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バトルミッション、スコッチドアースは盤面を四分割し、中心から半径9インチ以内にはどちらの陣営も初期配置できません。
作戦目標のオブジェクトは4つ。アンテナ型のものを使用しました。テレインに赤い炎マーカーを置いているところは炎上中ということで危険地形となっています。
また、スモークの部分はカバーセーブが+1になっています。
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鉄さんは潔く全戦力を展開。初期配置エリア内ギリギリまで戦力を展開し、
すでに臨戦態勢となっています。 |
黒煙に包まれた掩蔽壕は3+カバーセーブを提供するため、デヴァステーターの防御力たるや、
必ずやインペリアルフィストにとって脅威となることでしょう。 |
惑星リインの辺境にて橋頭堡を築いていたクリムゾンフィスト第三中隊は何らかの軍勢が接近していることを確認し、迎え撃つ為に出撃する。
敵の規模は少数。バイク部隊と一両のランドレイダー。
エンリコ卿が引き連れた戦力は単純に考えればその数倍である。
だが、この戦闘において同胞の被害を減らす事は優先課題であり、仮に玉砕するとしてもそれはペドロの首級を取った其の後でなくてはならない。
正義の告発者たる同胞が死した後、どこに戦団に正義が残ると言えるだろうか。
どのような謗りを受けようとも、エンリコ卿は正義を執行する気でいた。
その第一歩とも言えるこの迎撃戦の直前、エンリコのアウスペックスは確かに捉えていたのだ・・・。
数十年前にも見た、忘れることも無い黄色いスカウトアーマーを纏った兵を。
その瞬間、エンリコは激昂した。
かのペドロが己の正しさを証明するのではなく、武力を以て黙殺しにかかったからである。
それも同胞達と同じ血脈であるドルンの子らを以てである。
策謀を弄するティーンチらしい、墜ちた手段であるとエンリコは判断し、戦闘者としてまっとうな思考を以て相手を出迎える事にした。
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一方、インペリアルフィスト側が配置したのはランドレイダーとスカウトのみ。
プロテウス型ランドレイダーはスカウト能力を持っているものの、
あくまで壁に隠れて1ターン目の射撃はやり過ごすつもりです。 |
炎上し、今にも倒壊しそうな廃墟に不退転の覚悟で身を置くスカウト達。
ベテランサージェント(名前考えて無かった・・・)はテリオンのルールを使用していますので、
活躍が期待されます。 |
彼らも敵だ。混沌に賛同する彼らもまた敵であり、浄化すべき汚濁そのものであるならば彼らも浄化するべきである。
すぐさま”賛同させた”駐留防衛軍の砲兵や爆撃機に一つの指示を下した。
”我々が居るこのエリア一帯を燃やせ、ネズミを燻り出す。”と。
指示道理に降り注ぐ焼夷榴弾の雨を背に、砲火の応酬が始まった。
これこそが後の世に語られる、リイン戦役の始まりである。
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先行は鉄さんのクリムゾンフィスト。
スモークを焚きながら全力前進するドレッドノート、
その後ろに続くのがエンリコ率いるアサルトスカッド。ランドレイダーもわずかに前進。 |
インペリアルフィストを包囲せん滅せんと前進するクリムゾンフィスト。
1ターン目だけあってお互い射撃はほとんどなく、前半、後半ともに終了。 |
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我こそインペリアルフィストのキャプテン、ラインヴァルト!
ブラザー・エンリコよ、貴様の犯した大罪も今ならまだ貴様一人の死を持って償えば皇帝陛下の許しをえられよう!
その赤き拳を収められよ!
早々に戦場への進入を果たしたラインヴァルト中隊長率いるバイカースカッド。
プロテウス型ランドレイダーによるリザーブテストの再ロールが効きました!
同じく2ターン目後半に戦場に超高速のまま突入を果たしたカエスタスアサルトラム。36インチも動けるため、一気にクリムゾンフィストの包囲網を突破。
デヴァステーターが陣取る掩蔽壕の側面を狙います。
プロテウス型は存在するだけでも役にたってくれますが、射撃力も半端じゃありません。しかし、このターンは有効打を与えられず。 |
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クリムゾンフィストも精鋭ぞろいであり、
高速で移動するカエスタスに見事ラスキャノンを貫通させ、武器破壊!
必殺のマグナ・メルタは早くも失われました。 |
カエスタスから出撃する第一中隊の精鋭ターミネーター。
狙うは掩蔽壕に立て篭もるデヴァステーター。 |
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ストームボルターとサイクロンミサイルの圧倒的射撃をデヴァステーターに放つも、
ほとんどダメージを与えることはできませんでした。
鉄さんがいちいち「エンペラー、プロテクツッ!!」とか叫びながらのセーブしてくれるんです。
これがばっちり成功するのだからタチが悪い(笑)。絶対ケイオス神の加護だと思う・・・。 |
またもプロテウス型ランドレイダーのリザーブ・コントロールが決まって、
ドンピシャなタイミングでダムド・レギオネアが出現!! |
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狙うはエンリコ卿その人、そして彼を信奉するアサルトスカッド!
へヴィーフレイマーとフレイマー、そして聖なるボルトガンを浴びせます!! |
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目の前に迫るドレッドノートを倒さねば厳しい展開が予想されるため、バイク部隊は爆走せず、徐行運転(笑)。
ほんとはターボブーストさせてみたかったんですけどね〜。 |
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地獄の業火に焼かれたアサルトマリーンは半数が絶命しました。
しかし強力なオーラに包まれたエンリコ卿にはダメージを与えることはできませんでした。 |
バイク部隊が放ったメルタガンが見事に刺さり、ドレッドノート撃沈!
これで何とかダブル・ドレッドノート・アサルトは回避できます・・・。
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第一中隊に迫るクリムゾンフィストのマリーン勢!
ランドレイダーやライノから降りたタクティカルマリーンがピストルを放ちつつ肉迫します! |
ランドレイダーの射撃も含め、大量の弾丸を浴びたターミネーターは4人も倒れました。
接近戦が始まる前にこれほどの被害を受けようとは・・・・! |
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なんと、掩蔽壕に立て篭もっていたデヴァステーターまでもが怒りに身をまかせ、接近戦に加わりました。
総勢27人による猛烈なアサルト!! |
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第一中隊の精鋭といえど、この圧倒的人数差を覆すことはできず、3人もの英雄が倒れました。
が、しかし!軍曹のパワーソードによる反撃と必殺のパワーフィストが反逆者のパワーアーマーを次々に叩き潰し、クリムゾンフィストも6人が倒れます。
クリムゾンフィストはまさかの敗北を喫したもののモラルチェックには成功し、結果、戦闘継続。 |
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我こそが真実を見抜き、皇帝陛下とドルンの名のものとにクリムゾンフィストを救うのだ!!
ケイオスに堕ちしペドロに与するとはインペリアルフィストも地に堕ちたものよ!
ラインヴァルト中隊長率いるバイクスカッドにアサルトをしかけたエンリコ中隊長率いるアサルトスカッドとドレッドノート!
苛烈なる接近戦が盤面中央で始まりました! |
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我らを侮辱するだけでなく、反逆の徒が皇帝陛下の名を語るとは!
もはや容赦せぬ。貴様に従うクリムゾンフィスト全軍の死を持って、その罪を償うがよい!!!!
エンリコとラインヴァルトは互いに殴りあうもお互い1ダメージしか入らず。そしてアサルトマリーン、ドレッドノートとバイカーの間でも激しい殴り合いが交わされ、
結果、バイクが何台もやられてしまいました。ドレッドノートの重たい一撃と軍曹のパワーフィストはさすがに強い!
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4ターン後半。
ダムドがターミネーターの危機を救うべくタクティカルスカッドにアサルト! |
継続中の接近戦では、ドレッドノートとアサルトスカッドの攻撃によりバイカーが
次々と倒れ、ついにラインヴァルト一人を残して全滅! |
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5ターン目。
ダムドの参戦の甲斐無く次々と倒れるターミネーター。ダムドとクリムゾンフィストとの消耗戦が続きます。
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我の怒りはドルンの怒りと知れ!
ケイオスに堕ちしインペリアルフィストよ、この神聖なる一撃を受けるが良い!
ついにはラインヴァルト中隊長がエンリコ中隊長に敗れてしまいました。紳士協定ということでこの二人は一騎打ちを続けていましたが、
いわばジェネラル同士の戦いに敗れ、ものすごくガッカリしました(笑)。しかし、まだまだ諦めるわけにはいきません! |
焼夷榴弾によって炎に包まれた戦場の中、エンリコは冷静に状況を判断する。
突如出現したカエスタス・アサルトラムによるターミーネーターによる強襲。
機動力を生かしたバイクによる強襲。
そのことごとくを万能者の集団によって叩き落し、ラインヴァルト卿が"つまらない一騎討ち"を仕掛けて来たが故に受ける振りをしてやりすごす。
今は一介の中隊長などにかまけている暇はエンリコには無いし、これは決闘ではなく誅殺である。
何故なら、あくまで目的は反乱者たるペドロの首級であるからだ。
虎の子である第一中隊分遣隊が投入されていないとは言え、エンリコ卿には同胞一人一人の死が痛ましいものであった。
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5ターン目後半。
オブジェクトを確保せんとするライノを爆破したプロテウス型ランドレイダー。
ランドレイダーから降りていたタクティカルスカッドとの接近戦が始まります。
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非常に地味な射撃戦を繰り返していたスナイパースカッド。
老練なる教えを使ってもなかなか良いことにはならず(笑)、今回は微妙な感じでした。
最後に背後から迫ってきたランスピを撃退。 |
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マスターオブフォージ率いるタクティカルスカッドがオブジェクトを死守せんとするボリス軍曹率いるタクティカルスカッドにアサルト!
自身のサンダーハンマーとサーボハーネスによる圧倒的攻撃回数でタクティカルスカッドを圧倒するアドリアヌス・フォン・アルマン。
初使用でしたが、非常に頼もしい攻撃回数です! |
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が、しかし、ボリス軍曹が放った魂の一撃でマスターオブフォージまさかのインスタントデス!
しかし、タクティカルスカッドは残り3名。なのにLDテスト成功で耐えられます!やるな!
この時点で、両軍オブジェクトを確保できておらず、引き分け状態。
そしてランダムゲーム判定は継続! |
6ターン目開始。
盤面中央でオブジェクト確保を妨害するカエスタスを破壊せんと迫るアサルトスカッド。 しかしメルタボムはカエスタスの装甲を貫くこと叶わず、
カエスタスの超機動力によるカバーセーブのおかげで、オブジェクト確保阻害に成功。 |
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獅子奮闘の戦いを見せるダムドのサージェント。
ダムドが最後まで戦い抜いたおかげで、タクティカルスカッド達はオブジェクト確保に向かうことができませんでした。 |
痛ましい死が続く中、とうとうペドロがケイオスの徒である証拠である兵を戦場に投入した。
霊体によって構成された同胞。いや、同胞の姿をしたディーモンである。
そこまで外道に墜ちたか、とエンリコ卿は2戦団を哀れんだ。
クリムゾンフィスト戦団の"粛清"が終れば、次はインペリアルフィスト戦団も同じく粛清しなければならないだろう・・・
エンリコはそう考えながらも、分が悪い戦場から一時撤退することを決めた。
いつ頭上からドロップポッドが降ってもおかしくない状態だ。ここで雌雄を決するのは難しいであろうし、するべきではない。
ただ、今は新たな勢力が出現した事によるプラン変更を余儀なくさせられるだけであった。
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6ターン目後半に辛うじてオブジェクトを死守せんとするボリス軍曹を打ち破り、単独確保に成功したインペリアルフィスト第四分隊。
そして、運命のランダムゲーム判定により、ゲーム終了! |
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4つのオブジェクトのうち一つだけインペリアルフィストが単独保持していましたので、インペリアルフィストの勝利です
写真奥の混在部分は写真がありませんでしたが、4ターン目に出撃したインペリアルフィストのランドスピーダーストームとそれに乗る5人のスカウトが
オブジェクトの側で陣取り、モーティス型ドレッドノートと死闘を演じつつも、何とか耐えきり混在に持ち込んだのでした。
よって、今回のゲームはRmanの辛勝です。 |
エンリコには、同胞の姿をとったディーモンがケイオスのいかな神に仕えているのかわからなかった。
報告によればそのディーモンはボルトガンやフレイマーなどの武具を用い、それでいて彼らの黒き装甲を身にまとった体はパワーウェポンさえもすり抜けたというのだ。
そしてインペリアルフィスト戦団。彼らの装備はクリムゾンフィスト第一中隊を遥かに超え、恐らく最も厄介な存在だろう。
聊か早急すぎるとは自覚はしているが、エンリコ卿は第一中隊分遣隊とは別の、もう一つの切り札を使う事とした。
その切り札とは、スカウトカンパニーの同胞を集中的に訓練する事によって作り上げた、パワーアーマーを着用した簡易的な同胞である。
その数は1個中隊に相当するが、これをエンリコは囮として使うつもりだ。
防衛軍とこの新しい同胞の混成軍と第三中隊の本隊、これを以てこの戦を収める気でいた。
もはや彼にはコデックス・アステルタスのそれを大いに逸脱し、自らのレギオンに弓引いているとは、自覚すらしていない。
そのような彼が勝利した所で誰が認めるだろうか。
彼はまだ気付いていなかった。ここまで自らを見失うほどに成長した衝動の正体を。
彼はもはや人類の守護者ではない、自らの目的に忠実に動く略奪者と化していた・・・・・・・。
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