髑髏の主 モルグフゥル by AMON | ||
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AMONさんのコメント 少し久しぶりのビーストマン制作にと選んだのは、オールドワールド界にその名を轟かす「モルグフゥル」です。 設定からしてかなりの大妖怪っぷりで、大昔から色んな種族に迷惑かけてる人ですね。 実物のモデルを見てみると「あ、ココはこうなってたんだ…」「下半身全部変異オーラかと思ったらちゃんと足あるわ…」と 公式写真からは想像もできない複雑怪奇かつ魅力的な造形でした! いざモデリングに関しては、左顔面が角の造形がかぶさっていて見えなかったので、 リューターで両方の角をゴリゴリ削って顔の造形をし直し、新たに立体的な角をつけなおしてます。 こうすることで、なんとなくアーミーブックのイラストのイメージに近づけてみました。 また、ポージングに関しても、両腕をデフォルトよりも少し開き気味に取り付けて、襲い来る躍動感を出してみました。 あとは、足元の変異オーラのウネウネに可哀想な犠牲者たちを足してます。 ペイントに関しては…苦戦したの一言に尽きます…。 最初、特に配色プランを決めずに勢いだけで塗り始めたのがまずかったのと、 頭の頭巾や変異のオーラなど、キーポイントとなる部分が多かったため、 そのバランス取りに苦労して何度も塗りなおすハメになりました。 ただ、途中にTwitterでムッチーさんにアドバイスも頂き、全体的に「祟り神」っぽい雰囲気で完成まで持って行けました。 ホント、制作しながらも遠くの趣味人からアドバイスを頂けるなんて、素敵な世の中だなぁと思います。 また、その他にも制作中に応援コメントを寄せていただいた方々にも感謝です! Rmanのコメント ビーストマン・アーミーの超大物モルグフゥルがAMONさんのミノタウラービーストマンについに登場ですね! そして、漂う雰囲気はまさに妖怪的で神秘的な不気味さが満ちています。不気味で深い森のような色合いの布被りなど見本の配色とガラリと変えてあるのに、 全く違和感なく見えるのは、全体に落ちついた色合いにまとめられているからでしょうか? 肌やミューテーションのヌメっとした質感と、布のゴワっとした質感の表現が巧みで、恐ろしい変異をもちながらもリアリティーを感じられますよね。 見せ場のひとつでもある角の作り変えはすごくカッコイイですね!こちらも違和感なく作ってあるので、元はどんなだったっけ?と見本を確認してしまったくらいです。 その上で見本のイラストに近いこちらのほうが確かにカッコイイなぁ〜〜って思いました! もともと布にくっついてた角をきっちり落として、表面を整えられたのは想像以上に大変だったのではないかと思います! 苦労した甲斐はありましたね〜! 変異にのみ込まれた悲劇の人物も良い顔してますよね。こいつは森の中ではなく、エンパイアの村を襲ってるようなシチュエーションも想像しちゃってニヤニヤしちゃいます。 モルグフゥルっていうのは本体以外の部分でのミューテーション部分で個性を演出できるという、まことに良いモデルなわけですね(笑)。 ほとばしる混沌のオーラと躍動感ある肉の波、実に恐怖感を上手く演出されていると思います! AMONさんのビーストマン、熱い戦力が着々と揃いつつありますね! |