by Rman(R4.12.4)
対戦日 令和4年11月20日(日)  
対戦場所 Rman亭(RoR防府本部)
対戦者 Rman(インペリアルナイト)、はたさん(ティラニッド)

イントロ
ウォーハンマー40,000(以下40K)がインドミトゥスから9版になって早2年。長かったようなあっという間だったような2年間。
各アーミーの更新と日本語版コデックスの発売、キャンペーンの数々、そしてルールの定期的なバランス調整、ざっと振り返っても非常に忙しいリリーススケジュールでした。

その割にコロナ禍の影響もあって思うように遊べず、必死にコデックス読み込んでも遊ぶ前にバランス調整入ってアーミー増強の指針を立てづらいと感じた人も多かったのではないでしょうか。
もちろん、コンスタントに遊べる人には理想的なサポート体制だったと言えるかもしれませんが、遊ぶ回数が少ない人ほどちょっと追いつけない感が高まった気もします。

また、UKやUS本国で新アーミーが発売がされ、本国のトーナメントで猛威をふるった後に、ウクライナ情勢も相まって物流の滞りから、
遅れて日本にコデックスや新ミニチュアが届いた頃にはすでにバランス調整が入って性能がナーフ(弱体化)されてしまったという珍事も、珍しいどころか常習化されてしまった感もあります。
(壊れた性能で本を刷って初動で売りまくり、後でPDFでペラっと調整するやつ、ひどい商法ですよ、まったく。まぁみんな分かっててお祭り感で買ってるんだとは思いますが笑)

勝手に総括しちゃってアレですが、9版って今までにも増して「GWに踊らされてる感が強い」と感じていました(笑)。というかコロナ憎し、なんですけどね。

しかし、何と言っても9版は日本語版完訳されているという意味でも歴史的快挙であることは間違いないですし、ミニチュアは言うまでも無くめちゃくそカッコイイしで、
ウォーハンマー40Kの魅力がいささかも失われているわけではないのです。追いかけるのに疲れる以外は全ての面でむしろ魅力は高まり続けているとも思います。

何とか機会を作って遊びたいと常々思っていました。限られたチャンスを掴むため、戦力の構築も進めてきました。



僕のアイデンティティといえば黄色いマリーンことインペリアルフィストとなっていたわけですが、
黄色いインペリアルナイトもコデックス更新に合わせて再増強することで、単独アーミーとして見ても大規模戦にも対応できるようになってきました。

インペリアルナイトが初めて出てきた6版では単独編成ってかなり尖った編成のイメージでしたが、ナイトも版を重ねて騎士道を重んじる独特なルールが醸成され、
今ではインペリアルナイト単独編成も普通に見られるようになってきた印象があります。
ただ、やはり野良試合でいきなりナイト単に当たると編成や選んだ武装のミスマッチでゲームが悲惨なことになりそうでもあるので、
ナイトを使う場合は騎士道精神に乗っ取って予め「ナイト単で戦場に赴く旨」を宣言しておいた方がいいかもしれませんね(笑)。

ということで、今回のバトルはインペリアルナイトで地元の友人はたさんのティラニッドに挑むことを宣言しました。


8版ではルールのあったナイトの修理工場も発売当時に組んであったんですが塗らず終いだったので、
9版でただのテレインになっちゃったし、戦場にもう少しテレインが欲しかったこともあってザクザク塗ってやりました。

まぁ、テレインを編成に組み込むのってけっこう難しいですよね。普通の戦力だけでもポイントいっぱいいっぱいになりがちというか。
これ入れるならアーミジャーもう一体入れるわってなりそうですし(笑)。
という意味で、ただのテレインとして戦場に置いとけるのでお得感は増した気がします(?)。


今回はトーナメント向けに各アーミーの副次目標にまでおおきくメスが入れられ大規模な調整がなされたウォーゾーン・ネフィリムを使用することにしました。
初期のCPも大幅に少なくなっています。トーナメント向けということもあり2000P戦までのサポートになっているので、2000P戦をお願いしました。
何と言ってもナイトで1000Pはカツカツ過ぎるというか。

でも策略とかも駆使して遊ぶなら1000Pでも十分やること多くてゲーム感はへヴィという話も聞きますので、さてはてどうなることやら、ですね。



実際、ルール読み込み始めたら覚えること多過ぎて割としんどかったです(笑)。
実はストーリーテリング的にインクイジションご一行に同行してもらおうと思ってロスターを組んでいましたが、
コアブック、ナイトのコデックス、FAQ、バランススレート、ウォーゾーン・ネフィリムを一通り目を通すだけもで精いっぱい。
インクイジターのルール(ウォーゾーン・オクタリウス高潮の書)までは準備が追いつきませんでしたので、インクイジター導入は今回諦めました。


アーミー紹介


我がインペリアルナイト「ホークシュラウド宗家」初の単独アーミー出撃になります。

インペリアルナイトは超重兵器デタッチメントを利用して編成することになりますが、インペリアルナイト単編成の場合、条件を満たせば6CPのボーナスが付くため、
実質CP払い戻しでCP負担無しになっています。

初期CPが6CPしかないネフィリム式なので、正直インクイジション枠で払い戻しの無いデタッチメント入れてる余裕無い感じでもありますよね…。


ウォーロードは中心のナイト・キャステラン
「先触れ」という役職を持ち、9mv以内のアーミジャーに4+スペシャルセーブを与えます)、更には1CP使ってウォーロード能力「イオンの防壁」を選択。
自身も常にスペシャルセーブ4+を持ちます。

射撃性能の高さはまさにインペリアルナイトの戦力の中でも最強クラス、つまり全アーミー通して最強クラスと言えるでしょう。(た、たぶん…)
プラズマデシメイターもヤバいですが、やはり左手のヴォルケイノランスはどんな敵も一撃蒸発レベルです。
前回こいつを使ったのは8版の頃でしたが、とんでもないダイス目で全然パッとしなかったのであまり良いイメージ無かったんですよ。
今回はアーミーを率いるウォーロードとして630Pのコスト分の活躍を見せて欲しいところです。

ところで、これ誰が塗ったん?ってくらいクソカッコイイですね。僕なんですけどね


さて、今版では作戦目標の確保に重点が置かれているらしく、戦闘中に攻撃等の代わりに「アクション」を行うことで勝利点(VP)を取得する必要もあったりで、
とにもかくにもユニットの攻撃力、大きさよりもユニットの数を稼ぐことが大事とされているようです。

インペリアルナイトでそのニーズを唯一満たせるアーミージャーは、9版に置いてはかなり重要なユニットになったようです。
1000P戦だとアーミジャー級だけで編成を組んでる人もいるみたいですし、攻撃力と機動力のバランスも良いというとこでしょうか。

ちなみに今版もメルタ系が強力ということで、近接もこなせてサーマルスピアの攻撃力もパンチがあるウォーグレイブ型は、
今版ではヘルヴェリン型以上に人気になったんじゃないでしょうか。僕も9版になってから4機製造しました!

アーミジャーを編成する時は1〜3機でスロット1枠消費しますが、ゲーム中はそれぞれが1ユニットとして扱われ、それぞれ単独での行動が可能になります。
しかもインペリアルナイト単編成においては優先確保も持っています。かなり優遇されていますね!

後方のナイト・エラントには1CP消費してレリック「天使の恩寵」を装備させました。ダメージを受けるとD6振って5+でダメージ無効になるという痛みに強くなるヤツですね。

今版では、最もバランスの良いナイトとして、このエラント型を推す声もあるそうで、
曰く「巨大な足」の攻撃回数が激減したので、反面としてリーパーチェーンソードの薙ぎ払いが非常に有用になったことと、
メルタ系ボーナスの付くサーマルキャノンの威力が評価されているようです。
強いのはいいんだけど、エラントって名前がなんかザコっぽくて嫌なんですけどね…

ほんとはクルセイダー型も今年ロールアウトさせたばかりということもあり使いたかったのですが、コスト的に入りませんでした。
射撃特化型という意味ではキャステランと被ってるので、やむを得ず断念です。

初期CPは4点からのスタートになります。




対する はたさんのティラニッド2000P、僕にとっては9版ティラニッドに生まれ変わったはたさんとのバトルは今回が初めてであります。
作戦目標の確保要員であるゴーントは必要最小限に、対インペリアルナイトを念頭に高火力を優先して採用した編成のようです。
と言いつつも見た目は小さいゴーントからカーニフェクスやエグゾクライン、マウロックなどのモンスターがバランスよく並んでていて、これぞティラニッド!って感じですよね。
もう、カッコイイとしか!


ウォーロードを務めるのはハイヴタイラントです。このモデル、初版のハイヴタイラントで40Kが3版の頃のモデルです(25年くらい前!?)。
今となってはサイズこそ小さいですが、現在のモデルデザインがこの頃のティラニッドを承継していることもあって、こうして配色を揃えてあったら驚くほどに馴染んで見えますよね。
レリックのベイルソーンキャノン(36mv、へヴィD3+3、攻10、貫通‐3、ダメージ3、ブラスト)という強力な装備を持っています。
もちろんサイキックも撃てるし、基礎能力も高いしで、単体でかなりの破壊力です。しかもタイラントガードに守られてますからね。ふつうに無敵では…。


ある意味この編成の主力ではないかと思われるゾアンスロープ2ユニットとニューロスロープ。
甲殻の様々な塗り方が本当に美しく、僕が個人的にはたさんが作られたティラニッドモデルの中でも特に大好きなユニットです。
といっても、あくまで見た目だけの話で(笑)、ゲームでは非常に恐ろしいやつらです。

基本インペリアルナイト単ではサイキックに対して対抗手段がないため、サイキックフェイズのスマイトの嵐をどこまで耐えられるか、ですね。

ナイトが強力なイオンシールドを誇っていても、致命的ダメージはどうしようもないですからね…。


はたさんの最新作であるハーピーも投入されました。
最新作というだけあって、はたさんのティラニッドペイントの集大成的仕上がりで本当に惚れ惚れしてしまいました。
ゲームでも敵の上空を通過するだけでも致命的ダメージ落ちてくるし、持ってる武器はめちゃくちゃ威力あるしで、何か凄いパワフルです。
9版ティラニッドでは伝家の宝刀的モデルらしく、ティラニッド更新以降は長らくGW直販でも品切れが続いてましたね(笑)。

何度かあった9版ティラニッドのバランス調整においても、コストは上昇させられつつも性能は維持されたということで、今回も活躍されてしまうのでしょう。


はたさんは今年になって広島のゲーム会にも参加され、修行をされてきたということで、すっかり僕が色々と教わる方になっていました。
はたさんのアーミー制作にかける熱意、そしてゲームへの真剣な取り組みには本当に畏敬の念を覚えます。益々熱い男です。

さぁ、9版アーミーでも上位と言われるティラニッドとインペリアルナイトとのバトル、どんな闘いになるのか、楽しみです。
そして、こうしてアーミーを並べて写真撮るのもバトルの前の楽しみですよね。



プロローグイラスト by midjouney

惑星フォルムンドVでの種族間抗争は熾烈を極めていた。
そしてすでにフォルムンドVはハイヴフリート・ベヒモスによる侵略が最終段階に到達しつつあった。

つまり、この惑星は外宇宙から襲来したティラニッドに貪り尽くされ、帝国の領土から消えてしまうということだ。
それはもはや避けられないであろう。かのエイリアンの爆発力はもはや帝国のいかなる戦力を持ってしても、抗えるものではない。



しかしこの惑星には帝国にとって非常に重要な秘密が隠されている。それがネクロンの墳墓惑星としての可能性であった。



主席異端審問官カイリア・ドラクサスはこの惑星自体がネクロンの墳墓である証拠をすでに掴んでいた。
この惑星が完全にかの獣に食われてしまう前に、何としても墳墓に辿りつくための鍵を見つけねばならない。

墳墓に眠るネクロンの超古代技術を帝国が利用できるならば、
人類がエイリアンと闘う為のまたとない強力な力を手にするということになる。

だがしかし、残された時間は短い。

彼女は持てる権元を駆使し、この惑星に駐留していたホークシュラウド宗家の騎士達に帝国領の市街地まで侵攻を強めるベヒモスの足止めを依頼した。

誰だこのオッサン

彼らには臣民が惑星から脱出する時間を稼ぐための防衛戦であると伝えてある。

自己犠牲を美徳とする誉れ高き騎士達はこの依頼を拒むことはできないであろう。

例え我ら異端審問庁の真の目的を察したとしても・・・。



バトルセットアップ

ウォーゾーン・ネフィリム
グランド・トーナメント ストライクフォース ミッション「死と熱狂」

主要目標:奪取と確保、直接強襲

今回のバトル、ミッションは事前に「死と熱狂」を遊びましょう、ということで決めていました。
(当日、ランダムで決めて一からミッションルール読んでたら終わりまで遊べない可能性もあるってことで笑)

主要目標は
奪取と確保(1個以上、2個以上の作戦目標を確保している、もしくは敵軍より目標マーカーを多く確保でそれぞれ4VPを得る)
直接強襲(全ての作戦目標を確保か、新しい作戦目標を確保、もしくは作戦目標確保範囲内のユニットを全滅させれば、2VP〜3VP)
の2つです。


今回のバトルフィールドは2017年頃に発売された「月面基地クライサス」というバトルマットを初展開させてみました。
フルサイズの丈夫な厚紙製で、いつもの我が家のアグリワールド的な雰囲気とはガラリと変わりましたね!
道路が斜めに入っているので、どうしても建物の配置がボードの絵に引っ張られがちなんですが、
はたさんから「バトルフィールドの中心におおきめな遮蔽物を置くのが標準仕様っぽいですよ」とアドバイスを頂き
この際マットの印刷は無視して建物を道路の真ん中にどかんと再配置しました。


今回は遊べない期間が長かったこともあり、作戦目標マーカーも9版発売時に出たヤツをようやく塗ってやりました。
ネクロンの遺物と帝国の怪しい機械の組み合わせで、どれも良いデザインしてるんですよね。ペイントは凄く楽しかったです。
今回のバトルストーリーもこの作戦目標がネクロン風味なところにインスピレーションを得たといったところです。


真ん中の廃墟は遮蔽物として扱うため、視界を通しません、という扱いです。廃墟の中に入ったら外から見えるし、中から外も見える、ということで。
割と最近塗ったテレインを沢山投入できたので、自宅のゲームだけど新鮮な気持ちです。

ホストである僕がある程度テレインを配置していたのですが、9版を遊んだ回数が少な過ぎて勘所が分からずで、
はたさんにアドバイスもらいつつ、中心の廃墟だけでなく全般調整していきました。

最終的に、まぁこんなもんですか!?と納得して、実際に配置が始まると「あれぇぇ・・・ここめっちゃスカスカじゃん!遮蔽無くてコワッ!」ってなったりで笑いました。


交互にユニットを配置していきましたが、インペリアルナイト側はユニット数が極端に少ないため、あっさり配置完了になりました。
後ははたさんがティラニッドをじっくり配置されていきました。


我がホークシュラウド宗家の威光を見よ!って感じで密集してるとすごい、ヤバいカッコイイ!自分で言っちゃうんですけどね。
ナイトキャステランのオーラ(9mv以内のアーミジャー4+スペシャルセーブ)と、
ナイトエラントのオーラ(6mv以内のアーミジャーはダメージを5+で無効化)の効果範囲を意識して配置しました。

ちなみに副次目標として、
敵軍撃滅から「優先目標を撃破せよ(モンスターやビークルを破壊すればVP)」
隠密任務から「誓いを新たにせよ(戦場の中心6mv以内で誓い(アクション)をすればVPゲット)」
戦場支配から「陣地を死守せよ(初期配置エリアに敵軍が入っていなければ、などの諸条件に応じてVP)」をチョイスしています。


はたさんのティラニッドも配置が完了しました。
配置エリアが戦場を4分割しているので、けっこうな密集具合。帝国の市街地を圧するモンスター軍団って感じで、なんかたまりませんね。
この光景だけでもずっと眺めていたくなります。まぁ、倒さなきゃいけないんですけどね。


後方には初登場のハーピーが配置され、どこにでも飛んでいけるぞと睨みをきかせているようです。
ホーマゴーントもしっかり遮蔽確保されていますね。

はたさんの副次目標は
隠密任務から「戦旗を掲げよ(作戦目標側で戦旗掲揚アクションを実行したら旗マーカーを立てる。旗1個につき1VP得る)」
戦場支配から「散開(4分割した戦場の3つ以上のエリアに自軍ユニットを移動させられれば条件によって2〜3VP得る)」
敵軍撃滅から「優先目標を撃破せよ(モンスターやビークルを撃破すればそれに応じたVPを得る)」をチョイスされていました。

ぶっちゃけ、優先目標を確保せよは刺さりますよね。何と言ってもオールビークルですからね、我が軍は!
まぁそこは、はたさんのティラニッドもモンスター多めだし、条件はイーブンなはず!(笑)

優先確保こそ持っていませんが、ジーンスティーラーはええ感じの位置取りです。最初から作戦目標確保圏内でスタートです。
このジーンスティーラー以外は全ユニットがシナプス範囲内の配置となっているとのことでした。
(通常ザコ系のティラニッドは頭のいいエイリアンの近く(シナプス接続範囲内)でないとちょっと指揮崩壊しやすくなったりします)

先行後行を決めるダイスロールの結果、はたさんのティラニッドが先行となりました!
ぐわー先行取りたかった〜〜〜!って悔しさをにじませつつ、久しぶりの40Kゲームにもう武者震いが止まりませんでした!

いよいよ闘いが始まります!


第1ターン開始!!


ティラニッドの第一ターン目、
「シナプス統御」アビリティの<歪みの盾> 発動を宣言されました。
ゾアンスロープ固有のもので、シナプス範囲内のモンスターユニットは4+スペシャルセーブ、
それ以外のユニットは5+スペシャルセーブをラウンド中得られるという非常に強力なものです。
ナイトの攻撃はほぼ全てセーブを突破してくる火力を持っているのですが、これにより1ターン目裏での攻撃は苦戦しそうな予感です。

スポアーマインをバラ撒きつつ飛行するハーピー、
そしてタイラントガードやハイヴタイラント、ゾアンスロープもサイキック範囲内に我が軍を捕捉しようと前進してきます。

ゾアンスロープ3体が2ユニット、そしてニューロスロープの行進は非常に恐ろしいものがあります。元々スペシャルセーブ持ちなので、タフです。

2体のカーニフェックスも戦場中央の廃墟に進軍してきました。
瓦礫を粉砕しつつ止まることない進軍を続けるモンスターの姿がありありと想像できてかなりビビりますね。

スポアマインも浮遊降下というスキルで、敵より9mv離れていれば戦場のどこにでも配置できるというルールにより、作戦目標の側に飛来してきました。

僕としては、ちょうどこの作戦目標をアーミジャーで確保しに行くつもりだったので、絶妙にブロックされてしまったという配置。う、鬱陶しい!笑

移動フェイズ終了時、ターマゴーントはさっそく戦旗掲揚アクションを行い作戦目標に旗を立てました。ザコユニットの正しい使い方って感じでいいですね。
(ちなみに旗マーカーは40K5版の頃の純正アイテムです。再び日の目を見れてちょっと嬉しいですね)


恐怖のサイキックフェイズです!
ゾアンスロープから放たれる猛激(スマイト)は人数分の固定ダメージが増えるため、D3+3ダメージになっています。
サイキックテストの出目が11以上になれば、D6+3ダメージでかなりヤバい破壊力です。致命的ダメージなのでセーブできません!
猛激を喰らいまくったアーミジャーさん、瀕死の状態です。

ハイブタイラントもスマイトを放ち、アーミジャーの初期傷12が最終的に10点も削られてしまいました。や、やばい。

そしてタイラントガードには<活性化>を発動。(5+でダメージ無効化するやつ)
歪みの盾によるスペシャルセーブと合わさって、ちょっとタフになり過ぎでしょう・・・?

さらにゾアンスロープからのタイラントガードにベヒモス専用サイキックである<止まらない猛攻>を発動してました。ウーンズロールに+1出来るというやつ。
もはや近づきたくない空気が濃厚であります。

いやはや、何ともサイキックフェイズが濃いですね、ティラニッド!インペリアルナイトはこのフェイズ、ひたすらに傍観者です。


射撃フェイズです。
ハーピーがヘヴィヴェノムキャノン×2をぶっ放す!へヴィ3、攻9、貫通−3、ダメージ4!という超強力な威力!いやーハーピーの瞬間火力やばい。
仮に全弾くらったら3発×2×6で、24ダメージなんでクエストリ級ナイトですら轟沈です。


しかーし!まだまだやられるわけにはいきません。
何とかレリック「天使の恩寵」のおかげもあって、ダメージを4点のみで耐えました。いやー怖い怖い。

カーニフェックスの亜種であるスクリーマーキラーのバイオプラズマ絶叫!(D6発、攻8、貫通−4、ダメージ1、ブラスト)これもかなり強い射撃です。
しかし射撃回数が少なく、アーミジャーにダメージ入りませんでした。


ハイヴタイラントが装備するベイルソーンキャノンが放たれる!
(36mv、へヴィD3+3、攻10、貫通−3、ダメージ3、ブラスト)ヤバすぎません?
旧モデル故にちょっとデザインが違う武器をレリック武器と定義する はたさんのセンス、実にナイスですね。アーミジャー、さすがにこれはもう・・・


アーミジャーウォーグレイブ撃沈です!!
お利口さんなので爆発はしませんでした。良かった…。
いやーしかし、サイキックフェイズと射撃フェイズの猛爆撃、けっこうシンドイですね。インペリアルナイトじゃなかったら半壊してそうなんですが(笑)

1ターン目にして、はたさんは副次目標の「散開」により2VP、終了時カウントではありますが優先目標2VPをゲットです。



1ターン目後半です


怯むな!我らの鋼鉄の歩みで虫共を蹴散らしてくれようぞ!!
インペリアルナイト全軍、前進です。
こちらのアーミジャーは、はたさんの狙い通りスポアーマインに阻まれて前進しきれないのですが、
射撃で数を減らして、アサルトして殲滅できれば再編移動で、何とか作戦目標確保に行きたい所!

ナイト・エラントはカーニフェックスを殲滅すべく猛進撃です!

サイキックフェイズなんてものはありませんッ!
射撃フェイズ開始時に策略「敵兵力を削れ」を宣言しました。こちら、アーミジャー3体のヒットロール出目6はダメージまで通す、という強力なものです。

アーミジャーウォーグレイブ3体がメルタガンとサーマルスピアを、眼前に迫るタイラントガードに集中砲火です。
至近距離から合計9発の強メルタをぶちかまし、タイラントガードの5+スペシャルセーブと5+ダメージ無効をもってしても、耐えきれず!
蒸発!

ナイトキャステランはゾアンスロープに鉄槌を浴びせる!そのパワーはまさに至高!
プラズマデシメイター(48mv、へヴィ2D6、攻8、貫通−4、ダメ―ジ2、ブラスト)
ツインシージブレイカ―キャノン(へヴィ2D3、攻7、貫通−1、ダメ2)×2
ヴォルケイノランス(80mv、へヴィD3、攻16、貫通−5、ダメージD6+8、ブラスト)という強烈な破壊力です。

一瞬でゾアンスロープ1ユニット消滅しました。
4+スペシャルセーヴでも弾数多く防ぎきれなかった…。


我らがホークシュラウド宗家の力、見せてくれようぞ!
アーミジャーウォーグレイブがハイヴタイラントにアサルト!



俺の名はホークシュラウドの筆頭槍騎士にしてドラゴンを屠りし者、
ジェラード・フォン・ブルゲンヘイムだ!


ぬぅ、虫共に名乗る必要などなかったか。なにいつもの癖だ。

いずれにせよだ、
これより先には一歩たりとも進ませぬ!


先ほどの射撃フェイズでは、サーマルキャノンを放ちスクリーマーキラーを蒸発させたナイトエラント。

今度はリーパーチェーンソードを振りかざしカーニフェックスを両断する!

まさに瞬殺劇。


しかし、一方ではアーミジャーのリーパーチェーンクリーバーの振り下ろしを歪みの盾でセーブし、
返す刀(大型ボーンソード)でズタズタに引き裂かれてしまったアーミジャー。

大型ボーンソード、攻+3で10、貫通−4、ダメージ3を5回で、しかもラッシュウィップの効果でヒットロール出目1をリロールです。
そりゃ、死ぬわい!もの凄い白兵能力に度肝抜かれました。下手すりゃクエストリ級でも食われるぞ…。
ミニチュアが小さいからちょっと見くびってしまいましたね…。

アーミジャーにとってこのアサルトは完全に勇み足でした。


策略宣言!「高貴なる犠牲」を使用して、このアーミジャーは爆発してもらいました。6mv以内のユニットはD3の致命的ダメージを受けます。
ハイブタイラントには2点のダメージを与えました!


インペリアルナイトは騎士道の掟というルールにより騎士らしく振る舞うことをゲームの中でも表現できます。
4つある誓約の中から2つを選び、それに沿った名誉ある行動をすれば名誉ポイントが増えて行き能力も上がっていくという仕組みです。
逆に騎士らしからぬ不名誉な行いをした場合(一騎打ちを拒否するなど)、名誉ポイントは下がりペナルティが与えられます。
僕は今回「挑戦を拒むべからず」「暴君を倒せ」の2つの掟を選択していました。

このターン、名誉ポイントは2点プラスになりました(合計3点)。


1ターン目が終わりました。
作戦目標には左側のアーミジャーも予定通りスポアマインを壊滅させて再編移動で確保範囲内に移動できました。
現在は3つの作戦目標確保中という状況です。


一気に戦場の中間層のモデルが吹き飛んでしまったティラニッド。歪みの盾という4+(5+)スペシャルセーブもなかなか手強かったのですが、
セーブし損ねた時の1発のダメージがいちいちD6以上だったりで、蒸発の仕方がちょっとエグかったですね・・・。

この時点での僕のポイントは
「優先目標を撃破せよ」で+2VP、
陣地を死守せよ」で+3VPの合計5VPです。

激闘の2ターン目開始!


はたさん、1ターン目後半の怒涛の殺戮劇に若干の動揺を見せつつ、気を持ち直しての移動フェイズ開始です。
ハーピーが移動するところから。
ナイト・エラントの上を通過していったので、後で酷いダメージロールがあります(笑)。

指揮フェイズ終了時に作戦目標を確保し終えたジーンスティーラーが動き始めました。地味だけど、足も早く生かしておくと後々面倒になりそうな気配が漂うユニットです。
このミッションではスペシャルルールとして一度確保した作戦目標は奪われるまで確保状態と見なされます。
一方、ハイヴタイラントは後方に下がって建物の陰に隠れました。


深淵の恐怖!!
地下より出現し、モウロック!!
(これ、最高の1枚ですよね)


モウロックの出現と共に、周囲の敵ユニットに対してD6をロールし、3以上が出ればD3ポイントの致命的ダメージを与えてきます。
ナイトエラントとアーミジャーにそれぞれ2点のダメージを与えました。(見た目の派手さに対して被害は最小限に抑えられた印象…フゥ)


ちょっと場面を振り返って、ハーピーがエラントの上空を通過しざま、スポアマインを投下!
これ、6D6して4+で致命的ダメージっていう激ヤバアタックです
通り過ぎるだけで!(笑)。いや、ほんと笑ってしまいます。4点の致命的ダメージを被るナイト・エラント!うげげぇぇ

サイキックフェイズ、
ゾアンスロープによるスマイトの猛攻撃に晒される廃墟内のアーミジャー!耐えるしか・・・ない!

しかし、ハイヴタイラントのスマイトでアーミジャーは討ち取られてしまいました。
ナイトにとって致命的ダメージを連発してくるサイキックフェイズはかなりの恐怖タイムですねぇ。


エグゾクラインのバイオプラズミック・キャノンが放たれる!
36mv、へヴィD3+6、攻8、貫通−4、ダメージ3、ブラストという脅威の威力です。直撃すると重装甲を誇るナイトといえど無傷ではいられない!

ぐぉおぉお、ナイトエラント直撃を受けるも、3発通ったダメージロールの内、天使の恩寵で何とか1発は無効化、2発=6点のダメージで抑えました。
今日のゲーム、僕の方はプレシジョンダイスを使用しているのですが、このダイスはほんと出目が安定しています。さすが1粒1100円。
はたさんにも「出目良すぎですよ!」と言われつつ「いえいえ、確立通り出ますからね、このダイスは。恨みっこ無しですよ!」と言い返せます(笑)。

ナイトエラントに集中砲火を浴びせるティラニッド。
ベイルソーンキャノンもえぐい!頑張れ、何とか耐えてくれ!


ハーピーのへヴィヴェノムキャノンも相変わらずエグイ!ほんとこの写真の通り、クソカッコイイんで、撃たれても何か嬉しいんですけど、
いつか仕返ししてやらないといけませんね、こいつは!!!


さて、はたさんの各得VPです。
主要目標 2ターン目 副次目標 1ターン目 2ターン目
奪取と確保 戦旗を掲げよ
直接強襲 散開
優先目標を撃破せよ
  合計 10      合計
 総合計 20


腹が減っては戦はできぬ

ということで、お昼ご飯は近所のお食事処「フーミン」でラーメン定食を頂きました。
鳥白湯らーめんが名物です。久しぶりに食べましたが美味しかったです。また来たいです。
ゲームの合間の食事の時間も、とても大切な時間と気付かせされたコロナ禍でしたね。


2ターン目後半から再開です


我らに後退の二文字は無い!廃墟に突貫するナイト・キャステラン!
アーミジャーは戦線を押し上げて行きます。

ジェラード卿、ボナルズ卿、露払いをさせていただきます!

一方、戦場中央廃墟内のアーミジャーウォーグレイブは誓いアクションを行いました。


さぁ、ナイトキャステランの射撃が始まります!狙うはハイヴタイラント!
ツインメルタガン!
ツインシージブレイカ―キャノン!
シールドブレイカ―ミサイルかけるにいぃぃぃ!


確実にウーンズを削っていきます!!このターンで決める!!
うぉおぉお!プラズマデシメイタァァァ!!!!


この惑星はもはや耐えられぬであろう。

カイリアめ、彼奴の本当の目的が何であれ、
今この瞬間、帝国臣民が一人でも多く脱出できるのであれば、
私は喜んでこの命を差し出そうではないか。

それがホークシュラウドの誇りであり、騎士の名誉でもある!

しかし、私は無駄死にするつもりなど毛頭ない。
この胸糞悪い虫共め、ヴォルケイノランスで消し炭にしてくれるわ!



ぬぉおぉおぉおおぉおおおおおおおお!!!! 


ハイヴタイラント討ち取ったり!!!
やりました!やりましたよ!もの凄い堅かったですが、何とかヴォルケイノランスがタイラントのボディを貫きました。


ボナルズ卿に続けぇぇ!!!
ホーマゴーントに連射するナイトエラント。


ホーマゴーント壊滅です!
意外にアイアンヘイル・ヘヴィ・スタバーの射撃も侮れないですよね。


さっきはよくも驚かせてくれたなぁ!!
この、うなぎみてえな体しやがって、
俺のチェーンソードでぶつ切りにしてやるぜぇ!

ちょっと騎士らしくないジェラード卿です。でも実力はガチです。
先のサイキックフェイズで<活性化>により受けたダメージを5+で軽減が出来るようになっていたこともあり、ギリギリ仕留めきれませんでした!
ぐぬぬ!

これにて、2ターン目後半も終わりです。
殺すし攻めたしで、名誉ポイントもしっかり3ポイント稼いで高潔アビリティまで到達しました。



さてインペリアルナイトの各得VPです。

主要目標 2ターン目 副次目標 1ターン目 2ターン目
奪取と確保 優先目標を撃破せよ
直接強襲 誓いを新たにせよ
陣地を死守せよ
  合計 11      合計
 総合計 24

押してます、押してますよ、我がインペリアルナイト!行ける、行けるぞホークシュラウド!

3ターン目です


アーミーの精神的支柱たるハイブタイラントを落とされ、多少気落ちされつつ3ターン目を開始する はたさん。

これが1000P戦だったらここらで終わりにしときましょうか、となるところですが、
2000Pだしまだまだ戦力残ってるし、まだどっち転ぶかわかりませんよ!頑張りましょう!
と余裕の声掛けをする僕(笑)。ひどいやつ。

ハーピーはナイトキャステランをスポアマインで爆撃しつつ移動!
ジーンスティーラーも不気味に前進し続けます。やっぱりなぁ、こいつ嫌な気配を持ってるんですよねぇ。


ゾアンスロープのスマイトが瀕死のナイトエラントに炸裂する!


うおお・・・ボナルズ卿、あとは頼んだぞ!!!
ホークシュラウドに栄光あれ!!!

またまた策略の「高貴なる犠牲」を発動!強制爆破!!!
残り2傷だったモウロックを道連れにできました!
(注:高貴なる犠牲の策略はバトル中1回しか使えないものでした。ツイッターで友人よりご指摘いただきました。ありがとうございます)

周りに居たアーミジャーもちょっと痛かったけど、まぁ何とか・・・


ちょっと影の薄かったウォーリアー達ですが、装備しているデススピッターでアーミジャーの装甲に傷を付けてきます。


エグゾクラインのバイオプラズミック・キャノンが猛烈な火力を浴びせかける!
(このアングルからの撮影、ちょっと神がかってないですか?)


戦場の中心にいたアーミジャー、直撃を受け破壊されてしまいました。
確実に1体1体討ち取られて行く騎士達。
うぐぐ、なんか形勢逆転しつつありませんか?

ハーピーのへヴィヴェノムキャノンがアーミジャーを狙うも、キャステランの近くで4+スペシャルセーブの加護があります。
3ダメージのみで耐えました。ふぅ・・・


続いてアサルトフェイズ、ターマゴーントがまさかのナイトキャステランに突撃!!
何でこんなことを!?と一瞬戸惑いましたが…


ジーンスティーラーがアーミージャーにアサルト!!うわーこれ?もしかしてやばい?


ナイトキャステランはターマゴーントの攻撃は全く受け付けず、巨大な足で虫けらのごとく踏みつぶす!
しかし、シナプス範囲内のゴーントは潰走せずに白兵戦継続に!くそ!次のターン射撃を制限されてしまう、それが目的だったか。


ジーンスティーラー攻撃回数20回!攻こそ4ですが、貫通−3なので6のみセーブっすよ!普通にぶち食い殺されました。
あじゃぱぱぱぱ。

ターン終了時、ゾアンスロープに策略「獲物を包囲せよ」を宣言。
戦場から一旦このユニットを取り除き、次の自軍ターンの移動フェイズに敵から9mv離れた好きな場所に再配置できるというものです。

うわ〜嫌な予感しかしない・・・!

はたさんの各得VPです。
主要目標 2ターン目 3ターン目 副次目標 1ターン目 2ターン目 3ターン目
奪取と確保 戦旗を掲げよ
直接強襲 散開
優先目標を撃破せよ
  合計 10 10      合計 10
 総合計 40


3ターン目後半

一気に怪しい雲行きになって参りましたインペリアルナイトです。
いやしかし、まだ勝負はわからんよ!!必死に自分を鼓舞します(笑)

アーミジャーは前進しつつハーピーに狙いを定めます!

騎士じゃない俺達だって、やれるんだー!!
腐ってもヘルヴェリン・オートキャノンの性能は普通に高性能です。いやむしろ腐るどころか超強い!へヴィ2D3、攻7、貫通−2、ダメージ3ですからね。
傷13のハーピーを残り4点まで追い詰めました!

ナイトキャステランは策略「至近砲火」を宣言。
普通は至近距離の敵にブラスト兵器は使えないのですが、こいつを使えば足元のゴーントにプラズマデシメイターを放つことが可能になります。
そしてヴォルケーノランスはハーピーを撃つと宣言しました!
予定通り、足元のゴーントは殲滅!さぁ行くぞ!!


ホークシュラウド魂の一撃を受けてみよ!!
ヴォォルケェーノォォーラ・ン・スッ!!!


撃破!!!
ほんと翼の裏側も美しくペイントされています…。いやーしかし、こいつ攻撃力高かったので実に脅威でした。

3ターン目終了時のインペリアルナイトの各得VPです。
主要目標 2ターン目 3ターン目 副次目標 1ターン目 2ターン目 3ターン目
奪取と確保 12 優先目標を撃破せよ
直接強襲 誓いを新たにせよ
陣地を死守せよ
  合計 11 12      合計
 総合計 43
各得VPは拮抗していますが、気がつけばインペリアルナイトはユニット数がかなり、ってか、2ユニットしか残っていない・・・!?


あちゃーこりゃ、耐えるぞ、何とか耐えるぞ…


4ターン目


ルールブックやルールのコピーがびっしり並べてあって、あれこれ確認しながらのゲームは非常に心地良い疲労感を感じますね。

このテーブル、作った当初はアホみたいにデカイって話になってましたが、こうして余白部分もかなり有効活用できちゃって、普通にジャストサイズでした。
部屋がもうちょい広ければ文句は無いんですけどね・・・笑。

温かいコーヒーも飲みつつ、楽しいバトルは確実に終わりに近づきつつあります。

策略によりゾアンスロープが再配置された場所は我が軍が確保していた作戦目標のすぐそば!しかも旗まで立てられちゃった!ぐわーー!屈辱。

そして、ジーンスティーラーは戦場中央の廃墟に侵入。そのまま旗立てまで!
こいつら、生かしておくんじゃなかったー!って思うけど、撃てる瞬間も無かったのよね。はたさん、実に上手い機動でした。

ニューロスロープのスマイトが唯一生き残りのアーミジャーを襲う!


エグゾクラインの猛爆撃!こいつ、毎ターンアーミジャー撃ち落としてくれてません?


ぐわぁぁぁぁ、アーミジャー無念!

この時点ではたさんの各得VPです。
主要目標 2ターン目 3ターン目 4ターン目 副次目標 1ターン目 2ターン目 3ターン目 4ターン目
奪取と確保 戦旗を掲げよ
直接強襲 散開
優先目標を撃破せよ
  合計 10 10      合計 10
 総合計 52

一方我がインペリアルナイトに残された戦力はナイトキャステラン1体のみです。

次のターンにどれだけ抗ってもVPを取得できる見込みがないため、
この時点で、僕が投了しました。

ということで、このバトル、はたさんティラニッドの勝利です!!


いやーしかし、このターンに作戦目標を2つも占拠されてしまったのは、やられました!というしかない展開でした。

戦場の中央では派手なドンパチを演じつつも、きっちり先を見据えて機動させていたんだなぁ・・・と、
はたさんの強さを実感した最終盤でした。




実に楽しいゲームでした。インペリアルナイト単のゲームはかなり大味になるのかなと想像していましたが、
大味なようで実は繊細な機動が求められるアーミーなのではないかという気がしました。

1体1体が強力故に戦力を失った瞬間に一気に傾く感じが、実にスリリングで面白かったです。

9版でナイト単アーミー使うの1回こっきりかも?とか思ってましたが、いやむしろまだまだ騎士道を突きつめてみたいですね!

エピローグイラスト by midjouney

見事な玉砕ぶりだ。さすがだな、ホークシュラウドの騎士たちよ。
礼を言おう。私がネクロン墳墓を調査する時間は十分に稼いでくれた。

 

しかし、もはやこの惑星に眠るネクロン墳墓もティラニッドの浸食が想像以上にすすんでいた。
ネクロンの技術をこの手にするには全てが遅すぎたというわけだ。

まもなく私もこの惑星を脱出するとしよう。


ここまで浸食がすすんでしまった以上、もはやこの惑星に未練はない。

異端審問庁の権限に置いて、フォルムンドVの究極浄化を命じる。



ゲームを終えて


いやー何と言うかですね、一言で言うと
40K最高ですわ!マジで面白かったです!
二言になっちゃいましたね。


遊ぶ前はルールの小変更やエラッタやバランススレートの適用やらが面倒だわー、もう何が何だかわからんなぁって思ってたんですが、
せっかく久しぶりに遊べるのだからと、一通りルールも現行に合わせてみて準備して臨みました。
その甲斐は間違いなくあったと言いきれる楽しい時間になったと思います。

もちろん、駆け引きなどはまだまだ経験不足が過ぎて、もっとやれることや、違う選択肢も無数にあったと思いますが、
それはともかくとして、大の大人が少ない余暇を費やして真剣に取り組む価値が40Kにはあると実感できた、今日のこのバトルでした。

アーミーを作るのだって、1ヶ月や2ヶ月で出来るもんじゃありません。はたさんも僕も年単位でアーミー制作に時間を費やしてきました。
その積みたてた時間があるからこそ、ゲームという花火はより輝くといいますか、
どれだけ時間をかけたかが趣味の価値を決めるというものだと思います。

(ペイントが上手いとか下手とか、そういうことを言いたいわけではないです、自分でどれだけ思い入れを持って取り組んだかが大切かなってとこです)

ゲームを終えたばかりですが、早くもまたバトルしたい!

インペリアルナイトばっかり使っちゃ何か悪い気がして・・・とか言ってましたが、いやむしろ、
もう一回インペリアルナイトでリベンジさせてくださいね、はたさん!よろしくお願いします!

さて、このバトルは11月20日に行われました。翌21日は僕の40歳の誕生日ということで、ゲーム終了後に家族がお祝いをしてくれました。
この日は妻からフリータイムを赦されていたわけです。最高の誕生日プレゼントになりましたね。家族と友人に感謝の絶えない一日となりました。
ありがとうございました。

このバトルレポートを最後まで読んでくださった皆様にも感謝申し上げます。
ぜひこれからもウォーハンマーを楽しんで参りましょう!

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