ミノタウロス by AMON
AMONさんのコメント
ミノタウロス好きとしては本命も本命で、
ビーストマンアーミーの製作開始当初から1匹ずつ制作を進めていたのですが
途中、全身真鍮のヤツとか、馬鹿デカいヤツとか、4本角の地味なヤツとか、色んなキャラにフラフラしてしまい
3匹揃うのにかなり時間が掛かってしまいました・・・。

旧メタル版と比べて激しくビルドアップした新プラ版のミノタウロスですが、
はじめは公式見本の「裸男」みたいな配色イメージが強く、
自分の中のミノタウロスのイメージとかけ離れていて、あまり好きではなかったのですが、
「毛が無いなら、ペイントで描けばいいんじゃないか・・・?」と思い立ち
頭部と下半身を黒毛風にペイントしてみたところ意外とイケたので、それがそのまま現在のミノ配色の原点になりました。

モデリングに関してはあまり手を加えていませんが、
真ん中のヤツだけは、狂乱のイメージを色濃くするために可哀想な被害者を持たせてみました。(結構なゴア表現になってしまいましたがW)
「暴力の権化」のような雰囲気が出てればいいなぁと思います。

ちなみに、このプラ版のミノタウロスですが、選べる武器やポージングの幅も非常に豊富なのですが
40oベースでも非常に窮屈なので、隣接するミニチュアとの干渉具合もかなりシビアです。
ノープランで個別に作っていくと、後で泣くはめになるので、もしこれから製作予定の片はご注意を・・・。(経験談)

Rmanのコメント
ミノタウロス風ビーストマンというコンセプトでアーミーの構築をされているAMONさんのまさに原点といいますか、
コメントにもあるように本命そのもののユニットがついに登場ですね!
本命というだけあって、3体それぞれがキャラクター並みに個性たっぷりに仕上げられており、素晴らしい完成度だと思います。
やはり最初にインパクトを感じるのがこの赤茶色の肌に黒い頭や毛並みでしょうか!AMONさんのビーストマンは黒毛風が一番の特徴ですが、
かなり斬新な配色にも関わらず、全体にわたって丁寧に塗りこまれていることにより有無を言わさぬ説得力が生まれていると思います。
例えばアーミーブックの中でメインカラーとは違ったアナザーバージョンとして掲載されていて、これもいいなぁ〜と思ってしまう感じ、まさにそういった説得力がある配色です!
赤っぽくなった肌色も激情型のミノタウロスには非常にシックリくるといいますか、体中の血が沸騰するほどに殺戮に燃えている様子が伝わってくる雰囲気がありますね。
昔、僕もミノタウロスを塗ろうと思った時に肌を真っ赤に塗っていたので(当時のスペシャルルールを表現するためでした)、それを思い出してしまい、
当時は結局ちゃんと塗りきれなくて放置してしまったので、こうしてきちんと完成させられている作品を見ると、思わず胸が熱くなりました。

さてさて、配色のカッコよさだけでなく、金属色の派手さやゴア表現もリアリティーがあって、AMONさんの気合いがみなぎっているのがよく伝わってきます。
今から大斧を振りきってこの哀れなる敗者をさらに切り刻んで一気に口に放り込む、そんな次のシーンを思わず想像しちゃうような迫真の瞬間といった構成、ドラマチックです。

実を言いますと僕もAMONさんと同じで当初このミノタウロスを見た時は「え〜何この裸マッチョはぁ〜これなら絶対旧メタルだな〜ま、改造用に1ボックスくらいでいっか〜」とか
そんなくらいに思っていたのですが(笑)、この配色ならば、むしろ、旧版以上にこっちがカッコイイじゃん!!!と思ってしまいます。

いやぁ、やられましたね・・・!!新ミノタウロスのファン、これからも増えそうですね。(僕を含め)

大本命のミノタウロスも出来ましたし、次は何が出てくるのでしょうか?AMONさんのビーストマンアーミーの成長がこれからも楽しみでなりません!