Steam Roller Nippon 2015

Written by 卵帝
イベント日
2015年 10月11〜12日
場所
ふくやま市民交流館
参加者
Ericさん(主催者)、Rachelさん(運営スタッフ)、ダニエルさん、鉄さん、狂道化さん、Bradさん、量産型さん、ヤマナカさん、
蒼一郎さん、
ゲンキさん、野火さん、バールさん、野生児さん、DaiZoさん、偽電気屋さん、ベルさん、Kelceyさん、Henryさん、
Carlosさん、アカイキさん、
W-nightmareさん、まことさん(とご家族)、気ままな旅人さん、卵帝(順不同)

始めに

10
月の連休!今年もこの時期がやってまいりました。
そう、福山で開催される大規模なスチームローラーです。
昨年の第2回大会は、台風の中というタフなコンディションでの開催でしたが、
1人の死者も出すことなく、無事に終えることができました(笑)。

それから、一年経って、日本のPPゲー環境はますます盛り上がりつつありますね。
特に印象的だったのは、春に東京のミニチュアゲームショップARROWSさんで行われたジャーニーマンリーグです。
ジャーニーマンリーグとは、スチームローラーと同じくPPのイベントの1つで、
数ヶ月間の間にスターター戦力から始めて、参加者同士で対戦しながら月が変わるごとに段々ポイントが増えていき、
イベントが終わる頃には、あら不思議。ある程度の規模のアーミーになってますという初心者向けなものです。
参加登録者があれよあれよと言う間に増えていき、最終的には60人オーバーというトンでもない数になりました。
関東の潜在能力を垣間見たイベントでしたねー。
エリックさんと遊んでいる時のその話題を出すと、「60!? Holy Shit!」と驚いていました(笑)。

また、大阪の盛り上がり方も激烈でしたね。Villageさんで頻繁にスチームローラー大会が行われ、
急激に発展していったイメージがあります。

今回の大会は、そういった中での開催となりました。
前回は、参加者16名としていましたが、早々に埋まってしまい参加できない人が出た反面、
キャンセルも合計で7人相次ぎ、補填に次ぐ補填、それでも最終的には14名での開催ということで、
そこら辺の反省を生かすために、今回の参加人数は最大32名!実質青天井になりました。
その甲斐あって、あと台風も来なかったので(笑)、最終的には参加闘士20名という日本史上かつてない規模での開催となりました。
参加者の皆様には感謝しまくりです。

僕はというと、今回もいち選手として、参加させて頂きました。
前回は、非常にいい感じで準優勝まで行けましたので、今年はもう一つ上へを目指したいですね。
例によって、戦いながらのレポートとなりましたので、参戦記的な意味合いが大きいです。
1回目、2回目のレポートも合わせて読んで頂けると、より楽しめるかと思います。


大阪遠征

本戦を始める前に、前日譚として大阪遠征の事も書いておきたいと思います。
時は9月中旬、福山SR開催3週間前に、大阪はVilageさんで、予行演習として42PのSR大会が行なわれました。
僕は、以前からVillageさんには凄く行ってみたかったのですが、昨年こちらに遠征して頂いた事もありますし、
大阪戦力を知るには強行偵察が一番だろうというのもあり(笑)、色々と絶好の機会なので、お邪魔させて頂きました。

当然といえば当然ですが、直前で決めたので宿が全く取れず(笑)、やっぱ辞めるかと思っていたところ、
まこと店長の家に泊めて頂けることとなり、無事に参加できました。その節は大変お世話になりましたー。
Villageの方々や、久しぶりにお会いする大阪の方々は皆良い方ばかりで、とても楽しい2日間を過ごさせて頂きました。

野原さんとも久々にお会いしてゲームできました。
セファリクス軍団は、キモい感じで素晴らしいペイントでしたね。
決勝戦まで行きました。相手は、ヴラダさんを倒して上がってきたゲンキさん。
やはり、この漢と戦う事になるか…という感じ(笑)。
激闘の末、僕の使うラシェスが、ゲンキさんのeマドラクにトドメを刺します。 優勝僕、2位ゲンキさん、3位ヴラダさんという結果になりました。

大会前日、ゲンキさんが、「明日は、卵割り会ですね…」と不穏なことを言ってたと聞きましたが(笑)、何とか割られずに済みました。
ゲンキさんに
「3週間後…福山で待っておる…」と言い残して、大阪を去りました(笑)。
まぁ、実際は、その日も夜遅くまで遊んでまこと店長宅にお世話になりました。

ゲンキさんの戦闘力は、昨年SR時より遥かにパワーアップしており、殆ど僕と変わらない感じだったので、警戒レベルがMAXに上昇しましたね。
ともかく、有意義かつ楽しいイベントでした。


大会当日

前日組は、色々と観光やミニチュアゲームを楽しまれていたようですが、僕は仕事終わった後に、狂道化君と合流して夜9時ぐらいに福山入りしました。
やはり、前日泊しておいた方が、万全の状態で参加できますしね!

今年もやってきました。
決戦の地、福山市民交流館です。
より正確に言うと、横から伸びてる別棟集会室が、
僕らの戦場です。
到着すると、既にセットアップは終わっていました。
それもその筈、なんとエリックさん達は、
前日に部屋を開けてもらってセットアップを行っていたそうです。
教えてくれれば手伝いに行ったのに、申し訳ないです。
実はマットが一枚足りなくてヤバいところだったのですが、
奥底から1枚発見されて事なきを得ました。
鉄くんは、ホームセンターまで行ってもらって申し訳なかったですね。
来年は予備マット用意しとかないと。
参加受付が始まりました。戦士たちの闘士も高まりつつあるでしょう。
開会式です。
これは、それに続いて、ダニエルとヘンリーさんによる例の説明中ですね。
デスクロックとか、こういう時はどうするかとか。

Paint or Die!

恒例のオアダイです。参加者達のフルペイントアーミー写真は、RoR的には、このレポートの本命であり、
ここさえしっかり撮影できておけば、後はまぁ流れで…という感じすら漂います(笑)。
今回ちょっと残念だったのは、外人連中が会場設営の際にアーミー置き場を用意して、そこで撮影となったので、
マット系が無くて見栄えが悪いことですね。来年はまた考えます。


今年も、
一人もDieされることなく無事に開始できました。そろそろ「その場面」を見てみたい気がするので、
来年度はリザーバーを用意した上でのフェイク参加者として誰か廣島会の方に
Dieされる役になってもらいましょうかね(笑)。

それでは、各選手のアーミーをご覧下さいませ。参加登録順にご紹介していきます。


@Danielさん/Trollbloods
常に最初に登場する漢(笑)。アバター・オブ・Die。廣島会のエース、ダニエルさんです。
過去2回大会では、常に3位になっている実力者!
今回もアーミーは変えず、3度目のトロブラです。ウォーロックも変わってない気がします…
僕だったら確実に飽きてますが(笑)、ダニエルさんは、割と同じ戦力を年単位でやり込むんですよね。
大会制覇を狙う廣島会にとっては頼もしい存在ですが、当たると怖い。色んな意味で(笑)。
A卵帝/Skorne
2番目は、去年に引き続き、僕がエントリーです。
アーミーは同じくスコーン。最初はケイドアにしようと思って結構増強してたんですが、作るもの多すぎてとても間に合わず…
昨年は、2位でしたので、今年はもう一つ上を狙っていきたいところですね。
各編成の詳しい解説は、後ほど書きますね。
B鉄さん/Circle Orbros
過去2回はスタッフに徹していた廣島会の鉄君が、遂に参戦です。まさに、今回は廣島の全軍をブチ込んだ戦いと言えるでしょう。
彼の実力は非常に高く、普段は僕やダニエルさんと勝ったり負けたりで、この3人の実力はかなり拮抗しています。
しかし、僕やRman君と違って、彼には大きな大会の参加経験がないため、その辺が不安要素ではありますね。
大会の空気に慣れてない的な。
C狂道化さん/Convergence of Cyriss
第1回大会の辺りでPPを始めて間もなかった廣島会の狂道化君も、今や立派なウォーリアーに成長しました。
トリッキーなコンバージェンスを完全に使いこなす実力者です。
僕らと違い、本来は東京人なので、帰省の際に色々とスパーが出来るのが強みですよね。
僕もスパーをしながら、彼の成長を肌で感じていたので、活躍を期待したいですね。
DBradさん/Cryx
岩国海兵隊基地のリアルマリーン、Bradさんが一年越しの参戦です。
相手を殺すために容赦のない編成と、無駄のない前のめりな運用をしてくる苛烈な男で、
廣島会の面々の中では
「キリングマシーン」と呼ばれ恐れられています(笑)。
僕も、キリングマシーンとだけは当たりたくないですね。怖いので。色々な意味で(笑)。
E量産型さん/Retribution of Scyrah
何げに3連続参加の廣島会所属、量産型君です。
ミュルミドンを大量配備したレトリビューションの使い手ですが、今回は最強マシーンインペラトゥスも配備されてますね。
去年はやたらとレトリビューション勢多かったのですが、今年は彼だけです。
廣島会の意地を見せて頂きたいところですね。
F野火さん/Legion of Everblight
戦うイタリアンシェフ、東京の野火さんが今年も来て下さいました。
今回は、東京勢少し少なめなんですよね。勢力図に変化が起こっています。
でも、ジャーニーマンがあれだけいるのですから、将来的には超増えてくれるはず(笑)!
今回は、アーミーをレトリビューションからリージョンに変更。リージョンらしく暗殺主体でしょうから、恐ろしいですね。
Gヤマナカさん/Mercenaries
ハイヤマナカです!
ヤマナカタイムは最近お休みがちですが、ヤマナカさんが今年も熊本県は長洲町から3連続参戦して頂けました。
最南端参加者ですね。現時点では。
アーミーは去年から変更なしのマーセナリーズ。唯一のマーセナリーですね。
1回目は全敗、去年は1勝ですから、今年は2勝が目標だとか、この調子で再来年は優勝ですね(笑)。
H蒼一郎さん/Convergence of Cyriss
前回の覇者、最も恐るべきプレイヤーである蒼一郎さんが、東京から参戦です。
初代チャンプKTさんが成し得なかった、2連続優勝はあるのでしょうか。
そろそろ優勝者を東側から西側諸国に移したい(笑)廣島会としては、何としても阻止したいところです。
アーミーは、去年と同じくコンバージェンス!まさに日本最強のコンバージェンスです。
I野生児さん/Skorne
今回、遂に最北端参加者が更新されました、なんと北海道から参戦の野生児さんです。
今回は初参加の方が大幅に増えて、嬉しい限りです。
野生児さんとは、同じスコーンプレイヤーという事もあり、大会期間中色々とお話させて頂きました。
また、大会後は僕らと一緒に東広島に帰還し、翌日も遊ぶ予定になってます。
JDaiZoさん/The Protectorate of Menoth
東京からDaiZoさんが初参加です!
春のジャーニーマンリーグで本格的に始められて、秋に福山突撃ですから、かなりLD高いですよね。
僕とはスローンオブスカルの2戦目でも当たったことがあるのですが、本人的にはIGに殲滅されたのが結構なトラウマ案件らしく(笑)、
大会前から
「目標は2戦目で卵帝さんと当たってブチ殺されない事です。」と公言されてました。
フラグも立てて頂いてる事ですし、当たればネタ的に相当面白いんですが…
Kゲンキさん/Trollbloods
大阪最強の漢、ゲンキさんが2度目の参加です。
3週間前から更に腕を上げられたことでしょう。直接戦った事があるから分かる、恐るべき相手です。
今回は、シグナーからトロブラにチェンジ、どれもかなりの物量編成を用意されてますね。
何げに隣が僕なのも熱い。
卵割りin福山は、達成されるのか(笑)!?
L偽電気屋さん/Legion of Everblight
大阪から、偽電気屋さんが初参加されました。
過去にも、廣島会1周年記念イベントに来て頂いた事もあります。
日本各地のプレイヤーのデータを持つ(笑)廣島会情報部にも偽電気屋さんのPPプレイヤーとしてのデータはなく、
僕が強行偵察しに行った際は、別のイベントで参加されていなかったので、全くデータがないのですが、
大阪の大会では優勝されてましたんで、廣島会的な警戒度はかなり高いプレイヤーです!
Mベルさん/Cygnar
恐らく、今大会参加者の中で、最もニュービー。始めて3ヶ月の廣島会新人ベル君です。
鉄君と量産型君の大学の後輩ですね。
彼がミニチュアゲーマーとして類稀なる逸材であることは、3ヶ月で用意したこのアーミーから十分に感じ取って頂けると思います。
「ストームウォール2体ですね?分かりました。買います。」
いやー、こういうセリフがさらっと出てくるあたりで、素晴らしく頼もしい新人ですよ。
ゲーム的な成長も目覚しく、この3ヶ月、僕と鉄くんが徹底的に鍛え上げました。
ヒトは3ヶ月でどこまでPPが強くなれるのか、限界への挑戦です(笑)。
Nバールさん/Cryx
廣島会のバールさんが、昨年に続き2度目の参加です。
毎回、廣島会が終わる頃には疲れきって、
口からエクトプラズムが出ることに定評があるバールさんですが(笑)、
今日もエクトプラズム出るまで戦い抜いて頂きたいところです。

使用アーミーは、去年と変わらずクライクス。重厚なペイントです。去年は唯一のクライクスプレイヤーでしたが、今年は違いますね。
O気ままな旅人さん/TrollBloods
大阪から気ままな旅人さんが初参戦です。
去年は、まこと店長と共に見学に来ていただきました。
その時から作り続けられているピンクのトロブラが遂に福山で炸裂するのか!
ゲンキさんに負けず劣らずの物量編成で、恐ろしいですね。
PKelceyさん/Trollbloods
岩国ベースから、ケルシーさんが初参戦です。
多分、岩国で一番最近始められた方ではないでしょうか。廣島会に遊びに来られるようになったのも今年からですし。
使用アーミーは、またもや物量編成のトロブラ。トロブラは、今回メタの中心になってますね。
ところで、手作りで専用運搬ボードを作られたとの事で、折角なので乗せた状態で写真撮りました。
何層かになってて、小さいベースのモデルも入れられるのが良いですね。
QHenryさん/Cygnar
岩国ベースから、ヘンリーさんが初参加です。
ぱっと見、全然外国人には見えない方なんですけどね。喋るのは英語です。
前は確かレトリビューションプレイヤーでしたが、
岩国のジャーニーマンリーグで始められたシグナーをそのまま増強しての参戦です。
エリックさんを筆頭とする岩国外人部隊は、いわば廣島の同盟軍的なものですので、彼らにも頑張って頂きたいところです。
RCarlosさん/Cryx
東京から、カルロスさんが初参戦です。
彼に関しても情報が殆どなく、スーパー物量なクライクスが出てきてビビりましたが、
野火さん曰く、東京ではかなり遊ばれている方で、この物量編成を好むのも普通なのだとか。
ともあれ、3人目のクライクス!最強ファクションクライクスがある程度揃うこういう環境がPP大会としては健全ですね。
Sアカイキさん/Minions
最後に来た漢!大阪からアカイキさんが初参戦です。
Village大会後、是非僕と対戦を!という事で、遊ばせて頂いたのですが、それに触発されて、
その時は完全に銀色だったアーミーをまこと店長と共に仕上げられての参戦です。
こういうエピソードはホント嬉しいですよね。大阪に行って良かったと心の底から思いました。
そして、3週間でフルペイントは素晴らしいです。まこと店長もお疲れ様でした(笑)。

以上、全20闘士をご紹介いたしました。
20名のアーミーがフルペイントで集結する様は、本当に見応えがあります。
よし、これで終わったし、レポートでも書くかー、という気になってきますが、一応4戦ほど戦いました(笑)。


マイアーミー紹介

早速、第1回戦と行きたいところなのですが、例によってこっから後は、基本僕の戦闘が続きますんで、
PP
ゲーを嗜まれている方向けに、僕のアーミーの戦法を紹介させて頂きます。

今回のレギュは
42P3リストです。
なんで去年よりポイントが減っているのかという疑問がありますが、
コレは、50Pだと結構長丁場になって、大会を回すのが厳しいとエリックさんが感じたからです。
その代わり3リスト式になっています。
去年と同じく、それぞれのリストは最低1回使わないといけないルールなので、中々大変です。
つまりどんなに自信があるロスターでも、2回しか使えないということですね。
メタ的に相性悪い編成と戦わざるを得ないこともあるのが恐ろしいところです。
参加者の皆様は、一応相性が悪い編成でも戦う訓練を積まれてきたのではないでしょうか?


リスト@
スコーン軍最高司令官というか、国家元首!
マケダ&ジ・エグザルテッドコート(以下マケダ3)のビーストヘビーロスターです。
海外ではブルートスカッドという俗称で呼ばれているタイプの編成ですね。
3段階目まで進化したマケダは、いわゆる無双系ウォーロックで、本人が超強いけど、味方支援能力は殆ど無いよね。
というピーキーなキャラです。
マケダ3は、スコーン的な評価は決して高くなく、
むしろワースト3ぐらいの位置ですが(笑)、爆発力はとにかくヤバいです。
対策されちゃうと弱いのですが、
マケダ3との戦闘経験がある人は国内に殆どいないだろうというところも含め採用しました。
いわゆる分からん殺しにワンチャン賭ける感じですね。
また、本人が非常にマッチョで(笑)死ににくいので、暗殺にも強いところも採用した理由です。
マケダ3は大阪での戦訓を元に最後に採用したのですが、バランス系で行くか、
ピーキーなワンチャンに賭けるか迷いました、トーナメントでは敢えて博打を張ったほうがイイこともあるんです。
多分(笑)。

リストA
2番目のリストは、タイラント・ザークシス(以下pザークシス)のテーマフォース、
「フィスト・オブ・ハラーク」です。スコーンの重歩兵、カタフラクトをお安く入れることが出来るのが特徴で、
ゴージャスにも5レジ、総計176ウーンズの重歩兵部隊です。
pザークシスの能力も攻撃力の化身という感じですので、
アーミーの進軍速度こそ遅いものの、触れるもの全てをすり潰しながら進む恐るべき編成です。
海外のトーナメントシーンでも非常によく見かける編成ですが、唯一の弱点は、塗るのがクソ大変なことです(笑)。

リストB
3番目のリストは、去年も使用した、ザークシス・フューリー・オブ・ハラーク(以下eザークシス)です。
これは、僕のオリジナルで、去年のロスター2つを融合したような設計になっています。
基本はマンモスの圧倒的火力を主軸に戦いますが、やろうと思えば、
裏の選択肢として、マンモス本体を恐るべき速度で突っ込ませることも可能です。
ロングレンジ射撃とロングレンジチャージの2枚看板でマンモスを振り回して破壊しまくるのが基本ですね。
あと、見た目の圧力がかなりあるので、その辺で相手にプレッシャーをかける効果も期待しています(笑)。
一番の自信作で、本命のロスターですね。こいつで2回戦いたい。

そういうわけで、少し時間を頂き、僕が用意したウェポンについて理解を深めて頂きました。
それでは、一回戦に進みましょう!



一回戦

遂に始まった一回戦目。僕の相手は…野火さんです!
何げにあらゆるゲームにおいて野火さんと戦うのは初めてですね。遂にこの時が来てしまったか…
緒戦の相手としては、申し分ない強敵です。

野火さんのアーミーは、リージョン。その中でも特に射撃暗殺に超特化したリリス2のロスターを出してきました。
野火さん程の強敵が相手では、出し惜しみは出来ません。
緒戦で勝って弾みをつけたい事もありますし、僕も最強のロスター3を投入しました。
こういう駆け引きがあるのが面白いですよね。
いきなり終了の場面です(笑)。
お互い抜き身の刀を押し付けあうような編成同士ですが、先攻の僕がガーッと前に出たのを見て、
1ターン裏、野火さんが早くも暗殺プランを実行します。
正直超やばくて、いきなり死ぬかと思いましたが、ギリギリ耐えるeザークシス。
PPゲーにおいて暗殺というのは仕掛けた後は、基本的に無防備になるものですから、

リリスをサックリと倒して2ターン表での決着となりました。
結果だけを見ると随分あっさりした感じなのですが、僕がリリス2の暗殺力を侮っていたせいで、野火さんが暗殺プランを実行し、
もう少し出目が良ければ僕がサクッと負けて終了というマジに危ないゲームでした。
思い出してみると、大会4ゲーム中、最も緊張した試合ですね。
リリス2は、どういう結果になろうとも、早くゲームが終わるので(笑)、
疲労が敗北につながる長丁場のトーナメントでは実に良い選択ですね。


何はともあれ、熱いバトルでした。次からもう少し慎重に行こうと思いました(笑)。
野火さん、ありがとうございました。
ダニエルさんと、カルロスさんのゲーム。
モブクライクスに苦戦されていたようですが、ダニエルさんがシナリオ勝ちして強豪の実力を見せつけてくれました。
偽電気屋さんと鉄君のバトル。お互い暗殺系のキャラでしたが、鉄君が制しました。
お、広島勢イケてる感じですね!まぁ、この3人がポイントゲッターという感じですし。
ゲンキさんとDaiZoさんのバトル。ゲンキさんは、メノスにかなり苦手意識があるとのことでしたが、勝利されていましたね。
流石は、我が最強のライバルの1人!
どの卓も、超熱いバトルで盛り上がっていました。
僕らのゲームは15分ぐらいで終わったため(笑)、ずっと会場をウロウロしていました。
疲れないのは良いですが、勿体無い感もあります。
1回戦が終わると、1時間の昼休憩です。
ここからまだ3戦ありますからね。過酷です。
しかし、皆さんミニチュア談義に花を咲かされ、テンションは高いです(笑)。

二回戦

昼休憩も終わり、サージェントからマッチングが発表されました。
僕の相手は、一戦目で岩国のケルシーさんを破った
狂道化君です。早くも同士討ち発生か!

当然ながら、狂道化君とはスパーで腐るほど戦っています。
概ね僕が勝っていますが、たまに負けることもあるので、油断はできぬ相手。
コンバージェンスは硬いので、リストAを選択し、大量のカタフラクト軍団ですり潰しにかかります。

ところで、宮島の鳥居みたいなのは、僕の用意した作戦目標マーカーです。
今回は、個々人が独創的なマーカーを用意し、最優秀賞を選ぶ事になっています。

スコーンに合うかなと思い、また廣島代表として、世界遺産をセレクトしました(笑)。
狂道化君の使うオーロラは、基本バランス型ですが、かなり長距離からの暗殺オプションを持っています。
当然それは知っているので(笑)、過剰とも言えるフューリーの残し方をしつつジワジワと押していきます。
シナリオ勝ちで終局の図。
コンバージェンスもかなり硬いアーミーですが、鋼鉄の壁の前進とともにすり潰され、最終的には殆どの戦力を倒しての勝利となりました。
勝敗が一緒の場合は、シナリオで稼いだ累積ポイントなどが関係してくるので、ここで稼げたのは大きかったですね。
狂道化君は、かなりキレのある運用をするのですが、たまたま持病の
偏頭痛が発動し、苦しみながら戦ったのでこの結果というのもあります。
バトルが終わる頃には薬が効いて治まってきました。
勝敗云々より体調が心配ですが…まぁ、僕もよく見かける場面なのです。

狂道化君、お疲れ様でした。残る試合も頑張りましょう!
ゲンキさんは、岩国のヘンリーさんとバトル。
ヘンリーさんは、ベテランと言うわけではないので、荷が重かったですかね。順当にゲンキさんが勝ち上がられてました。
僕と狂道化君に続いて、鉄君とダニエルさんも同士討ち発生!
廣島会の精鋭戦力がガリガリ浪費されていきます(笑)。
ほぼ互角の実力の2人ですが、暗殺の時にピンゾロを2回出した鉄君が敗北し、
今日はダニエルさんに軍配が揚がりました。
そして、量産型君と、ベル君のバトルも勃発!
エリーック!コンピューターで決めているとは言え、この采配はどうなんでしょう!
ただの廣島会じゃないですか(笑)!
このバトルは、長期戦を量産型君がポイントで制し、先輩としての実力を見せつけていました。

第三回戦

遂に3回戦目!上位陣同士の潰し合いが始まる頃合です(笑)。
そろそろ、キリングマシーンか、ダニエルさん、ゲンキさん、或いは…と思っていたら、やっぱり来ましたよ。
前回の覇者!蒼一郎さん!
去年の大会も前回チャンプのKTさんとのバトルだったんですけどね。
しかし、KTさんは奇跡的に勝つことができましたし、この流れはもしかしたら(笑)…
1年前はかなりの激闘の末敗北しましたが、その雪辱を晴らす最大のチャンスとも言えます。

まぁ、どうせ当たるなら、もう一戦後で当たりたかったですけどね(笑)。蒼一郎さんも同じようなことを言っていました。
僕が使用するのは
最強のロスター3!
まさに去年の敗戦をフィードバックして開発された蒼一郎さんを倒すための編成です。

2ターン表。スコーンが圧倒的機動力で、コンバージェンスを押しまくっている!
…ように見えますが、実は、マンモスのチャージが届くと思って届かなかった、という超ヤバい場面です(笑)。
お互い、シロウトではないので、この時点で
僕の敗北が8割以上確定しているのがわかる状況!
僕の脳は、既に敗北を前提として、ザークシスが死ぬまでにどれだけ蒼一郎さんからポイントをもぎ取れるか、
という発想にシフトしています(笑)。
チャージミスとは、実に初歩的なアレですが、負けを前提としたポイント稼ぎにどこでシフトするかというのは、
トーナメントでは重要だと言えるでしょう。
僕の予想よりは随分速いシフトですが(笑)。
当然のごとく、反撃でマンモスが殺され、敵が押し寄せてきます。
グラディエーターの命も風前の灯火!
僕の脳は、ザークシスが死ぬまでにあとジャックどちらか1機と、バトルエンジンぐらい頂いたら良い感じだな、
とかそういう考えが巡っています(笑)。
ポイントと稼げそうなところからは、稼ぎ終わったので、後はかかって来いやぁ!とルカントに勝負を挑み、
華々しく散るザークシス…
すまんな…本当にすまん…
ところで、お互いの使用ファクションは元より、使用キャスター、終局の状況まで去年と殆ど同じなんですけど(笑)。
参考までに、昨年の終局図を出してみましょう(笑)。
ザークシスが、ルカントに殴り殺されてますね。去年の写真貼っててもバレないんじゃないかと思った程です(笑)。
ラッキーは2年連続では続かず、あっさりと負けてしまいました。
やはり、チャンプの壁は厚かった!というか、僕が焦ってしまい、自滅した感がありますね。
飛び込まずにじっくり戦えていれば、もう少しマシなゲームだったでしょう。
まさに1戦目の野火さんの逆パターンです。

ゲーム後に狂道化君から、「卵帝さんでも焦ってミスとかあるんですねー。」と言われましたが、
それは流石にしょっちゅうあります(笑)。
そういう意味でもチャンプのプレッシャーは凄まじいという事でしょう。


蒼一郎さん、どうもありがとうございました!

来年こそはリベンジ出来るよう、精神力を鍛えてきます。
ダニエルさんも、北の戦士、野生児さんにギリギリポイント負け!
この時点で、廣島会ウォリアーの優勝の目が消滅しました!
何たることか!
こちらは、ゲンキさんと、気ままな旅人さんの大阪対決(笑)!
いつもの光景という感じですが、トーナメントでは起こりうるんですね。
ちなみにゲンキさんが負けてて驚きました。このトーナメント…荒れてます。
狂道化君と、量産型君のバトル。
勿論、トーナメントでは、こういう身内対戦が起こりうる可能性はありますからね。
ここは、狂道化君が勝利されてました。
鉄くんはヘンリーさんとバトルです。
岩国ベース軍は、廣島会の同盟軍みたいなモンですから、この対戦もしょっちゅう起こっている組み合わせですね。
ここは、鉄君が勝利されていました。流石は廣島会エース。
アカイキさんと、バールさんのバトルです。
PPゲーキャリアは、バールさんの方が圧倒的に長いはずですが、この激闘はアカイキさんが勝利されていました。

第四回戦

皆様お疲れ様です。遂に最終戦までやってきました。
泣いても笑っても、これが最後の試合!
そして、今年度の優勝者を決める卓にあがる、3勝同士の闘士2名は、
Bradさん VS 蒼一郎さん

ゲームを前に、フレンドリーに握手する両者(笑)。
なんか、Bradさんの視線が、
蒼一郎をぶち殺せみたいな雰囲気がまん延していてヤバいですね。
正直、RoR掲載を躊躇うほどに(笑)。
流石は、キリングマシーンと廣島会で恐れられる漢だけのことはあります(笑)。

この写真を飲み会で見せたところ、本人を含めて皆が爆笑してました(笑)、
ダニエルさんが英語で
「以前にも言ったが、お前は確実に人を殺したことがある目つきをしてるよな!」
的なことを言ってました(笑)。

キリングマシーンと、蒼一郎さんのゲームが始まりました。
僕に勝利した手前、蒼一郎さんの2連覇を応援したい気持ちもありますし、
キリングマシーンに新たな覇者となってもらいたいという気持ちもあります。

試合前の意気込みを聞くと、
「確かにコンバージェンスはチーズな技が多く強敵だが、我々の取りうる解決法は一つだ。全て殺せば良い。」
と答えが帰ってきて、やはりキリングマシーンだこの漢…と失禁しそうになりました。
決勝戦を眺めていたい気分ではありますが、そんな場合ではありません。
僕の最終戦の相手は、アバター・オブ・Die、ダニエルさんです。
まぁ勿論、トーナメントでは、こういう身内対戦が起こりうる可能性もありますからね。
今まであらゆる種目で腐るほど戦ってきた相手ですが、正直勝敗は予想できません。
このpドゥームシェイパーのロスターはかなり完成度が高く強いです。
僕が使用するのは必然的に未使用のマケダ3編成。
柔軟性には欠けますが、打撃力は圧倒的にダニエルさんを上回っています。
敵には、スペル撃つ奴がメチャメチャ入ってたんですが、僕が入れていたスペル禁止エリアを作り出すソロ、
オリン・ミッドウィンターが超刺さりまくり、ジワジワと優勢になっていくスコーン軍。
ダニエルさんは、不利な状況の中、相当粘りましたが、タイム切れで負けになりました。
勝ったり負けたりですが、ここでの勝負は僕が勝つ事ができました。
しかし、適当に入れたオリンがここまで激烈に刺さるとは…備えあれば嬉しいな(笑)。
ダニエルさん、ありがとうございました。
今後とも、来年に向けて鍛えあっていきましょう!
僕らに続き、決勝卓も終局を迎えました。
結果は、意外というか、なんというか、蒼一郎さんのタイム負けでした。
客観的に見て、実力は蒼一郎さんの方が上だと思いますが、
Bradさんにコンバージェンスの
ルールを説明しまくっていたせいでタイムが切れるとは、
予想だにしませんでしたね。

初対戦かつ日本語喋れない外国人とのゲームは、互いの意思疎通が大変です。
ベル君対、バールさんの廣島会対決。
まぁ勿論、トーナメントでは、こういう身内対戦は起こりうる可能性ありますからね。
何度目だ(笑)!
ここは、初心者のベル君が勝利されてました。
お二人共お疲れ様でした!
気ままな旅人さんと、鉄君のバトル。
僕は適当に撮っていたつもりだったんですが、なんか身内のゲーム多いですね。すいません。
このバトルは、気ままな旅人さんのシナリオ勝ち。
なんと!我らが精鋭を倒すとは…気ままな旅人さんは、何げにゲンキさんも倒して3勝1敗になってますし、今日はモってますねー。
Village勢最強の漢がまさか、この方だったとは!

結果発表!


皆様、激闘お疲れ様でした。いよいよ、表彰式が始まりました。
毎年思いますが、皆様クタクタだけれども良い表情をされてます。
まずは、エリックさんが用意したお楽しみ!
参加時に半券が配られていて、クジが行なわれました。
器具をガラガラと回して、当たり番号を決めるのは、まこと店長の愛娘こるちゃんです。

賞品が見事当たったヤマナカさん!
まるで、戦場で殺した敵の首を掲げる北方人かと見まごうばかりの喜び方です(笑)。
おめでとうございます!
そして、TOP3が発表されました。

チャンピオン:Bradさん
2位:蒼一郎さん
3位:僕


です!蒼一郎さんは2連覇ならず!
しかし、第1回大会から唯一毎回表彰台に立つ漢!日本最強クラスのプレイヤーであることは疑うまでもありませんね。
そして、3回目にして、遂に優勝者が西日本から生まれました。
まぁ、西日本というよりは、西側諸国って感じですが(笑)、新チャンピオンBradさん!
キリングマシーンの名に恥じぬ活躍ぶりでした!
おめでとうございます!
3位の人も嬉しそうですね(笑)。実際嬉しいです。
今回は、上位陣がもつれて3勝1敗の人がかなり多かったので、それらの方々の中から3位になれた喜びは一塩です。

続けて特別賞が発表されました。

ベストペイント賞!ダニエルさん!

ミニチュアゲーマーとして、ある意味最高の栄誉です。
ちなみに、選出者は前回ベストペイント賞だった僕です。来年はダニエルさんが選ばれるんでしょう。
ダニエルさんのアーミーは、僕もずっと見続けていますが、非常に完成度が高いトロブラです。
3年連続そのトロブラで戦い続けてきたというのも、選んだポイントの1つです。

ベストオブジェクティブ賞!DaiZoさん!

今回は、作戦目標をそれぞれ自作するルールだったのですが、それらの中から特に素晴らしい作戦目標が選ばれました。
選出者は、スタッフとして活躍してくれていたレイチェルさんです。
はるばる東京からの参加お疲れ様でした!
おめでとうございます!
デストロイヤー!ゲンキさん!

デストロイヤーとは、TOP3以外で、最も多く敵を撃破してポイントを稼いだ漢に送られる賞です。
大阪から参加のゲンキさんが受賞されました。
まさに大量のトロールが押し寄せ、全てをデストロイするかのような戦いぶりでした。

おめでとうございます!
ブービー賞!バールさん!

ヤマナカさんとの、過酷な最下位争い(笑)を制してのブービー賞です。
廣島勢は入賞もしますが、ここの賞も取ることが多い事に定評があります。
そして、いつもながら良い
エクトプラズム放出ぶりですね(笑)。
激闘お疲れ様でした!
そして、最大の功労者!
主催者のエリックさん、スタッフとして活躍してくれたレイチェルさん、お疲れ様でした。
このお二人がいたからこそ、皆が楽しい一日を過ごすことができたと思います。

どうもありがとうございました!

皆様、改めておめでとうございます。
最後は、恒例の記念撮影です。
この写真を撮るときは、毎回緊張しますね。
一番大事な写真といっても過言ではありませんが、何度も撮影しなおすのもアレですし。

皆様非常に良い表情されてます!
しかし、3回目にして凄い人数になったなーと改めて感じました。
参加して頂いた皆様、ありがとうございます。


お疲れ様でした!

打ち上げ

当日帰られる方も何名かいらっしゃいましたが、恒例の打ち上げがスタートしました。
お店は、去年と同じく鳥料理の「鳥好」さんです。
今年度チャンピオン!キリングマシーンBradさんの音頭で乾杯となりました。
大体のニュアンスを訳すと、

皆は、クライクスをチージーと言いまくり、それは全くその通りなんだが、
コンバージェンスも相当チージーだと思うんだ。
乾杯!


みたいな音頭でした(笑)。



乾杯!!!
お疲れ様でしたー!!!



皆で飲んで語らい、実に充実した時間を過ごせました。
戦術論、昔の話、今日の話、来年の話、アニメの話(笑)など、色々な話題が出ていましたね。

そして、運営側からの重要な発表として、
来年度も開催!次は50Pで2ロスター!
であることも発表されました。



宴会もお開きとなりました。
何人かは帰られましたが、
多くの方は何げに恒例行事と化したシメのラーメンに繰り出しました。

今回は多かったです。なんと16名(笑)。
半分ずつに分かれて座敷に入りました。
この店は福山駅前の
「八十吉」という博多ラーメン屋で、尾道ラーメンの「一丁」と並んで、中学高校時代の僕らが通いつめていたお店です。
「一丁」と「八十吉」は参加者の方々にも毎回人気で、今回大阪勢は全員でお昼は一丁に行かれていたみたいです。
今後大会参加される方々にも是非訪れて頂きたい2店ですね。

解散後、クタクタになり宿に戻りましたが、
頂いた3位のトロフィーをニヤニヤと眺めて中々興奮の中寝付けませんでしたね。


2日目フリープレイ

激闘から1夜明け、のんびりとフリープレイの一日です。
去年は、台風がやばかったので、朝イチで撤収される方が多く、少しさみしい感じでしたが、
今年は、そんな事はありませんので、皆様ボチボチと集合されてきています。
ダニエルさんの最新鋭兵器、新ガルガンチュア、グレイシャーキングです。
先行販売品なので、9月発売商品までしか使えない今大会では使用不能でしたが、今日は暴れさせるとか。
開場から小一時間経過すると、皆様ほぼ集合されて、思い思いに対戦を始められました。
いやー、凄い人数です。去年を知るだけに(笑)、嬉しいですね。
ベル君は、蒼一郎さんに指導PP(笑)をお願いしていました。
蒼一郎さんは、シグナーの達人でもありますから、彼にとって非常に良い刺激になったことでしょう。
DaiZoさんと、鉄君のバトルです。やはり、本戦で当たらなかった人と遊んでおかないと勿体ないですよね。
折角の機会ですし。
そういう意味では、僕もDaiZoさんと是非対戦したかったですが(笑)、時間の関係で実現できず…
気ままな旅人さんと、狂道化君のバトル。
今大会での鉄くんとゲンキさんを倒した、気ままな旅人さんの実力は計り知れないものがありますので、
僕も対戦しておきたかったですねー。
野生児さんと鉄くんのバトル。
野生児さんとは後で沢山戦えると思うので、敢えてここでは遠慮しました。
対スコーンは、僕で日常的に鍛えられているだけあって(笑)、ここは鉄君の勝利。
そして、僕はといえば、ライバルであるゲンキさんとバトりました。卵割りinフクヤマです(笑)。
今回、対卵帝ロスターを用意されていたらしいのですが、それは欠陥が見つかったらしいので(笑)、
ゲンキさんロスターの中で最強のグリゼル2が出てきました。
僕は、大阪での教訓を参考に採用したマケダ3です。
噂には聞いていましたが、グリゼル2編成はとにかく硬いですね。
憤怒の化身であるモリックさんが全開殴りしても、ダイアトロール1匹殺れないのは、驚きました。
フィートも発動して、鉄壁のラインを敷くトロブラ。
しかし、硬い敵をブチ破る事にかけては、右に出るものがいないのがスコーンです。
DEF15、ARM21、フューリー3点残しという通常ならば、諦めるレベルの暗殺ですが、
マケダ3とブロンズバックで正面から敢行し、見事倒しました。
まぁ、マケダ3は基本、本人が命を賭けないといけないので、
作戦が破綻すればあっという間に負けますが…成功して良かったです。

非常に完成度の高い恐るべきアーミーでした。
マケダ3じゃないとブチ破れなかったでしょうねー。

ゲンキさん、どうもありがとうございました!
これからも、大阪遊びに行ったり、福山に来られた折に、是非遊びましょう。
まこと店長の作品


Villageのまこと店長は、昨年の大会後からスコーンを制作されていますが、それらを一挙に持ってこられていたので、
この機会を逃さないように、しっかりカメラに収めさせて頂きました。
エアブラシと筆塗りが絶妙に融合している手法を用いられていて、非常に素晴らしいですね。
また、青を基調としたテーマカラーも、スコーン的には新鮮で目を引きます。

今回は、残念ながら戦っている姿は見られませんでしたが、いつかバトルしてみたいものだと感じました。

eヘキセリス。僕も大好きなモデルです。
こいつは何げに、武器の柄のグラデが難しいと思うんですよね。
正面につき出しているので、適当に出来ないといいますか。
eザークシス。やはりこのモデルの迫力は別格ですね。
エアブラシによるサイのアーマーのグラデが美しいです。
スコーン最強ビーストのモリック・カーンです。
ペイントもさる事ながら、武者っぽい兜が追加されているのが
最大のポイントですね。僕はイラストに忠実に作りましたが、
このオリジナル造形も相当カッコイイ!ベースも凝ってます。
マンモス!この巨体を、金属パーツの一つ一つまで丁寧にペイントされていますね。
そして、高さを増してるベースが偉いです。
こいつは牙のせいで、接敵しづらいので(笑)、僕も苦労してますので…
サクラルヴォルト。
コレは、スコーンではなく、ミニオンワニ軍団の兵器です。
クソ大量のロウソクをはじめとして、とにかく小物が多いので、
ペイントが大変ですが、丁寧に塗られています。
続けて、僕はケルシーさんと対戦しました。
ダニエルさんから、彼はスコーンと戦ったことがないので、宜しく頼むとの事で。
ケルシーさんは、廣島会に何度も来られていますが、確かに対戦したことは無かったんですよね。
そして、実はコレは50P戦です。来年に向けて既に戦いは始まっているのですね(笑)。
どちらもミドルベースが大量に入っていて、凄まじい圧力を放っています。
トロール歩兵が先に仕掛けてきます。
柱にブン殴られて(笑)、犠牲者続出ですが、揺るがぬフィストオブハラーク。
反撃でフィートを発動して、殴りまくります。
最終的には、ビーストを全て失ったpボルカが特攻してきますが、
pザークシスとタイタンの猛攻の前に沈みました。
僕もpボルカと戦ったのは初めてでしたが、そもそもケルシーさんはスコーン全体を知らないわけですしね。


ケルシーさん、ありがとうございました!
また、廣島会で来年に向けて腕を磨きあっていきましょう!

夕方になって廣島会部隊の撤収時刻が迫っていたのですが、会場はもっと遅くまで借りられていて、
ダニエルさん達はもっと遊ぶみたいでしたので、出来る片付けを行って、先に撤収することになりました。
大体、例年だとお疲れ様でした!って写真が撮れるのですが、今年無いのはそういうわけです。

量産型君の車に、鉄君、ベル君が乗り、僕の車に狂道化君と、野生児さんが乗りました。
そう、野生児さんにとっては、まだまだこの旅行は続くのです。
今晩は、八本松の僕の実家に宿泊していただき、明日は宮島観光です。

夕食は、皆でお好み焼きに行きました。
戻ってきてから早速、野生児さんとバトル!
スコーンは最も熟知しているアーミーですが、実は対戦相手としては初めてなんです。
野生児さんは、今大会を2勝2敗で終えられていますが、1勝はダニエルさんから奪ったものですからね。
かなりの実力者であることには間違いありません。
野生児さんが使われるのは、pマケダ。最も使用回数が多く、お気に入りのキャラだとか。

僕は、eヘキセリスを使い、最近エラッタが出て大幅に強化されたバトルエンジン、シージ・アニマンタラックスの機動試験を行いました。

お互いの殺傷レンジがわかっているので、中々踏み込めない両者(笑)。
野生児さんのプレイスタイルを一言で言うと、非常に守りが堅いですね。
PPゲーの基本に超忠実に、結構揺さぶりをかけてもウォーロックへの視線が通らないように運用されています。
かなり攻めあぐねていたのですが、マケダがこちらのサイクロプスを殴って、
サイドステップで再び離脱しようとしていたところを外し、隙が生まれます。

今だ!とばかりにバジリスクでDEFを下げ、ヘキセリスが殴りまくり、勝利を収めました。
守りの硬さに苦戦させられたゲームでしたね。

野生児さん、ありがとうございました!
ゲームも終わり、色々と積もる話もありましたが、程々にして就寝です。
そう、明日は観光フェイズですからね(笑)。
おやすみなさいー。



3日目宮島観光


朝早くから起きて、休みを取っていた鉄君も途中で拾って、やってきました宮島口!フェリー乗り場!
因みに、僕は元々仕事が火曜休みなんです。
宮島口までは、僕の家から高速使って1時間弱といったところです。時間は午前10時半過ぎといったところ。

来年以降、SRのついでに観光にも行きたくなるように(笑)しっかりとレポートをお届けしましょう。
イベントだけでなく、
食い物とか、観光にも意外と力を入れるのがRoRスタイルです(笑)。

通常ならば、ここで宮島チャージをするところですが、
老練な地元人は踵を返し、海と反対方向へ向かいます(笑)。
やってきたのは、穴子飯の上野屋!
廣島は、牡蠣、お好み焼きが有名ですが、穴子飯も名物なのです。
通常は、宮島に上陸してからノリで穴子飯とか牡蠣フライ定食を喰うところですが、
実はフェリーに乗る前のこの店が一番の銘店で、超美味しいんです。
宮島観光の際は、宮島に渡る前にここでの腹ごしらえをオススメします。
昼食には早過ぎる感じですが、既に店内は満席!
しかし、10分ぐらいで入れました。
これが、休日の昼飯時ともなると、
2時間待ちとかになるんで、そもそも行く気が失せます。
平日のこの時間だからこそ、野生児さんをお連れする千載一遇の機会だったんですね。
来ました!穴子飯!
瀬戸内産の良質な穴子をじっくりと焼き上げ、穴子の出汁で炊いたご飯の上に乗せる!
まさに
神の食い物です(笑)。
穴子は鰻と比べてあっさりしていますが、僕は穴子好きなんですよねー。鰻も好きですが(笑)。
僕自身、数年ぶりに食うので、ワクワクしていました。
宮島にはそれなりに来ていますが、上野屋の前は混雑してスルーでしたので。
その期待に応えてくれる絶品でしたね。廣島は駅弁の穴子飯もかなり美味しいのでオススメです。
腹ごしらえも済んで、いよいよ宮島にボーディング開始です。
フェリーに向かう時は、いやがおうにもテンションが上がってきますね。
しかし、平日なんで結構空いてるのが嬉しいです。
宮島へと向かう、永い航海(約10分)の中、廣島の名物、オーガニック牡蠣を生産するバイオプラントが見えてきました。
島が沢山ある海に、牡蠣バイオプラントが浮かぶ。
これが瀬戸内の典型的な光景です。
航海も間もなく終わります。そして、世界遺産、厳島神社鳥居ゲートが見えてきました。
因みにフェリーは2種類あり、わざわざ寄り道して厳島神社前を通過して港に行く観光コースと、
そんなんどうでも良いから早く、というガチプレイヤー用(笑)の港直行便があります。
ウィィィィィィィィィィガシャーン!
という音とともに、フェリーのハッチが展開します。
僕らはいの一番に降りて待機していたので、
チャァァァァーーージ!と叫びながら上陸します。
気分は海兵隊(笑)。
フェリー乗り場を出ると、平清盛公のメタルフィギュアが出迎えてくれました。
たしか、昔はなかったんじゃないかと思いますが、大河ドラマとかで設置したんですかね?
黒サフ状態なんで、ダニエルにはとても見せられないですが。
そして、現れました。獰猛なる神獣です。
彼らは食欲にのみ支配されており、手当たり次第に周囲を食べ尽くします。
このゴッドビーストが徘徊する宮島では、我々など
壁の外に出た調査兵団レベルで無力だと言えるでしょう。
海岸沿いの道を歩いていくと、遂に見えました。大鳥居です。
天候、水位ともにベストではないでしょうか。ここまで良いコンディションの宮島というのは、何回かに一回だと思います。
今大会で一度も破壊されなかった、僕のオブジェクティブと並べて撮影してみました(笑)。
来年の必勝を願って!
そして、本体の厳島神社です。
何度か行くと、今更入る廣島人も少なくて、横の道を素通りするイメージなのですが、
今回は野生児さんもおられますし、観光レポートも兼ねていますので(笑)、突入しました。
僕自身少なくとも10年以上は入ってないと思います。
おおー、やはり何か良いアトモスフィアが感じられますね。
立体的に奥の柱が何本も見えるのは、不思議な空間に迷い込んだ気分になります。
左に目を向けると、五重塔です。
ここも秋になると紅葉が進んでかなり綺麗なんですよねー。
今日も青空と緑と赤の対比が美しいですが。
僕らが入った頃は、水があったのですが、みるみる潮が引いてきました。
右の古臭い建物は能舞台でして、奥の回廊から能を見る構造になっています。
鳥居ゲート正面からパシャリ。
真正面から撮ると、モロに対岸の街が入るので、個人的には先ほどの斜めアングルが一番好みです。
今回は鳥との対比が絵になるかなと思ったので撮ってみました。
太鼓橋。残念ながら渡れません。
もう、完全に潮が引いてますね。水の有り無しでガラリと風景が変わる厳島神社です。
神社を出ると、戻るか更に奥地へ進むか分かれます。
奥地へ行くと、宮島水族館、紅葉谷→弥山登山のコンボが発生しますが、
そこまで攻めると夕方になるので、ここで引き返します。
メイン通りから敢えて外れて、古い町並みの奥の方へ。
住宅地の坂を登ると、僕が宮島で一番好きな場所に来ました。
高台から見る、五重塔、寺、白壁の構図が凄く好きなんですよね。
紅葉もほんの少ーしだけ始まってきてますね。
再び、お土産物屋の街道に復帰してきました。
やはり、この観光地オーラは堪らないものがあります。つい買ってしまいます(笑)。
平日でも結構な賑わいです。
10年ぐらい前までは、もっと寂しい感じだったのですが、急に色々店が増えて活気が出ましたね。
良い感じです。
こういうところで、穴子飯を喰ってしまうのが、観光客トラップと言えるでしょう(笑)。
ダニエルの家から借りてきたシャモジが展示されています。
シャモジは宮島の特産品なので、お土産で買う人も多いですね。
そして、宮島といえば、というか廣島と言えばオーガニック・牡蠣です。
そこいら中の露天で販売しています。
因みに、僕は牡蠣が死ぬほど嫌いです(笑)。
野生児さんがチャレンジされた牡蠣バター炒めの串。
匂いは非常に美味しそうでした。匂いはね(笑)。
味もとても美味しかったとのことです。北海道人にそう言って頂けるならホンモノか!?
ダニエルしゃもじの、ちょうど真向かいにある「華屋敷」という店。
ここの名物はなんといっても、ご当地萌えキャラ
「廣乃宮ほの鹿」(ひろのみやほのか)グッズです。
ご当地萌えキャラの走りというか、結構な歴史のあるキャラです。
こう見えて、宮島の神々に仕える低級神みたいなキャラなので一応
です。
神ですが、ドロップスやストラップを始めとするグッズを展開していたり、
Twitterアカも持っています(笑)。野生児さんもお土産で数点購入されていました。

宮島観光ではスリーマストバイな逸品。
その他、コレはフェリー乗り場真向かいのお店ですが、萌えパッケージのもみじ饅頭もあります。
ステッカー付き。
近年、中々宮島も本気出してきてます(笑)。
アデプタス・モミマカスの手により続々と量産されるもみじ饅頭。
まさに、人機一体と言っても過言ではない動きを見せます(笑)。
さて、我々も一息入れて、もみじ饅頭フェイズです。
多くの店が、もみじ饅頭を購入すると店舗内の椅子や机で食えるようになっているのが嬉しいですね。
もみじ饅頭は常に新型が投入されており、もはやワケわからん状態になっています(笑)。
コレは3人で買ったものを集めて撮影しました。
竹炭を練りこんだ漆黒のもみじ、吟醸生地にチョコを入れたもの、表面をチョコでコーティングしたものなど、
ヤバい級の新型機が投入されてきています。
そして、コレは昔ながらの手焼きもみじ饅頭。
注文すると少々時間がかかりますが、焼きたてが出てきます。
素朴な味ですが、コレはマジで美味い!
カレーもみじ。内部に激辛カレーを入れたものをカラリと揚げるという、
もはやコデックス・もみじ饅頭から大いなる逸脱をしている代物ですが、コレはコレで美味しい。
かなり辛いのですが、辛くないカレーのヤツもあります。
もみじ饅頭も楽しんだので、撤収です!さらば宮島!
僕も久しぶりに行きましたが、天気がメチャメチャ良かったし、気候も良い感じだったので、すごく楽しめました。
意外と地元人だと、誰かを案内する時じゃないと来たりしなくなっちゃうので、野生児さんには感謝です。
野生児さんも、楽しまれていたようで良かったです。
宮島からは3時ぐらいに帰ってきたのですが、野生児さんの乗る電車は家の傍の八本松駅から7時過ぎに発です。
4時間弱もあるので、早速PPゲーを始めました(笑)。

今度は、野生児さんはpモルグール。僕は、最強リスト3のeザークシスです。
こちらがフィート&モビリティーで突っ込んで、メチャメチャに破壊したので、
2ターン裏にして野生児さん投了という流れになりました。
この編成のポイント、戦術、野生児さんの運用について、しばらく話合いをした後…
今のはウカツに踏み込むと瞬殺という幻影を見たということにしましょう
という事にして(笑)、同じ条件で2戦目を始めました。
しかし、今度はこっちが負けてしまいました。
手の内を明かした上で、pモルグールについて色々アドバイス済とは言え、負けてしまうとは、
来年に向けて恐ろしい敵を作ってしまったやも知れませんね(笑)。


間もなく列車の時間も来て、名残惜しいですが野生児さんともお別れになりました。
3戦も出来るとは思っていなかったので、非常に楽しかったですね。
観光も含めて廣島を楽しんで頂けたのなら嬉しいです。
野生児さん、ありがとうございました!
来年もお待ちしております(笑)。


大会を終えて

そういうワケで、第3回レポートをお届けしました。
このレポートまで書き終えて、僕にとっての福山大会が終了しますので(笑)、
肩の荷が下りた気分です。

今回は、過去最大規模の参加者という事で、大変な盛り上がりだったと思います。
毎回思いますが、昔と違って、やろうと思えばどこでもPPを楽しめる環境になってきている状況下で、
敢えて連休を潰して遠方の地まで皆様にいらして頂ける事に、感謝の気持ちでいっぱいです。

逆に、廣島だけでなく、東京、大阪、福岡、北海道など、
全国各地で本格的にPPが遊ばれてきている状況ですから、
他地方のライバル達と戦ってみたいという需要も生まれてきているんでしょうかね。

最初は、3回目まで行う何てことは全く予想だにしていなかった事ですが、
しばらくはこういう感じで続くと思いますので、最も大規模かつ過酷なPPゲー大会(笑)として、
定着していければと思っています。
今年ジャーニーマンリーグで始められた皆様も、アーミーを増強して是非参加して頂ければ嬉しいですね。

宴会のところでも書きましたが、来年度は50Pに戻し、2ロスターという事になるみたいです。
差し替え用の予備兵力、いわゆるサイドボードが採用されるかもという話ですが、
細かい部分は、まぁ詰めたら発表いたします。

僕はといえば、今回も入賞できて非常に嬉しかったです。
20名中3位!上出来じゃないですか。このトロフィーや賞状自体は、
どこのSR大会でも申請すれば入手できるものですが、
僕にとって、この過酷な福山大会で手に入れたものだということが非常に大きな意味を持っているのです。
銀と銅は集まったので、そろそろ、もう1つの色も欲しいところですね(笑)。

去年のレポートの最後では、来年はスコーンはお休みするかもと言いつつスコーンを使ったのですが、
流石に長く使いすぎた感がありますので、来年こそは僕が最初にPPを始めた時からの相棒、
ケイドアで挑みたい!なーと考えています。
去年も今年も、当然いて然るべきケイドアプレイヤーが1人もいなかったというのも1つの理由ですが。

そういうワケで、参加者の皆様、僕と対戦して頂いた皆様、
そして、主催者のエリックさんとスタッフのレイチェルさん、
お疲れ様でした。ありがとうございます。
来年も頑張っていきましょう!



PP最高!Paint or Die!


第4回スチームローラーで会いましょう!

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