインヴァルト」中隊長です。彼の率いるバイクスカッドやスカウト達は通常の複合デタッチメントを組んでいます。
このデタッチメントを加えることで、防御施設や決戦兵器「サンダーホーク・ガンシップ」を編入することが可能となっています。
ライサンダー閣下が率いるのは前回のバトル同様アサルトセンチュリオンです。スペシャルセーブを持たないということで性能を疑問視され続けていた彼らですが、
前回のバトルではオルクの決戦兵器ストンパを肉弾戦で破壊するという想像をはるかに超えた大活躍を見せてくれました。
サンダーホークに乗車し、タウ軍に突撃することが出来れば!!今回も間違いなく熱い活躍をしてくれることでしょう!!
今回のゲームの為に増強したのがサンダーファイヤーキャノンです。
主力会員が活動を休止している為、存続そのものが危ぶまれている
サンダーファイヤーキャノン友の会ですが、
そんな状況だからこそ、会長として出来ることがあるのではないかと真剣に考えた結果、
サンダーファイヤーキャノンの魅力を伝える為にはサンダーファイヤーキャノンを3門並べることが最善の策であるという結論に至り、実行しました。
もはや何の話やら・・・?

クルーのペイントが間に合わなかったり、本体も細かい部分の仕上げが出来てなかったりで、急場しのぎで通常のテックマリーンを代打で使っています。
スペースマリーンが危機に陥った時、地獄の業火と共に戦場に出現し、人類に仇なす全ての敵を焼き尽くす・・・・
僕の大好きなダムド・レギオネアも贅沢に編入しました。
ポイント的には決して安くありませんが、想像を絶する強力な火力が飛んでくる大規模戦においては彼らのスペシャルセーブ3+が非常に頼もしいことでしょう。
何気に初使用となるのがこのチャプレイン「パブロス」です。ミニチュアそのものは文句なくカッコイイのですが、そもそもチャプレインってあんまり使わないんですよね・・・。
しかし今回はアサルトスカッドを率いその機動力を持って戦線を押し上げ、タウ防衛ラインにプレッシャーを与えるという重要な役目を担っています。
今回はもちろんフォージワールドのインペリアルアーマー・ルールも使用可能ということになっていますので、
この2機のアイアンクラッド・ドレッドノートはドレッドノート専用ドロップポッドに搭乗しています。ディープストライク直後のアサルトで脆弱なタウ人を血祭りに上げてくれることでしょう!
そして今回の編成で最大の目玉が決戦兵器「サンダーホーク・ガンシップ」です。
ちょうど、このバトルの日にフォージワールドから新型のサンダーホーク・ガンシップが発表されましたね。
基本デザインは踏襲しつつ細部を今風にリデザインしてあって文句なくカッコイイ・・・んだけど、僕はこいつを持ってるのでもう1個はさすがに・・・と悩んでいます
と、話が逸れましたが、やはりこのサンダーホークが入ることでアーミーの見た目がグンと華やかになる気がしますね。

ゲーム面においては30人分の戦力を運べる(複数ユニットやドレッドノートも可)アサルトビークルということで、
ライサンダー閣下とアサルトセンチュリオン、チャプレインドレッドノートを乗車させての出撃となります。せっかくなので主砲のターボレーザーの威力を見せつけてやりたいですね!
インペリアルナイトは宗家(ハウス・ホールド)デタッチメントにより編入しています。6版以降の帝国軍にとって最上にして最強の援軍が彼らインペリアルナイト。
しかも今回はこのバトルの為にセラスタス・ナイト・アケロンを制作し、ホークシュラウド宗家のリーダーを務めていただきました。

いやもう新作モデルをゲームで使う前のワクワク感、いい歳したオッサンになってもこの気持ちはいささかも衰えることが無いですね(笑)。

走ってよし、撃ってよし(カバーセーブ無視のヘルストーム・テンプレート射撃!)そして圧倒的な接近戦能力。もう活躍する予感しかしない!
ちなみに、通常のナイト達にも追加装備としてカラパスウェポンを装備させてやりました。
最後に、今回の編成のとっておきがこのヴォイド・リレイ・ネットワーク。プラ製のヴォイドシールドがレジン製の限定版よりも値上がりして発売された時にはいくぶん複雑な思いを抱きつつ、
まぁ買うしか選択肢は無かったわけです。だって、このヴォイドシールド・ネットワークの贅沢な絵面、最高じゃないですか。このダークゴシックな密度あるデザイン。
そびえたつヴォイドシールド2機から発せられるお金にモノを言わせた空気、実にGWゲームらしいポイントでイイです。

お金掛けずに遊びたい、それも一つの楽しみ方です。しかし僕はGWゲームの拝金主義的な雰囲気がけっこう好きなんですよ、実は!(笑)。大人が全力でやる感じがね、良いんです。
と言いつつ3個目買えるか?って聞かれると、う〜んってなっちゃうんですけどね・・・(笑)。

さて、このヴォイドシールド2機による6層の壁があれば我がインペリアルフィストの守りは盤石と言っても過言ではないでしょう。マジで頼もしいですよ。フフフ。

タウ・エンパイア 「ハンターコンティンジェント<フォース・オブ・ウィル>」 6500P
やってきました。卵帝さんのタウ歴16年の総決算、タウ全軍です。基本的に勝利のみを追求するスタンスを堅持し続け、スタンダードなゲームに傾注する卵帝さんですが、
今回ばかりはこのある意味「お祭り」的なゲームの為にスプレマシ―アーマーやスーパーヘビーフライヤーのタイガーシャークを完成させてくれました。
一回のゲームの為にこれほどの増強をするというのは卵帝さん的には例外中の例外。
とはいえそこはやはり彼自身、いざ作り始めれば人並ならぬタウ愛が止まらなくなってしまったということなのでしょう!。
新作の防御施設「タイドウォール・ランパート」に集結した卵帝タウ軍のカリスマ達。過去のRoRレポートでもおなじみのキャラクター達です。
タウのマスコット的キャラクター(笑)、エセリアルのキ・ナ導師、向かって右側から白きアーマーに身を包むシャドウ・サン
中央で光り輝く拳を突き上げるのは“流砂”コマンダー・クイックサンド、そして左の黄金の戦士は“黄昏の戦矛”コマンダー・ダスクグレイヴ
個性派揃いのコマンダー達が集結です。実にカッコイイですねぇ・・・。
コマンダー達を守るのがこの圧倒的なまでのプレッシャーを放つXV8クライシス・バトルスーツとシールド・ドローンの超エリート感、マジ半端無いですねぇ。
配置次第ですが、タイドウォールも利用しての異常なレベルのセーブ能力を発揮してきそうですから、いつにも増して脅威度マックスな雰囲気です。
こちらもカバーセーブ無視の超火力をぶつける他、対抗手段はありません!
タウの超科学力の象徴たるXV104リップタイド・バトルスーツは卵帝タウ軍においても要の存在といえるでしょう。
今回はブロードサイド・バトルスーツとファイヤーベース・サポート・ケードリというフォーメーションを組んでおり、ブロードサイドはタンクハンターを習得されています。
実に恐ろしいですねぇ。
そして、リップタイドの後方で存在感を放つのが7版タウで新登場した決戦兵器「KV128ストームサージ・バトルスーツ」です。
ルール的な説明を聞いてもちょっと実感湧かないくらいの超火力を誇っています。まぁ、見せてもらおうではありませんかタウ帝国軍の新兵器の実力とやらを。
正式名称「KX139タウナール・スプレマシー・アーマー」。タウ帝国の究極兵器がついに卵帝タウ軍にも導入されました。
ハッキリ言ってやべぇめちゃくちゃカッコイイです。今回の両軍通して最も熱いモデルと言えるでしょう!よくぞ完成させてくれました!大変お疲れ様でした。
武装もまた半端無いですね〜。名前がカッコイイのですよ。
肩に背負った3連砲はパルス・オードナンス・マルチドライバーシステム!!!
左手は
フュージョン・エラディケーター!!、右手はトライ・アクシズ・イオン・キャノン!!
名前がいちいち必殺技かってくらい熱い!そして数々の副砲もあり・・・こいつはぁ・・・まさに機動要塞です。おまけにタウの超科学により防御力もすごい。
倒せる気がしません。
巨大なアーミーの屋台骨となるのが基本兵科のファイヤーウォーリアーやクルート達です。
基本色が黄土色のタウ軍にあってこの鮮やかな青色のクルートは実に良いアクセントになっていますね〜(僕が塗ったんで自画自賛なんですけどね)。
この限定版クルートシェイパーも今やかなりレアなモデルと言えるのではないでしょうか。このモデルには背景設定もあるそうで、クルート界隈においては伝説のキャラクターとのことです。
タウ帝国において傭兵的な立場のクルート達はゲームにおいても奇襲戦法を選択するようです。
この度のゲームにかける卵帝さんの熱い情熱が感じられるのがこの空軍戦力の拡充っぷり。
向かって左側の巨大な航空機こそタウ空軍の決戦兵器「タイガーシャーク」です。何年か前のアポカリプスでも未完成のまま出撃されていましたが、
今回のゲームのために完成させてくれました。これまた本当にお疲れ様でした!面積の分だけ存在感は抜群ですね!主砲のヘヴィーレールガンの攻はD!
新型のバラクーダもきっちり完成させて持ってきてくれました。手前右側のシャープな方が新モデルです。
後方の旧型に比べると基本のデザインは踏襲しつつスマートになっててカッコイイですよね〜。
ゲーム的には装備も違うため、単純なモデルチェンジではなく、新旧それぞれの役割があるそうです。
僕が卵帝タウ軍のチャームポイントだと勝手に思ってるのが、この(旧型)XV88ブロードサイドバトルスーツです。
現行のモデルはアクションポーズといい塊感といい文句のつけようがないほどに洗練されてますが、この旧版の仁王立ち感、実に哀愁漂ってて良いです。
それと、緑色基調の配色も良いですよね〜。基本色が統一されているアーミーにこういうエースパイロット専用カラーのようなバトルスーツが入ることで、色々と想像力を刺激されます。
卵帝タウ軍の黒歴史・・・という程ではありませんが(笑)、世界観を崩壊させかねないほどの威力を持つのがこの痛車デビルフィッシュ。
一度GW公式のブログでもチラリと載ったことがあり、海外の趣味人の中でも話題になったことも忘れ難い珍事です(笑)。
後方の特殊バトルスーツはコマンダー・ル・アルアイ。フォージワールドのインペリアルアーマー専用のスペシャルキャラクターです。
この重量級バトルスーツの数々。基本のクライシス・バトルスーツ以外にも大小様々なバトルスーツを迎えられるのがタウアーミー最大の魅力!と感じ入りました。
やはりアーミーとして並ぶと、それぞれの形状は違えど「タウのバトルスーツ」として一貫性のあるデザインラインが見て取れて、惚れ惚れしてしまいます。
そして、殺りに来た感満載な編成に戦々恐々するばかりの僕でした。

もし実際の戦場でこの軍隊を展開された後に、エセリアルから直々に停戦の申し出があったならば、ライサンダーと言えど一瞬はそれに応えることが頭をよぎることでしょう。
このまま戦わない方がお互いにとって一番ダメージが少ないはず・・・・いや、真剣にそう思いましたよ、僕は!勝てる気がしませんもの!笑

初期配置

両軍の写真撮影が終わったらいよいよ戦場のセットアップです。
戦場は予めホストの僕が準備していたこともあり、基本的にはそのままに、いくつかのテレインの位置を入れ替えて戦場を完成させました。
ミッションはメイルシュトロム・オブ・ウォーと決めていたこともあり、作戦目標マーカーを双方3つ配置します。
この作戦目標マーカーは7版ではコインを使うことが公式でも推奨されていましたが、あれって視認性もあんまり良く無いし、
情景ボードの中で記号的過ぎてゲーム然とし過ぎてる気がして、気にはなってたんですよね。僕が7版でちょっと注文つけるなら、そこかなと。(そんなとこかよ。)
というわけで、今回はコインを併用しつつもこの作戦目標を使うことにしました。


それがこのゴシック・パワージェネレーター風の作戦目標です。>制作記事はこちら
まぁ、GW純正信者にとってあるまじき社外品なんですけど、これは例外的に気に入ってます(自由人なので・・・)。
戦場での視認性、上にメダルが置ける仕様、実に素晴らしい作戦目標です。惜しむらくは5個しか持ってないことなんですけど、もう1個は他のものを使いました。

ミッションは最もベーシックな「焦土の中から」を2人で相談してチョイス。
配置もシンプルな「戦乱の曙」にしました。
両者交互に作戦目標を配置していきました。
ついつい昔ながらの癖でインペリアルフィストは攻めていくものだから、マーカーも敵陣寄りにと思いながら配置してしまいましたが、
置いてからカード引き始めてようやく、攻めるだけじゃないのがメイルオブシュトロムの醍醐味だった!と気付き、ちょっと後悔しました(笑)。
それに対して卵帝さんの作戦目標配置は見事にディフェンス傾向で、これもまたタウ戦法の理にかなった配置で、さすがと唸るばかりです。
アーミーの写真撮影とかの関係上、場所を入れ替えるのが面倒くさいというアレな理由で、写真左側を卵帝さんタウ配置エリア、右側を僕のインペリアルフィストの配置エリアとしました。
それにしても、戦場のバトルボードからテレインまで、全て自前で準備出来るとは僕もなかなかの趣味人レベルに達していると毎度ながら悦に浸ってしまいます(笑)。
これだけ情感溢れる戦場を展開できる身分になれて、山あり谷ありの趣味人・人生でしたけど、今日まで生きてきて良かったですよ、ほんと。
やっぱウォーハンマーは最高ですね!(結局ソレ)
Rman配置:タウ専用メダルのナンバー1の作戦目標はサンダーホークの残骸の側に。 Rman配置:ナンバー2の作戦目標は戦場中央に。
Rman配置:ナンバー3の作戦目標(通信機風)はタウ陣地近くの廃墟側に。 卵帝配置:ナンバー4の作戦目標はタウ陣地内の廃墟に接する形で配置。
卵帝配置:ナンバー5はタウ陣地のセンターに位置する要塞院の側に。 卵帝配置:最後のナンバー6は廃墟と化した通信施設の側に、タウ陣営に近くなる位置で配置。
っていうかタウ数字、読めないんですけど!!
そんな方にはこの写真で復習してください。左から1〜6の数字が並んでいます。
何となく、アラビア数字とも共通点がある気がしますね。
このメダルは卵帝さん持参のもので、タウ限定コデックスに封入されていたレアアイテム。
実際、読みづらくて非常に使い勝手が悪いのですが、タウ野郎には堪らないデザイン!
ゲームで使う各種マーカーはこのように整理しておきました。
対戦中に必要なマーカーを探す手間が大幅に低減されると思います。
8版からはビークルも複数ウーンズを持つようになりますので、これじゃ間に合わないでしょうね。
そう考えると寂しくもありますね〜
インペリアルフィスト配置完了!!(ウォーロードタイタンは情景モデルです。)
先行配置のロールは僕が勝利し、インペリアルフィストが先行配置を選択しました。
キャプテン率いるバイクスカッドは墜落したサンダーホークガンシップでカバーセーブをとりつつの配置です。
この情景ボード、めちゃくちゃカッコイイんですけど、めちゃくちゃプレイアビリティ悪いですね(笑)。でもそんなこと気にしてたらわざわざミニチュアゲームやる必要ないんですよ!
ま、でもやっぱちょっとこれは微妙ですね。カッコイイ写真が撮れただけでも目的の半分は達成しているので良しとしますか(笑)。
ヴォイドシールドを置く場所がナイ!!って感じになってしまったので(笑)、丘の上に斜め配置するという非常に不格好な形になってしまいました。
このレルム・バトルボードの丘セクションはちょっと使いづらいんですよねぇ・・・・あ、でもそういうのも含めて楽しむのが大人のミニチュアゲームでしたね、失敬失敬。
帝国の掩蔽壕を囲むようにしてヴォイドシールドを設置。ヴォイドシールドに範囲内ということで壁に隠れることなく堂々とインペリアルナイトも配置しました。
もし仮に先行奪取されたとしてもヴォイドシールドの鉄壁の保護層によりナイトが1ターン目に沈むということはあり得ない!!ハズだ・・・!
ヴィンディケータースカドロンもシールドの後ろに配置です。
このスカドロンが放つ「戦線突破砲撃」はカバー無視のアポカリプスブラストです!
カバーに立て篭もるタウを滅殺してやるぜ!
こちらのインペリアルナイトは戦場端に配置しました。
というより、配置スペースがここにしか余ってなかった感じです・・・。
タクティカルスカッドとサンダーファイヤーキャノンは要塞化され、
3+カバーセーブとなった廃墟に立て篭もり、ひたすらへヴィな射撃をする予定です。
中央の掩蔽壕の屋上にはデヴァステータースカッドを配置。
7版では無類の強さを誇るグラブキャノンは・・・ペイントが間に合いませんでしたッ!
掩蔽壕には2門のサンダーファイヤーキャノンを配置しています。
敵陣の歩兵は全て焼き尽くすぜ!凄まじいプレッシャー!!・・・ですよね?
アサルトスカッドは最初から1番マーカーを確保状態でスタートです。
これだけの戦力が予備戦力となりました。1ターン目開始と同時に2つのドロップポッドが地表に到達する予定です。
やはりサンダーホークの到着がいつになるかで戦局が大きく変わりそうな気がします!ここだけで約1500Pですからね!
続いて卵帝タウ軍の配置完了です!!
もうヤバい。この圧倒的ボリューム。
このセクション、まさに超絶鉄壁感です。味方にカバーを与え、なおかつ敵からの射撃を撥ね返す可能性もあるタイドウォールに守られたファイヤウォーリアーやシールドドローン。
そして背後にそびえたつ山の如しスプレマシ―アーマー!この一角だけで数千ポイント費やしてますよね・・・。
戦場の端にこれだけの戦力を配置する、これぞまさに背水の陣。
防御力に絶対の自信がなければこの極端な配置はなかなか出来ないはず。これは・・・半端ではありません。

う〜ん、もうですね、ここに、ヴィンディケーターの戦線突破砲撃をぶち込んでやりたいです。テヘッ
帝国の領内を完全制圧しつつあるタウ軍って感じの配置になってて非常にカッコイイです。
こうやって配置をしながらも、今回のバトルレポートでストーリーを執筆してくれた鉄さんも交え3人で、この戦場は帝国領なので、こういう設定でいきましょうか〜
いや、どうせならこういう話はどう?とかかなり盛り上がりました。単に勝敗を競うだけでなく、情景やストーリーテリングを楽しめると素敵な時間を過ごしてる気持ちになれますね。
タイドウォールの影に隠れるバトルスーツ部隊。
3人のコマンダーも合流しており、ここがタウ軍の心臓部と言えるでしょう。
キナ導師はインペリアルフィストからは完全に隠れるようにガン・リグに立て篭もっています。
お供のシールドドローンにレールガンの操縦を任せ、全軍を精神的に指揮するようです…
リップタイドとブロードサイド、スナイパードローンチームは廃墟に立て篭もっています。
ここだけでもかなりの火力ですので、油断は全くもって禁物です。
初版の頃のタウにとっては主力級だったハンマーヘッドも、
新型バトルスーツが活躍する現行タウにあっては脇役感は否めません。
しかし一発の攻撃力は今でも超一級なので、こちらも決して侮れません。
卵帝タウ軍の予備戦力です。
こちらも豊富な歩兵と大規模な空軍戦力を温存されているため、2ターン目以降は間違いなく激戦となることでしょう!
やっぱ6500Pのバトルは半端無いですね!オラ、ワクワクしてきたぜぇ!(現実逃避)
両軍セットアップが完了した時点で夜も更けてきましたので、土曜日のゲームはここまでとしました。
バトル開始は翌朝からとなります。

それにしても自画自賛ながら、このバトルボード、絶景でした。

僕と卵帝君がウォーハンマーを始めてから出会って早いもので17年。
二人の趣向に色々な違いはあれど、こうして戦場にアーミーを持ち寄れば間違いなく最高の盤面を表現できることに、強い喜びを覚えます。
卵帝君は、僕のウォーハンマー趣味人としての人格に欠かすことのできない存在ですね、ほんと。得難い友人と趣味を分かち合えて、僕は幸せものです。
この戦場に乾杯!
ってな感じでお酒を飲みつつ、深夜にかけてホビー談義に花を咲かせました。
結婚してからこういう時間ってマジで貴重なので(笑)、楽しくてしょうがなかったです(笑)。
ミニチュア眺めながらのお酒ってこんなに美味しいんですね。
これだからウォーハンマーはやめられない・・・(関係ない)

ストーリー by 鉄
プロローグ

かのアレグランの戦いの後、タウ帝国との戦闘はダモクレス湾周辺の工業惑星エピロスWにおいてある程度の膠着を迎えていた。
だが、銀河の情勢は膠着を赦さない。


『恐怖の眼』に於ける混沌勢力の活発化を受けた『帝国』は、来たる戦役に備え、銀河中より精鋭戦力をケイディア宙域へと結集し始めた。
その中には言わずもがな、エピロスWにてタウとの出口の見えぬ消耗戦に巻き込まれているダルナス・ライサンダー率いるインペリアルフィスト第三中隊も含まれていた。



戦団より転進命令を受領した第三中隊は宇宙港へと移る。その傍らでは共にケイディアへと向かう巨兵団( レギオ・グリフォニクス )の打ち上げ準備が懸命に進められているところであった。

この事実上の撤退行動というべきものにライサンダーの心中は穏やかではなかった。彼の中では敵は撃滅するものであり、逃すものではない。
ましてやこちらから矛を収めるなどとは、彼の矜持が許さなかった。

だが彼も賢明なる戦団中隊長に名を連ねる歴戦の兵である。
己の矜持を突き通す事が、かの唾棄すべき大逆者の隆盛を招き、そしてその事態を防ぐ事は目の前の異種族との消耗戦に意地を張る事より遥かに重要であると頭では理解しているのである。

黄金色に輝くサンダーホークガンシップに乗り込んだライサンダーは、教戒官パブロスと同胞ラインヴァルトが率いる宇宙港防衛部隊との合流を果たすべく、移動を開始した。



巨兵団の打ち上げが完了するまで殿を務め、その後第三中隊も無事に大気圏を離脱する事こそが至上聖務である。

古今東西、大規模な軍事行動には大規模なリスクが付きまとう。
敵に露呈するという多大なリスクが。

銀河中を見渡してみても、強大極まりない戦闘単位である巨兵団とスペースマリーン中隊が共に後退の動きを見せれば、
相対する敵手にとっては何らかの大規模な軍事行動の予兆であると受け取られるのは至極当然であろう。

そして火のカーストの教えにおいては、かような混乱状態において効果的な追撃を行うのは至当とされている。この好機を突かないという選択肢は、無かった。

突如、ライサンダーの元へと宇宙港の教戒官パブロスより通信が入る。

「同胞ライサンダー殿よ、どうやら敵襲のようだ。どこに隠しておったか、奴ばらはとうとう巨兵まで持ち出してきたようですな。」


「よかろう、そうこなくてはな!我々の最重要任務は転進であるが、当時に我らは殿である。
 巨兵団打ち上げ完了まで追い縋る敵あらば払い続けるのみよ。我の到着を待たず、貴官の判断で迎撃を開始せい。」


「了解した中隊長どの。皇帝陛下の恩為に(フォーザエンペラー)!」

にわかに精気を取り戻したかのように見えるライサンダーは、配下の同胞にセンチュリオンウォースーツの着用を命じた。
栄光に満ちた勝利を手土産に転進するならば悪くない話である。

サンダーホークは宇宙港へと向け、超音速機動へと突入する。願わくば、パブロスがすべて片付けてしまう前に。


加速と呼応するように、ライサンダーの背後に座する、英雄の棺がゆっくりと動き始めた。

一方、宇宙港では、教戒官の号令一過、兵力を集中し異種族撃滅の準備が整いつつあった。
それに加え、巨兵団と共に打ち上げられる手筈になっていたトルステン子爵、ジェラード子爵、そしてスタング男爵らホークシュラウド宗家の騎士団も宇宙港より飛び出し、第三中隊の助太刀に馳せ参じる。

決戦の火蓋は切って落とされようとしていた。



人類を含めた多くの種族と異なり、タウとは決して闘争が主となる種族ではない。
タウにとって闘争とは、自らの崇高なる計画を進めるカードの1枚に過ぎぬのだ。


完全な膠着状態にあって、『帝国』の不自然なまでの大きな動きにタウは注目した。
水のカーストも分析を開始し、結果はすぐさまエセリアルへと示された。

『帝国』内部に於いて大規模戦役の予兆あり。

タウと人類間、初の大規模戦役となったかの『ダモクレス征戦』以降、幾度にもわたる人類との交渉経験によって、彼らは『帝国』を対話のテーブルへと引きずり出すにはどうすれば良いかを十分に理解していた。
すなわち、『帝国』の急激な戦略変更(決して珍しい事ではない)の混乱に乗じて攻勢をかけ、同時に『平和的撤退』という魅力的な選択肢を提示するのである。

ム・グラースの入り江(旧アレグラン)における戦いでは勝利を収めたものの、タウ帝国も物資、人的資源共に大きな被害を被っていた。
この終わりの見えぬ膠着戦から抜け出し、体制の立て直しを図りたいのはタウも同様であった。


そのために、“影の太陽”を始めとするアレグランの英雄達が再び招集された。


“流砂”コマンダー・クイックサンドは副官として影の太陽の補佐を。


“黄昏の戦矛”コマンダー・ダスクグレイヴは攻撃計画の作成を。


人類への復讐に偏執する老兵、コマンダー・ル’アルアイは先行偵察を。

そうして彼女らは突き止めた。
“戦略的転進”の為に敵の巨大兵器群と、スペースマリーン中隊が宇宙港へ集結しつつあることを。



司体の総指揮を任されるエセリアル、“アウン・ウォ・トゥルク・キ・ナ導師”は、この機に乗じて一気呵成に強襲を仕掛けることで敵の士気を挫き、『帝国』を交渉のテーブルへとつかせることを決定した。


「至高導師がお隠れになられた現在、これ以上我らが悲願、第3天球創設の計画遅延はまかりならん事である。」

至高評議会の中でも、特に大胆な行動に出ると評されるキ・ナ導師であったが、今度ばかりは幾重にも保険をかけた慎重なプランを採用した。
先の四将率いる火のカーストの精鋭に加え、風のカーストによる過剰ともいえる航空支援態勢。開戦と同時に始まる水のカーストの老練なる停戦交渉。
それだけに飽き足らず、地のカーストより送られてきたばかりの
対巨兵用最新鋭機動砲撃モジュールの投入までも決定したのである。



満を持して、タウ帝国は闘争というカードを切り、戦いを終わらせようとしていたのである。

6月4日(日)早朝
いよいよゲーム開始です!!


今や日本はおろか世界中の趣味人の間で共通言語となりつつあるバトル前の挨拶、それがレディーウォー
みんなもやろうぜ!無駄にテンション上がります。まぁ、普段はやらないんですけどね・・・
ちなみにレディーウォー以上に強く主張しておきたいのが二人ともそれぞれのアーミーの限定版アーミーブックを携えているという点です。
我々の趣味人としてのLD値の高さをアピールしたかったというか、この本も8版では設定資料集になっちゃいますんでね、現役コデックス時代の最後のアピール・チャンスということで。
第壱ターン(夜戦)

卵帝タウ軍の先行奪取ならず!!まぁ、ね。さすがにそんなことはそう度々はありませんよ!と言い放ちつつ、めっちゃ安堵しました(笑)。
まずは先行の僕が作戦目標デッキからカードを3枚ドローしました。
ちなみに今回も大規模戦向きの特別デッキ「スプレマシ―・タクティカル・オブジェクト・デッキ」を使用しました。これも今回で最後かと思うと寂しいですねぇ・・・。

引いたカードは「作戦目標確保2、作戦目標確保5、コマンド・ザ・フィールド」の3枚です。

「コマンド・サ・フィールド」は奇数と偶数の作戦目標をそれぞれ2つずつ確保してターンを終えた場合、D3+2点のVPを得られるという非常に高難易度ながら、ハイリターンなカードです。
っていうか、初手でこの引き、ヤバくないですか!?コマンド・ザ・フォールド、全然イケそうなんですけど・・・!!!
空を見上げよ、そこに貴様らの死が見えよう!!!!
ドロップポッドが大気圏を突破し激しい轟音と共に地表に降下する!!
ドガガーン!!ドロップポッド地表に到達!!
作戦目標5番を確保すべく、すぐさまタクティカルスカッドはドロップポッドから飛び出し移動を開始!
ガシャーン!!こちらのドロップポッドもドンピシャで敵陣深く到達!作戦目標4番の確保を狙う!!
バイク部隊も危険地形を器用に避けつつ、全力でバイクを疾走させる!
ちなみにこのボードはやたらに地面がリアルにガタガタなので、
黄色い残骸部分に触れる移動をした場合のみ、危険地形判定をするということになっています。
アサルトスカッドは作戦目標1番を確保しつつ、じわりと前進。
攻め込みたい気持ちもありますが、やはり手近な目標は確実に押さえておきたい所。
インペリアルナイト勢もプロメチウム・パイプを大仰にまたぎ、前進を開始。このセラスタス・ナイトは全力移動時に3D6も走れるという脅威の脚力を持っています。
メインの射撃はテンプレートなので、次の射撃フェイズでは全力で走り、作戦目標2番を確保するつもりです。
インペリアルフィスト勢の移動が完了した状態です。ヴィンディケーターは次の射撃フェイズでも射程が足らなさそうです。
ここで卵帝さんによるリップタイドの「脅威迎撃システム」の発動宣言が!!
リップタイドが地表に到着したばかりのドロップポッドにフュージョンブラスター(メルタ系)を放つ! フュージョンブラスターを浴びたドロップポッドはさすがにダメージ貫通!
結果は武器破壊ってことで貴重なストームボルターを破壊されました・・・!ッホ。
こちらのリップタイドは眼前に着弾したタクティカルマリーンに
オーバーチャージド・イオンアクセラレイターを放つ!!!
オーバーチャージされたイオンアクセラレイターは大幅にテンプレートがずれ、
奇跡的に致命的なダメージを免れることができました。これぞ7版の醍醐味(笑)
さて、満を持して射撃フェイズ開始です。
こちらのスカッドには30周年記念スペースマリーンが編入されています。コスト0点で普通のマリーンと差し替えて使えるのですが、
彼のもっている
「デスインテグレイション・コンビガン」は7版のコンビウェポンなのに何度でも撃てる専用スペシャル武装で、
ラピッドファイヤ、射程18インチ、攻5、AP2、即死という意味不明なほど超強烈な射撃力を持っています。

リップタイドがいかに超科学力の結集体であろうとも、超絶レリックな即死射撃の前には成す術もなかろう!!

ズルいと言われようが、卑怯者呼ばわりされようが、この見た目
普通のマリーンを記念品だと言われ5000円も出し、
真面目に作ったリアルコストを思えば、これぐらい報いがあっても良いのだ!!

こういう意味のわからない不当に強力なルールが、GW製品の販促のためのものと分かっていて、あえて乗っかる。
正直に言おう、このルールが載ってるペラ紙1枚に4500円出したのだ!私は。

この世は金が全て・・・それはウォーハンマーとて例外ではないのだ!(そこまで言う!?)
フハハハ・・・死ねぇぇぇ!!!!
前振りだけは気合入れて卵帝さんもビビってましたが、
結果は普通にダメージロール失敗しました(笑)。あれ、こんなハズでは。
ええい!25周年記念サージェントのプラズマピストルを食らえ!
こちらはなんとか、リップタイドに1点のダメージを与えました。
他の人のボルトガン?んなもん、全然効くわけないでしょ!
即死射撃のおかげで、無駄に盛り上がりましたが結果はささやかなものでした・・・・。
この記念マリーンのルールが使えるのも7版だけでしたね。あ〜楽しかった・・・。
ナイトはラピッドファイヤ・バトルキャノンとストームスピアーロケットをハンマーヘッドに浴びせる!
2貫通、1跳弾という成果!どうだ!!
しかーし!夜戦だったことも手伝ってカバーセーブで全てのダメージを防がれてしまいました。
むむむ、やはり一筋縄ではいきませんな、タウは。
廃墟に立て篭もるサンダーファイヤーキャノンは確実に落とせる敵を狙う・・・ 廃墟に立て篭もるスナイパードローンチームにカバーセーブ無視の空中爆発を浴びせ、
全滅させることに成功!サブ目標の先制打撃をゲット!
射撃も終了したところで、白兵戦は無いため、カードの集計に入ります。 セラスタスナイトは射撃フェイズで走ったことで2番マーカー確保。
タクティカルスカッドは5番マーカー確保。 こちらのナイトも3番確保。
アサルトスカッドは1番マーカー確保。 こちらのタクティカルも4番確保。
結果、1番、2番、3番、4番、5番を確保するというまさにスペースマリーンの電光石火の奇襲劇を体現するがごとき大戦果!
しかもD3+2点のD3で5が出て、このターンのVPは先制打撃含めて
!!!
あ、ちょっと待って。卵帝さん、まさか投了とかしないですよね?
      ア、、、泣かないで・・・大丈夫。もうちょっと頑張ってみよう、ね?
やべぇ、やっちまったぜ・・・(もう勝った気分)

何とか気を持ち直していただいて、卵帝さんの後半戦がスタートです。
1ターン目にして士気崩壊の危機に立たされた卵帝さんが希望を託してドローした3枚!
左から「ハングリーフォーグローリー」はこのターンに一騎打ちを宣言した場合1点、3人以上が一騎打ち宣言した場合はD3点取得できる。
「マルチプル・ディストラクションズ」は敵ユニットが双方のテーブルエッジから12インチ以内に入っている場合1点得る。(敵の分断を狙うという意味合い)
「ザ・ルアー」は先のターンでチャージを成功させたユニットをこのターンで全滅させた場合1点、それが3ユニット以上の場合D3点確保。囮作戦的な感じですね。

3枚とも非常にトリッキーなカードです。困惑の表情を隠せない卵帝さん・・・・
電光石火のスペースマリーンに対抗すべく、タウ軍の静かなる反撃が始まる・・・! ガション!!
ストームサージはアンカーを下しました!これで2回射撃できるようになるとか。
え?どういうこと?って2回聞き直しました(笑)。やべぇ。
卵帝タウ軍のステルスアーマーは旧式で、配色も非常にカッコイイんですよね。
タイドウォールを超えて射撃ポジションを整えるバトルスーツ部隊。
まさに嵐の前の静けさ・・・
このダスクグレイブはバトルスーツユニットから合流解除し、単独行動を行うようです。 射撃フェイズ、リップタイドとブロードサイドのフォーメーション「ファイヤベース・サポート・ケードリ」
の効果により、ブロードサイドはタンクハンターを持っています!
ブロードサイドがレールガンを放ち、ヴィンディケーターを狙う!! しかしヴィンディケーターはヴォイドシールドに守られています!
結果、ヴォイドシールド1枚目が破壊されました。
こちらのブロードサイドもタンクハンター付き!同じくヴィンディケーターを狙います! ヴォイドシールド2枚が破壊され、ヴィンディケーターにもヒットするものの、ダメ―ジは通らず!
タウの長射程射撃をしっかり防いでくれて、頼りになるぜヴォイドシールド!
飛んで火に入る夏の虫とは、まさにこのような時に使う言葉であろうな。
前方のナイトに全射撃を集中せよ!

バトルスーツ部隊、大量のミサイルとプラズマライフルを迫りくるセラスタスナイトに放ちます!
ヴォイドシールドを一気に3枚割られ、前面に展開していたイオンシールドも貫かれ、
1点のダメージを被るセラスタスナイト。
この射撃を耐えられただけでもヴォイドシールド入れた甲斐が有ったわ・・・。
ル・アルアイがEMP弾頭2発をセラスタスナイトに放つ!
この射撃は2+で必ず跳弾ヒットさせるという非常に使い勝手の良い性能です。
しかし、これはイオンシールドで弾きました!
パスファインダーチームがマーカーライトをナイトに放つ! 5つもマーカーライト・ロックオンされました。
このマーカーライトを消費することで、タウの射撃力はどんどん高まっていきます。
コマンダーダスクグレイブのマーカードローンはバイク部隊を狙う! 次のターンにはタウ陣営にアサルトをしかけられる距離にまで接近したバイク部隊に
4つのマーカーライトがロックオンされます。
機動戦士ストームサージが射撃を開始します!
ほんと、この兵器、全身武器ですね・・・どんだけ。
主砲パルスドライバーキャノンをヴィンディケーターに放つ!!
この主砲の威力はS10、AP2の5インチオードナンスブラスト!
ヴォイド保護層の無くなったヴィンディケーターにヒット!
2発貫通し、イモビライズとストームボルター破壊!
ストームサージ最強の必殺武器、それは主砲のパルスドライバーキャノンではなく、両腕に下げられたデストロイヤーミサイル!
それぞれ1回限りの射撃、それを惜しみなく4発ともセラスタスナイトに放つ!
セラスタスナイトにロックオンされているマーカーライトは5つ!
これを消費することでデストロイヤーミサイルのBSは4から5に。
攻8は攻Dに!!
セラスタスナイト・スタング卿、1ターン目からピンチ到来!!
ズガガガーン!!!
さすがにDはイオンシールドですらセーブできませんでした・・・!!

セラスタスナイト爆発四散!!
たった一回の射撃でまさか僕の新作の超カッコイイ決戦兵器が墜ちちゃうってマジですか。
想定外の事態ですよ!これは。
と言いつつ、ミニチュアゲームあるあるですよね〜(辛うじてプレイヤー士気チェックに成功)
ストームサージの射撃は続きます!
攻5、AP5の弾を4D6発も放つクラスターロケットなる歩兵殲滅武器、
さらにスマートロケット4発をバイク部隊に放つ!
クラスターロケットは18発!
勇猛なるバイク乗り達が次々と倒れていきます。
圧倒的な射撃力!!!
テトラが地味にマーカーライトを掃射! インペリアルナイトに3つのマーカーライトをロックオンさせました。
機動要塞スプレマシ―アーマーがいよいよ射撃開始です。
もうどこまで凄いことやってくれるのか、逆に楽しみになってきました。見た目に恥じない射撃力、見せてもらいましょう!

(先行でかなりリードしてるので気持ちの上では余裕たっぷりです笑)
3連装の主砲パルスオードナンス・マルチドライバー・システムがヴィンディケータースカドロンを狙う!!!
ズガガガーーーーーン!!!
インペリアルナイトとヴィンディケーターにヒット!!

このアポカリプスブラストのテンプレート、やっぱド派手で最高ですよ〜。これが8版では使えなくなるって、ちょっと寂しいですね。
なーんて、余裕こいてる場合ではない!!!
しか〜し、出目の安定している卵帝さんにあるまじきダメージロール、ピンゾロ。 まさかの無傷。右手のトライアクシズ・イオンキャノンも不発に終わりました。
右手のフュージョン・エラディケーター(メルタ属性)はバイク部隊を狙う! バイカーがさらに3人倒れました。閣下危ないの甲斐なく、サージェントも憤死!
まだ続く!ヴィジランス・ディフェンスシステムにより大量の射撃を行う! この射撃でタクティカルスカッド6人が倒れました。スプレマシー半端無いですね、やっぱ。
この圧倒的なタウ帝国の射撃力、まだ手を緩めるでないぞ。
彼奴らは死ぬまで戦い続ける野蛮極まりない部族であるからの。

キナ導師が操縦するガンリグのツインリンク・レールガンが手負いのヴィンディケーターを狙う!
クリーンヒット!ヴィンディケーター轟沈!
あっちゃ〜〜〜僕の考えたタウ攻略作戦の要、戦線突破砲撃が使えなくなっちゃったぁぁぁ!!!!
ハンマーヘッドはレールガンをインペリアルナイトに放つ! イオンシールドの方向外からの射撃だったため、セーブ出来ずダメージを被るナイト。
リップタイドのオーバーチャージド・イオンアクセラレイターはマリーンを狙うもズレて着弾。
ラッキーでした・・・。これがクリーンヒットしたら一発消滅もありえますからね・・・。
タウの巨大兵器に撃たれまくってビビったスペースマリーンはモラルチェック失敗!
ドルンの子にあるまじき醜態!
タウの超科学力ジェットパックにより後退し、再びタイドウォールに身を隠すバトルスーツ隊。
いやぁ、この機動力こそタウの強みですね。
リップタイドがタクティカルマリーンに突撃!
即死射撃を封じるにはアサルトしか無い!というやむをえない突撃です。
サージェントのパワーフィストは1ダメージ与えます。こちらも1体が死亡し、この白兵戦は膠着。
これにて1ターン目後半が終了しました。卵帝さんは作戦目標カード「マルチプル・ディストラクション(敵戦線の分断)」のみ達成しており1点を取得しました。
それにしても射撃フェイズの長かったこと・・・・。タウの射撃力、6500Pともなるともう人智を超えていますね・・・。
僕のスペースマリーンが圧倒的なリードをさせてもらった第1ターンでした。いや〜まさかの展開、正直ここまでリード出来るとは予想してませんでしたね。
次のターンもVPガンガン稼いでいきましょう。

第二ターン開始!
アンタップ、アップキープ・・・ドロー!!!
前回のターンで3枚ともクリアしてましたので、今回も3枚引きました。
左から「エリアコントロール」戦場中央6インチ以内に敵がいなければ1点、12インチ以内に居なければD3点。
これはイケる!!
「ストームオブジェクト2」、「ストームオブジェクト1」は先のターンで敵がコントロールしている作戦目標を奪い返せばD3点というものです。
これは前提条件の敵が作戦目標2と1をコントロールしていないため、今回は達成不可能となります。
ドガガガガガーン!!!
予備戦力からドレッドノートが専用ドロップポッドにて敵陣に着弾!!
轟音と共に重い扉を開け放ち地表に降り立つ死の象徴!
こちらのMk4アイアンクラッド・ドレッドノートも狙い通りコマンダー・ル・アルアイの側に着弾!
射撃力を極限強化したロックパターン・ストームイーグルも戦場に到達!
ちなみに誰も載ってません。純粋に攻撃機として使用します!
ストームタロンも到着!小粒ながらコストと性能のバランスが丁度イイ戦闘機です。
戦場に轟くジェットエンジンの轟音!!
この轟きこそ、スペースマリーン究極最終兵器サンダーホークガンシップの咆哮!
ライサンダー閣下を載せたサンダーホークガンシップ出撃です!!!!!!

ゼノよ、死すべし!!!
サンダーホークが早くも2ターン目に出撃してくれて、全ての航空戦力が出そろいました。
ちなみに航空戦力の中でサンダーホークだけはホバーモードで出撃です。

サンダーホークはスーパーヘビートランスポーターでもあり、その積み荷はライサンダー閣下とセンチュリオンとチャプレインドレッドノート!
敵射撃フェイズにおいてズームモードで飛行していた場合に、もしも万が一のことがあれば、ライサンダー閣下および主力戦力が即死する恐れがあります。
それゆえ、保険として、ホバーモードで出撃した次第です。

とはいえ、この絵力、無敵。いくらタウの射撃フェイズが長くても、恐れるに足らぬわ!!
負ける気がしねぇ。この迫力だけで勝ってみせる!!(無茶な)
地味にスカウト乗車のランドスピーダーストームも出撃です。 リザーブ要員で残っているのはダムドのみです。ほぼ全ての戦力が出揃いました!
アサルトマリーンとバイカースカッドも全力で敵陣に攻め込みます! インペリアルナイトも全力で歩みを進めます。
もはやヴォイドシールドに頼ることはできません。何としてでも接近戦に持ち込まなければ
最大限移動しても射撃制限が無いのがウォーカーの利点です。 先のターンでモラルチェックに失敗したタクティカルマリーンも自動リグループしました。
ドルンの子らの誇りを胸に最後まで戦っていただきましょう。
ここでまたもリップタイドの脅威迎撃システム発動!!! 地表に到達したばかりのドレッドノートのハンターキラーミサイルが破壊されました!
射撃フェイズの口火を切ったのはアイアンクラッド・ドレッドノート!
ハンターキラーミサイル1発、メルタガン、ヘヴィーフレイマーを眼前のル・アルアイに放つ!!
しかし、これほどの近距離でありながらヒットロール失敗!!ヘヴィーフレイマーもダメージ通らず!ぬぅぅうう、アサルトで仕留める!
ストームイーグル・アサルトガンシップ・ロックパターンが放つのは翼に搭載された2本のツインリンク・ラスキャノン、
そしてハルマントの
ヴェンジェンスランチャー・ウィズ・ロックウォーヘッド!
これはレンジ48インチ、攻8、AP3、ヘビー4ツインリンクという強烈な性能!狙うは ブロードサイド・バトルスーツ!
この強烈な射撃を浴びせられ、
ブロードサイドはカバーセーブとアーマーセーブを併用するも2体が倒れました。
一気にこのブロードサイドを仕留める!ストームタロンもツインリンク・アサルトキャノンと
スカイハンマーミサイルを放ち、ようやく1ダメージ与えられました!あと1点!
デヴァステーターのラスキャノンを放つ!!ちなみに、マルチメルタの射程が全然足りなくて、
この2体のマルチメルタ持ちの人は全く射撃できませんでしたね、このゲーム。大失敗。
ラスキャノンをカバーセーブでかわすブロードサイド、しぶとい・・・!
タイドウォールの目の前に出撃したドレッドノートはヘヴィーフレイマー他、総火力を放ちます!
この涙型テンプレートも今回で最後かと思うと、大変寂しいですねぇ。
しかし、有効打にはならず!
しかもこのタイドウォール越しの射撃は自分に跳ね返ってくる可能性もあるのです。
すごく危険ですよ、この青いシールドは。
前のターンの射撃で満身創痍となったバイカーも、
アサルトを前にボルトガンを目前のファイヤーウォーリアーに放ちます!
タイドウォールに守られたファイヤーウォーリアーのセーブは堅い!
1体のみ葬りました。しかも1発バイカーに跳ね返ってきて辛うじてセーブできました・・・
タウ人よ、私は帰ってきた!
私がこのナイト再建にかけた百年の恨み、この戦場で全て晴らさせていただく所存!

前回のバトルではコマンダークイックサンドと激闘を演じたインペリアルナイト・トルステン卿。全力で射撃を行います!
ラピッドファイヤーバトルキャノンがブロードサイドに炸裂する!
しかし、全てカバーセーブで弾かれてしまいました。ぬおお!
ブロードサイドにはヘビースタバー2門を放ちますが、これは全て2+セーブされてしまいました。
最後の1点が削れない!
いよいよサンダーホーク・ガンシップの射撃が始まります!
ガンシップの名に恥じない最強の火力を受け取るがよい!!!

主砲ターボレーザーデストラクターは攻D!

この一撃でもしタウ軍の大型兵器が倒せれば、このバトルは勝利間違いなしだ!
ターボレーザーはスプレマシ―アーマーを直撃!!
ダメージロールは5・・・・!1ダメージしか入らず!!
6が出れば一撃必殺もありえたかもだが、それはさすがに狙いすぎか・・・!?
ええい、こんなハズでは・・・!
しかし、まだサンダーホークは副装がいくらでもあるのだ!

ラスキャノン×2、ツインリンクヘビーボルター×4、

6本のヘル・ストライクミサイル!!(S8、AP3、オードナンス)

全ての射撃をストームサージに集中させるぞ!!
しかし、ストームサージも並の兵器ではなく、これだけの集中砲火を受けてもたった2点のダメージしか与えられません!!
やばい、こんなハズでは・・・!?サンダーホークの射撃、思ったほどインパクト無いぞ!?アレレ・・・
若干の焦りの気持ちを抑えつつ、残りの射撃を消化していきます。
サンダーファイヤー!!
要塞の屋上でマーカーライトをバラまいてきたパスファインダーを半壊させました!
サンダーファイヤー!!!
狙うはブロードサイド!しかし、ダメージ通らず!2+セーブ硬い!
ええい、もういっちょサンダーファイヤー!!!
ダメージ通りません!!!
いや、他に撃てるとこなかったんで、集中砲火したというのに、どんだけ〜?
空気読んで早く死んでください!
白兵戦フェイズ開始です!ドレッドノート専用ドロップポッドからの出撃でアサルト可能です。
この専用ドロップポッドは非常に強力な性能、我がインペリアルフィストには欠かせない戦力です!

さあ死んでいただこうか。
アイアンクラッド・ドレッドノートがコマンダー・ル・アルアイにアサルト!!!

圧倒的な破壊力を秘めたドレッドノートクローズ・コンバットウェポンを振り下ろすドレッドノート!!
しかーし!ル・アルアイの左手に装備されたシールドジェネレーターがこの拳をはじき返す!!!

ル・アルアイの装備するシールドジェネレーターはその名も
「イクリプス・シールドジェネレーター」と呼ばれる特殊装備!
12インチより離れた射撃に対しては3+インバルセーブ、白兵戦では4+インバルセーブという超強力な性能を持っているのです。
1撃でも通ればインスタントデスでしたが、全て弾かれこの白兵戦は膠着ですッ!
しかもル・アルアイは自身が持つ特殊能力、ヒット&ランで接近戦から離脱! 追いかけるドレッドノートでしたが、鈍重なドレッドノートでは追いつくことは出来ません!
リップタイドVSタクティカルマリーンは頼みの綱のサージェントがやられてしまいました。
やばい。もう倒せないよ・・・
ターン終了時、戦場の中心から12インチ以内に敵兵は居ませんでした。
よって戦術目標カード「エリアコントール」のD3ロールを行い出目は4、2点をゲットです!!
2ターン目の前半が終了した時点で、ほぼこちらの戦力が出尽くしたこともあって、かなり長い時間を要したターンとなりました。
バイク部隊やアサルトマリーンも突撃を敢行したかったのですが、タウのスペシャルルールで近隣のユニットも巻き込んだ迎え撃てが行えるということで、
スーパーウェポンてんこ盛りの迎え撃てだけで全滅する未来しか見えなかったため、突撃は断念せざるを得ませんでした・・・・。

ちなみにヴォイドシールドは2機6層中、たったの1層のみ回復しました。
13500円もするのに、この程度の性能なのか!!!解せぬ!!(二重人格)
さぁここからが本番です。卵帝さんの2ターン目後半戦が始まりました。
新しく引いた2枚のカードは「スコアー・ザ・スカイ」このターンにフライヤーかフライングモンスターを破壊すれば1点。
「ホールド・ザ・ライン」ターン終了時に自軍側戦場の端から12mv以内の場所に自軍の達成ユニットが3ユニット以上存在し、かつ敵の達成ユニットが1つも存在しない場合に1点。
どちらのカードも得点に結びつく可能性がありそうです。
タイガーシャーク襲来!!!きっちりと出てきましたね!
この圧倒的な存在感。戦場を大きな影が覆い尽くすって表現がぴったりです。
バトルスーツ小隊もディープストライク!!!戦場の中央でインペリアルナイトを狙います! クルートもアウトフランクを使って戦場の横から登場です。森がクルートにはよく似合いますね〜
バラクーダ爆撃機も登場です!タウの航空戦力も順調に戦場に到達してきました。 サンシャークボマーも到達成功!新型のバラクーダのみが次ターンに持ち越しです。
この2ターン目開始時の絶景!!まさに今回のバトルの半端無い充実度が誰の目にも伝わる最高の1枚が撮れました。
自分で言うのも何ですが、これほどのバトルシーンがウォーハンマー過疎地の山口県の田舎で展開されているという状況が面白くもあります。
ウォーハンマーの面白さは場所を選ばない!楽しいか楽しく無いかの基準は自分の中にしかないのだ!と改めて感じました。

ちなみに、この写真を僕の趣味には基本的にノータッチの妻に「こんな感じで遊んだんよ〜」と見せてみたところ、呆れて声も出ないって感じで若干の気まずい空気が流れました(笑)。

これより戦いはますます苛烈に!
デビルフィッシュAPCに乗車したファイヤウォーリアーも予備戦力から登場を果たしました。すぐさま射撃の態勢を整えます。
とかく大きなバトルではデカい兵器群が主役と思われがちですけど、こういう写真が撮れるとやっぱ40kの真の主役は歩兵だな〜と思えてきますね。
銃を構えた歩兵から発せられる緊迫感、実にドラマチックだな〜と思いました。(やたら客観的になってますけど、まだ余裕たっぷりな僕です)。
ステルススーツ部隊も射撃ポジションを整えつつ移動をしています。 ル・アルアイが狙うはサンダーホークガンシップか!?射撃ポジションの確保をしています。
ここでインペリアルナイトに装備させたイカルス・オートキャノンによるインターセプターを宣言!
せっかく追加で塗って装備させてやったんで、ちょっとは良い所見せてよ!
しかし、無情にもダメージ通らず!
まぁ、ミニチュアゲームの新作なんて活躍しないのが通説・・・・(投げやり)
ファイヤウォーリアーがアイアンクラッド・ドレッドノートをリアから撃つ!
見事に轟沈させられました!侮りがたし、ファイヤウォーリアー。
シャドウ・サンはフュージョンブラスターを目の前のアイアンクラッドに放ちます!
ダスクグレイブもプラズマライフルをドレッドノートに放つちつつ、
マーカードローンがマーカーライトを掃射!
アイアンクラッド・ドレッドノートも13ある正面装甲のおかげで何とか爆発は耐えましたが、
武器破壊によりドレッドノートクローズコンバットウェポンを破壊されました。
あの巨大なガンシップからとてつもないプレッシャーが発せられている。
アレには
ヤツが乗っているに違いあるまい。
導師に代わって命令する!全軍、前方の巨大ガンシップを撃滅せよ!!
バトルスーツ部隊の一斉射撃により次々とダメージを蓄積していくサンダーホーク!!
おいおい、大丈夫なのか、これ。ちょっと待って。まさか、まさかね・・・!?
サンシャークボマーの隠し玉シーカーミサイル、そしてミサイルポッドも放ち全力射撃! これまたヒット・・・!!ヤバい、ヤバいですよ。あれ、残り・・・2点!?
ル・アルアイの2+で跳弾ヒットを与えるEMP弾頭を発射! またも1点!あ〜っと、ちょ、ちょっと待ってくれ・・・・これ!?どういうこと?
オーバーチャージ・イオンキャノン発射!!うおおおお!!!
サンダーホーク・アサルト・ガンシップ大爆発!!!!
オォーマァイ・ジ・エンペラァー!!!!
おわぁぁぁぁぁ〜〜〜ちょ〜〜〜〜〜ちょっと待ってどうなるのこれ?サンダーホークガンシップが墜ちるなんて、全く想定していませんでしたよ僕はぁ・・・。

ええっと、どうなるんでしたっけ?ホバーモードなんで、そのまま普通のビークル爆破の処理でいいんでしたっけ?

一同、ルールブックを開き、該当ページを見つける。
「S10、AP2のヒットを全員が受ける」って書いてありますね・・・・
何ィィィぃ!!!!センチュリオンが猛爆に巻きこまれ、壊滅!?
AP2?セーブも出来ないのか。センチュリオンにスペシャルセーブは無いのか!?(錯乱)
この光景、現実のものなのであろうか。到底、脳みそが理解できないのだが。
うおおおおおおおおおお!!!
アサルトセンリュリオン、何もせずに爆散!

スーパーヘビートランスポーターの爆発がこれほど恐ろしいものとは・・・。
ちゃんとルール読んどけって話なんですが(笑)、いやだって、サンダーホークガンシップが墜とされるなんて、考えてもみなかったんですよ。

実際のところ、この場に居た3人ともスーパーヘビートランスポーターが破壊された時の爆破の威力なんて知りもしなかったので、
この思っても見なかった大惨事っぷりに、しばし3人で大爆笑でした(笑)。
一方、ライサンダー閣下は奇跡的に無傷でした。とチャプレインドレッドノートは1ダメージのみ。流石というべきか何と言うか。
やはりこのお二人方は我がインペリアルフィストには欠かせない精神的支柱よ。
しかし、まさか、まさか・・・このサンダーホークの残骸が正夢になろうとは。
これを悪夢と呼ばずして何と呼ぼうか。
このボード、最初から置かずに、サンダーホークが破壊されてから差し替える形で置くのが正解かもしれませんね・・・。
このボード、あまりにも縁起が悪すぎる・・・!(笑)。
圧倒的爆破を生き延びたライサンダー閣下ではありましたが、何と足止め回避判定の結果、大ファンブル!!!
うおおお、さすがのライサンダー閣下も仲間を一気に失ったショックは隠しきれなかったか・・・!?

この重要な局面で、人間らしい脆さを見せるのかライサンダー!

なんともドラマチックな展開と言いますか何と言いますか・・・しかしもう僕も余裕無くなってきましたよ、これは!(笑)。
しぶとく生き残っているブロードサイドがインペリアルナイトを狙う! こちらのブロードサイドは3機とも無傷なままです。インペリアルナイトを狙います!
しかし、正面に展開したイオンシールドにより何とか決定的ダメージは回避しつつも、
ダメージが蓄積されていくナイト!
キナ導師の操縦するガンリグからのレールガンもナイトを狙う!
このターン地表に降り立ったバトルスーツ部隊がフュージョンブラスターの標準を合わせる! 後方はイオンシールドの守りもなく、インペリアルナイト絶体絶命の危機!
ドガーーーーン!!!
インペリアルナイト・ジェラード卿、爆散!!
うわぁ、タウの科学力やばい。っていうかこの人、一回も射撃せずただ走って的になってただけ!?
タイガーシャークの主砲はツインリンク・ヘヴィーレールガン(攻D)!
さらにツインリンクミサイルポッド×2、シーカーミサイル6発をストームイーグルに集中砲火!
ズギューン!!あっさりと撃破されるストームイーグル。
こちらは中の兵が居無いとは言え、あまりにも早過ぎる撃墜。圧倒的過ぎるスーパーヘヴィーフライヤーの超火力を見せつけれました。
ストームサージのダブル射撃が始まります!ここからは、地獄の時間の始まりです。
パルス・ドライバーキャノン発射!ヴィンディケーター撃破!!!
クラスターロケット発射!バイカー撃破!
さらにもう一回、パルスドライバーキャノンでヴィンディケーター最後の一両を追い詰める!ヴィンディケーター、クルー昏倒に!
再びクラスターロケットとスマートロケットの乱射撃!
バイク部隊、負傷のキャプテンを残し全滅!
手負いのキャプテンに対し、ファイヤウォーリアーがパルス・ライフルのラピッドファイヤで追い討ちをかける!
キャプテン・ラインヴァルト無念の憤死!
スプレマシ―アーマーの主砲パルスオードナンス・マルチドライバーシステムの拡散弾を発射!!
アサルトスカッドにアポカリプスバラージが襲いかかる!
このド派手なテンプレート、7版遊び納めで使えて良かったなぁ・・・・。
(もはやアサルトスカッドのことなど他人事)
さらに対歩兵用のヴィジランス・ディフェンス・システムが生き残ったアサルトマリーンを狙う! トライアクシズ・イオンキャノンもアサルトマリーンに浴びせる!もはやイジメ。
アサルトマリーン、チャプレインを残して全滅!!!
まだ終わらない!フュージョンエラディケーターがドレッドノートを撃つ! 粘ったアイアンクラッド・ドレッドノートもメルタを食らえば一たまりもありません。爆散!
ステルスチームはタクティカルマリーンにバーストキャノンを放ちます!手数の多さが恐ろしい! 結果、セーブが光りマリーン一人が倒れたのみで、何とか耐えました。
クルートはクルートライフルをスカウトが乗ったランドスピーダーに放ちます。 さすがランドスピーダー、あっさりと撃破されました。中身のスカウトは全員無事です。
リップタイドとスペースマリーンの死闘は続いています。
奇跡よ、おきろ!
ま、普通に消耗戦になっております。
タクティカルマリーン2体が死亡するもモラルチェックに耐え、継続です。
卵帝さんの2ターン目がこれにて終了です。
ザ・ルアーとスコア・ザ・スカイの双方ともにクリアして2点を取得されました。
もう一枚のホールド・ザ・ラインは捨て札に。
まだまだ圧倒的なポイント差は縮まりません!
一見、スペースマリーンが優位を見せているようですが、盤面はどうでしょうか。
タウ軍がほとんど死傷者を出さずに全軍を展開しているのに対し、こちらの黄色い軍勢がすでに半壊している状況です。
これは実はかなり厳しい展開で、よもや得点差の前に全滅負けもありえるのでは・・・・!?と危機感が一気に増してきた2ターン終了です。
サンダーホークが撃破され、ここまで心にぽっかり穴が空くとは・・・・。

普通の殺し合いだけのゲームでしたらここで投了してもいいくらいですが、
しかし、このゲームは一寸先は闇のメイルシュトロム・オブ・ウォーなのです!


初手で圧倒的リードを持っている僕にはまだチャンスは十分にあります。この時点で、僕は先行逃げ切りだけを狙っていくことを決意しました。
第三ターン目!
カードをドロー!!
「ディフェンド・オブジェクト5」を新たに引きました。2ターンに渡って5番マーカーを守りきれば2点という非常に無理難題なカードです。
引き続きキープしていたストームオブジェクト1と3もこのターンでは前提条件が整っていないため、達成不可能です。1枚捨て忘れてましたね・・・!
スペースマリーンが危機に陥る時、ダムドが現れ・・・・え?縦浸失敗ですか?マジ?
リロールの甲斐無く、ダムドはディープストライク失敗し、
チャートの結果一度お帰りいただきました・・・。
ブラザーを滅殺された恨み、必ず果たしてみせる!
チャプレイン・パブロスがル・アルアイに肉薄する!
足止め判定に失敗したライサンダーは微動だにせず戦場を見渡す。
彼の目に映るものは希望か絶望か。(間違いなく絶望しか無い)
ライサンダー殿、我は先に憎きゼノを血祭りにしてくれようぞ。
我の死に様、その曇りなき眼でしかと見届けよ!
騎士トスルテン卿がジェラード卿の仇を討つべく前進する! スカウトは次のターン以降のカードの引きに賭け、3番マーカーの確保に努めます。
ストーム・タロンはステルススーツに全力射撃を浴びせます! セーブに優れるステルススーツを2体倒せました。地味に良い戦果。
ゼノどもめ、帝国領に土足で踏み入れば、どんな目に合うか教えてくれよう!!
我らの名はエンジェル・オブ・デス!
受けてみよ、必殺のトゥルーボルタァァードリィィィィルルルルゥゥゥ!!!
まさかジェラード卿が再び破られるとは・・・・。
しかし、例え私が最後の一人になろうとも、この機体が、いや私の肉体が滅びるまで、
私は戦いを止めるつもりはない!
貴様らゼノの髑髏を我が神に捧げ続けるためになぁァァァ!!!!
ラピッドファイヤーバトルキャノン炸裂!!!(やっと射撃の的が出てきてくれました…)
これにはたまらずファイヤウォーリアー半壊! 地味にテトラもクルー衝撃を被ります。
さらにヘヴィースタバーをバトルスーツに放ちます! ヘヴィースタバーも2本撃てば6発もあるので、そこそこの射撃力になります。
バトルスーツを打倒しました。この射撃は次の白兵戦に繋げるためのものでしたが思わぬ戦果。
ラスキャノン、魂の一撃!
関係ないけど、8版ではラスキャノンの評価がグッと上がりそうですね。嬉しい。
ついにと言うかようやくと言うか、ブロードサイドをようやく倒せました。
カバーセーブを得た敵の恐ろしさを十分過ぎるほど感じたゲームです。
サンダーファイヤーキャノン!!!! ファイヤウォーリアー爆殺!!
サンダーファイヤーキャノン!!!! クルートに降りかかる猛爆!!
サンダーファイヤァァー!! 2門のサンダーファイヤーキャノンが火を噴けば、セーブの無いクルートも死ぬしかありません。
しかし全滅はしませんでした。
射撃フェイズが終了した時点で戦力が半壊したステルススーツが士気テストで9を出してしまう!逃走か!?
「我らの勝利は今や目の前にある、ひるむでないぞ!!」
エセリアルの特殊能力「失敗は許されぬ」の発動を宣言する卵帝さん。これはエセリアルの12インチ内のユニットがエセリアルの士気を使ってチェックできるというもの。
ギリギリ、踏みとどまるステルス・スーツでした。
キ・ナ導師、地味にカッコイイ活躍です。
神は貴様の髑髏を所望されているぞぉぉぉぉ!!!!
白兵戦フェイズ開始と同時にバトルスーツにアサルトする騎士トルステン卿!!
ゼノを一人でも多く屠ることが私の宿命であり、皇帝陛下から与えられた最大の使命なのだ。
同胞たちよ、憎しみを燃やせ!
憎悪こそ、最大の力なり!!
勢いアサルトしてみたチャプレインでしたが、逆にル・アルアイの反撃をくらってしまいました。 しかもル・アルアイは悠々とヒット&ランで決闘を離脱。やはりタウ人卑怯なり。
トルステン卿はバトルスーツを一刀両断。
しかし、この人、コーン信者という隠れ設定があったとは。え?
チャプレインドレッドノートは白兵戦まで辿りつけず・・・。
おそらくタウの射撃で・・・否、彼にはヴェネラブルのスペシャルルールがある!
消耗戦を続けるリップタイドとタクティカルマリーン。
しかし、ここでついに動きが。
マリーン、士気チェックに失敗し、逃走です!あちゃ〜〜。
フハハハ・・・神よ、殺戮の神よ、我に力を・・・!!!
3ターン目、後半戦がスタートです。
卵帝さんは新たに3枚のカードを引きました。
左から「キング・スレイヤー」このターン中にウォーロードを殺せばD3点のVPを得る。我が軍のウォーロードは孤立したライサンダー。ここに来て、これはドンピシャな引きです!
「作戦目標4確保」「ビハインド・エネミーライン」はターン終了時に敵のボードエッジ12インチ以内にスコアユニットが存在すれば1点、3ユニット以上居ればD3点。
ここに来て、実に強い引きです!明らかに戦場の風向きが変わってきたことを感じた瞬間です。
予備戦力から、バトルスーツ小隊がまたもインペリアルナイトの背後にディープストライク! クルートックスを含む大規模なクルート部隊がサイドから戦場に到達。
ファイヤウォーリアーを搭載したデビルフィッシュが予備戦力より到達。 さらに、らき☆すた号も到着!!まだこんなに予備戦力が居たのか、と驚くほどの厚み。
もはやインペリアルフィストに残された戦力はわずかというのに・・・!
リップタイドは眼前のドロップポッドにゼロ距離射撃を敢行するも、ダメージが入りません!
地味にしぶといですね、ドロップポッドも。
ブロードサイドは迫りつつあるインペリアルナイトを狙います!
今回ばかりはイオンシールドを背面に展開したトルステン卿。
正面からの射撃は甘んじて受けとめます・・・。
要塞の屋上に堂々と居座るリップタイドもナイトの車体ポイントを削ってきます。
トルステン卿、ここまでか・・・。
バトルスーツが背後より放ったフュージョンブラスター(レンジ18インチのメルタガン!)4発は、
ナイトの背面に展開されたイオンシールドを貫く!
ドガッガガガッガガーン!!
インペリアルナイト・トルステン卿、爆散!!

インペリアルナイトを墜としたバトルスーツがナイトの爆発に巻き込まれ、1体死亡しました。

我は再び帰ってくるぞ、タウ人よ。我が聖戦はこんな所では終わらない。終わることなど出来ないのだ!
我の主は常に髑髏を欲しておられる。常に捧げ続けなければ、決して満足されないのだからな・・・・!
ダスクグレイブがプラズマライフルを、
シャドウサンがフュージョンブラスターをタクティカルマリーンに放つ!
高いBS値でセーブできないダメージが入り、タクティカルマリーン無念の全滅!
やはり、あの男が乗っていたか。ヤツをここで仕留めれば、我々の勝利はもはや揺るがん。
我らこそ、この暗き世界を照らす唯一の光明。それが分からぬのなら、ここで果てるが良い!


ライサンダーに全力で射撃を行うバトルスーツとコマンダー・クイックサンド!!
ぬおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!
プラズマの猛爆をライサンダーはストームシールドでギリギリ耐えました・・・!
クラスターロケットシステム(4D6発)発動・・・・!
合計16発のロケットがライサンダーを襲う!!
こ、ここまでか・・・・!!!
大爆発の後、噴煙が収まったそこには装甲を剥がされ、全裸になったライサンダーが倒れていました。

キング・スレイヤー達成!!!
うわぁぁ、ライサンダー、今回なんもしてないんですけど・・・・!こ、こんなハズでは!!(10回くらい言ってる)
ライサンダーを殺したのも束の間、ストームサージの猛烈射撃はまだ続いています!!
スマートミサイルによりチャプレイン・パブロス死亡! 主砲パルスドライバーキャノンにより、チャプレインドレッドノートあっさり爆破。
次々とマリーンの戦力を破壊していくタウ帝国。
タイガーシャークは主砲ツインリンク・ヘヴィレールガンをストームタロンに放つ!
一瞬で撃墜させられたストームタロン。火力が違い過ぎる・・・!
敵戦線突破に向け、クルートが全力移動をするものの、何とここに来て出目はピンゾロ!
まさかの戦線突破できず・・・!
こちらのクルート部隊は廃墟に立て篭もり中のスペースマリーンを狙います。
このマリーン部隊、今回は明らかに運用ミスでした。
ラスキャノン1本を地味に撃ち続けるばかりで…。全く戦果らしいものがありません。
クルートの射撃でサージェントとスペシャリストのお二人がお亡くなりに。
いや〜苦しい。どうせなら、オブジェクトをこの廃墟内に置くとか、しておけば。
そういう状況なら役割があって、多少役にたってくれたかもしれませんねぇ。
ハンマーヘッドのレールガンが狙うのはリップタイドから逃走したタクティカルマリーン! 確実に仕留めてきます。マジでこれ、全滅ありえるで・・・。
ここまでやってもまだまだタウの射撃フェイズは続きます。
あまりにも圧倒的過ぎるタウの射撃力。
機動要塞の主砲パルスオードナンス・マルチドライバーシステムが狙うは掩蔽壕に立て篭もるマリーン!
要塞が崩壊するかというほどの猛爆撃!
さらに数々の副武装による容赦無い追加爆撃!
デヴァステーター全滅です!!
フュージョン・エラディケーターは目の前の目障りなドロップポッドを狙う! 爆破!もうダイスロール不要なんでは・・・?ってくらいの圧倒的攻撃力です。
ターン終了時、リップタイドにより、作戦目標4番確保は成功。 敵戦線突破はクルート1ユニット、ル・アルアイで合計2ユニットのみだったため、1点。
キングスレイヤーのD3点はダイスが振わず1点となり、
このターンの獲得VPは合計3点となりました。
まさにタウに圧倒され続けたターンとなりました。我が栄光のインペリアルフィストはもはや風前の灯。
一方、タウ軍はほぼ無傷といっていい状態です。
どうしてこうなった!?という気持ちを隠しきれないほどに、盤面では圧倒的な差がついています。
しかし、依然としてVP面ではリードを保っているのです。確かにゲームそのものは一方的な展開となっていますが、しかし、勝負には勝ってみせる!
強い気持ちで、戦いの継続を宣言しました。いやもう投了したくなってるんですけどね・・・、ほんとは(笑)。
第四ターン開始!
ここでのカードの引きが運命の分かれ道!ドロォォォ!!
「ノーマーシー」はこのターンの射撃フェイズか白兵戦フェイズかで敵ユニットを全滅させればVP1点、射撃と、白兵戦両方でそれぞれ全滅させればD3点、
3ユニット以上を射撃、白兵戦で全滅させればD3+3点という、非常に強力なカードです!
こいつを待っていたぜ!!
スペースマリーンが苦境に立たされた時、地獄の業火と共に現れ、
人類に仇なす者を焼き尽くす・・・・それがダムド・レギオネア!

先のターンにディープストライク失敗したダムドがこのインペリアルフィスト壊滅を前についに出撃です!
作戦目標カード「ノーマーシー」を引いたタイミングであまりにも劇的なタイミングで登場!やべぇ、やっぱこのダムドは絵になりますねぇ。
まだまだ、戦いは終わっていませんよ!元気を頂きました(笑)。
リグループしたタクティカルマリーンも白兵戦で1機となったバトルスーツを仕留めるべく、走ります!この生き残った2体が奇跡を起こせるか!?
この絵を見てください。やっぱり、ウォーハンマーの主役は歩兵だ。これぞメイク・ドラマ!
ダムドに対し脅威迎撃システムを発動するリップタイド! 同じく、こちらのリップタイドもダムドに対し脅威迎撃システムを発動!
運命のいたずらか、2発のイオンアクセラレイターはどちらも有効打にならず! ここに来て、まさか最大のチャンスが訪れようとは・・・・。
新版ではどうしてテンプレート無くしちゃうんだよ〜!フレイマーテンプレート、大好きだったのにぃぃ!!
ダムドのヘヴィーフレイマー&フレイマー&ボルトガンの一斉掃射!
更にダムドを支援するサンダーファイヤーキャノン! クルート全滅です!!射撃フェイズに1ユニット壊滅目標達成!
こちらのサンダーファイヤーキャノンは2人のタクティカルマリーンを支援すべく、
バトルスーツを狙います。殺してしまってはいけません。1点与えるだけでいい。
しかし、そんなに上手くはいきませんでした。ダメージ入らず。
では、予定通り奇跡の展開をお見せしましょう。タクティカルマリーン・アサルト宣言!!
警戒射撃!フレイマーがまさかのクリティカルヒット!マリーン、白兵戦に辿りつけず!!!
おおおお!!
これもまた・・・・ドラマ!!!いやも〜、ちょっと1回くらい殴らせてよ!(笑)
かくなる上はスカウトが生き残っているクルート部隊にアサルトを宣言するも、こちらは出目が2!!しかも警戒射撃で1人死亡・・・!

というわけで、作戦目標「ノーマーシー」は射撃フェイズで1ユニット撃破の1点のみとなりました。
ここでD3欲しかった!
卵帝ターン開始です。
「アサシネイト」はこのターンにキャラクターを殺せれば1VP、3人以上殺せばD3点です。
「サイコロジカル・ウォーフェア」はこちらの1ユニットが士気チェックに失敗すれば1点、3ユニット以上失敗すればD3点です。
やべぇここに来て引きがいい・・・。
新型バラクーダが4ターン目にようやく登場です!!もう狙う相手が居ないのでは・・・。 らき☆すた号からガンドローンを分離させました。
ガンドローンの射撃によるピニングテストが狙いか!?
6500Pのゲームをしているのに、末端の兵力を最大限活用する為の繊細な機動。
卵帝さんの勝利への並々ならぬ執念を感じますね。
射撃の的になっているばかりのクルートも反撃に打って出ます。
スカウト部隊を射撃し、2体を仕留めます。この射撃でサージェント死亡!
クルートシェイパーがカービンを持っており、ピニングテストを強いられますが、耐えました!
ガンドローンの射撃!全滅させては士気チェックに至りません。1体だけ殺したい。 スカウト、ピニングテストをするまでもなく、全滅!卵帝さんの目論見は外れました。
タイガーシャークのヘヴィレールガンの拡散ショットをダムドに放つ!!
地獄の炎すらけし飛ぶほどの凄まじい猛爆発!
攻7AP3のアポカリプスブラストです!!
しかしここにきて、奇跡のセーブロール!
ダムドはスペシャルセーブ3+を持っており、2人しか死にませんでした。
このゲームの編成を考えた時、ダムドを入れるかスターンガード・ベテランを入れるか非常に迷っていたのですが、
ここに来て、ダムドを入れて正解だったと心から思いました!良く耐えてくれた!
スプレマシ―アーマーの射撃が始まりました・・・!
一瞬でサンダーファイヤーキャノン爆砕! 続けて更にもう一機のサンダーファイヤーキャノンも爆砕!
バトルスーツはフュージョンブラスターをヴィンディケーターに放つ! 爆破!あ〜結局、このヴィンディケーター一回も撃てませんでしたね・・・・
ファイヤウォーリアーが6番マーカー確保に走る! 結果としては士気チェックに失敗は無かったので、このターンの獲得ポイントは、
作戦目標確保1点とスカウトサージェントを1体殺したことによるアサシネイト1点の、
合計2点のみとなりました。
もはや死屍累々のインペリアルフィストでしたが、思いがけないカードの引きのおかげで、生き残ったわずかな兵力を駆使しての駆け引きが楽しめたターンになりました。
作戦目標が毎ターン変わってくることで臨機応変な機動を要求される、メイルシュトム・オブ・ウォーミッションは熱いな〜と再認識しました。
これも7版40Kの特徴でしたが、新版でもカードによる作戦目標は維持されているようですので、楽しみですね(もはや未来のことを語るしかない)
この時点で夕方5時を過ぎていましたので、僕から卵帝さんに

「いやぁ、実に充実のバトルでしたねぇ・・・・(すでに過去系)
片付けにかかる時間もあることだし、それから東広島に帰還されることを考えると、
ここでゲーム終了にしてはどうかな?
まぁVPだけを見れば現時点では僕の勝ちということにはなってしまうがね・・・

と控えめに提案してみたところ、

「今日は家族のもんにも遅くなるって言ってあるけぇ、あと2時間は戦えるよ俺は」
とあっさり停戦交渉は決裂しました(笑)。


やはり7版最後の遊び納めという企画ですので、
最終ターンまできっちり完終しようということになり、バトルは継続です!
と言っても通常のランダムゲームだと本当に時間的にヤバいので、次のターンを最終ターンにしよう、という話になりました。
第五ターン開始!

運命のドローです!最終ターン、1点でも確保したい!
またもストームオブジェクティブ!!!!
ハイ、達成不可能です!!!

残念ですが、何とか全滅だけは免れるよう、気を強く持ちたいと思いました(笑)
もはや生き残っているユニットはわずか。ダムドだけが心の支えです。
8版になったらダムドレギオネアはもう2スカッドくらい増強してやりたい気もしますね。やっぱりこのホラーチックなデザイン、最高にツボです。
ダムドはクルートに持てる火力をぶつけます!
地獄の業火に焼かれろ!クルート全滅!

我がインペリアルフィスト、6500Pのアーミーを準備してまともに殺せたのはこのクルートユニットくらいなのではないかという、かつて類を見ないほどの苦戦を強いられる結果となってしまいました。
タウの射撃力、防御力、それらを最大限引き出した完璧な布陣、「さすがタウ愛を体現する卵帝マジすげぇ」、としか言えないほどに、まさに完敗と言える結果です。
とはいえ、1ターン目のVP8点のおかげで、未だに僕がリードしているのです。それだけが僕がここまで戦い続けられた拠り所でした(笑)。

さぁ、次のカードの引き、重要です。
「作戦目標確保1」これは確実に確保されます。
「優位構築」ターン終了時に3つの作戦目標を確保していればD3点獲得。これも間違いなく確保されることでしょう!
「ハーネス・ザ・ワープ」こちらはサイカーが居ないため、達成不可です。
帝国など恐れるに足らぬ。我らがタウ・エンパイアに栄光あれ!
コマンダー・ル・アルアイは悠々と作戦目標1を確保!!
ファイヤウォーリアーは作戦目標6の確保をキープ!
リップタイドは眼前のドロップポッドを破壊し、4番マーカーの確保を継続!
これにて作戦目標「優位構築」を達成です。
第五ターン、さすがに両軍やることが無く、作戦目標に沿って最低限の移動で完了となりました。
さぁ、運命のダイスロールです。
「優位構築」のD3ロールの結果は・・・・
1でした!
というわけで、このターンの獲得VPは2点です。最後の最後で出目が渋りましたね・・・。
この時点で、何と我がインペリアルフィストが1点差で逃げ切りました!!
うおおお!!マジか〜〜〜。
普通に考えたら有りえない結果ではあります。しかし、投了せずに戦いきったことを誰か褒めてください。お願いします。(笑)。
最終ターンということで、サブ作戦目標の確認です。敵戦線突破はリップタイドがドレッドノート・ドロップポッドを破壊できず、タウ陣地に留まったことで1点確保。
一方ル・アルアイはマリーン側に入っているので、お互い1点確保となりました。
ということで、我がインペリアルフィストの1点リードはそのままです。

チャプターの存続よりも作戦遂行を優先した、これぞまさに玉砕戦術。

インペリアルフィストの生き様を盤面で表現することが出来て演技者として本望でした。
心より嬉しいです!
卵帝さん、対戦ありがとうございましたッ!!!

え〜っと、何か大事なことを忘れているような・・・?
げげぇっ!
ライサンダー死亡によるウォーロード撃破点、
忘れてました!(一同爆笑)

このライサンダーが死んだ第3ターンは、作戦目標「キングスレイヤー」のVPしか集計してませんでしたね!

うおおお、ライサンダー閣下がここにきて足を引っ張るとは。っていうかライサンダー閣下、今回何もしていないんですけど・・・(笑)

というわけで、最終的にはこうなりました。

獲得ポイント(合計)
スペースマリーン(Rman) タウエンパイア(卵帝)
12 12
この6500ポイントの戦力がぶつかり合った大激戦!
引き分けです!
いや、引き分けというだけでも、凄まじく違和感のある結果ではあります(笑)。
戦場を支配していたのはタウ帝国。戦略的にも個々の戦術的にも、卵帝さんに圧倒されっぱなしのゲームでした。

一方、ヴィクトリーポイント的には初手のカードの引きと作戦目標の達成を可能としたドロップポッド中心のリザーブ構成が噛み合って、
僕のインペリアルフィストのハイライトは第1ターン目の8点獲得だけでしたね(笑)。後はずっと苦しい展開でしたが、運だけで何とかしのいだって感じです(笑)。
我が軍の生き残った戦力はサンダーファイヤーキャノン1機、ダムド1スカッド、タクティカルマリーン1スカッド、ドロップポッド1機、だけですからね〜。
タウの圧倒的射撃力をまざまざと見せつけられました。

運用面においてはサンダーホークガンシップの出撃方法や、スプレマシ―アーマーではなくストームサージに砲撃を集中していれば・・・とか色々と判断ミスもあったように思いますし、
もうちょっと白兵戦が発生するような状況に持ち込めれば違ったのかもしれませんが、スーパーヘビーを始めとする猛射撃の嵐を突破するのはかなり困難でした。

こうして振り返ってみると失敗した点は多々あるような気もしますが、
とにもかくにも、大規模戦らしい派手でドラマチックな展開を楽しめて、大満足です!
対戦してくださった卵帝さん、本当にありがとうございました!!
そして、ルールサポートしてくださって鉄さんもありがとうございました!

ストーリー by 鉄 
エピロ−グ


戦場はまさにタウの支配下であった。
制空権を完全に掌握し、地上部隊も宇宙港まであと一歩のところに迫りつつあった。
インペリアルフィストの残存兵力は風前の灯火であったが、しかし、彼等は任務を果たしたのである。

その瞬間、凄まじい轟音と衝撃波と共に、ウォーロードタイタンの各パーツを搭載した重輸送ロケット群が天へと登っていく。
ヴェロシティトラッカーで高速飛翔体を追尾したブロードサイドが対空砲撃を開始するも、その速度と分厚いセラマイト装甲の前には撃破は困難であった。
タイガーシャーク戦略爆撃機のヘヴィレールガンがロケットに狙いを定めたまさにその時、キ・ナ導師による発射中止命令が下された。

停戦である。

どうやら、水のカーストによる交渉もまた成功したようだ。続ければこの場での完全勝利も十分あり得る。が、タウの目的は闘争そのものではない。
当初の戦略目標はたった今達成されたのである。そして、それは『帝国』も同様であった。

「此度の戦い、まさに全てのカーストの総力により、結果を勝ち取ることが出来た。
これぞまさしく大善大同の体現である。皆の者、大義であった。」


キ・ナ導師が兵を労っていく。彼は闘争に寄り過ぎる火のカーストへ助言するべくここに存在した。
効果的に、されどやりすぎず。結果、彼の想定するように事は進んでいった。『帝国』の被害が重すぎても徹底抗戦へ、軽すぎても泥沼の戦いになるそのバランスを絶妙に渡り切ったのである。




(我等は立て直しの時間を得た。しかし、連中は我等との戦争とは比べるべくも無い更に苛烈なる闘いへと赴くのであろう。
連中の何人が、再び我等と相見える事が出来るか…人類とはまさに棘の路を進むが如き種族よ…)



ライサンダーは、激戦を生き残った同胞をサンダーホークへと収容し、バトルバージへと向かっていた。

惑星の大気層ギリギリまで降下して待機する強襲戦闘艦の影は、空を覆い尽くさんばかりである。
多くの同胞達の犠牲の末、任務は達成された。
しかし、中隊長には依然として憤怒の感情が渦巻いていた。異種族と停戦することとなってしまったからだ。

今すぐ地表へとって返し、防衛軍の指揮官にその手に握られている“ドルンの拳”を叩き込みたいという衝動に駆られたが、時すでに遅しである。




ライサンダーは眼下に広がるエピロスWのその姿を睨み続けた。再びこの地に舞い戻り、全てのタウを殲滅せんと。熱い眼差しが地表を焼き尽くさんばかりに注がれ続けた。

「私はいずれこの地に戻り、喪われた同胞の復讐を成し遂げる事を誓おう。皇帝陛下の恩為に。」

かくして第三中隊はインペリアルフィストの要塞院たる、かの堅牢なファランクスへ至る。ライサンダーの第三中隊長としての任は解かれ、彼は征戦を率いることとなる。

『帝国』の運命を揺るがすギャザリングストームは目前に迫っていた。

対戦を終えて
せっかくなのでと、この激闘を記念しての写真撮影です。いや〜ほんと楽しかったですね。二人の表情から充実した気持ちが伝わるでしょうか?

お互いのミニチュアを持ち寄った時点ですでにお互いの趣味人ライフの集大成だな〜と思ったりもしたものですが、
このバトルそのものもこれまで培ってきたゲーム観がお互い存分に発揮されて、最高に楽しく濃密な時間を過ごすことが出来ました。
まぁ、僕自身はもうちょっと上手く運用できたのではないかと後から後悔するポイントもありましたが、それも含めて過去最高のエクスペリエンスを得ることが出来たように思います。
この経験を活かして次のバトルに・・・・と言ってもこの規模のゲームを遊ぶこと自体なかなか出来ませんけどね(笑)。
このゲームの為に増強された両軍の戦力を片付けがてら並べてみました。
こうしてナイト・アケロンとスプレマシ―アーマーを並べてみると
スプレマシ―アーマーの全方位にマッシブなデザインが実にパワフルですよねぇ。
まさに化け物かという性能を発揮してくれました。ビークルに比べてモンスター強すぎでしょ!と思った所で8版ではビークルもモンスターと同列のステータスを持つようになります。
これは嬉しい変更点かもしれませんね(遊んで無いので分かりませんが)。

と、8版への期待値は高まっていますが、今回のゲームで7版で遊ぶのも最後か〜と思うと、やっぱり寂しい気はします。
僕は結局7版になってからの3年間で、5回くらいしか遊べて無いんですよ〜実は。
それだけにコデックスとかサプリメントとか買いまくったわりに全然遊び足りないのよ!って思いが強くありましたが(笑)、
今回この大規模戦を戦い抜き当初のお題の通り「遊び納め」が出来たってことで、何となく7版を消化できたような気もしてきました。
今回の編成を考える際に使用したルールブックはこれだけあります。
これを見ると膨大に膨れ上がったルールを一旦整理したいというGWの思惑も分かる気がしますし、実際ルール参照も非常に面倒でした(笑)。
物理的に重たいんですよね、このハードカバーのコデックスは。ゲーム会に持っていくのに苦労していた趣味人も多いことと思います。
でもミニチュアもメタルの重さが〜とか言ってるオールドタイプなので、この重たいコデックスが好きだったんですけどね〜僕は。

何となくTRPGでキャラを強化するためにサプリメント導入しまくるパワープレイっていう遊び方があるじゃないですか。
ああいうのに通じる面白さがこういうゴツいハードカバーの7版にはあった気がします。

このルールブック達を開くことはもうしばらくは無くなるでしょうが、またいつか40Kが第10版とかになって今のゲーム感と全く違うゲームになったりした頃に、
7版同窓会やろうぜ、みたいな感じで遊ぶことがあるかもしれませんね。卵帝さんや廣島会のみんなと、あるいは息子と遊べる日が来るかもしれません!?
さぁ、7版もこれにて終了し、いよいよ40Kは8版の時代が到来です!
これからもウォーハンマー40,000を全力で楽しんでいきましょう!!!


この長大なバトルレポートを最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
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