Written by Rman


対戦日 平成23年9月23日祝日
対戦場所 RoR防府支部(山口県のRman宅)
対戦者 Rman(スペースマリーン)、有機溶剤さん(オルク)
イントロダクション
秋のシルバーウィーク、後半の3連休は広島ミニチュアゲームの会のメンバーを我が家に招いてゲーム会を楽しみました。
日本全国を見渡してもウォーハンマーの趣味人口が(おそらく)最少数と思われる本州の最南端に位置するは山口県。
そんなウォーハンマー的にはド田舎にあるのが我が家ことRoR防府支部。
RoR防府支部にはこれまでRmanが作り続けてきた数々のアーミーがひしめき、また数多の戦場が来訪者を待ち受けているのです。

RoRの本部がネット上にあるこのウェブサイトとするならば、RoR防府支部はまさにリアル要塞。
ウォーハンマーの趣味人の間では、ゲームルームのある要塞化された家を「城」と呼ぶ慣わしがあります。
あえて言うなら我が家は「RoR城」であり、今回のお越しくださった広島メンバーは城主たる僕ことRmanと闘うために遠路はるばる山口県にお越しくださいました。

城門開放直後に勝負を挑んでこられたのがオルクを駆る「広島会のドン」有機溶剤さんです。
前々回のイベントにて有機溶剤さんはオルクの実戦デビューで僕と対戦しており、そのバトルは7ターンにおよぶ長期戦の末、僕が勝利を治めさせていただきました。
そのバトルを踏まえてゲーム的に色々と足りない戦力を増強されてこられた有機溶剤さんは我がインペリアルフィストに対し激しくリベンジに燃えており、気合は十分のようでした。


アーミー紹介

インペリアルフィスト戦団 タスクフォース「不屈なる鋼鉄の魂」2000ポイント
RoR城攻略合宿にて有機溶剤さんを迎え撃つのはやはり我がインペリアルフィスト第三中隊です。
今回はフォージワールド専用兵器は無しということでしたので(フォージ兵器は対戦相手の了承がなければ使えません)、
各枠のスカッドをまんべんなく入れて務めてオーソドックスに組んでみました。
HQは我がインペリアルフィスト第三中隊の新しいキャプテン・ラインヴァルト。ウルトラマリーンのシカリウス中隊長のルールを使用します。
有機溶剤さんのデビュー戦においても彼の指揮のもと、インペリアルフィストは勝利を得ることができました。
第一中隊の英雄であるアサルト・ターミネータースカッドもコストが許す限り投入しています。ランドレイダーは専用トランスポーターです。
今までのゲームではほとんど出撃機会がなかったアサルトスカッドを投入しました。やはりダブル・フレイマーはオルクにとって脅威のはず。
前回のオルク戦同様の活躍が期待されます。
タクティカル・スカッドは全部で3スカッド。タクティカルスカッドは3スカッドともライノに乗車しています。
今回の編成は我がタスクフォースにおいては基本となっているドロップポッドアサルトをあえて外し、そのコストをインファントリーに回しましたので、
いつも以上に手堅い編成になっています。
ドロップポッドは強力ですが、若干博打感覚も強くてハマった時はともかく外した時のガッカリ感がかなりのものなんですよねぇ(笑)。
オルク・スピードフリークス 「スクラッパ」2000ポイント
アーミーズオンパレードに出展したオルクアーミーに20体のオルクボウイ(新作)を追加された2000ポイント編成です。
スコアラーはボウイ20体を3スカッド、ノブバイカーということで厚みのある編成です。
スクラッパを率いるウォーボス・ドメスト。すごいド迫力です。そして見た目を裏切らないタフさと破壊力を誇っています。
対戦相手としては恐ろしい存在ですが、どんな活躍をみせてくれるのか楽しみでもあります!
デフコプタは予備戦力です。5機のフル編成なので攻撃力は侮れません。どこから出てくるかによってゲームで活躍具合が決まってくるでしょう。
黄色なので対戦相手ながらワクワクしますね(笑)。
オルクのボウィも60体になってくるといかにも「モブ」アーミーらしくなってきた感じです。
オルク一人ひとり、非常に表情豊かでモブアーミーでは定番の「質より量」ではなく「質も量も兼ね備えた」素晴らしい完成度です。
こんなスゲぇオルクとは戦ったことがありません!!!(実は有機溶剤さん以外のオルクと戦ったこと自体がありません!笑)
スクラッパ最強のスカッドがこのノブ・バイカーです。最高レベルのタフさと射撃数、そして破壊的な接近戦力、おまけにトループ扱いと、もう至れり尽くせりな性能です。
前回のゲームではラインヴァルト&チャプレインのパワーで何とか接近戦で勝利できましたが今回はどうなるでしょうか?

ミッションはシーズ・グラウンド、配置はドーンオブウォーになりました。
シーズグラウンドを遊ぶのはかなり久しぶりだったので、テンションあがりました
しかも作戦目標は何と最大数の5個!3個くらいなら丁度いいのに(笑)、トループ数で劣るマリーンがどこまで粘れるでしょうか。

我がRoR城はレルム・オブ・バトルボード完備ではあるものの、ファンタジー向けの緑豊かな草原って雰囲気なのがちょっとネックです。
ところが、40Kのテレインと道路を配置してみるとどうでしょう!こんなにも40Kらしい戦場が出来あがりました!(笑、自分で言う)
先行を決めるロールオフは有機溶剤さんが勝利し、後攻を取られましたので僕が先行。
インペリアル・ファイアベースがある方が帝国っぽい雰囲気でしたので、こちらのテーブルエッジを選択。オブジェクトの配置を始めます。
ちなみにオブジェクトは僕の手作り品で、アデプタスメカニクスの怪しいメカって雰囲気を狙って、この日のために作ったものです。
一発目はタイタンのエンジン・コアブロック的なオブジェクトを
マリーン陣地内に配置しました。
有機溶剤さんは発電所的オブジェクトをオルク陣営の廃墟内に配置。
廃墟内にオブジェクトを配置するとはさすが老練な有機溶剤さん(笑)。
僕の方も自軍陣地内の廃墟にメカニクス的オブジェクトを配置。
ちなみにこのオブジェクトはライノの余りパーツを基本に組みました。
これは掩蔽壕に付属の通信アンテナです。
有機溶剤さんがオルク陣営の原っぱに配置されました。
最後のオブジェクトはインペリアル・ファイアベースの側に置きました。
あんまりそれぞれのオブジェクトを離し過ぎるとトループが少ない
こちらに不利かと考えました。近い方が激戦になりそうですしね。
オブジェクトの配置状況はこうなりました。5個もあるとだいたいこんな感じにバランスよく配置することになりますかね〜。
では、オブジェクトの配置が終わったら2個のトループと1個のHQを配置していきます。
戦場中央付近のオブジェクト側で建物の陰に第二分隊inライノと
そこに合流しているキャプテン・ラインヴァルトを配置しました。
シュータボウイは廃墟内に立て篭もってきました。装甲薄いオルクにとって
廃墟は非常に有益なカバーセーブを提供してくれます。。
ウォーボス・ドメスト合流のボウイは発電所的オブジェクトをがっちり確保。
ここを崩すのはほぼ不可能に思えます。
オルク2スカッドとウォーボスはがっちり廃墟に入ってます。
う〜む、硬いですねぇこれは。
Rman城でのバトルは礼に始まり礼に終わる。それが鉄則です。
対戦前はお互い心を静め、お互いの健闘を願って一礼し、バトル開始です!
ま、やらせなんですけどね、これは

ストーリー by 鉄


"痛ましい事故"より数週間、戦力を補充したインペリアル・フィスト戦団が乗り出した事はオルクへの反攻作戦だった。
デスウォッチ・キルチームの懸命な情報収集から得た情報によると、
ドメスト率いる軍勢の中枢部はエオス-3のある都市のはずれ、変電施設などが散在するエリアに拠点を構えつつあることが判明した。
エネルギー施設を利用しようとする彼らの姿勢から、3つの戦団及びアメティストス率いる惑星防衛軍の司令部は一つの可能性を示唆した。
そう、工廠である。
ドメスト・ダ・エクスタルミナスの影にはビックメク・ルーゴ・ダ・スーパグルーの存在がある。
癒着関係にある彼らが拠点としてそのような施設を構えてくる可能性が高いであろうと考えられた。
阻止せねば早期的な問題解決は不可能に近くなるだろう。
しかし、ロイヤリスト達は戦線をもう一つ抱えていた。そう、背徳者だ。
背徳者との戦線も維持せねばならない事から、全力でオルク共と戦うことができずにいた。
そこで3チャプターは同じ兄弟として決断した。
全力で"弟達"が戦線を死守し、インペリアルフィスト第3中隊を全力投入すると。
残る2戦団にとっては苦しい戦いになるが、これによってオルクの脅威を取り除く事が先決だ。

アメティストス卿はオルクや背教者と究極浄化による共倒れをする気はさらさらない、そのためにも彼らは邪魔だった。
かくしてインペリアルフィスト戦団第三中隊は出撃する。

悪名高き、ドメストを討伐せんと。




近いうちにインゲンどもがデカく仕掛けてくる。
それがドメストの見解だった。

しょべぇインゲンの"捕旅"から聞き出した情報によると、
このホシのアタマのアメなんとかテートクはスペースマリーンを呼んだらしい。
スペースマリーン、頭脳派を自称するドメストはその冴えてるノーミソから記憶をあさった。
エヴィなアーマーと、ビックなガン、ヤベぇチョッパを持つサイコーの連中。
やりあうにはサイコーの相手だと言う事しか思い出せなかった。
スペースマリーンとやりあうのもサイコーなのだが、ドメストはサイコーのいくさの前にすべきことがあった。

いけすかねえメクが持ち出したサイコーのプラン、「スゲェモノ造りま廠」(ダ・グレイトファクトリア)の建造である。
その為にスゲェエレキでアレなパワーが必要なのだ。
だからこそボウイ達をコキ使ってコージしてる所を、ルーゴやルーゴの子飼いの手下共と視察に来ていた。
するとアレだ。辛うじて無事な道路の向こうから黄色いメタルモンスターが近づいてくるじゃねえか。
ボウィ共はまたイービルサンの悪趣味なクルマと思ったようだったが。ドメストは感じた。
モルクだかゴルクが暴れろと言う声を。
だが相手は"スペイスマリーン"、何をしてくるかわかったもんじゃねえ。
賢明なるオルクのいくさ頭、ドメストはバトルワゴンへ乗ろうとするルーゴへ伝えた。

「アレを呼べ!インゲン共にガツンとブチかませるスペシャルなヤツらをよ!」

ルーゴに伝えた後、ドメストは隊伍を組むボウィ共に混じった。
トーリョーたるもの、陣頭でガンを飛ばさなきゃならねえからな。

ゲーム開始!!

第1ターン目
オルクを発見!全軍出撃ィィ!
ってな感じで、アサルトスカッド以外は全軍惜しまずに突入させました。
道路上から移動を開始したランドレイダークルセイダーは道路の利点を活かし18インチのフルムーブ。
タクティカルスカッドも全員ライノに入ってるので、高機動型の陣営です。1ターン目は夜戦のため、射撃することもされることもあまり考えずに済みます。
ライノに入ったキャプテンと第二分隊は廃墟内に移動!
危険地形判定はいきなり1!まぁまぁ、よくあることですよ(笑)
そんな時のためにドーザーブレード。再ロールで事なきを得ました。
ランドレイダーの正面には道路が続いています。
ここを一気に攻め込むのが2ターン目以降の行動指針です。
オルク軍はデフコプタ以外の全ての戦力を一気に配置。中央には10人のルーターがそれぞれ乗ったバトル・ワゴン。
ここからガンガンとデフ・ガンを撃ちまくってくるのでしょう。
この密度感!!
オルクボウイも廃墟の後ろに隠れて、良いタイミングで手近なアンテナ型オブジェクトを狙うつもりでしょうか!?
それはそうと、廃墟のテレインもよく塗ってあるでしょう?バトルボード&良いテレインがRoR城クオリティー!(笑)
そしてノブ・バイカーは単独で戦場の端に配置されました。やはり戦場に配置されると迫力もいや増しますね〜。
これが今からガンガン攻めてくると思うと恐ろしくなります。とりあえずいきなりターボ・ブースターで全力疾走。

オルクは全スカッドが移動をしましたので、特に射撃宣言はなく、1ターン目は静かに終了しました。まさに嵐の前の静けさ漂う戦場です。
第2ターン目
増援戦力にしていたアサルトスカッドがいきなり到着。早すぎ!
しかも到着判定がズレてしまい、
意図せぬ場所にディープストライクしてしまいました。
ああああ、邪魔だよアサルトスカッド!!!
いきなり道路を突っ走ろうとしていたランドレイダーの進路妨害(笑)。
無念ながら、アサルトスカッドの手前で移動終了。
ヴィンディケーターとプレデターが迫りくるノブバイカーに全力射撃。
これが見事ヒットし、デモリッシャーキャノンは3ダメージ、
オートキャノンとハンターキラーミサイルは2ダメージ与えました。
しかし、全てターボブースターによるインバル・セーブ3+で弾かれました。
なんたる防御力!今日の有機溶剤さんの気合いが成せる技でしょう。
ランドレイダーは全力で廃墟に立て篭もるオルクボウイを撃ち、
3人のオルクを撃ち殺しました。しかし残りは17体。先は長い・・・。
アサルトスカッドは全力移動で帝国式掩蔽壕の陸屋根に上りました。
とりあえず、ランドレイダーの邪魔しちゃいけんけんね。
オルクターンがスタート。デフコプタは到着しませんでした。
そしてノブバイカーが再びターボブースターを効かせて全力移動。一気にヴィンディケーターの側面に肉薄!なんという高機動。
廃墟裏に隠れて入場してきたシュータボウイも移動開始。
やる気満々のオルク度溢れる展開です。
2台のバトルワゴンから20体のルーターがデフガンを放つ!!!
対象は屋根の上のアサルトマリーン!!!(判定は別々にやってます)
青のバトルワゴンからは20発、赤からは最大数の30発!
50発のデフガンを撃たれ、さすがのスペースマリーンも次々に倒れます。
さらにシュータボウイがアサルトスカッドを撃ちます。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってな感じで、弾数だけは半端無い!
この射撃でも一人のアサルトマリーンが倒れ、
1ターンで一気に7人もやられてしまいました。
かろうじて、モラルチェックには成功。
ボス合流のボウイは動かずロキットをライノに放つも、
これはカバーセーブに成功しました。
2ターン終了時点の戦場、激戦はこれからです。
第3ターン目
廃墟内のオブジェクトを確保中のラインヴァルト中隊長は、眼前にウォーボス・ドメストを捉えるも、ここから動くことができません。
ここのオブジェクトだけは確実に確保しなければ・・・・。
ランドレイダーは道路を一気に進行し、後に続くドレッドノートやライノにカバーを提供しつつ停車。
ランドレイダーにはアサルトターミネーターが7人入っており、オルクボウイにアサルトできる距離にまで迫りましたが、
今はまだ出す時ではないと判断し、グッとこらえました。
アサルトマリーンは掩蔽壕の影に隠れて機をうかがいます。
まだ、全滅するわけにはいきません。
プレデターはノブバイカーが戦場中央に到達するのを防ぐために、
クレーター内に全力で進入。
ヴィンディケーターはノブバイカーから下がりながら
デモリッシャーキャノンを放ちます!!見事クリーンヒット!!
しかし、猛然と走るノブ(3+インバルセーブ)には有効打にならず!
1体のノブを殺せただけでした。
オルク後半ターンスタートと同時に、デフコプタが絶好のタイミングで到着!奇襲攻撃にてランドレイダーの背面を狙います!
ドメスト率いるスラッガ・ボウイはまだ動きません。
こちらもラインヴァルトと睨み合いが続きます。
廃墟裏からシュータ・ボウイがいよいよ動き出しました!
ランドレイダーに迫ります。
ノブバイカーがヴィンディケーターに肉薄します!!!やばすぎる迫力!
ツインリンク・ダッカガンを側面からぶち込み、ヴィンディケーターは昏倒&武器破壊!!
ツインリンク・ダッカガンの威力は半端じゃありません!悲しいけど、爆発までは秒読みです!!
デフコプタはツインリンク・ロキットを5発放ち、ランドレイダーの背面に4発ヒット!!(5+ツインリンクにしては立派な結果!)
しかし4発全て、ランドレイダーの強化セラマイト合金の装甲を貫くことはできませんでした!
装甲値14は伊達じゃありません!と強がりながらも内心、ほっとした瞬間。
廃墟内のシュータボウイもランドレイダーに肉薄!もしランドレイダーが落ちていたら撃ちまくられて大変なことになっていたでしょう。
オルクもかくなる上はボスのパワークロオでランドレイダーの装甲をブチ破るつもりです!
バトルワゴン(赤)に乗ったルーターはドレッドノートに対してデフガン発射!その数なんと最大数の30発!!
そのうち11発はヒットするも、ドレッドノートの正面装甲を貫くことはできず、何とノーダメージ。
一方、バトルワゴン(青)のルーターは正面のライノを撃つも、こちらは最小数の10発。しかもカバーセーブ成功。
しかし、ルーターの射撃は対戦相手としちゃドキドキしますねぇ。ダイスの数が半端無い!!
オレらにかなうヤツぁいねぇぇ!!!!
ノブバイカーがヴィンディケーターにアサルト!!!攻撃回数は怒涛の24回!!しかも8発貫通ヒット!!
このでけぇやつはワシらの手柄じゃぁぁ!!
オルクボウイ2スカッドがランドレイダーにアサルト!しかし12インチ以上動いていたランドレイダーに対して6のみヒットのため、
ノブ2人のパワークロオ8発は全てミス!!!!!!いやぁ、ラッキーでしたね〜〜これは。
ヴィンディケーターはさすがに爆破されました。無念なり。
2回もデモリッシャーをヒットさせてノブを1人しか殺せないとは。
ランドレイダー戦はそのまま戦闘終了。
ここでランドレイダーが生き残ったのは非常に大きいです。
第4ターン目
ノブバイカーが迫る中、少しでも動いて距離を稼がねばマズイ!ということで、とりあえず危険地形判定をしたところ、出た目は1!!
あぁぁぁぁ〜〜〜〜〜やっぱりですか!(笑)。1が出てイモビライズはもう定番行事ですね。一同爆笑となりました(笑)。
一方、戦場中央ではマジバトルが始まろうとしていました。
ランドレイダーは若干下がってアサルトハッチを開放!!出撃するはインペリアルフィスト第一中隊はアサルトターミネーターなり!!!
ドレッドノートの同胞ラザルと生き残りのアサルトスカッド3名も応援に駆けつけます!
この一撃が歴史を変える!!!!
同胞ラザルのへヴィーフレイマーがオルクを焼き尽くす!!
気持がよいくらいオルクがばたばたと倒れていきました(笑)。
そしてランドレイダーも支援射撃を怠りません。
ハリケーンボルターとアサルトキャノンで4人のボウイを射殺。
接近戦開始!!!
攻撃はイニシアチブの高いマリーン側から開始です!ドレッドノートの巨大な拳がオルクの胴体を粉砕し、
アサルトスカッドのチェーンソードが緑の肉を切り刻み、ターミネーターのライトニングクロウが凄まじい勢いで
あわてふためくオルクをバラバラに引き千切っていきます。結果、オルクはノブを含めて1スカッドが全滅!!
オルクの反撃回数は18発、しかしターミネーターアーマーの硬さは伊達じゃありません!2+セーブで全て防ぎきります。
最後にサンダーハンマーとノブのパワークロオがぶつかり合うも、圧倒的パワーでオルクを圧倒!!!
オルクはたまらずフォールバック!
マリーン最強と名高いアサルトターミネーターのパワーが完璧なタイミングで炸裂した瞬間でした!
ターミネーターは再編移動にて再びランドレイダーに入りました。
これぞターミネーター&ランドレイダーの鉄壁コンボ!
オルクターン開始。オルクノブとボウイは戦線復帰することはなく、
戦場外にむかってすたこら逃げ続けます。
ノブバイカーはプレデターにダッカガン24発も浴びせます!
プレデターは主砲と副砲それぞれ破壊されてしまいました。
赤ワゴンのルーターがデフガン発射!!!狙うはドレッドノート!
その数なんとまたもや最大の30発!!
ドレッドノートには10発ヒット。3発は貫通し、マルチメルタを破壊され、
移動不能に!!あぁ、道路の真ん中で止まってしまったかぁ〜〜。
そして青ワゴンのルーターがライノに射撃宣言!しかも発射数は
何と連続の30発!爆裂しまくりのデフガンッ!!
さすがにライノもぶっ壊れました。中の人が一人爆発に巻き込まれて死亡。
これからが大事なところでライノを失ったのは痛い・・・!
デフコプタは次こそランドレイダーを落とす!と気合いを入れなおし、
ツインリンクロキットを発射!!
しかし3発しかヒットせず、装甲も貫けず!ランドレイダー硬い!
ノブバイカーは移動不能状態のプレデターに突貫!
28発は自動ヒット。さすがに一瞬で大爆発!
ノブバイカーの勢いが止まらない!
4ターン目終了時点で圧倒的硬さを誇るランドレイダーと凄まじい勢いで迫るノブバイカーの運用次第で勝敗が決まるという
緊張感のある雰囲気が戦場を支配していました。
第5ターン目
ラインヴァルト中隊長と第二分隊はオブジェクト確保と
オルクから距離をとるために移動するも出目が振わず・・・。
最終ターンになる可能性も高いため、オブジェクト確保に走る第四分隊。
ここは盤石です。
ランドレイダーは道路上に置かれたバリケードを踏みしだき前進!(1は出ませんでした。)
そしてアサルトハッチからターミネーターをデフコプタの眼前に展開!
このデフコプタの機動力はオブジェクト確保ミッションにおいては非常に脅威のため、確実に落とさねばなりません!
ランドレイダーの後ろで第一分隊はきっちりオブジェクトを確保。ここでライノが残っているのは非常に頼もしいです。
デフコプタが落ちれば、ここのオブジェクト確保も確実のものとなります。
デフコプタにターミネーターがアサルト!!!!
重々しいターミネーターが大ジャンプしながらデフコプタに切りつけハンマーを振り下ろす姿を想像するともう熱くならざるをえません!!(笑)。
しかもこの黄色VS黄色の絵面が素晴らしいじゃないですか。
デフコプタはさすがに一瞬で消滅。
アサルトターミネーターの破壊力は凄まじいものがあります。
そして再編移動で再びランドレイダーに搭乗。
もう有機溶剤さんも苦笑いするしかない展開です(笑)。
この時点でマリーンが3つのオブジェクトをがっちり確保中!
ワシらが泣く子も黙るスクラッパよッ!!!
ノブバイカーが激走し、第二分隊に肉薄します!!
そしてついにウォーボス・ドメストが合流解除し単身で突進!!
スラッガボウイもオブジェクトを確保しつつドメストの後に続きます。
ひたすらバトルワゴンに籠りっきりのルーターはここぞとばかりに
タクティカルスカッド第二分隊にデフガンを放ちます!
合計50発!!!!ヤバ過ぎる爆発力。
今日のゲームで何回撃ってるんですか!!
しかもノブバイカーのスコーチャーとダッカガンでひたすら集中砲火。 結果、7人の尊い戦士が倒れました。
モラルチェックはギリギリ成功!!耐えたッ!
グァァァァァアアアアアアアグ!!!!
空気が震え、地面も揺れるかのごときドメストの叫び!!!!
追加移動で中隊長ラインヴァルトにアサルトをしかけるつもりです!!!
しかし、出た目は
1!!!アサルトは届きませんでした。神は我に味方せり!
いよいよ最終決戦勃発!!
ノブバイカーがラインヴァルトにアサルト!!!しかし攻撃はこちらからよ!
ラインヴァルトの必殺「テンペストブレイド」、これでノブなぞ叩き切ってやるわッッッ!しかぁぁぁぁし!!
テンペストブレイドの一撃必殺(1発のみ)はミスヒット!くわぁぁぁぁぁああああ。
ところが、続く第二分隊の勇猛なる生き残りがノブに1ダメージを与えてくれました。これはラッキー。


そして恐怖の瞬間。
ノブバイカー怒涛の反撃!!!
ここで我がインペリアルフィストに皇帝の加護が!!何と、ノブバイカーの攻撃はラインヴァルトにたった1発しかヒットしなかったのです!!!
まさかこのバトルを膠着に持ち込めるチャンスがこようとは!!!このパワークロオの一撃さえ耐えれば、インペリアルフィストは勝利です!!

アイアンヘイロー4+セーブ!!!
神様、仏様、スラーネッシュ様、我に力を与えたまえ!!!!!!!!
(注:プレイヤーの叫びです)
ぎゃっ!!
出た目は2、パワークロオによる重たい一撃はラインヴァルトをインスタントデスさせました。ついでに第二分隊最後の生き残りも死亡!
スラーネッシュなんかに祈るから、こんなことになるんですよ!!と周りからツッコミされてしまいました(笑)!
ここで外すのが正統派Ryogoスタイルよ!!なんちゃって、余裕かましてる場合じゃありません!

ノブバイカーはここのオブジェクトを確保し、再編移動にて微妙に後方のバイカーを移動させ、もう一つのオブジェクトをも確保。
最も恐れていたノブバイカーによる一挙両得作戦がここに決まってしまいましたッ!!
この時点でインペリアルフィストは2つのオブジェクトを確保。オルクは3つのオブジェクトを確保しています。ぎゃ、逆転されるとはッ。
ここで合宿参加者の一人、鉄さんに運命のランダムゲーム・ロールをお願いしました。
忠実なる帝国の僕である鉄さんは皇帝陛下に祈りをささげロール!!!
結果は6!!ゲーム継続ですッ!鉄さん、よくやってくれましたぁぁぁ!!
第6ターン目
5ターンで終わっていたら負けていましたが、ここまできたらインペリアルフィストにはまだまだ勝機があります。
ランドレイダーが全力移動し、ノブバイカーの眼前でアサルトターミネーターを放てば、接近戦の結果次第で、オルク軍を打倒できるのです!
その可能性は・・・・・十分にあります。

おっと、その前に、ランドレイダーはバリケードの上で停車中なので、移動前に危険地形判定を振らないとねッ☆
ま、さすがに僕も真面目に戦ってますからね、ここで1とか出すつもりはありませんよッ!。
もう、神など信じぬ!自らの力でこの戦局を打開してみせるわ!!!
気合いのロール!!
ぎゃっ!!!!
不屈なる最強の移動要塞ランドレイダーがたかがバリケードでイモビライズするだとぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!
わああああああああああああ〜〜〜〜こんなところでやっちまったぁぁぁぁ!!!!
お察しの通り、ギャラリー含めてもう大爆笑です(僕も)。これぞ・・・・広島会名物Ryogoスタイル。

ランドレイダーが動けないとなると、動けるのはアサルトスカッドの生き残り3名のみ・・・・。
中央のオブジェクトはノブバイカーが確保。 インペリアルファイアベースに近接するオブジェクトもノブバイカーが
同時に確保。ちなみにFAQにて1つのスカッドが2つのオブジェクトを
同時確保できることを確認しました。
変電所もスラッガボウイががっちり確保。この時点でオルクは3つ確保中。
どれも揺るぎない状況です。
一方、インペリアルフィスト側は自軍側のタイタン・コアシステムを確保。
オルク側のアンテナ無線機も確保しています。
確保できているのは2つのみ。
アサルトスカッドの生き残り2名がオブジェクトの近くまで到達するも、
次のターンで嵐のごとき弾幕を耐えられる自信はありません。
オブジェクトはオルク3、スペースマリーン2。
次のターンにもこの状況は覆すことができそうにありませんので、ここで僕が投了しました。
有機溶剤さんの勝利です!
この同胞ラザルが道路のど真ん中でイモビらなければ、
まだ違った展開もあったかもしれない・・・。
しかし、徒歩なのに頑張ってくれましたよ。
最強の破壊力を誇ったランドレイダー&アサルトターミネーターも
最後はしっかりオチが付きました(笑)。いやぁ、やってくれますね。

エピローグ by 鉄

ランドレイダー・クルセイダーの戦術的機動の続行不可能、支援戦闘車両群の壊滅。
烏合の衆であるはずのオルクの反撃に痛手を負った中隊長は、苦渋の選択ながら撤退を選択。
追いすがるオルク達を蹴散らしながら残存するライノに合流、そのまま戦線を離脱した。
残存するランドレイダーも、スクランブル出撃したサンダーホーク・トランスポーターと、同乗するデスウォッチキルチームによって防衛され、帰還した。

玉砕を信条とするインペリアルフィスト戦団としても不本意な結果であったが、オルク側はもっと不本意だった。
この戦闘で獲得できたビックガンはほんの少し。しかも手に入れるはずだったスクラップは勢い余ったノブ共が跡形も無く粉砕したからである。
キリングウィール。ちょいと知れたドメストの舎弟共だった。
特にスコルバ、ブテナ、ダマリン。ヤツらはパワークロオブラザーズと纏められていたが、今回のタンクキリングはヤツらの所業だ。
逆にドメストとは言うと、ガンつけでスペイスマリーンをビビらせた事にはなっているが、内心では不満を抱いていた。
なにしろ、エラそうなスペースマリーンの司令官を逃してしまったのだから。



大した連中を逃しちまった。もっとはええ足が必要だ。それこそキリングウィールのやつらのバイクのような。
それとも奴らを逃れさせねえほどのデカいガンがあればいいかもしれねえ。
それこそこのホシにあるノッポのようなストンパがよ。
「スゲェモノ造りま廠」はできるだろうから、ルーゴのヤツに提案してみるか。

ドメストのケンメーなアタマの中では、もう既にビックなヤボーがうずまいていたのだった。


ゲームを終えて

最後までどうなるか全くわからないめちゃくちゃ熱いバトルが終わり、ひとしきり談笑した後で、お互い礼を入れます。
礼に始まり、礼に終わるのがRoR城での鉄則です。ウソです。

いやぁ〜最後は見事にオチが入りましたが、面白いゲームでもう大満足でした。
オルクの半端無い射撃回数、そしてその当たらなさがまた凄い。しかし、ノブバイカーのパワフルさは半端無かったですね〜。
僕の方もアサルトスカッドが無敵っぷりを発揮してくれて非常に頼もしい感じでした。

有機溶剤さんにはきっちりリベンジされてしまいましたが、これほど心地良い疲れを感じたゲームもなかなかありませんでしたね!
対戦していただき、ありがとうございました!また次もよろしくお願いします!!


戻る