スペースマリーンVSケイオスマリーン 3500ポイント 
Written by Rman


対戦日 平成23年5月4日
対戦場所 東広島生涯学習センター
対戦者 Rman(スペースマリーン)、卵帝さん(ケイオスマリーン)

2011年のゴールデンウィーク
2010年のゴールデンウィーク(以下GW)は3日間の予定を組み、アップルパイやら紅茶やら準備して大人のミニチュアゲームを楽しんだ広島ミニチュアゲームの会。
今年はちょっと小休止ってわけじゃありませんが、特別なイベントではなく毎月通りの定例会をGW真っ只中の5月4日に行うことになりました。
僕はと言いますと、毎年このGW頃から忙しくなってくるので、いつも参加できるかどうか直前までわからずメンバーの皆さんをヤキモキさせてしまってるわけです(笑)。
結局、参加してるんですけどね(笑)。

で、今年も割に直前になってから卵帝さんと電話で話してて、
「お互い色々と忙しくなってきたし、対戦できる機会も今後なかなか無さそうだねぇ」なんて話になりました。
確かに2人が揃ってイベントに参加できること自体減ってきてますし、お互い参加できてもそこで対戦できるかどうかはまた分かりません。
それなら今年のGWに広島でいっちょ対戦しますか!ってな話になり、どうせならデカいゲームをやろうってことで3500P戦を遊ぶことになりました。

HAMMERHAND 我が腕よ鉄槌と化せ
ちょうどゲームズワークショップ・ジャパンの方でも40Kの「我が腕よ鉄槌と化せ」なるバトルキャンペーンが始まりましたので、
このキャンペーンに参加して、バトル結果を公式サイトに投稿しようってことにしました。
こういうキャンペーンの主戦場はもちろん関東のホビーセンターなんでしょうけど、一応日本中どこからでも参加可能ってことで、
地方で遊んでる者としては数少ない全国的イベントですから僕なんかはタイミングさえ合えばぜひにも参加したいと思っているんですよね。
それに、40Kの歴史に戦いの記録を残せるというのがとても魅力的です!

今回はグレイナイト発売直後とあって、インクイジターがらみのストーリーになっていましたので、
僕もキャンペーンに参加しているという気分を盛り上げるために広島イベント前日にオルドマリウス・インクイジターのペイントをしました。
これを盤面に置いてオブジェクトマーカーとして使えば、ただのゲーム以上にストーリー性のあるゲームを楽しめるだろうと思って、期待も高まってきました。
盤面というと、今回は卵帝さんのレルムオブバトルボードをイベント会場に持ってきてくださったので、広島会の純正テレイン群と併せて実に40Kらしい戦場が準備されました。
卵帝さん、そして広島会の皆さん本当にありがとうございます!
〜イントロ1〜

ゴリアテVから友軍の救急信号を受け取ったオルドマレウス・インクイジターのセプティマス・ビショップはインクイジター・フィルモンド卿と協力し、
モシュクドWにおける混乱と反乱戦争の背後に隠されていたケイオスに通じる魔法陣の存在を知るに至った。



すでに「鉄槌の団」からグレイナイトチャプターに対してモシュクドWへの出撃命令が下っている。
しかしながら、この戦役においてグレイナイトの独力だけではケイオスに対し真なる勝利を得ることは難しいかもしれない。
そう考えたセプティマスは、かの高潔なるインペリアルフィストチャプターに対してコンタクトを試みることになった。
彼は今までにも数々の戦役をくぐり抜けてきており、幾度かの戦役でインペリアルフィストチャプターと共闘し、偉大なる勝利を打ち立ててきた。
そのような経緯もあり、インペリアルフィストに対して信頼を寄せるセプティマスはモシュクドWにおける反乱戦争の鎮圧に関する支援要請をチャプターマスターに対して行ったのである。

このような支援要請はオルドマレウスにとっては例外中の例外であり、イースタン・フリンジからはるかに離れたテラをホームワールドとするインペリアルフィストに対して
1惑星でおこった反乱戦争の鎮圧などという任務は、通常であれば却下されるべき要請とも言える。
この要請はセプティマス自身とインペリアルフィストとの間に培われた非常に強い信頼関係があればこそであった。

一方、モシュクドWの反乱戦争の背後にある巨大な陰謀に関する申述をセプティマスより受けたチャプターマスターは事態が緊急を要しており、
また重大である事をかんがみ、第3中隊と第1中隊からなるタスクフォースをモシュクドWへ派遣することを直ちに決定したのであった。


アーミー紹介
今回のゲームはシングルデタッチメントではほぼ限界レベルの3500ポイントという大規模戦です。3500Pっていったらアポカリプスが遊べるサイズですものね。
最近のコーデックスは大規模戦を想定したアーミーリストを備えているので、このぐらいのバトルも一応普通のゲームってことになるのでしょうか。
ただ、アーミーは組めても、戦場のサイズがもう普通のサイズでは足りなくなっているのは間違いありません(笑)。

インペリアルフィスト・タスクフォース「鋼鉄の拳」
 スペースマリーン3500ポイント
大規模編成ということもあり、編成を組むのにまず念頭に入れたのは「入れたいものを入れる」コレに尽きます(笑)。
遊ぶシナリオは「BATTLE MISSON」から選ぶということもあり、いつも以上にストーリー重視の流れになりそうでしたので、
今回は見た目重視の編成を心掛けました。いちおう、確保ユニットはタクティカルスカッド3つ、スカウト1つの4スカッド入れています。
祝!インペリアルフィストを作り初めて約2年と半年、初めてキャプテンwithコマンドスカッドを使うことにしました。
今年に入ってからベテランの装備を見直して超接近戦仕様にしたことと、
6人しかトランスポートできないランドレイダーアキレスを完成させたことでやっと日の目を見ることになりました。
このスカッドだけでコストは380Pですからめちゃめちゃバブリーですね。このぐらいの規模のゲームでしかとても投入する余裕はありません・・・。
キャプテンはRoRではお馴染みの(?)サンドロス中隊長です。やっぱりね、この人が好きなんです!(鉄さん、死んだとか言わないで・・・笑)
まぁ、この写真が撮れた時点でけっこうもう満足してしまいましたね・・・笑。
ヘビーサポートは泣く子も黙るランドレイダーアキレス!公式ルールのアップデートを受けてコストは何と325ポイントに値上げ。
プレ・ルールでは300Pだったので購入した人がもしいたら詐欺にあったようなもんですが、まぁ3500Pなんで入りますね、普通に。
メルタ・ランス効果もうけない、ダメージ表マイナス1出来るというクソ硬い装甲のおかげで大活躍の予感。
サンダーファイアキャノンも初めて撃つことに。楽しみじゃないですか。
それから定番のプレデターアナイアレイター(ラスキャノンフル装備)とヴィンディケーターを入れてビークル&インファントリー対策も狙ってみました。
ターミネーターは8人。これは専用トランスポーターとしてランドレイダークルセイダーを付けます。
ターミネーターはマリーンの高ポイント編成には必須って感じですが、絵的にも欲しいところですよね。今回はアサルトキャノンをチョイスしました。
そしてフォージワールド専用兵器カエスタス・アサルトラムに乗るのはライサンダーとスターンガード・ベテラン。
パワーアーマーをも貫くヴェンジェンス・ボルトをケイオスマリーンに撃ち込みまくる気満々で出撃です!

インクイジター・セプティマスからモシュクドWの宇宙港であるエクロンゲートに隣接する廃墟群(かつては港町として賑わっていたであろう)の中に、
魔法陣の重要な手がかりとなるものを発見したとの連絡がモシュクドWに向かうストライク・クルーザーにもたらされた。
しかし、その直後からセプティマスとの交信は一切途絶えてしまった。



エクロンゲートは現在反乱軍が制圧しているとの情報はすでにインペリアルフィストも得ていた。
しかし、セプティマスと接触し彼の発見した手がかりを共有するためには状況を選んでいる猶予などもはや無かった。

そして、ついに屈強なるインペリアルフィスト・スペースマリーンは今まさにモシュクドWの地表に降り立った!!

そこで待ち受けていたのは憎むべきケイオスマリーン!赤き水兵レッドコルセアである。
そして恐るべきことに敵陣深くには、ケイオスマリーンに捕われ邪悪なる結界に拘束されたセプティマスの姿も確認されたのであった。
穢らわしきレッドコルアどもはセプティマスを生贄にして暗黒の儀式を成就させようとしていたのだ。



セプティマスを救いだし、エクロンゲートをケイオスの支配から解放するため、インペリアルフィストは出撃するのであった!



〜イントロ2〜by卵帝
レッド・コルセアのマスターである“黒き心臓”ヒューロンは、モシュクドWにおける叛乱戦争の初期から積極的な軍事介入を行っていた。

かの暴君は、現地の異端者共が行っている大魔方陣の儀式の秘密を手に入れ、自らの艦隊を更に強大にする事を望んでいたのである。
この困難な聖務を成し遂げるために、ヒューロンはレッド・コルセアフリートの名立たるコモドーレ達の中でも、特に信のおける人物を送り込んでいた。



“激動たる”グレゴリウス。
この老練かつ狡猾なデーモンプリンスは、かつてアストラル・クロウ戦団の教戒官としてチャプターの尊厳を守る誇り高き戦士であったが、
その信仰心を全て渾沌に捧げ、バダブ戦役では殺戮の限りを尽くしたと語られている。
転生後は、クロジウス・アルカヌムを巨大なエヴィサレイターに持ち替え、更なる“神への供物”を生み出し続けている恐るべき存在である。

艦隊の精鋭を率いて出撃したグレゴリウスであったが、彼はモシュクドWでの大規模な殺戮を条件に、
コーン神のデーモンプリンス“マスク・ザ・レッド”率いるワールドイーターウォーバンドとの共闘すらも取り付けていた。



叛乱戦争が勃発して十数年、殺戮の喜びに咽ぶコーネイト達を横目に、グレゴリウスは大魔方陣の手がかりが一向に掴めない事に業を煮やしつつあった。
そんな中、敢えて泳がせていた目障りなインクイジターが、大魔方陣の重要な秘密を入手したとの情報がグレゴリウスにもたらされた。

残忍な笑みを浮かべたデーモンプリンスは、直ちにチョーズンマリーンに強襲を命じ、かのインクイジターの捕獲に成功。
インクイジター自身を生贄に、大魔方陣の術式に自らの魔力を介入させるための大規模な儀式を執り行おうとしていた。

まさに儀式が始まった直後、彼らの目前にオービタルストライクとドロップポッドが雨霰のように降り注ぎ、爆炎の中から太陽のように鮮やかなパワーアーマーを纏った戦士たちが姿を現した。



予想だにしなかった新たな強敵の出現に狂喜乱舞する者、その伝説的な戦団がこのような辺境の惑星へ降臨した事を訝しみつつも、儀式完遂への障害は排除する決意を固める者。
それぞれの思惑は違えど、今2体の紅き悪魔が自らの軍団と共に進撃を開始した。

アーミー紹介


レッドコルセアを中心とするウォーバンド「ドゥーム・カトラス」
ケイオススペースマリーン3500ポイント
卵帝さんのケイオスマリーンは大量のカルトマリーンをトループに据えた非常に重厚な編成です。その数60体!
しかもレッサーデーモンも20匹1スカッドということで、圧倒的な確保達成能力を備えています。
設定でも触れられているように、レッドコルセアとワールドイーターズの混成軍ということになっています。ちなみに、サモンド・グレーターデーモンはキーパーオブシークレット。
これは僕がペイントしたものではありますが、今回の編成には4大神の要素すべて投入したら楽しいんじゃない?的な話になって、
急遽僕のエンジェルオブプレジャーから貸し出すことになったものです(笑)。
2大HQのデーモンプリンス。どちらも凄まじいコンバージョンとペイントが施されており、この2体の存在感はただものではありません。
この2人に与えられた設定がまたカッコイイですよね。特に元チャプレインという設定のグレゴリウスには惚れ惚れしました。
髑髏マスクにそんな意味があったとは!てな感じで。
それにしてもコーンのデモプリ率いる40体のバーザーカーが凄い迫力です。正直、戦いたくない相手です(笑)。
純レッドコルセア仕様のヴィンディケーター2両とお馴染みとなったディファイラーがヘビーサポート。
ヴィンディケーターは重度のデーモニックポゼッションにより内部から気持ち悪いモノが飛び出しています。ケイオスらしい素晴らしいコンバージョンですね。
ディファイラーは発売当初こそ「でけー!」と驚きましたが、今にしてみると普通のサイズに見えてきました。やはりゲームの規模も大きくなってきたからでしょうかね。
レッドコルセアのチョーズンユニットは5人3スカッド。それぞれメルタガン×3、プラズマガン×2を装備した極めて実戦指向な組み方をされています。
この割り切り方が実に卵帝さんらしいというか(笑)。しかしペイントは精鋭らしく非常に格好良く仕上がっていますね!
僕の編成もフォージ兵器を使いまくりですが、卵帝さんのケイオスマリーンにもフォージワールドから、この強力なブライトドローンが2スカッド編入されています。
能力的にはくそ強化されたランドスピーダーって感じ(笑)。ナーグルのくせに空飛んでくるなんて嫌過ぎます。漂う雰囲気も不気味そのものですね〜。

毎度のことながら写真メインの雰囲気重視で進めてまいります。お楽しみいただければ幸いです。
黄色の枠が先行スペースマリーンターンに起こった出来事。
赤色の枠が後攻ケイオスマリーンターンに怒った出来事。
戦場のセットアップ

今回のゲームは日本語版翻訳が待望されているサプリメント「BATTLE MISSONS」の中からミッションを選んで遊ぶことに決めていました。
というのも、ノーマルミッションはもちろん面白いし奥深いこと間違いなしではあるものの、個人的に今回だけは「アナイアレーション(撃滅)ミッション」を遊びたくなかったんです(笑)。
もうなんか、アレが出たら「またかよ〜〜〜〜」ってがっくりくるんですよね・・・笑。
てなわけで、ミッションは対戦前に2人で話し合ってスペースマリーン専用ミッションの「VANGUARD」ミッションを遊ぶことになりました。

VANGUARDミッションとは
目的(状況設定)
スペースマリーンが敵陣深く切り込み、敵陣に配置されているオブジェクトの確保を目標とする。
セットアップ
盤面を半分にわけ、戦場のど真ん中にオブジェクトを一つと対戦相手のロングテーブルエッジの真ん中に一つ配置する。
対戦相手(ケイオスマリーン)は好きな数の戦力を全て好きなように盤面から半分の自軍配置エリア内に配置する。
対戦相手の配置が終わったら、スペースマリーンプレイヤーはその対戦相手の配置エリア内にオブジェクトマーカーをさらに一つ追加で配置する。
ゲーム開始
スペースマリーンプレイヤーは絶対先行で、全ての戦力を1ターン目に対戦相手と反対のロングテーブルエッジから出撃させる(リザーブにしてもよい)。
スペシャルルール
スペースマリーンの全インファントリーユニットは確保ユニットになれる。
勝利条件
最終ターン(通常通りのランダム終了)にオブジェクトをより多く確保しているアーミーが勝利する。

要約するとそんな感じです。
今回は卵帝さんの荒廃地的バトルボードを使用し、広島会ではおなじみの廃墟郡と40K純正テレインを組み合わせて戦場を作りました。
道路が斜めに切りこんでいるのがなかなか格好良い感じです。非常にどうでもよい情報を述べますと、崩れたインペリアルアクィラは僕の新作テレインです!!!(笑)
やはり道路が入ると40Kらしい雰囲気が漂いますね〜。なおかつ戦場全体がモノトーンにまとまってて、ミニチュアが映えそうな戦場ともいえます。
ちなみに、この写真の真ん中から右側が卵帝さんのケイオスマリーン初期配置ゾーン。左端のテーブルエッジからは僕のマリーンが出撃します!

初期配置

卵帝さんは迷わず全軍をセットアップ。さすがに3500Pとあって密度も凄いことになっていますが、
盤面の半分を使えるので普通のミッションよりはいくらか配置しやすかったようです。
戦場中央の前線基地におかれたオブジェクトマーカー。この位置が戦場のど真ん中ということになっています。
そこに20体のコーンバーザーカーが初期配置からして確保態勢に。
この狂乱者どもの壁はあまりにも厚いものがあります。
ケイオスマリーン側のテーブルエッジ真ん中にはオブジェクトマーカーとしてインクイジター:セプティマス・ビショップが配置されています。
それを取り囲むように2体の凶悪なデーモンプリンスを大胆に配置し危機的状況を演出してくれると同時に
1ターン目に射撃を受けないようにラインオブサイトに細心の注意を払ったベテランらしい初期配置ともいえます(笑)。
そして卵帝さんの初期配置が終わった後に、僕が最後のオブジェクトマーカーをケイオスマリーン初期配置エリアの丘の上に配置。
このポイントは卵帝さんの戦力が全く割かれていない場所のため、僕にとっては最も確保が容易な重要攻略ポイントです。


1ターン目
先行はミッションルールによりスペースマリーン
全軍出撃ィィィ!!!
ルール的には一度に全部出さずとも、好きなだけリザーブにすることも可能ではあります。
しかし僕は自分の出目が全く信用できないため(笑)、全部一度に出撃させることにしました。これなら5ターン目まで結局出なかったよ・・・という寒い状況は無くなりますし、
今回はスカウト以外のインファントリーは全てトランスポート付きですので、進軍スピードも問題ないはずです!
1ターン目開始と同時に一際大きいドロップポッドがディファイラーの目の前にドンピシャで着陸!
中から出てくるのは歴戦のブラザー・アイアンクラッド・ドレッドート!!しかもハンターキラーミサイルまでフル装備です!青ざめる卵帝さん!(笑)

射撃フェイズではいきなりフルファイア、メルタガンとハンタキラーミサイル2発を放ち、かろうじてハンタキラーミサイルが一発命中。
イモビライズ(移動不能)させることに成功しました。(ほんとは壊したかったんですけどね・・・ッ!)
カエスタスアサルトラムは戦場の端からジェットエンジンの轟音と共に姿を現しました。
この存在感、ちょっと絵になりますね・・・(自分で言う)
ランドレイダーアキレスの背後から戦場に突入するスカウト10人。
オブジェクト確保要因としてはかなり重要な戦力なので、大切に運用しなくてはなりません。
横並びのタンク隊。かなり格好良いですね(自分で言う)。
射撃フェイズではヴィンディケーターが正面のケイオスヴィンディケーターを撃ち、
見事にピンポイントヒットさせるものの結果は移動不能。
僕にしては凄い出目良いですよ!
プレデターもラスキャノンを放つものの、ヴィンディケーターに有効打を与えらず。
カエスタスアサルトラムはマグナメルタキャノン(S8AP1メルタ:5インチテンプレート)
という強烈な射撃をバーザーカーに撃ちこみます!
ここでいつもの僕ならスカっと外すところなんですが、
この日の僕の出目は神がかかっており、ピンポイント爆撃成功!

一撃で11人のバーザーカーが吹き飛びかけたところ、卵帝さんは苦肉の策で「ふせ」宣言。
6のみセーブでなんと11人中4人が助かりました。やるな!
そして始まった接近戦!
見学していた有機溶剤さんが「ドロップポッドは1ターン目にはアサルトできんからねぇ」と解説してくださいましたが
「いや、出来ますよ、ニヤリ」と僕。そうです、このドロップポッドはフォージ専用ルールのドレッドノート・ドロップポッドにつき、降りたそのターンにアサルトが可能なのです!
(もちろん、対戦相手の卵帝さんには事前に説明済みです)
接近戦の鬼であるアイアンクラッドドレッドノート!
アサルトボーナスを加えた攻撃回数は4回!重厚な先制パンチを浴びせます!
さすがのディファイラーも一撃で大爆発!
卵帝さんいきなりでゴメン(笑)。
後半のスタートと同時にライノがインペリアルフィストのタンク群に突貫。中からメルタガンとプラズマガンを携えたチョーズンケイオスマリーンが降り、一斉にアサルトウェポンを構えます!
ここで卵帝さんから「このチョーズンマリーンはかのバダブ戦役を生き延びた200人のアストラルクロウのなれの果てであり、つまり超エリートなんですよ」
という有りがたい講釈をいただきました。
普段こういうフレーバー的なことはほとんど語らない彼だけに、この射撃にかける思いの強さ、また戦術的重要さを物語っていました。

しかーし!
メルタガン3門はランドレイダーの強固な装甲を貫くことは叶わず、結果は衝撃(シェイクン)のみ(笑)。
あれだけ前振りしておいて何じゃこの出目は〜〜〜!と一同爆笑に(笑)。広島会的にはこういうのを「Ryogo君スタイル」というらしいです(笑)。勝手にヒドイなぁ。
2人のデーモンプリンスはまだ安全ポイントに移動するのみで様子見といったところ。 ブライトドローンはカエスタスアサルトラムにそのおぞましき体液からなるマウキャノンを浴びせ、
衝撃(シェイクン)させました。
もう一匹のドローンはアイアンクラッドを捉えマウキャノンとオートキャノンを浴びせるものの、
正面装甲13はなかなかに堅く、貫くことはできませんでした。
さらにチョーズンマリーンとプレーグマリーンの合計5本のメルタガンを受けるものの、
ドレッドノートの装甲の前では・・・・というより卵帝さんの出目がショボ過ぎて(笑)、
サイズミックハンマーを破壊されるのみで生き残ります。
2両のケイオスヴィンディケーターはそれぞれランドレイダーと黄ヴィンディケーター狙うも、いずれも全くダメージを与えることはできませんでした。
何たる結果!僕と卵帝さんは長い付き合いになりますが、彼の出目がこれほどダメだったことは記憶にもないくらいです。
しかし、そんなヤバイ出目でもまだ最初の1ターン目なので、今からが本気の勝負です。実際、お互い笑いながら楽しくゲームは進行していきました。

2ターン目
ランドレイダーアキレスは轟音を響かせアスファルトを砕きつつ前進!!
そしてスカウトもオブジェクト確保にむけて着実に歩を進めていきます。
ドレッドノートはアサルトウェポン満載のレッドコルセアをヘビーフレイマーで焼いたのち、
アサルトをしかけました。さすがのチョーズンもたまらず逃走!
しかしこの逃走こそ卵帝さんの目論見どおりだったとは次のターンに思い知ることに。
タクティカルスカッドもレッドコルセア・チョーズンを討つためにライノから下りて
ピストルで射撃!ラッキーなことに1人始末すつことが出来ました。
ランドレイダーアキレスのマシーンスピリットが
マルチメルタを正面のヴィンディケーターに放ち、見事にこれを轟沈させました!
タクティカルスカッドVSチョーズンマリーン!
マリーンサージェントのパワーウェポンが容赦無くレッドコルセアを切り刻むッ!!という展開を予想していましたが・・・・
結果は1人殺したのみ。お互い出目が冴えずこちらも大した反撃を受けなかったものの、この接近戦は硬直状態に。
2ターン目終了時点、ヴァンガードミッションらしく、マリーンが攻め続けています。
しかし、ケイオス側ボーダーエッジのセプティマスを救うにはあまりにも厳しい障害がケイオス側にはひしめきあっています。
先ほどシェイクンしたランドレイダークルセイダーはスモークランチャーを発射して次のターンに備えています。
気持ちだけは攻めの姿勢を貫いたスペースマリーン、ではありますが、思ったほどの戦果をあげられなかったターンでした。
レッサーデーモン召喚!!
コーンバーザーカーのユニットアイコンから何とホラーが出現!このミスマッチ感が混沌としてて素晴らしい!(笑)。
それにしても一度に20匹のデーモンはさすがに脅威です。ケイオスの気配が色濃いモシュクドWエクロンゲートの戦いらしくなってきました。
車体を大きく揺らしながらランドレイダーアキレスの進路を妨害するケイオスライノ。
キューポラマウントの追加武器、コンビメルタが標準をアキレスに合わせる!
ブライトドローンはアイアンクラッドの背後からヌルりと近寄ってきます。
このドローンの飛行音ってどんな感じでしょうね?とりあえず気持ちが悪そう・・・。
プレーグマリーンも瓦礫の中を上手く移動し、メルタガン持ちは好ポジションを確保。
アイアンクラッドを狙うも、これまた失敗。
射撃の出目は先のターンを引きずっている・・・かと思いきや、
再集結できず逃走を続けるレッドコルセアチョーズンは逃げざまにメルタガンを
アイアンクラッドにお見舞し、見事にこれを破壊してしまいました。
逃げながら撃つなんて卑怯な!(笑)
ワールドイーターズのデーモンプリンス・マスク・ザ・レッドもいよいよその巨大な翼を
はためかせ、インペリアルフィストに襲いかかってきました。
先ほどのターンは伏せていた関係で全く行動できなかったバーザーカーは
起き上がるなり、全力移動を開始しました。
そして一気に贖罪の砦の強固な防壁の中に身を寄せます。
ここで篭られると何かとやっかいなことになりそうです・・・
ケイオスライノがコンビメルタガンをアキレスに放つものの、メルタ効果さえ無効化する
超強固な装甲を誇るアキレスは全くダメージを受けませんでした。いやぁアキレスは凄い(笑)
「レッドコルセアよ、うぬらのごとき手ぬるい攻めではこの殺戮の宴を楽しみつくすことは出来ぬわッ!
髑髏を積めぇぇぇぇぇ、紅き戦士たちよ!!ヒョォォォォオオオ!」

とばかりにヴィンディケーターの正面からアサルトをしかけたデーモンプリンス・マスク!凄まじい迫力。
バーザーカーグレイブが炎をあげ、ヴィンディケーターの車体に振り下ろされます!チャージボーナス含めた攻撃回数は何と6回。
先のターンに動いていたヴィンディケーターには4+ヒットで自辛うじて確立通り3回のヒット、そして2ペネト、1グランシングという結果に。

さすがにぶっ壊れるか〜と覚悟したのも束の間、勢いがあったのはここまで!(笑)結果は何と衝撃(シェイクン)のみ!!(笑)
写真的には超格好良いけど結果は超格好悪い最悪なものになりました・・・卵帝さんにとっては(笑)。
ホラーがレッドコルセアと戦い続けていたマリーンに猛然とアサルトをしかけてきました。
さすがにこの巨大なデーモンの群れに押し流されるかのようにマリーンは圧倒され、バタバタと倒れていきました。
なんとこのターンのホラー攻撃回数は空前絶後の39回!
何と一気に7人の勇敢なるロイヤリストが倒れてしまいました。辛うじてサージェントは健在です。
彼のパワーウェポンはレッドコルセアを狙っていたのですが、デーモンの凄まじい勢いに圧倒され、攻撃に集中しきれません。
結果、レッドコルセアを1人も倒せずにこの接近戦は文字通りの完敗です。

しかし、誇り高きドルンの血を色濃く引き継ぐインペリアルフィストはスペシャルルールを持っており、それこそが鋼鉄の意思「スタボーン」!
なんとか修正を受けない士気チェックに成功し、戦闘を継続させました。
3ターン目
ランドレイダークルセイダーがバーザーカー立て篭もる前線基地に突貫!
そして正面ハッチから突撃するは第一中隊の精鋭ターミネーター!ストームボルターとアサルトキャノンを撃ちながらバーザーカーに肉迫します!
先ほどのターン、醜態を晒したデーモンプリンスを取り囲み、
射撃体勢を整えるインペリアルフィストタンク。
カエスタスは好位置からマグナメルタをヴィンディケーターに撃ち込むものの、
その装甲を貫くことができませんでした。残念!
射撃フェイズ!プレデターアナイアレイターのラスキャノン3門、レイザーバックのラスキャノン1発、ランドレイダークルセイダーのマルチメルタ1発、
タクティカルスカッドのミサイルランチャー1発、合計6発のヘビー射撃をデーモンプリンス・マスクに集中!!
文字通りの蜂の巣になっていただきました(笑)。いつもの神がかりな卵帝さんなら5+インバルセーブも成功しそうなもんですが、普通に死にましたね(笑)。
接近戦はコーンバーザーカーの圧倒的攻撃回数に驚かされました。さすが20体スカッド!
合計45回もの攻撃、しかもWSはターミネーターより上とあって3+ヒット!かなりの数のダメージも入ってしまいましたが、ここでターミネーターの真価が発揮されます。
セーブは2+です!気合を込めてダイスロール!!結果、何とターミネーターの死亡は1人のみ。
逆にサージェントのパワーウェポン+反撃のパワーフィストで合計6人のバーザーカーを殺し、この戦闘はターミネーターの圧勝でした。
徹底抗戦を続けるバーザーカーは追加で1人死亡しました。
レッドコルセア&デーモンVSマリーンの戦いも続いています。デーモンに完全に囲まれたマリーンが受けた攻撃回数は半端無い46回!!
さすがに防戦一方の展開です。
辛うじて1人の勇猛なる戦士が残ることができました。スタボーンなので耐え切ります(笑)。
ここで硬直したのは卵帝さんにとってはかなりの痛手となったようです。僕も耐えたのは意外でした・・・。
3ターン目の後半開始時、盤面もかなり混沌としてきました。
ヴァンガードミッションというわりにマリーンが攻めあぐねているのが判るでしょうか?(笑)
マスク・ザ・レッドを殺され、レッドコルセアのデーモンプリンス・グレゴリウスがついに動き始めました。
ランドレイダークルセイダーにサイキックパワー・ウィンドオブケイオスを放ち、何とランドレイダーは衝撃(シェイクン)!
これでアサルトフェイズにアサルトされてしまうと攻撃は自動ヒットしてしまいます・・・・いよいよ万事休すかッ!
と思いきや、アサルトフェイズ開始時に危険地形を越えての移動のため、移動ロールを3つほど。結果は1、2、3!何とランドレイダーに届きませんでした(涙)。
そんなサービスしてくれんでも・・・笑。
カエスタスのすぐ真下に移動したケイオスライノからチョーズンマリーンが降り、
真上に向けてメルタガンを放ちました。この攻撃は鉄壁の防御力を誇るカエスタスでも
これを防ぐことはできず、移動不能&武器破壊(マグマメルタ)ということ結果に・・・・。
先のターンには対して動いてなかったので、墜落は免れましたが不時着・・・。
ブライトドローンはマウキャノン(通称げぼ)を目標確保に向かうスカウトマリーンに
吐きかけました。この凶悪な射撃はリアルなアレなみに強烈で、セーブすることもできず、
スカウトは5人も倒れてしまいました。
そして1人残ったタクティカルマリーンもさすがに圧殺されてしまい、デーモンは再び動き始めました。
先のターンに引き続き、戦場中央でのコーンバーザーカーVSターミネーター。
この接近戦が始まる前に卵帝さんが
「あ、さっきの接近戦でバーザーカーチャンピオンが殴るの忘れてた!」と言うので(笑)、
「ま、じゃ2回分殴ったらいいよ」
と紳士的な対応をさせていただき、このターンにチャンピオンは2回分のパンチをすることに・・・・結果、
予想だにしなかった甚大な被害を被ってしまいました(笑)。
5人のターミネーターが死亡(涙)逆にこちらは3人のバーザーカーしか殺れませんでした。
何とかスタボーンのおかげでこの接近戦も耐え抜きますが・・・ターミネーターもいよいよ数に圧倒されて劣勢に。

まぁ、こういう場面でこそ紳士らしく余裕を見せたいものですね。どんな場面でも笑顔を絶やさないのが楽しい大人のミニチュアゲームというものです(笑)。
最近は何と言うか、カツカツなゲームをやって何としてでも勝ちたいっていうより、お互い見せ場があって楽しめたってのが一番大事なんじゃないかと、
ユルい嗜好になってきてるので、正直この戦闘で出目不調の卵帝さんが息を吹き返してホッとしました(笑)。
4ターン目
ライサンダーとスターンガードベテランはカエスタスから降りようにも、
正面ハッチにはケイオスマリーンがいるため、通常降車はできず、やむをえず緊急降車。
何としてでもINQセプティマスを救出せねばなりません。
レイザーバックのラスキャノンとタクティカル分隊のミサイルランチャーがグレゴリウスを狙うも、
ことごとくデーモニックセーブに弾かれてしまいます。卵帝さんの出目が戻ってきたッ!
我ら誇り高きドルンの息子インペリアルフィストは第三中隊なりッ!!!!
下劣なるケイオスの従者どもよ、この中隊旗をその汚れた目に焼き付けるがよい!


ランドレイダーアキレスから降り立ったキャプテン・サンドロスとコマンドスカッドの勇姿!
いやぁ〜もうゲームで活躍させることではなく「使う」ことが目標のコマンドスカッドとしては、とりあえず盤上に出せただけで大満足です(笑)。
ま、ミッションスぺシャルルールのおかげでちゃんと確保ユニットになってますしね!
ヴィンディケーターはデモリッシャーキャノンを何気にしぶといチョーズンマリーンに
ピンポイント爆撃成功するも、全て4+カバーセーブで防がれてしまいました。あらら
サンドロス中隊長必殺のコンビメルタガンを腐れブライトドローンに撃ち込みます。
見事にヒットさせるものの、結果は移動不能。やむを得ずアサルト体勢に入ります。
サンドロスのパンチが唸る!さすがにブライトドローンは一発で沈黙。
そしてここでブライトドローンの恐ろしい最後っ屁が待っていました。
このブライトドローンは大破の際でも、その危険な体液を広範囲に飛び散らすのです。
いやいや、どうせそんなこと言ったってこちとら3+セーブですから・・・・
とか言いながら何とベテラン一人とアポシカリーが不運にもダメージを受け、
しかも、痛みを知らぬものによる4+セーブにも失敗!うげぇぇ
ついにバーザーカーVSターミネーターのバトルにも決着が付きました。
さすがにコーンバーザーカー20体の壁は厚かった!
暗黒の儀式に囚われ、激しいバトルの行方を見守るセプティマス。
ライサンダーがここにたどり着けないとマリーンの勝利は厳しいものになってきます。
4ターン目開始と同時に、
ターミネーターを抹殺したバーザーカー・チャンピオンの肉体にグレーターデーモン「キーパーオブシークレット」が受肉を果しました。
コーンバーザーカーからスラーネッシュデーモンって・・・笑。もはや混沌極まる戦局。
しかし、このGデーモン、なかなか出てこずに卵帝さんはヤキモキされてましたが、結果ベストタイミング!?
セプティマス救出に向かうライサンダーの行く手を阻もうと
ケイオスライノ以下チョーズン達が射撃ポジションにつきます。
グレゴリウスはランドレイダーアキレスに奇襲をしかけます!
さすがにモンストラスクリーチャーの攻撃には頑丈過ぎるアキレスも厳しいか!?
ついにセプティマス(オブジェクト)を取り囲み始めたレッドコルセア・プレーグマリーン。
この20体の壁を付き壊すことはもはや不可能・・・・。
せめてライサンダーで混在にするしかありません。
ブライトドローンが容赦無くAP3のマウキャノンを浴びせ掛けます。
そしてチョーズンマリーンは強力無比なアサルトウェポンを一斉掃射。
この射撃はあまりにも強力で、一気に半数の英雄が倒れてしまいました。
無情!
一方、マリーン陣営側に単身乗り込み、未だ健在のレッドコルセアチョーズンは
ライノの背面に向かってメルタガンを放ちます。
ライノは大爆発!2人のスペースマリーンがこの爆発に巻き込まれ死亡。
ライノがあった場所には巨大なクレーターが出来上がり、そこに立ち尽くすマリーン。
そこへケイオスヴィンディケーターのデモリッシャーキャノンがッ!!!
前半のダメ出目っぷりを完全払拭するかのようなピンポイント爆撃成功!3人死亡!
キーパーオブシークレットはクルセイダーにアサルトをしかけ、
これを巨大なるデーモンソードの一閃で真っ二つに!大爆発!
グレゴリウスはアキレスを凶悪なメロディーを奏でるチェーンソードで刻みつけます!
しかし結果は気絶(スタン)。このアキレスは追加装甲を標準装備しているため、
ダメージは衝撃(シェイクン)に置き換えられました。アキレス鉄壁神話成る!
(主に原因は卵帝さんの出目なんですけどね・・・笑)
血だぁぁぁ!!!!神の為に血を流せぇぇぇぇ!!!!
人数が半数になったタクティカルスカッドにコーンバーザーカーが猛然とアサルトをしかけました。
そしてその攻撃回数は脅威の48回!
全く反撃をする余地もなく、勇敢なるインペリアルフィストが居た場所は血の海と化してしまいました。
マリーンのタンクに同時アサルトをしかけるホラー。白兵戦においては元来ライノ型であるプレデターとヴィンディケーターは背面装甲値10という弱さが露呈し、
圧倒的攻撃回数の前に完全に沈黙させられてしまいました・・・。
5ターン目
いよいよ厳しい展開となってきた5ターン開始時。
インペリアルフィストとしてはライサンダーがセプティマスの3インチ内にその身を何とかねじ込み、中央のマーカーも同じく混在を狙うしか勝利することは叶いません。
それもかなり無理難題な厳しい状況です。
空っぽのライノは正面のチョーズンに対して「蹂躙」を宣言。決死の反抗でメルタガンを構え、これはライノの正面に自動ヒット!
さすがに至近距離からメルタガンを浴びてはひとたまりも無い・・・かと思いきや、何とダメージロールで1ゾロ!(笑)。
これぞまさに広島会名物Ryogo君スタイルというヤツですか!一同大爆笑しつつ、チョーズンを引き殺したライノはコーンバーザーカーを押しのけオブジェクトに接近。
危険地形判定に成功し、レイザーバックもオブジェクトマーカー目指して突貫!
もはや形振り構ってられません!(笑)。この時点では辛うじてオブジェクト確保は混在に。
もう一つのオブジェクトはスカウトとコマンドスカッドが確実に確保しています。
このオブジェクトだけは死守せねばなりません。
移動を続けるライサンダーとスターンガード・ベテラン。
何としてでもセプティマスを救出せねば、このモシュクドWに隠された魔法陣の秘密が失われてしまうのです!!

射撃フェイズはもちろん全力移動。この移動で6が出ればあるいは!という局面。
この大事な局面はより気持ちを注入しやすい巨大なアポカリプス・ビッグガンダイスを振る事にしました。

気合を込めてダイスロールッ!!!!!

出目は2ィィィィィ、はぁぁぁぁ〜もう届きませんか・・・
しかし、このアポカリプスダイスで良い出目が出た記憶が全く無い気がするのは気のせい?(笑)
デーモンプリンス・グレゴリウスがオブジェクトを守るサンドロス中隊長を強襲!
いよいよラストバトルの気配・・・!
オブジェクトに突っこんだレイザーバックを破壊するため、
接近するキーパーオブシークレットとバーザーカーの大群。
セプティマスを救出するためにひた走るベテランスカッドに容赦無くマウキャノンを浴びせるプレーグドローン。ついにスターンガードベテラン全員が息絶えてしまいました。
ライサンダーは無傷であるものの、ケイオスライノが完全に進路を妨害。もはやセプティマスを救いだすのは絶望的な状況に。
デーモンプリンスはサイキックパワー「ウィンドオブケイオス」を放ちます。
第三中隊の中で筆頭戦士たるカンパニーチャンピオン含む2人の英雄が
その命をはかなく散らします。ってか、コマンドスカッドなんもしてないですね(笑)
いよいよ対峙を果した両軍のジェネラル。
緊迫の接近戦が今始まろうとしています。
皇帝陛下の鉄槌、今受けとるがよい!
この時点で2ダメージを被っているグレゴリウス。対する2人の英雄はパワーフィストを装備しており、
僕としてはこの接近戦で何とか最終局面の流れを変えたいと願っていました。
しかし、巨大なるチェーンソードは中隊旗ごとスタンダードベアラーの肉体を真っ二つにし、返す刃でサンドロスのパワーアーマーに凄まじい衝撃を浴びせます。
その時、サンドロスのバックパックに光り輝くアイアンヘイローの加護の力が働き、この攻撃は有効打にはなりませんでした。
サンドロスはグレゴリウスの脇腹をパワーフィストの強力な一撃でえぐり、そのあまりの痛みにたまらず悶絶するグレゴリウス。

結局、この接近戦は決着がつかず継続となりました・・・・!
ホラーはプレデターを襲いつづけ、ついには破壊してしまいました。
このプレデターもデーモン憑依の影響を受け、レッドコルセア陣営に下ってしまうのでしょうか・・・・。
キーパーオブシークレットは容赦無くレイザーバックを一刀両断!グレーターデーモンの前にあってはライノ型タンクの装甲など紙クズ同然でした。
いやぁ、僕が塗ったキーパーオブシークレットが活躍してくれて超嬉しい気もするんですけど、ゲーム的には非常に憎らしい存在です(笑)。
可愛さ余って憎さ100倍って感じ!?(笑)。しかしこれで完璧に中央マーカー確保の作戦も厳しいものとなってきました。
破壊されたレイザーバックから緊急降車するタクティカルスカッド。しかし、その行く手には恐るべきグレーターデーモン。
そして無数のコーンバーザーカーがひしめき合っています。
ぐぬぅぅぅ、もはやこれまでかッ!
ってな表情を浮かべる第3分隊サージェント。しかし彼が戦術的撤退などという命令を下すことは無く、
彼らは最後の一兵が死に絶えるまで、ドルン直系の誇りを胸に皇帝陛下の裁きを異端者どもに与えて玉砕をとげたのでした。

5ターン目終了時の状況は戦場中央のマーカーをコーンバーザーカーが確保。ここを奪取もしくは混在にすることはもはや厳しい状況です。
セプティマスもプレーグマリーンが確保中。ライサンダーも進路をケイオスライノに阻まれ、次のターンに到着できる見込みはありません。
そしてサンドロスVSグレゴリウスのオブジェクトをめぐる熱き戦いは膠着状態。
どちらにせよ僕の勝ち目が無いことがはっきりしましたので、ここで投了することにしました。
よって、この戦いはケイオスマリーンを駆る卵帝さんの勝利です!


戦い終わって

夕日が沈む頃、この作戦に投入されたロイヤリストのほとんどが息絶えていた。
しかしながら救助に駆け付けた第一中隊キャプテン・ライサンダーその人の手によって、
暗黒神の儀式は食い止められ、生贄にささげられる直前であったセプティマスもかろうじて救出された。


しかし、時すでに遅し。
救出されたセプティマスの体はすでに骸同然であった。
彼の魂はすでに畏怖すべき儀式の過程において暗黒神にささげられてしまっていたのだ。

インペリアルフィストも多大なる犠牲を払ったが、ここに魔法陣に関する重大な秘密の一つが永久に失われてしまったのである。


反省会
今回のゲームは僕にとっては久しぶりのゲーム、しかも大きなゲームとあって、ゲーム開始から終了まで終始とても楽しかったです。
振り返ってみると前半は卵帝さんのダイス目が異常に悪かったので、少々申し訳ない気になりつつ、内心
「お、今回のゲームはもらったぜぇぇぇ!!」と思っていたわけですが(笑)、まさに油断大敵って感じでしたね、結局(笑)。
僕の反省点としてはやはり大ポイントを投入したコマンドスカッドやスターンガードを充分に活躍させられなかったことでしょうか。

ゲーム後の反省会の中で、卵帝さんより
「ランドレイダーアキレスがセプティマスのところまで突っ込んできたら確実に混在できたから、手前でブレーキかけたのは判断ミスだったかもね」と指摘いただき、
まさにその通りだったなぁと思いました。あとは思いきってカエスタスをセプティマスのところまで突っ込ませておくべきだった、とかそんな所でしょうか。
そうしていればスターンガードVSプレーグマリーンの壮絶な接近戦とかも楽しめたかなぁって思います。



まぁ、何はともあれ、こんなに楽しいゲームも久しぶりでした。いや、いつもゲームは超楽しいんですけどね(笑)。
卵帝さん、対戦していただき、また楽しい時間を本当にありがとうございました!
今後は中々対戦する機会が無いかもしれませんけど、次の機会を楽しみに増強していきますよ〜!

ゲームズワークショップに投稿
このバトルはゲーム終了後にさっそくGWのバトルキャンペーン「我が腕よ、鉄槌と化せ」に戦況報告しました。
そして、GWの粋なスタッフがばっちり掲載してくださいました(テレ笑)。
しかも帝国臣民にとっては購読を義務づけられている大礼賛新聞に写真まで!しかも書いてあることが180度逆で熱すぎます(笑)。
皆さんもぜひチェックしてみてください!このレポートを読まれた方ならちょっとウケること請け合いです!。

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