Written by 卵帝

対戦日 平成27年5月5日  火曜日
対戦場所 RoR広島支部(卵帝宅)
対戦者 粥さん(サウス)、卵帝(ニュコール)
ヘヴィギアブリッツ!とは?

RoR読者の方々には、タフなミニチュアゲーマーも、そうでない方もいらっしゃるでしょうが、
ヘヴィギアブリッツ!というミニチュアゲームは全く知らない、あるいは名前しか聞いたことがない方が殆どではないかと思います。

これはヘヴィギアのバトルレポートの記事なので(笑)、その辺を最初に説明させて頂きますね。
まずは、この絵ヅラをご覧下さい。



4メートル級ロボ同士の戦闘!
ボトムズ、フロントミッション、アーマードコアなど、近い作品は色々ありますが、男子としては実にワクワクするものがあると思います。
そう、ヘヴィギアの最大の魅力とは、この
日本人男子なら共感せざるを得ない(笑)超カッコイイゲーム盤面なのです。
ミニチュアゲームで一番重要なのは、やはり見た目でしょうから、
ヘヴィギアの見た目の良さはミニチュアゲーマー以外をも引き付ける魅力に溢れているのではないでしょうか。

ヘヴィギアを展開しているのは、ドリームポッドナイン(以下DP9)というカナダのメーカーです。



社長のロバート氏を始めとして、全員ボトムズ中毒になっていると公言する熱い会社です(笑)。
ヘヴィギアは、TRPGに始まり、ミニチュアゲー、ビデオゲーなど多方面に展開中ですが、ここでは当然、ミニチュアゲー版の話をしますね。

植民惑星テラノヴァ
…それがヘヴィギアの舞台です。
地球からの独立を宣言し、現在は北半球を支配するノース、南半球を支配するサウスが争いを続けており、
そこにいくつかの小勢力が入っている感じです。メイン勢力の説明をざっくりと。

ザ・ノース
テラノヴァの北半球を支配する超大国。基本、サウスと戦争中。

ザ・サウス
テラノヴァの南半球(以下略 笑)

CEF(コロニアル・エクスペディショナリー・フォース)
通称地球軍。テラノヴァの独立許さん!再征服だ!とたまに攻めてくる地球軍。メインの敵。
科学力が超進んでてヤバいですが、攻めて来た時は皆が協力するので(笑)今のところは毎回撃退されてる。

ピースリバー
テラノヴァ中に兵器を供給し続ける、超巨大軍事企業「パクストン・アームズ社」の私設防衛軍。
どちらかと言うとノースと仲が良い。

ニュコール(新生連合)
北と南に挟まれた砂漠に点在する都市国家の連合軍。
規模は大きくないが、地球由来の技術を保有しており、テラノヴァでは最新鋭装備の自衛隊を持つ。
どちらかと言うとサウスと仲が良い。卵帝のメインアーミー。

他にも色々とありますが、まぁ、基本はこんな感じで。
これらの勢力のロボや、戦車や、歩兵やらがドンパチやるゲームという訳ですね。
フロントミッションを立体で遊ぶゲームという表現が一番近いのではないでしょうか。
ミニチュアのスケールは、ガンプラでもお馴染み1/144です。
鉄道模型とも一緒なんで、戦場作るときに良いかもしれませんね。
っていうか、今回バリバリ投入されてます(笑)。

2015年5月現在、第2版のベータ版ルールが無料公開されています。
正式ルールは8月に発売予定、新スターターは11月だそうで、これらが出たらまたちゃんとした始め方の記事を書こうと思っています。
ミニチュアの入手は、公式のオンラインストアーがやたら安売りしてたり、お得なセットがあったりで良いのですが、
国内では僕の知る限り、リングテイルさんと、ゲーマーズオルカファクトリーさんが扱われています。
特に、リングテイルさんは、(僕も今回初めて知りましたが)粥さんが扱ってくれと頼んだらしく、まさに肝いりです(笑)。

粥さんの広島遠征
このヘヴィギアに昔から目を付け、熱心に増強&布教を続けられているのが、神奈川にお住まいの粥さんです。
かなりの古株で、僕が現在ミニチュアゲームの世界に入って14年目というところですが、その時には既にFBとか遊ばれてました。
ヘヴィギアは当然無かったですが(笑)。

そういうワケで、かなり長い付き合いの方ですが、ここ2年ぐらいはヘヴィギアで語り合う事が多いですね。
広島も前の版からヘヴィギアを重点的に遊んでいる地ですので(笑)。

そういった経緯もあって、5月の連休、ヘヴィギアを遊び倒しませんか?とお誘いしたところ快諾を頂きまして、廣島遠征が実現しました。
僕もかなりギアは作ってますが、粥さんの物量は格が違いますね(笑)。



ちょいと引くレベルですね。ヘヴィギアはこんなにコマが必要ないゲームです(笑)。
これほどの大軍を有する粥さんが遊びに来てくれるのですから、これはもうレポートにするしかないと。
RoR的には必然の流れなワケです(笑)。

粥さんは5月3日に広島入りされてヘヴィギアを遊び、4日が廣島ミニチュアゲームの会なのでヘヴィギアを遊ばれ、
最後の締めとして5日にヘヴィギアのレポートをバトルを行うというヘヴィ(笑)なスケジュールでした。


3日、鉄君のノース軍とのバトル。


4日の廣島会で出撃する粥さんのサウス軍。


それを迎え撃つ、僕の地球軍。

このように、存分にギアを堪能された後、レポートバトルと相成ったワケであります。
レポートバトルの規模は500Pに決まりました。廣島は普段300Pで遊んでますが、500はかなりデカい規模のゲームです。
40kに例えると、300Pは3000P戦ぐらいの時間がかかり、満足度があるので、5000P相当というところでしょうか。

僕は勿論ですが、粥さんの気合の入り方は並ではありません。
それでは、どのぐらいガチなのかというところの片鱗を見て頂きましょう(笑)。


レポート前日の夜にテレインをリペイント(笑)!
今回は、上の写真の様に気合の入った粥さんお手製のテレイン群を使用しますが、
足りない分を補う廣島会テレインの親和性が低いためリペイントを敢行です(笑)。
因みに使っている筆はGWバトルボードペイントセットについてくるガサガサで使いにくい筆…
ボードを作り終えたRman君がくれて、僕もボード制作後は放置していましたが、ここで出番があるとは…
流石は天下のシタデルブランド(笑)。ま、ただの荒いハケですが…
テレイン、凄く良くなりました。ありがとうございますー。


粥さんお手製サマリー。
ヘヴィギアのルールは、そう複雑ではないですが、各種判定などの方法が日本語で分かりやすくまとまっています。
今回、バトル写真の加工も何枚かお願いしましたが、こういうセンス粥さんは凄くイイんですよねー。
僕自身は、原本を読みながらゲームをする人間ですが、こういうのがあると布教するときに効果絶大なんです。
英語アレルギーの人の精神障壁をとっぱらう事が出来るといいますか。

RoRレポートの基本精神に則り、あんまり細かいルールや戦術はゴチャゴチャ書かず、あくまでビジュアル重視!
カッコイイロボの画像をこれでもかとお見せする事を重視して執筆しました。

コレを見て、ヘヴィギアというゲームを知って頂くことが、僕にとって最も大事なことです。
遊んでみたい!と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、正式版は8月にリリースであり、
僕らはトライアル版をやり込んでいるジャンキーですから(笑)、そう焦ることはないかと思われます。

それでは、バトルスタートです!
ストーリー by 卵帝
プロローグ

サウス共和国とニュコールの国境付近、都市国家チャン・タン市。
総領事室の重々しいドアが開き、一人の共和国軍将校らしき人物が現れた。

「ミチャーム領事。コマンダント・デミトリー・ドラクロワ参上いたしました。」

年齢は40前後であろうか、共和国軍将校の例に漏れず、冷酷な眼光を放っている。

「君か。呼びつけてすまんな。早速だが、出撃命令だ。ニュコールを攻めて欲しい。」
「これはまた、急なお話ですな。“北”ではなく、同盟国に攻め入るのにはそれなりの口実が必要でしょう。」

男は、同盟国に攻め入る事そのものに関しては、否定的な態度はとっていない。
ミチャーム総領事の後ろ盾を得ているドラクロワは、好戦的な性格ではあったが、
恫喝的な手法で近隣の戦略資源を吸い上げる事から、総領事の彼への評価は高いものであった。

「ニュコール領、エレク市近辺でレアメタル鉱山が発見された事は知っているかな?我々ASTとしては、“同盟国”として是非、採掘の支援をしたいと考えている。」
「要は、上層部の交渉が有利に進むよう、喧嘩を売ってこいと言うことですな。面白い話になってきました。」
「部隊編成は、君に一任する。ポート・アーサー・コーアは言うに及ばず、NSDFも近年の軍事力増強は目覚しい。
 MILICIAの民兵どもでは、荷が重かろう。南部共和国正規軍(SRA)の中でも、君のところは精鋭ぞろいだからな。健闘を祈るよ。」
「この際ですから、現在リバースエンジニアリング中のレーザー兵器運用試験も兼ねてしまいますかな。早速、編成に入らせて頂きます。」

血気に逸るコマンダントが退室後の領事室で、ミチャームは独りごちた。

「攻め入ってくれさえすれば良いのだ。勝敗がどうなろうともな。」



2日周期が経過した、ニュコール領、エレク市。
未明、NSDF駐屯基地にアラートが響き渡る。

ブリーフィングルームで怒鳴り続けるのは、NSDFエレク市防衛連隊長のヴァリエール中佐である。

「クソッタレのサウザンどもが、“北”の軍事行動に対応するべく同盟国として援軍に駆けつけたとおっしゃりやがる!
 我が軍の広域レーダーに映っているのは連中だけだがな。感謝の気持ちで涙が出そうだぜ。
 俺らの潤沢な資源にちょっかいを出してくる、こういうおめでたい奴等に丁重にお帰り頂くのが俺達の仕事だったよな。貴様ら思い出したか?」


「サー!サーカス団どもは、現在ニュー・エイトパイン工場地帯周辺に展開中だそうです。仕事をサボってサーカスを見に行っても構いませんでしょうか!サー!」

「特別に許可する。アタマの回る俺は、レアメタル鉱脈発見の報と同時に、機甲戦力を重点的に増強するようお偉いさんにオネダリしておいた。
 パパに買ってもらった玩具で遊びたくて仕方がねぇ。正直、サーカス団には頼むからご帰宅しないで欲しいと内心思っている。
 クソ野郎ども、出撃だ!ファイアパワーイズジャスティス!」

 
大海のない過酷な植民惑星、テラノヴァにおいて、資源はことさら重要である。
このような小競り合いは、もはや日常茶飯事だと言えるだろう。
テラノヴァの“日常”が幕を上げた。

アーミー紹介
ザ・サウス 500ポイント(SRAサブリスト)
SRA特務実験部隊 “エクレール・ブリゲード”
粥さんのアーミーがついに登場しました!色んなカラーリングの機体がいてカラフルですね。
最初の全軍と比べて、ほんの少しの戦力しか出撃していませんが、それもその筈。
このアーミーは、通常は1部隊のみアップグレード可能なベテランを、全軍アップグレード「しなければならない」エリート編成を使われているのです。
コストが激烈に上がりますが、マズい出目をリロールできたり、色々能力を盛ったり出来ます。量より質なアーミーです。
粥さんは物量編成も使われますが、レポートバトルが終わらなかったらいけないので、気を使ってくれたとか(笑)。
ストライダースカッド。ストライダーとは、ギアよりも大型な、いわゆるモビルアーマー的なメカのことです。
中央の指揮官仕様ナーガにドラクロワ大佐が搭乗。外人ってこういう二脚ロボ大好きですよね(笑)。
脇を固めるのは、多脚ロボのファイアドラゴンと、新開発された大型ギアのドレイク。どちらもヤバそうな見た目ですが、ヤバイですね(笑)。
レコンスカッド。各アーミー、偵察、電子戦に特化した軽量機が配備されます。
このゲームはレコン機が非常に重要で、勇壮な大型機を揃えても、レコン機の敵機ロックオンがないと活躍できない事も多いですね。
偵察機の性能は大体各軍似たり寄ったりですが、サウスのイグアナもそういう使い方をされます。
スペシャルフォーススカッド。各アーミーのベテランしか搭乗できない機体がクレジットされる部隊です。このアーミーには関係ないですが(笑)。
黒いのがスネークアイ・ブラックマンバ。緑の隊長機がグリーンマンバ。ステルス付きで、物陰から強力なビームで狙撃してきます。
オナーガードスカッド。サウス独自の部隊ですね。通常はベテラン専用機ですが、このアーミー(以下略
モヒカンがフェル・デ・ランス。小型機がジラ。見た目通り、接近戦が強いですが、携行武器のパルスレーザーも勘弁して欲しい性能を持ってます。
アーミーには、デュエリストという機体を一機入れることができます。いわゆるエースパイロットですね。
ベース機さえ決めてしまえば、後は豊富なオプションの中から好き放題にカスタムして、好き放題に設定付けてくれたマエ。
という非常に、中二スピリットに溢れたルール!DP9社もロボットゲーというものを分かってますよね(笑)。
粥軍のデュエリストは、強化人間手術(地球軍由来)を受けて、若干アレになっている(笑)エウロパ・グレイス少尉。
愛機は、チャッターボックス・イグアナカスタムの「ガイスト」です。見た目がイグアナと似ても似つかないのが熱いですね(笑)。
殴り性能はそこまでではないですが、とにかく電子戦特化のチューニングが施されている渋い機体です。
ホバータンクスカッド。先進技術の結晶、ヘタイロイ級ホバータンクです。
ホバー技術は、本来地球軍のものですが、地球技術を持つニュコールとの共同開発でサウスにも配備されています。
そんなわけで、ニュコールでもヘタイロイは使えるんですね。装甲と機動力を両立した恐るべきマシーン!
ファイアサポートスカッド。各アーミーの重装甲、重火力なギアが配備されています。僕の好きなジャンル(笑)。
サウスの主力重量ギアであるスピッティングコブラは、まぁ、他軍のと比べても可もなく不可もない性能です。しかし、ベテランですからね。
名前が、ダイビングビートルとか、スタンディングトータスとかそれ系でカッコイイですよね(笑)。
インファントリースカッド。ヘヴィギアは歩兵もいます!コマンドスカッドを始めとして、スナイパー部隊、砲兵部隊、バイク部隊などが配備。
強くはないですが、歩兵は見た目的にも欲しいですよね。こいつらも無駄に(笑)ベテラン。
ライトタンクスカッド。フン級軽戦車が配備されています。戦車系は回避力に難ありですが、こんな見た目でも装甲と火力はストライダーに全く引けをとりません。
しかし、可愛いモデルです(笑)。これは旧メタルで、今は同じデザインでハイグレードな新モデルが出てますが、敢えての旧メタル(笑)。流石はベテラン部隊。

ところで、サウス軍は、基本的にギア系が爬虫類の名前、ストライダーが爬虫類的な空想生物、戦車系が戦闘民族の名前なんですね。
粥さんの強力極まる精鋭部隊を迎え撃つのは、僕のNSDF(ニュコール自衛隊)!
パイロットの練度は、敵軍が圧倒的に上ですが、我が軍の兵器の性能はテラノヴァ最先端を誇ります(笑)。
以下が僕のアーミーです。
ニュコール・セルフ・ディフェンス・フォース 500ポイント(エレク&二エベ サブリスト)
エレク市防衛連隊所属 第一機甲大隊
サウス軍の不当な侵攻から、領土を守るべく出撃した自衛隊です。
レポートを意識して、色んなサイズの兵器が混ざるようにしてみました。とはいえ、粥さんと違ってこれが僕のほぼ全軍ですが。
割と高コストな編成なので数が少ないはずですが、粥さんのアーミーに比べると物量編成に見えるから不思議です(笑)。
ストライダースカッド。ニュコールの花形モデルである大型可変ギア、ユサール(軽騎兵)です。
戦車モードとギアモードを使い分けて戦いますが、モデルはあくまでフレーバーで、どっち使っても良いです。別商品(笑)。
我がアーミーの最強部隊であり、コマンダーのヴァリエール中佐が率いています。足元のちっこいのは偵察ギアのジャーボア(トビネズミ)。
GP(ゼネラル・パーパス)スカッド。各アーミーのGPスカッドは、その勢力の主力量産機で構成されています。粥さんのアーミーにはそんなもの入ってない(笑)!
ニュコールの主力機は、シャスールMk.1(猟騎兵)。装甲は薄いですが、量産機にしてホバー移動が可能で、足が速く、地形をほぼ無視して移動できます。
雑魚っぽいオーラを出しつつも、カッコイイですよね。量産機魂を見せるのだ!
ストライクスカッド。各アーミーのエリート機で構成される部隊です。基本スペック高い機体で、上等な武器が支給されています。
ニュコールのキュラシェーア(胸甲騎兵)は、突出した性能は無いものの、平均的に高い性能です。敵陣背後に空挺降下して重火器をバラまく予定。
ところで、ニュコールの機体は、殆どおフランス語なので、発音が難しいですね。辞書引いて調べました(笑)。
ちなみに、こいつらはエリート機なのにホバー無し…
ファイアサポートスカッド。こちらも太いギアが配備されています。その名もシュヴァリエ(騎士)!
装甲、火力は勿論高いですが、こいつらのロケットは焼夷弾が使われており、騎士にあるまじきヒャッハァー!燃えちまえぇ!的な戦法です(笑)。
シュヴァリエは、僕がニュコールで一番好きなモデルかも知れませんね。超かっこいいです。
ジャーボアも3機ほど随伴してます。
サンドレイダースカッド。ニュコール独自の部隊ですね。正規軍の兵士もいますが、この砂漠の人々は、なんか異様に強いです。
歩兵もいますが、今回はバーナビーというアホっぽい顔の生き物に騎乗してます。アーミーの癒し。
こいつらの弾丸は腐食能力があり、攻撃が効かなくてもジワジワ削ります。硬くて回避力が低い目標をイジメるには最適の装備なんですね。
ホバービークルスカッド×2。最新鋭のホバータンクを豪華にも6両配備。
手前が地球軍でも旧式ながら現役のプロウラー級。後ろがプロウラーを参考に開発されたテラノヴァ製のフュージリア(戦列歩兵)。
因みに、ニュコールの技術が最新鋭な理由は、地球軍撤退時に、見捨てられた敗残兵を多く迎え入れているからです。
ヘヴィタンクスカッド。ギアや、ホバータンクなどが幅を利かせる未来の戦場においても、いまだ旧来の主力戦車は戦場の王たる存在です。
超ヤバイ火力と装甲を誇り、コストもアーミー最高級ですね。どこの軍でも。
ヴォルティジュール(選抜歩兵)級MBTは、他軍の化け物MBTと比べると控えめですが、それでも十分過ぎますね。
ここにもジャーボアが随伴。降着して走行モードになってるモデルカッコイイ!
我が軍にも、勿論デュエリストはいます!
旧式機ボア(サウスの旧式だがニュコールでは一部現役)のカスタム機、真紅の“グラーフアイゼン”です。
パイロットは、ギアアリーナの強豪であり、教導団の教官も務めている猛者、“鉄鎚の騎士”ヴィッター子爵。
このボアという機体凄く好きです。如何にも鈍重な重量機というか、イモいオーラがたまりません(笑)。
殴りは勿論最強レベルに強化!装甲もこのクラスでは最強!足が遅いので接敵出来なかった時も想定して(笑)、火力も充実しています。
電子戦はゴミ(笑)。機動力と索敵重視のガイストの完全に真逆を行ってる機体ですね。デュエリストルールの柔軟性が垣間見えます。
戦場構築
如何でしょうかこの戦場!?
粥さんお手製の気合の入ったテレイン群と、僕のバトルボード、廣島会テレイン、レディメイドテレインなどを融合させ、
日本ヘヴィギア史上(笑)、かつてないレベルの戦場が爆誕したと自負しております。
このヘヴィな戦場で、どのようなヘヴィなバトルが展開されるのか、興味は尽きません。


シナリオ決定
ヘヴィギアには、色々とシナリオがあり、敵と味方で作戦目標が違ったりとかあるのですが、
今回はレポート向けにシンプルイズベストということで、ベーシックシナリオを採用しました。
ルールは非常に簡単で、十字に置かれた4つの作戦目標を確保するというものです。

@ゲームは最長6ターン
A4つの作戦目標を規定に従って配置し、各ターンの最後に6インチ以内に自軍モデルのみが存在する場合は確保している事になる。
B3ターン目以降、同時に3つの作戦目標を確保したプレイヤーがいたら、その人が即座に勝利。
C6ターン目まで決着がつかない場合は、殺したポイントが多いプレイヤーの勝利。

まぁ、なんというか、ミニチュアゲー的にはシンプル過ぎるくらいのありふれたシナリオだと思います。
作戦目標をあれこれ考えながら配置する必要すらありません。だからこそ複雑になりがちなレポートに相応しいですね。
しかし、後ろ向きな事をやってるとマーカー取られて即座に負ける事もあるというシンプルながら奥深いシナリオです。

マーカー1と2は道路の直線上に。クレーターはホバー以外移動困難です。 マーカー3は、コンテナ輸送トラックの脇に。因みに純正マーカーです。
マーカー4は基地のゲート付近に。この謎人面岩は公式で売ってますが、
写真にやたらと出てきます。先住民族の遺跡?
戦場にテラノヴァ感を出したい時はマストなアイテムと言えるでしょう(笑)。
シナリオセットアップが完了しました。実に分かりやすいマーカー配置ですね。そして粥さんの画像加工が超カッコイイ!
戦場名は「ニュー・エイトパイン工場地帯」です。和訳すると僕の実家がある「八本松」(笑)。


初期配置!
配置は、お互いが1部隊ずつ交互に配置していく、いわゆるFB方式です。ピンポイントで見ていきましょう。
ファイアドラゴンがその異様を見せました。並みの硬さではありません。
エースのガイストはファイアドラゴンを盾にしてこっそり配置(笑)。
道路の真ん中にドレイクが陣取ります。
幾ら重装甲とは言え、かなりの漢配置であることは確かです。リターンもでかい!
戦場後方。ドラクロワ大佐のナーガは慎重な配置。
フンやコブラなど、砲撃部隊が構えます。
ユサールの装甲はドレイクに引けをとりませんが、
こちらはビビって建物の影に配置です(笑)。
ファイアサポートとバーナビーは、地上戦艦の残骸の傍に。
テラノヴァには、広大な海がないため、海軍は地上戦艦なのです。
ヴォルティジュールMBTは、斜面にハルダウンした位置につけました。
ほぼ戦場の角で盤面を威圧します。
シュヴァリエハンマー型と、グラーフアイゼンは物陰で砲撃準備 サウス軍レコンスカッドのスカウト配置です。我が軍側面から!
こちらが予備兵力です。こちらのストライクスカッドと、
粥さんのホバータンクは空挺降下。
スペシャルフォースは横から奇襲してきます。
初期配置完了!
いやー…もう、この段階で眺めながら酒でも飲んで片付けてもイイぐらいの気分ですね(笑)。非常にカッコイイ戦場だと思います。
やはりニュコールに対して物量で劣る上に、2部隊予備に回しているサウス軍は、少し薄い感じの配置に見えますねー。
範囲兵器に巻き込まれにくそう(笑)。

ゲーム開始!!
第壱ターン

ついにバトルが始まりました。ヘヴィギアのゲームは、ターンの頭に毎回ダイスロールで先攻を決めます。
先攻プレイヤーが最初に1部隊動かし、その後は1部隊ずつ交互に動かしていきます。全部隊行動終了したらターンエンドです。

ロールの結果、粥さんが先攻。これにはエリート度とか、乗ってる機体の性能とか、色々修正が加わるのですが、ニュコールはこの辺が弱いため、
ほぼ確実に毎回粥さんが先攻を取ることになるでしょう。

ターンの間に、両者の手番が混ざり合うので、混乱を避けるために手番ごとに線で区切ることにします。
これで混乱が避けられるのかは分かりませんが(笑)、RoRでは交互に行動する形式のゲームのレポートは初めてですので、また改良を加えていきますね。


イグアナが、戦車にセンサージャミングを仕掛けてきました。
ジャミングされると、1ターンの間半壊と同じ扱いになって弱くなります。
フュージリアが、イグアナにすかさず応射!
このゲームは特定の行動に対して割り込み反撃ができるのだっ!
レーザーを喰らい、イグアナ半壊。索敵部隊は命がけですね。 更に別のイグアナがセンサージャミング!相手は…
ユサール!ターンの頭からこれは厳しい… イグアナから転送された情報を元に、コマンドナーガが対戦車ミサイルを発射!
更に、ブリッツイェーガーもユサールに対戦車ミサイル!
只でさえ鈍いユサールですが、ジャミングで更に回避力低下!一気に5ダメージを受けていきなり半壊ィ!やるな…この間接攻撃の強さがヘヴィギアって感じです。
因みにギア系は6ウーンズ、デカいのは8ウーンズ固定で、装甲などで硬さの差を出しているルールです。
ユサールは後3ウーンズ。風前の灯です。

卵帝
馬鹿め!戦場で堂々と身をさらすとはな!
ヴァリエール中佐のユサール部隊が行動開始。
ガトリング砲の連射で、先ほど半壊したイグアナをあっさり片付けます。
弱ったものから死んで行く…それが戦場のOKITE…
更にドレイクに対して主砲を撃ちまくります。殺ったか!?
ば、馬鹿な!3ダメしか喰らってない!ユサール3機の砲撃を喰らってこれは凄い…粥さんの回避ロールが神がかってました(笑)。
ついでに攻撃したコブラは半壊。

そしてドレイクが機動を始めました。レーザーガトリングやロケットを発射! しかし、カバー越しの無理矢理攻撃だったので、シュヴァリエは比較的軽傷…
目標ロックオン!ファイアドラゴンからも重ロケット砲が放たれます。
半径4インチの範囲攻撃!
ズガァーン!GPに直撃!1機撃破、2機半壊!何という火力だ!

卵帝
ヴォルティジュール機動!主砲発射!目標ファイアドラゴン!
同時に前部VLSミサイルスタンバイ!
スモーク越しでしたが、一気に4ダメージを与えました。後4ウーンズ!
更にジャーボアのロックオン情報を元にミサイルがイグアナに直撃!
しかし、軽傷です。背面を突かれたのに流石の回避性能…

ファイアサポートが動き出しました。ロケット砲発射!目標、敵騎兵! こちらのコブラも、フィールドガン発射!
ギョエー!断末魔を上げ、バーナビーが一匹死亡!動物虐待! まだ攻撃は終わりません、重機関砲発射!
ズガガガガガ!!!イグアナの背後を突きに行ったジャーボアあっさり大破!
やはり索敵は命懸けです…

卵帝
あのデカブツを殺れ!弔い合戦だ!GPスカッドが、ファイアドラゴンに集中砲火後、果敢にも近接戦闘に行きました。
ギアに標準装備されているヴィブロブレードは、相手が硬くても削る事が出来るのです。ファイアドラゴンは半壊!
見さらせ量産機魂ィ!

ミサイル装填!目標バズーカを装備した奴だ!発射ァ! 量産機如きが誘導ミサイルは躱せません。小破!

卵帝
我々砂漠の民の力を見せるのだ!あのデカブツを狙えぃ!サンドレイダーの必殺、強酸弾装填パンツァーファウストが火を噴きます。
数発の斉射を受け、ドレイク撃沈!やはり、回避力低い奴には刺さります。アホっぽい見た目の割に(笑)頼れるぞ!

あのドレイクが落ちただと!?あの生物捨て置けぬ!
オナーガードスカッドののフェルデランスがバーナビーを集中砲火!
グッパァー!狙われると脆い!カワイイ生き物がどんどん死んでいきます。

卵帝
敵斥候の背後を突け!フュージリアが機動力を活かし、背面攻撃! 更に複数投入し、完全撃破。敵軍の目を奪う事に成功しました。

あのホバータンクを落とせ!フンがフュージリアに主砲とロケットを全力射撃。 しかし、華麗に回避!これが先進兵器の力だよ(笑)。

卵帝
ファイアサポートが行動開始。アーティラリーガンファイアー! コブラを一機撃破、一機半壊!範囲攻撃恐るべし。
進めい!我々の領土を守るのだ!
他のシュヴァリエはトップスピードで戦線を押し上げます。
粥さんは、全軍動き終わっているので、続けて僕の番です。
プロウラーホバータンクが、イグアナを撃破、コブラを半壊。
……砲撃スタンバイしてたものの、特に出番の無かったグラーフアイゼン…
こんな後方にいて出番は来るのか!?

これで、全ての行動順は終了しましたが、ターンの最後に予備戦力が配置されます。
スペシャルフォースは、先ほどイグアナが出てきた場所から。
あくまで我が軍の側面を突く構えです。
ヘタイロイは我が軍後方に降下してきました。ホバータンクの背面を突く気か!?
こちらも負けじと、敵軍後方に空挺降下。敵司令官の背後を強襲だ!

1ターン目にして、各所で激戦が展開されていますが、まだまだお互い全力を出していません。勝負はこれからです。交互に動く方式は、息も吐かせぬ展開になりますねー。
個人的には右端のスペシャルフォースが怖いですねぇ。
オブジェクティブ1は、地味にスナイパーチームがいるので、サウスが確保。 オブジェクティブ2は、ニュコールのお膝元なので安泰です。
オブジェクティブ3はサウス。しかし、ニュコールの侵攻の前に風前の灯火か? オブジェクティブ4は、今出てきたスペシャルフォースのせいで混在に。
第二ターン開始!
今回も粥さんがあっさりと先攻奪取です。ハイハイ…エリートエリートと言わざるを得ません(笑)。
まぁ、最初から後手に回ると覚悟しておけば、作戦の立て様もあるというものです。


まずはファイアサポートから。コブラは、損傷機が増えてきているので、使えるうちに活躍させておこうという算段でしょうか。
我が軍の新鋭兵器、プロウラー級ホバータンクの隊長機に集中砲火です。
グワー!コブラの猛砲撃を受け、ホバータンクに損傷発生。しかし、辛うじて戦闘行動に支障なしです。
加工した粥さん曰く、この画面はヘヴィギアのPCゲーム版のオマージュだそうです。そう聞くとちょっとゲーム板もやりたくなりますね(笑)。
こちらのコブラも重機関砲を撃ちまくります。 フュージリアを削ることに成功。

卵帝
敵司令官機が姿を晒している!狙えぃ!
ホバータンクは、先ほどのコブラを素通りし、一気に戦場の奥まで。
遂に私の出番か!ヴィッター子爵も、背面のフィールドモーターを発射!
ズギャアァァァーーーンン!!!
ドラクロワ大佐討ち取ったり!
ホバータンクの集中砲火とモーターの直撃には耐えられず、コマンドナーガが沈みます。
我が軍の新鋭兵器の機動性を甘く見たようだな…これで、少しは先攻が取り易くなるでしょうか(笑)。

ついでに、ケツを晒していたフン級ライトタンクにも深刻な損害!

大佐がMIAだと!許さぬぞ!全く戦意の衰えぬオナーガード。 ビシュゥゥ!シュヴァリエ隊長機をあっさり撃破!
フェルデランス隊長機が残り1ウーンズのシャスールを狙撃! しかし、満身創痍の状態で奇跡的に回避!量産機魂ィ!
何か、ポーズも回避してるっぽいですし(笑)。
「すまんな…本当にすまん…贖罪の聖戦には積極的サクリファイスが必要なのだ…」
何かを呟きながら、ガイストがシャスールへと肉薄!強化の影響か、彼は完全に狂っていた!
しかし、カッコイイ写真です。実際はキャラが雑魚を虐めてるだけですが(笑)、個人的にこのバトルのベストショットではないかと思います。
因みに攻撃は奇跡的に回避成功!量産機強いな…

卵帝
シュヴァリエが砲撃!私の本体はアーティラリーガンだ(笑)! ダメージの累積していたフンを撃破ァ!
更に、焼夷弾ロケットを撃ちまくります。バックパックカッコイイ。 ヒャッハァー燃えろ燃えろぉ!コブラを焼殺!これが騎士の闘いだ(笑)!

まだヤツは動いていない!好機!フンは先ほどと同じくフュージリアを攻撃。 隙を突かれたフュージリア、回避が間に合わず3ダメ。

卵帝
ヴォルティジュールが主砲、副砲のレーザー、VLSからミサイル発射!
前部にミサイル搭載ってどういう設計思想なんですかね(笑)。おかしいでしょ!
ドガァーーン!
主砲はファイアドラゴンに直撃するも、ギリギリ破壊には至らず!流石に硬い…
レーザーは、フェルデランスに損傷を与えました。 歩兵のコマンドスカッド、ミサイルの直撃を受け、ひとたまりもなく壊滅!

ブリッツイェーガーがミサイル発射!
因みに、我が軍のシャスールと似ていますが、実はこの機体がベースなのです。
ホバータンクに意地の1ダメ。これで半壊!量産機魂を見せました。

卵帝
神に召されるが良い!サンドレイダーの強酸弾が炸裂し、遂にフン戦車部隊壊滅!ドレイクに続き、大戦果です!
ペイントしてる時はテンション上がりませんでしたが、塗って良かった(笑)!

目標、敵ホバータンク!しっかり狙えぃ! ドガァーン!フュージリア一機とジャーボアが半壊!歩兵強い!
バイク部隊はバーナビーを背後から攻撃、2ダメージ、後1ウーンズ! ズガァーン!いきなりの爆発でフュージリア撃破!
あの豆粒のようなドローンが放ったグレネードの神出目(笑)。
スナイパーがバーナビーの1ウーンズを削って撃破。ギニャァァ
今回の手番は、歩兵が大活躍でしたね。

卵帝
フュージリアは一機落ちて、一機半壊、万全なのは隊長機のみ! 主砲直撃でフェルデランス撃破!安定の活躍!

スペシャルフォースが遂に機動しました。しかし、出てきたターンは攻撃が出来ないので、移動のみ。実は普通に置いたほうが良かった(笑)?

卵帝
シャスールがバイクに対人グレネード発射。壊滅には至らず。 後1ウーンズのファイアドラゴン、バズーカを喰らえ!
撃破すれば熱かったですが、流石に効きませんでした(笑)。

空挺降下してきたヘタイロイが砲撃開始!背面攻撃だ! ジャーボアはあっさり撃破。偵察機は優先的に狙われます。
ダメージが蓄積してたプロウラーの隊長機も撃破!ぬおお!許さん!

卵帝
ヘタイロイ級ホバータンクを止めねば、我が軍の後方が滅茶苦茶にされる!
「私が出る!」
ヴァリエール中佐自ら、トップスピードでヘタイロイに襲い掛かります!この機体、近接能力も並ではない!ヘビーヴィブロブレードを喰らえぃ!
更に、他のユサールも砲撃を開始します。最強部隊の全力砲撃は伊達ではない! 砲撃と近接合わせて、2ダメずつ。うん、まぁ、かすり傷です(笑)。
しかし、遂にファイアドラゴンは撃破!硬い奴だった…
バラバラに出来るのが熱いですね(笑)。
粥さんは行動終了してるので続けて僕です。
敵将を狙うつもりだったストライクスカッド、振り上げた拳の下ろし先が(笑)…
適当に弱っている奴らを食い散らかしました。
オブジェクティブ3は我が軍の手に!

2ターン目終了です。激戦が続き、残り1体と損耗率の高い部隊も多いです。大型兵器が立て続けに落ちて、形勢はニュコールに僅かに傾いたか?
しかし、ヘタイロイ、スペシャルフォースがいるので油断は全くできません。
オブジェクティブ1はスナイパーとフェルデランスが確保。 オブジェクティブ2はシャスール隊長機が。
激戦区オブジェクティブ3は、何とかニュコールが抑えています。 オブジェクティブ4はあまり動きがなかったので混在のまま。
第三ターン開始!
バトルも佳境に入ってきました。今回は、ダイスロールで僕が先攻!以前粥さん有利なロールですが、コマンダーが落ちた影響はでかいです。
前のターンから合わせれば、3連続僕の行動です。この千載一遇のチャンスを活かしたいですね。


卵帝
ここは当然最強部隊ユサールから!行動前のヘタイロイを潰せぇ! 一機撃破!ヴァリエール中佐は、ゼロ距離砲撃を喰らい、損傷しました(笑)。

ヘタイロイは、激戦区オブジェクティブ3の確保に向かいます。ついでにホバータンクのケツを撃ちますが、ハズレ。
このゲーム、自分がトップスピードで動くと命中率下がります。当然動かないと上がります。

卵帝
あのホバータンクを行かせるなぁー!焼き殺せぇ!ヒャッハァー! 撃てぇ!撃ちまくれぇ!
ファイアサポートの重火力投射を受け、ヘタイロイは後1ウーンズ!

敵ホバータンクを何としても落とすのだ!撃てぇー! フュージリア隊長機に1ダメ。範囲攻撃ですが、他の機体は回避です。

卵帝
ここでヴォルティジュールがダメ押しの火力投射!ヘタイロイ撃破です。
痛恨の撮影忘れ(笑)!ゲーム通して撮り逃しはこれ一枚でした。
ついでにジャーボアのロックオンにより、ミサイルでブラックマンバを削ります。

貴様らまとめて地獄行きだ!孤立無援で頑張ってるラスト一機のコブラ! 半壊してたフュージリアとジャーボアを同時に撃破!渋い!

卵帝
目標確保の障害を取り除く!キュラシェーアがシナリオを意識した動きに。 集中砲火しましたが、決定打は与えられず。敵もベテランですからねー。

死ねえー!ミサイルを撃ち尽くしたイェーガー、豆鉄砲をバーナビーへ。 難なく回避!バーナビーの俊敏さを侮っては困る(笑)!

卵帝
対人グレネードの連射でバイク部隊を撃破。
対人兵器じゃないと効率よく歩兵にダメージは入りません。
高スペックに加え、ステルスで回避力MAXのスペシャルフォース。
しかし、バズーカで渾身の1ダメを入れます。頑張るなぁー…

「お前をフェアリーの国に連れて行く…」
ゆらり…とシャスール隊長機に迫るガイスト!シャスールは既に半壊状態!死を覚悟するも、なんとか回避…
あれ、この人もしかして、実はそんなに殴り強くないんじゃ(笑)…
後方でひたすら狙撃を続けるフェルデランス隊長機。 アバー!遂に最後のバーナビーが息絶えました。

卵帝
「ガイスト…ヤツは私でなければ止められまい。」
遂にトップスピードで動き出したグラーフアイゼン!しかし、ピントがずれてジャーボアが市街地を疾駆してる感じの画像です(笑)。
しかし、これはこれで雰囲気あってカッコイイ。戦闘場面ではないですが、お気に入りの一枚です。
ホバータンクは、阻害に来ていたバイクを対人ショットガンで惨殺!
オブジェクティブ3は渡さん!
もう一機のホバタンは、オブジェクティブ1に進み、
フェルデランスとスナイパーを同時に撃破して確保!超ファインプレー!

スペシャルフォースが遂に牙を剥く!
スナイパーレーザー兵器をフュージリアに連射!
あっさり撃破!フュージリア遂に壊滅!最前線でよく粘りました。

3ターン目終了です!このターンから、マーカー3つ確保した人が勝者となります。取り敢えず、今は続行。
現在はまだ均衡が保たれていますが、いくつかのオブジェクティブはニュコール自衛隊の手に落ちる寸前と言えるでしょう。
粥さんとしては苦しい局面になってきました。やはり、物量差がジワジワ効いてきている!
オブジェクティブ1は、先ほどのファインプレーでホバタンが確保。 オブジェクティブ2は、ガイストが割り込んできたお陰で混在。
デュエリスト両者の決戦は近い!?
オブジェクティブ3は半壊状態のホバタンが何とか確保を継続。
死屍累々の戦場です。
オブジェクティブ4は、シャスールが頑張ってるので何げに混在(笑)。
第四ターン開始!
4ターン目は、やはり粥さん先攻から。
どのシナリオ戦もですが、終局も近くなってくると、やることがはっきりしてきますね。


我々の実力、ご覧に入れようか…
粥さんの手に残された最強カード、スペシャルフォーススカッドが早くも切られました。長射程、高威力のスナイパーレーザーが獲物を捕らえる!
ズギュゥゥゥーン!コックピットを貫かれ、ユサール撃沈!半壊状態で粘っていましたが、遂に年貢の収めどきです。
ズギュゥゥゥン!更にホバタンも!オブジェクティブ3がフリーに! ズギュゥゥウン!満身創痍の量産機に無慈悲な攻撃が襲いかかる!
ズギュゥゥウゥン!そして、最後の一機も…
オブジェクティブ4が確保され、一気にサウスに形勢が傾きます。
化物かこいつら!最初から盤面に居た方が強かったような(笑)。
しかし、後半出てきたからこそ無傷の戦闘力があるとも言えます。

卵帝
奴を倒せば、オブジェクティブ1の確保は万全になる!
しかし、倒しきれません。こいつらコストの割に全体的にイマイチな活躍…
ついでに、ブリッツイェーガーにもトドメをくれときます。

「私がお前達全員を地獄へ送り返す…私があの日、お前達を解き放ったのだから…」

遂にデュエリスト対決が開始されました!ガイストはまずグラーフアイゼンにジャミング!電子戦クソなんで全く防げません(笑)!能力がガタ落ちです。

「どうした!動け!アイゼン!何故動かん!」

更に、至近距離からパックガンを連射しますが、爆炎の向こうには無傷のグラーフアイゼンが!
キュラシェーアの攻撃を生き残ったフェルデランス隊長機、
オブジェクティブ1へと走ります。混在!

卵帝
しかし、待ち構えていたホバタンにあっさり射殺(笑)。
オナーガード壊滅です。
「サウスの亡霊よ!貴様に断罪の鉄鎚を下してくれるわ!」

電子機器がショートする火花を散らせながら、グラーフアイゼンがガイストに肉薄!渾身の一撃が振り下ろされます!当たれば軽量機のガイストは一撃でケシ飛ぶレベル!

回避ィ!ハンマーは、機体を掠めるのみ!!やはり、ジャミングの効力は絶大です!

ピンク色の光が見えてきた…恐怖は既に薄れている…」

つぶやきを続けるエウロパ。しかし、デュエリストは2回行動できるのだ!
ロケット点火され、加速するハンマー!

「ラケーテンハンマー!ブチ抜けぇぇぇ!!!!」

爆砕!!!

この瞬間、サウス軍が継戦能力を失い、粥さんが投了されました!
まさに戦局を決めた一撃!

卵帝の勝利です!


終了時の戦場。まさに、死屍累々たる有様です。朝7時過ぎから開始して、終了したのは6時前!
途中昼飯は食いましたが、
11時間耐久ヘヴィなヘヴィギアが終了しました(笑)。
勿論、レポート用に記録、撮影をしてたからで、普通に遊ぶと3時間ぐらいだと思いますが。
オブジェクティブ1はストライクスカッドとホバタンが確保。 オブジェクティブ2は勿論、我らがグラーフアイゼン。
激戦区オブジェクティブ3も、後続のファイアサポートスカッドががっちり確保。
この戦場でここが一番の激戦区でした。
オブジェクティブ4は、スペシャルフォースが。
こいつらマジ最強でしたねー。お見事。

ストーリー by 卵帝 
エピローグ

「それでは、本日のトピックスです。本日未明、南部共和国連合(AST)の地上部隊が、我が国に侵攻を行いましたが、NSDFの活躍により…」



「…なお、ASTのミチャーム総領事による公式発表では、此度の突発的侵攻は、完全に一指揮官の暴走であり、遺憾の意を…」
「…これを受けてエレク市議会は、両国の友好を再確認するとともに、新たに発見されたレアメタル鉱脈の共同採掘を前向きに…」

夕食後、煙草を燻らせながら公式発表を眺めるヴァリエール中佐。
過去に何度もテレビを破壊したことがあるが、テレビが見られなくなる部下の嘆願もあり、近頃は感情を抑える事が出来るようになっていた。

戦死した敵指揮官もだが、我々も同じぐらい浮かばれない。
今日の戦闘で散っていった部下達の命にどれだけの意味があったのであろうか。
何れにせよ、この星では、人の命は戦略資源より遥かに軽いのである…

改めて現実を噛み締めつつ、ヴァリエールは、すっかり冷えた士官用高級合成コーヒーを流し込む。
いつもと同じ味のはずであるが、部下の死んだ日は、ことさら苦く感じた。


ゲームを終えて

いや〜〜〜実に面白かったですねぇ〜〜!
粥さんと、数年ぶりにお会いして
ゲームを遊べたことも嬉しかったですが、それがヘヴィギアであり、バトルレポートまで作れるとは!
レポートバトルは、正直付き合う方はかなり大変ですので、粥さんにはむしろご迷惑をおかけしましたが、
地方に帰ってしまうと、こういう一回のバトルが貴重なんですよねー。
日本ヘヴィギア界発展のため(笑)、一肌脱いで頂きありがとうございましたー。

レポート、我ながら(笑)イイモノが出来たと思います。粥さんと協力し、全てにおいて全力を尽くした感がありますね。
日本ヘヴィギア史上(笑)アルファにしてオメガなレポート言っても過言ではないと豪語しておきましょうか。
今後、廣島会でヘヴィギアのバトルレポートを作ろうとする場合は、確実にこれよりテレインとかのレベルは落ちるでしょうから、どうしよって感じです(笑)。
最後にバトル記念ということで、このバトルを盛り上げてくれた役者達を揃えての記念撮影です。

この記事を書いている時点で、ヘヴィギアは新版のトライアル中ではありますが、正式版リリースがより一層楽しみになってきました。
正式版発売後に、ヘヴィギアの始め方的な記事を書こうと思っていますが、どうせ細かいルールをゴチャゴチャ説明とかしてはいないので、
このレポートも全く問題なく対応しているというのが良いですね(笑)。

そんなわけで、このバトルレポートはここで終了です。これを読んでくださった皆さん、最後までありがとうございました。
ボトムズ好きなカナダ人達が作り上げたミニチュアゲームを知って頂き、興味を持って頂ければ執筆者冥利に尽きるというものです。


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